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第3章
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「……はぁっ、はぁっ、は、——っぅんん……っ」
ほんの少し引っかかる感覚を残しながら、ぬぷっと舌が抜けていった。その瞬間、背筋がまたぶるっと震える。舌が埋め込まれていたところがぽっかりと開いたようになって、蜜口が涎を垂らしながら名残惜しそうにヒクヒクと動く。
私の体の上を這うようにして、ユウマくんがようやく顔を出した。「……あっつ……」と呟いて、体を起こしながらタオルケットを剥ぐ。額は汗まみれで、濡れて束になった前髪を後ろへ掻き分けると、私を見下ろして目を細めた。
「ほんとに弱いねぇ、ここ。触って欲しそうにでかくなるくせに5分も我慢できないの」
片足を持ち上げて、今さっきこねくり回されたところを今度は中指が薬指が優しく撫でて、その下のぬかるんだ秘所に入っていった。
ぬちゅっ、と音を立てて根元まで差し込むと、少し引き抜いてクリトリスの裏側のへこんだところにとどまる。次に何をされるかがわかって慌ててユウマくんの手首に触れた。
「あっ、ダメ、それ以上したらベッド汚しちゃうから」
「いいよ。ダメになったら今度はシングルじゃないもう少し大きいの買う」
「え……」
そんな未来の話を急にされるとは思わなくてびっくりしていると、目を細めたユウマくんの顔が近づいてきた。
「——んっ」
唇を軽くついばんでから舌でこじ開けようとしてくるのを受け入れる。
ダメだと言いながら手を離してしまった。膣内に潜る指が関節を曲げてざらついた箇所をぐちゅぐちゅと抉る。
「んんっ、ん——……っ、ぷぁっ、やぁっ……」
顔を横に振って唇を無理やり離す。拒否された舌はそのまま頬を掠めて耳孔に差し込まれた。ぞくっ…と全身に鳥肌が立って気の抜けた声が漏れる。
「あ……、あぁ……っ」
所在なく彷徨っていた手がぬるりとした熱いものに触れた。
ユウマくんの肩がビクッと跳ねて、指も舌も止まった。
「……なに」
舌を引っ込めたユウマくんが低い声を出す。
私はそれに答えず、かたちを確かめるように粘液のついた指先をもっと下へ伸ばした。その熱いモノの全長を手のひらで包む。「なんだよ」ともう一度ユウマくんが言った。
「ここ、大きくなってるから……」
「……なるでしょ、そりゃ」
呆れたような笑い声を聞きながら、硬い陰茎を包んだ手を滑らせる。手のひらにぬるぬるのカウパーが擦れて、指先が触れている竿の部分がビクビクと手から逃れるように跳ねた。
「……っ」
息を呑んだユウマくんが誤魔化すように私の耳元に擦り寄る。ユウマくんがビクビクするたびに手のひらのぬるぬるが増して、潤滑剤のようになって動かしやすくなる。
「……ユウマくん、気持ちいい?」
くちゅくちゅと手の中で私みたいな音を出して息を殺しているユウマくんが、「うん」か「ううん」かわからない呻き声をあげた。
あれだけ威勢の良かった態度が崩れて、膣内を弄っていた指も大人しくなる。
可愛い。だけど言ったらきっと嫌な顔をされるんだろう。
「ユウマくん」
名前を呼んで、耳元にくっついているユウマくんに今度は私が首を傾げて擦り寄った。
噛み殺した小さな苦笑が聞こえて、膣内の指が抜ける。その手で手首を掴まれて無理やり剥がされる。
「……あーもう、ねえ、ほんとにやめて、出そうになるから……」
「出してもいいよ。さっきいっぱいしてもらったから」
「絶対やだよ」
笑いながら一蹴して、ユウマくんが勢いよく体を離した。
「今は俺が触ってたんだから」
片膝を大きく開かれて、また指が2本入ってくる。ぐるりと激しく掻き回されて一瞬腰が浮いた。
「あっ、待って、____っ」
ぐりぐりといたるところを掻き混ぜられて、息を止めながら腰をそらす。
「あ、ここだ」と嬉しそうな声が聞こえて、同じところをクチュクチュと小刻みに擦られる。あっさりと気持ちいいポイントを探し当てられてしまった。
「っ、ユウマくんっ、待っ、ぁっ、でちゃっ……」
「だから、出していいって」
「やだ、やだっ……」
ぶちゅぶちゅと空気を含んだ粘液の音がだんだんと水面を叩くようなものに変わっていく。
ふと下腹部の力が緩んだ瞬間に本当に漏らしてしまいそうになる。その感覚が嫌でぐうっと腰をそらした。
「逃げ過ぎ。そんなに嫌なんだ、この前はいっぱい出したのに」
頭がぼんやりと霞がかって、ユウマくんの声が遠いところから聞こえる。
「やっ————」
短い悲鳴をあげた後、ぷしゃっと飛沫が上がってシーツの上にパタパタと落ちた。腰から下が溶けたみたいに、指を締め付けているはずの膣内の感覚が無くなった。指の動きに合わせて断続的に吐き出される飛沫がシーツに吸い込まれて、シミを大きく広げて冷たくなっていく。
指を抜かれて、最後の飛沫が勢いよく噴き出る。
「みないでっ……」
こんな場面はもう何度も見せてきたのに、今の方が泣きたくなるくらい恥ずかしかった。7年ぶりに再会したこの前よりもずっと。
きっと、ユウマくんとの関係が「セフレ」じゃなくなったからだ。ずっと好きだったってことを知られたから。好きな人にはこんな姿、見られたくない。
諦めて投げやりになっていた前と今じゃ、もう手遅れなのはわかってるのに、今さら可愛く映りたいなんて見栄を張ってしまう。
ほんの少し引っかかる感覚を残しながら、ぬぷっと舌が抜けていった。その瞬間、背筋がまたぶるっと震える。舌が埋め込まれていたところがぽっかりと開いたようになって、蜜口が涎を垂らしながら名残惜しそうにヒクヒクと動く。
私の体の上を這うようにして、ユウマくんがようやく顔を出した。「……あっつ……」と呟いて、体を起こしながらタオルケットを剥ぐ。額は汗まみれで、濡れて束になった前髪を後ろへ掻き分けると、私を見下ろして目を細めた。
「ほんとに弱いねぇ、ここ。触って欲しそうにでかくなるくせに5分も我慢できないの」
片足を持ち上げて、今さっきこねくり回されたところを今度は中指が薬指が優しく撫でて、その下のぬかるんだ秘所に入っていった。
ぬちゅっ、と音を立てて根元まで差し込むと、少し引き抜いてクリトリスの裏側のへこんだところにとどまる。次に何をされるかがわかって慌ててユウマくんの手首に触れた。
「あっ、ダメ、それ以上したらベッド汚しちゃうから」
「いいよ。ダメになったら今度はシングルじゃないもう少し大きいの買う」
「え……」
そんな未来の話を急にされるとは思わなくてびっくりしていると、目を細めたユウマくんの顔が近づいてきた。
「——んっ」
唇を軽くついばんでから舌でこじ開けようとしてくるのを受け入れる。
ダメだと言いながら手を離してしまった。膣内に潜る指が関節を曲げてざらついた箇所をぐちゅぐちゅと抉る。
「んんっ、ん——……っ、ぷぁっ、やぁっ……」
顔を横に振って唇を無理やり離す。拒否された舌はそのまま頬を掠めて耳孔に差し込まれた。ぞくっ…と全身に鳥肌が立って気の抜けた声が漏れる。
「あ……、あぁ……っ」
所在なく彷徨っていた手がぬるりとした熱いものに触れた。
ユウマくんの肩がビクッと跳ねて、指も舌も止まった。
「……なに」
舌を引っ込めたユウマくんが低い声を出す。
私はそれに答えず、かたちを確かめるように粘液のついた指先をもっと下へ伸ばした。その熱いモノの全長を手のひらで包む。「なんだよ」ともう一度ユウマくんが言った。
「ここ、大きくなってるから……」
「……なるでしょ、そりゃ」
呆れたような笑い声を聞きながら、硬い陰茎を包んだ手を滑らせる。手のひらにぬるぬるのカウパーが擦れて、指先が触れている竿の部分がビクビクと手から逃れるように跳ねた。
「……っ」
息を呑んだユウマくんが誤魔化すように私の耳元に擦り寄る。ユウマくんがビクビクするたびに手のひらのぬるぬるが増して、潤滑剤のようになって動かしやすくなる。
「……ユウマくん、気持ちいい?」
くちゅくちゅと手の中で私みたいな音を出して息を殺しているユウマくんが、「うん」か「ううん」かわからない呻き声をあげた。
あれだけ威勢の良かった態度が崩れて、膣内を弄っていた指も大人しくなる。
可愛い。だけど言ったらきっと嫌な顔をされるんだろう。
「ユウマくん」
名前を呼んで、耳元にくっついているユウマくんに今度は私が首を傾げて擦り寄った。
噛み殺した小さな苦笑が聞こえて、膣内の指が抜ける。その手で手首を掴まれて無理やり剥がされる。
「……あーもう、ねえ、ほんとにやめて、出そうになるから……」
「出してもいいよ。さっきいっぱいしてもらったから」
「絶対やだよ」
笑いながら一蹴して、ユウマくんが勢いよく体を離した。
「今は俺が触ってたんだから」
片膝を大きく開かれて、また指が2本入ってくる。ぐるりと激しく掻き回されて一瞬腰が浮いた。
「あっ、待って、____っ」
ぐりぐりといたるところを掻き混ぜられて、息を止めながら腰をそらす。
「あ、ここだ」と嬉しそうな声が聞こえて、同じところをクチュクチュと小刻みに擦られる。あっさりと気持ちいいポイントを探し当てられてしまった。
「っ、ユウマくんっ、待っ、ぁっ、でちゃっ……」
「だから、出していいって」
「やだ、やだっ……」
ぶちゅぶちゅと空気を含んだ粘液の音がだんだんと水面を叩くようなものに変わっていく。
ふと下腹部の力が緩んだ瞬間に本当に漏らしてしまいそうになる。その感覚が嫌でぐうっと腰をそらした。
「逃げ過ぎ。そんなに嫌なんだ、この前はいっぱい出したのに」
頭がぼんやりと霞がかって、ユウマくんの声が遠いところから聞こえる。
「やっ————」
短い悲鳴をあげた後、ぷしゃっと飛沫が上がってシーツの上にパタパタと落ちた。腰から下が溶けたみたいに、指を締め付けているはずの膣内の感覚が無くなった。指の動きに合わせて断続的に吐き出される飛沫がシーツに吸い込まれて、シミを大きく広げて冷たくなっていく。
指を抜かれて、最後の飛沫が勢いよく噴き出る。
「みないでっ……」
こんな場面はもう何度も見せてきたのに、今の方が泣きたくなるくらい恥ずかしかった。7年ぶりに再会したこの前よりもずっと。
きっと、ユウマくんとの関係が「セフレ」じゃなくなったからだ。ずっと好きだったってことを知られたから。好きな人にはこんな姿、見られたくない。
諦めて投げやりになっていた前と今じゃ、もう手遅れなのはわかってるのに、今さら可愛く映りたいなんて見栄を張ってしまう。
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