【完結】自分のことを覚えていなかった幼馴染をそれでも一途に愛し続ける

ゴールデンフィッシュメダル

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マーサが迎えに来て自室に戻った。
妙に頭が冴えていて眠れなかった。
結局、スーザンの言葉はサミュエルには何も届かなかった。

翌日も雪は続いた。スーザンは何をする気力もわかず、ベッドでゴロゴロしていた。マーサが気遣って食事を部屋に運んでくれた。

「奥様、何か食べないとお身体にさわります。せめて何か一口でもお食べください」

マーサがじっとスーザンを見つめる。

「出て行って」

スーザンは心ない言葉をマーサに投げつける。
マーサは本当にスーザンのことを心配している様子で言った。

「奥様が一口食べるまではマーサはずっとこちらにおります」

その様子を見てマーサの真剣さが伝わってきた。

「私は幸せね。あなたにこんなに心配してもらえるなんて。ええ、分かったわ。一口食べます」

スープを一口、口に運んだ。

「美味しい」

こんなにどうしようもない時でもお腹が空くのかと思うとなんだかおかしかった。結局スーザンはご飯をほとんど食べた。お腹がいっぱいになると少し前向きな気分になれた気がした。





雪が上がり活動できるようになるとサミュエルの行動は早かった。
すぐに弁護士を雇い、離縁の手続きを始めた。二人が家で顔を合わせることはなく、全ての手続きは弁護士をあいだに入れて行われることになった。

サミュエルは3月末の社交シーズンの開始までに離縁しておきたいのだろう。

スーザンは離縁したあと、叔父にお世話になるものの、ある程度落ち着いたら自分で生計を立てていきたいと考えていた。

そんな時、新大陸で女性が初めて大学に入学したというニュースが新聞に掲載されているのを見つけた。
新大陸はこの国と違い、女性も男性同様社会進出していると聞く。ひとりで生計を立てていくにはもしかすると新大陸に渡るというのも良いかもしれないとふと思った。

それは考えれば考えるほど良い考えのように思えた。この国だと社交界に知り合いが多く、離縁のことをアレコレ探られるのも嫌だし、どこかでサミュエルに会うかもと考えてビクビクするのも、それに気を使って行動が制限されるのも嫌だった。
うっかり会ってしまってやっぱりサミュエルが好きだと言う結論になるのも、そのたびにサミュエルを忘れることができずに悶々とする羽目になるのも避けたかった。

そしてスーザンは新大陸で暮らすために何をすべきかを考えた。

新大陸への船は冬の間はあまり出港しない。大型船は5月に出港する。
まずはそのチケットを手に入れなければならない。
そして新大陸で生活するための家を買わなくてはいけないがスーザンにあてはなかった。
ただ、離縁の慰謝料としてサミュエルにどうにかしてもらえるかもしれないと考えた。

弁護士からは慰謝料としてキースの別荘を渡すと言われていたが、それを断り出来れば新大陸一の都会であるニューユーリに家を用意して欲しいと伝えた。
ひとりで暮らすので狭い家で構わないと言っておいた。

それから数日後、スーザンが部屋で夕食を食べ終えた頃にサミュエルが寝室に入ってきた。

サミュエルの部屋の寝室とスーザンの部屋の寝室は間にドアがあり行き来できるようになっている。
今まで使ったのは初夜の時の話し合いのための1回だけでほとんど開かずのドアになっているため、その扉が開いた時にはスーザンはとても驚いた。

しかし、サミュエルの様子を見て納得した。サミュエルは相当酔っ払っていて立っているのもやっとのようだった。寝室で飲んでいて開くドアを間違えたんだろうと思った。

気怠そうに扉にもたれかかるサミュエルはとても色っぽかった。

「サミュエル様、大丈夫ですか?」

少し離れたところから声をかけるがサミュエルは理解できていないようだった。もう少し近づいて声をかけるとサミュエルに力強く腕をつかまれた。

そして、スーザンを引き寄せると反対の手でスーザンの頬を撫でた。

「この目だ。この目が俺を狂わせるんだ」

「サミュエル様っ」

「それに、この口も」

そう言いながらサミュエルは手でスーザンの下唇を撫でた。

「なぜいつもこんなに誘うような色をしているんだ」

サミュエルの眼はお酒の為かいつもよりギラギラしていた。サマンサのことが好きで好きでたまらなかった頃の眼とおなじ色だ。

サミュエルの唇がそっとスーザンの唇に重なった。結婚式の時にも唇と唇はあわせなかった。サミュエルの少し肉厚な唇は柔らかく、とても、懐かしい感触だった。

そのまま、サミュエルは角度を変えもう一度キスをした。サミュエルの舌がスーザンの口の中に入ってくる。ウィスキーの臭いがかなりしていてそれだけで酔ってしまいそうだった。

サミュエルの舌の動きがかなり不埒になってくる。サミュエルは胸を揉みしだきはじめた。

スーザンはされるがままにしていた。
スーザンが抵抗しないのを見てとるとサミュエルはスーザンを抱き上げサミュエルの部屋のベッドに連れ込んだ。

そして、スーザンを組み敷くと夜着の下に手を滑らせ肌に直接触れた。


スーザンは信じられなかった。
サミュエルとこういう関係になることはもうないと思っていたからだ。
酔っ払ってサミュエルは覚えていないかもしれない。でも自分にとって最後の思い出にしようと思った。

今だけはサミュエルを好きでいても許されるだろうか。

サミュエルはスーザンの秘部に手を滑らすと再び深いキスをしながら秘豆をやわやわと揉んだ。割れ目が潤ってきたのが分かると中に指を滑り込ませた。

そして、スーザンの良いところを探すように中でさすさすと動いた。

その動きはスーザンには早急に思えた。スーザンはジェレミーとしか経験がなくジェレミーはもっと時間をかけてくれていたような気がする。

しかし、サミュエルとキスをしてサミュエルの指が中に入ってきていると考えるとそれだけで下半身はグショグショだった。

「あっ」

サミュエルがスーザンの良いところを探り当てるとサミュエルは満足したような顔をした。そこばかりさすさすと触れてくる。
スーザンは高められ腰が自然と浮いてきて秘部を突き出すようないやらしい体制になってしまう。

サミュエルはスーザンの良いところを手で穿ちながらもう片方の手で器用にパンツを脱がせた。

そしてスーザンから一瞬手を離すとカチャカチャとズボンの前をくつろげパンツを下げた。

2人とも服を着ている状態だったが下半身だけは準備万端だった。サミュエルはスーザンの足を広げ膝の後ろから手を入れて身体の方に折るように押し倒すと一気にスーザンを貫いた。

かなり痛かった。5年ぶりだったからかもしれないし、ほぐしが足りなかったからかもしれない。サミュエルのそれがジェレミーより一回り大きかったかもしれない。

それでもサミュエルはお構いしにガツガツと突いてくる。

突かれているうちに中が徐々に気持ちよくなってきた。その様子を見たからかサミュエルがさらに動きを早めた。

一度目のそれはかなり動物的で荒々しかった。
サミュエルは中で果てた。

一瞬目が合い、スーザンはサミュエルの目の中に劣情の炎がまだまだ燃えたぎっているのをみた。顔が近づいてきて唇同士が重なると瞳は見えなくなった。先ほどまでとは打って変わってキスは優しかった。

優しいキスが終わるとサミュエルはスーザンの中からモノを引き抜き、スーザンの夜着をやっと脱がせると自分も裸になった。

そうしてスーザンをうつ伏せにして腰を上げさせると再び貫いた。
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