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第三話
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「うわぁ!!!」零司は飛び起きると莉帆を見て頭を抱えた。
(俺昨日・・一人で布団入ったよな・・・?いや、俺が女の子をベッドに連れ込むなんてするはず・・・。)
「ん~・・・零司さんおはよぉ・・ふぁ~・・」莉帆が体を起こして零司の腰に抱きついた。
「莉帆ちゃん!!!?ちょ、離れて・・なにしてんの俺のベッドで!!」
零司は取り乱しながらも莉帆を引き剥がした。
「なにって、零司さん起こしに来たらいきなり零司さんの布団に入れられてー、腕の中に引き込まれて。悪い気はしなかったから私もついでに寝ちゃったみたいな?」 「寝ちゃったって・・!つーか俺がそんなこと・・・。」
莉帆は悪戯っぽい笑顔を浮かべて笑った。
「零司さん強引で思わずキュンキュンしちゃった。えへへ♪」
「えへへじゃない!!とにかく俺は何もしてない!はい、分かったら朝飯食うからリビング戻って!」 莉帆をリビングへ促した後、自室で深くため息をつくと莉帆の待つリビングへ戻った。
「ていうか、零司さんちって広いよねー。高校生が一人で借りた部屋にしては家賃とか高そうだし。」
「俺んちは元々母親が探した部屋なの。家賃も親と折半。俺は月生活費から出せる分の家賃だけ出す約束になってるんだ。まぁ立派に働けるようになったら返す予定で、「借りてる」状態。」
「へー、私の生活費とか大丈夫?」 「大丈夫じゃないって言ったらお母様のとこ戻ってくれる?」「・・・」零司はクスクス笑いながら莉帆の頭に手を置いた。
「生活費の事は莉帆ちゃんが気にしなくていいから。ちゃんと菊矢と話し合う覚悟できたら俺にいつでも言って。それまではまぁ・・俺の出来る範囲でサポートするから。」 「零司さん・・」
莉帆は今まで以上に強く零司を抱きしめた。零司は戸惑いながらも莉帆を受け入れたが、莉帆が静かに泣いているのも察していた。頭を撫でたあと、莉帆を離すと零司は微笑みかけて朝食を食べさせた。
「俺、これから菊矢と出掛けるけど家いてくれる?」
「あ、うん・・居たいんだけど私、服とか替えがないから買いたくて。お金は一応友達のお母さんに貰った分で買うから大丈夫。すぐ帰ってくるんだけど、行ってもいい?」
「あー・・うん。いいけど、じゃあこれ持ってて。」
零司は莉帆に合鍵を手渡した。
「鍵、持ってていいの?他に大切な人とか・・。」 「いないよそんなの。とりあえず今守らないといけないのは莉帆ちゃんの安全と命。家の前で待っててもらうなんてこんな時期に無理だし、変な人に絡まれたら大変じゃん。だから帰ったらこれで家入って。分かった?」 莉帆は素直に頷いた。
「じゃあ、俺支度したらすぐ出るから出るときだけは一緒に出ようか。」
「うん。」二人は支度を済ますと、家を出て零司が鍵をかけた。
「じゃあ・・いってらっしゃい。」莉帆は早足で歩きながらも見送る零司の方を向いて手を大きく振った。安全に帰ってくるように、それだけを願って零司は莉帆を見送った。待ち合わせ場所に行くと菊矢に急かされアニメフェスに向かった。
夜、8時を廻った頃零司は帰宅した。部屋には灯りがついており莉帆の帰宅を意味する灯りを見て零司は安堵のため息を漏らした。
「ただいま。」鍵を閉めて部屋の方を振り返ると、莉帆ともう一人の人物がリビングで揉み合っていた。
(俺昨日・・一人で布団入ったよな・・・?いや、俺が女の子をベッドに連れ込むなんてするはず・・・。)
「ん~・・・零司さんおはよぉ・・ふぁ~・・」莉帆が体を起こして零司の腰に抱きついた。
「莉帆ちゃん!!!?ちょ、離れて・・なにしてんの俺のベッドで!!」
零司は取り乱しながらも莉帆を引き剥がした。
「なにって、零司さん起こしに来たらいきなり零司さんの布団に入れられてー、腕の中に引き込まれて。悪い気はしなかったから私もついでに寝ちゃったみたいな?」 「寝ちゃったって・・!つーか俺がそんなこと・・・。」
莉帆は悪戯っぽい笑顔を浮かべて笑った。
「零司さん強引で思わずキュンキュンしちゃった。えへへ♪」
「えへへじゃない!!とにかく俺は何もしてない!はい、分かったら朝飯食うからリビング戻って!」 莉帆をリビングへ促した後、自室で深くため息をつくと莉帆の待つリビングへ戻った。
「ていうか、零司さんちって広いよねー。高校生が一人で借りた部屋にしては家賃とか高そうだし。」
「俺んちは元々母親が探した部屋なの。家賃も親と折半。俺は月生活費から出せる分の家賃だけ出す約束になってるんだ。まぁ立派に働けるようになったら返す予定で、「借りてる」状態。」
「へー、私の生活費とか大丈夫?」 「大丈夫じゃないって言ったらお母様のとこ戻ってくれる?」「・・・」零司はクスクス笑いながら莉帆の頭に手を置いた。
「生活費の事は莉帆ちゃんが気にしなくていいから。ちゃんと菊矢と話し合う覚悟できたら俺にいつでも言って。それまではまぁ・・俺の出来る範囲でサポートするから。」 「零司さん・・」
莉帆は今まで以上に強く零司を抱きしめた。零司は戸惑いながらも莉帆を受け入れたが、莉帆が静かに泣いているのも察していた。頭を撫でたあと、莉帆を離すと零司は微笑みかけて朝食を食べさせた。
「俺、これから菊矢と出掛けるけど家いてくれる?」
「あ、うん・・居たいんだけど私、服とか替えがないから買いたくて。お金は一応友達のお母さんに貰った分で買うから大丈夫。すぐ帰ってくるんだけど、行ってもいい?」
「あー・・うん。いいけど、じゃあこれ持ってて。」
零司は莉帆に合鍵を手渡した。
「鍵、持ってていいの?他に大切な人とか・・。」 「いないよそんなの。とりあえず今守らないといけないのは莉帆ちゃんの安全と命。家の前で待っててもらうなんてこんな時期に無理だし、変な人に絡まれたら大変じゃん。だから帰ったらこれで家入って。分かった?」 莉帆は素直に頷いた。
「じゃあ、俺支度したらすぐ出るから出るときだけは一緒に出ようか。」
「うん。」二人は支度を済ますと、家を出て零司が鍵をかけた。
「じゃあ・・いってらっしゃい。」莉帆は早足で歩きながらも見送る零司の方を向いて手を大きく振った。安全に帰ってくるように、それだけを願って零司は莉帆を見送った。待ち合わせ場所に行くと菊矢に急かされアニメフェスに向かった。
夜、8時を廻った頃零司は帰宅した。部屋には灯りがついており莉帆の帰宅を意味する灯りを見て零司は安堵のため息を漏らした。
「ただいま。」鍵を閉めて部屋の方を振り返ると、莉帆ともう一人の人物がリビングで揉み合っていた。
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