【R18】私が後輩のセフレに沼ってから別れるまでのお話。

志貴野ハル

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第3章

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「——ん、ゃ、……?」

(なんか、お尻くすぐったい)

「ぁ、ユウマくん?」

 目を開けてうつぶせだった下半身の違和感に体をひねると、ちょうどお尻の辺りにユウマくんの頭があって跪くような格好になっていた。
(——え、私、下履いてない。なんで)
 酔っ払った頭では、この状況の処理が追いつかない。

「あぁ、起きちゃった」
「な、に、……なに、して」
「ん? セックス」

 剝き出しの双丘に、ちゅっと唇が吸いついた。驚いている暇もなく、生暖かい舌がぺろりと這う。

「あっ……」

 ちゅ、ちゅ、と何度も唇を押し付けられて、くすぐったいんだけど、変な感じもする。

「ん、ふぅ、……っ」

 テレビの消えた無音の部屋は明かりがついていて明るいままだった。寝ている間に脱がされてジロジロ見られていたかと思うと恥ずかしい。
 枕に顔を押し付けて、声が漏れないように耐える。ユウマくんの舌は固定されたお尻の膨らみばかり這い回って、一番触って欲しいところに触れてくれない。
 もどかしくて、頭がくらくらする。

「ふぅ、あっ、ん……ゆ、ぅまくん……」
「あー、ダメだわ。ごめん、お尻上げて」
「はぇ、——ぁっ」

 ぐいっとお尻を割り広げられて、硬い先端がにちにちと蜜壺の入り口を擦る。

「あ、あ、……ま、って」

 声をあげて体を起こそうとすると、動きを封じるようにユウマくんの体が覆い被ってきた。ぐにゅにゅ、と太くて熱いものがゆっくりと奥まではいってくる。

「んぁ、……ふ、……ぅうっ」

 ほぐれていないところを無理やりこじ開けられる感覚に、身体中がゾクゾクと震える。あっという間に熱いペニスがみっちりとおさまってお腹の奥までいっぱいになると、今度は中の肉壁を引っ張られるように、ずるる、と熱いものが半分くらいまで引き抜かれた。ビリビリと背骨が痺れて力が抜けていく。

「はぁ、っ、ぁあ……っ」
「や、ば……、今日早いかも……。ずっと我慢してたから」

 ユウマくんが私の横のシーツに両手をついて、ぬちゅ、ぬちゅ、とゆったりとしたスピードで馴染ませるように突いてくる。膣内の気持ちいいところが擦れるたびに愛液がとぷとぷと滲み出てきて、前戯なんてほとんどしてないのに、体が深く受け入れる準備をし出す。

「ナカ、濡れてきたね。くちゅくちゅって、えろい音してる」
「んんぅっ、んー……っ」

 うつ伏せのまま唇を噛み締めて、息を吸い込む。ユウマくんの匂いがする。なんで。ユウマくんのシャツだ。そのまま握りしめて寝てたんだ……。
 匂いの正体が頭の中で合致して、膣内がきゅんっとひくついた。それだけで反応するなんて、体がおかしくなってる……。
 一定のリズムで膣内の真ん中辺りをえぐっていたペニスが、ばちんと肉のぶつかる音を立てて奥に入り込んできた。

「——あっ」

 一番奥の子宮口に、ぐりぐりとねっとり押し付けられて、見開いた目の焦点がぶれて全身の産毛がぶわりと逆立つ。

「あっ、はぁ、——ぁ、ぁあ……っ」
「ほんとに奥ゆっくりされんの好きだね」

 腰を持ち上げられて、ぬちっぬちっと粘度の濃い体液の音が鼓膜を刺激する。
 気持ちいい、これ……。ユウマくんに教えてもらうまでこんなところに気持ちいいスイッチみたいなのがあるなんて知らなくて、そこをいっぱいぐりぐりされるとお腹の奥から力が抜けてくる感覚がする。

「ぁ、あ——」

 我慢できなくなった口がぽっかり開いて、喘ぎ声と一緒に涎がこぼれそうになる。

「ん、んっ、ふぅう……っ」

 押さえつけられている腰がぶるぶると震える。あと何回か突かれたら達してしまいそうだった。それなのに絶妙なタイミングで弱いところを避けられて、膣の入り口辺りまで引き抜かれてしまう。

「はぁ、は、ぁ、……っ」
「まだ、ダメ、イかないで……」

 背後から私の耳元に唇を寄せて、苦しそうな声と息を吐いてユウマくんが言った。

「——んぅうっ」

 歯を食いしばると、ぐぢゅっと音を立ててまたペニスが奥まで入ってくる。押し付けただけで動いてくれない。あと少しなのに。
 もどかしくて呼吸を荒くしていたら、Tシャツの隙間から手が入ってきてブラジャーのホックを外した。
 痛いぐらい立ち上がった胸の先端にブラジャーの生地が擦れて、ビリビリと痺れる。

「ん、はぁっ、……ぁんんっ」
「全部脱いで」

 服も下着も頭から引っ張られて剥ぎ取られてしまう。そのまま私の服をベッドの横によけるユウマくんの手が止まった。

「……なんで俺の服、持ってんの」
「っ、あ……」

「匂い嗅いでたの? うわぁ、はは、どうしようもない変態だね」

 くすくすと笑いながらユウマくんの体が背中に覆い被さってくる。重さと熱さで息が苦しくて、違うって言いたいのにうまく言葉が出てこない。

「はぁ、っ、は、ぁあ……っ」

 背後から耳のふちを舌で舐められながら、ゆったりと動く腰が、奥の気持ちいいところをごりゅごりゅと的確に擦り上げていく。体液と空気の混じる音と、耳をしゃぶる音が鼓膜をしつこく叩いて、身体中の力が抜けて蕩けた息が漏れでて、そのたびに子宮全体がきゅぅうっと締まったり緩んだりを繰り返す。

「ぁっ、あっ…、ん…、ふぅ……、っく……ぅ」

 ぬとぬとと白く濁った愛液を子宮口に塗りたくられて、目の前が白く明滅する。私が膣内をヒクヒクさせると、何も言わずにユウマくんの腰が引いていって、落ち着いたらまた奥をねっとりと叩く。たぶん甘イキくらいだったら何度もしてて、今も、頭がぼうっとするのが酔ってるからなのか、喘ぎすぎて酸欠になってるからなのか、よくわからない……。

「あー、またビクビクしてきてる……ダメだって」

 叱るように耳のふちを噛んで、ユウマくんの体が離れた。ちゅぷっと粘ついた音を立ててペニスが完全に抜けていく。

「ぁ、ユウマくん……っ」

 ぽっかりと空洞になった牝穴が物欲しそうに引くつく。振り返って上体を起こすと下腹部が疼いて、こぷっ、と空気ごと体液を溢れさせた。

「なに泣きそうになってんの」

 腕を引っ張って体が起こされる。
 向かい合ったユウマくんは笑いながらそのまま私を押し倒して、ドロドロと昂った蜜口に熱くて硬いままのペニスを突き入れた。後ろから貫かれるのと違った角度で一気に子宮口まで押しつぶされる。これ以上、意地悪してほしくなくて、密着する体にしがみついた。

「せんぱい、イキたいねえ」

 笑みを含ませた声で囁かれながらこちゅ、こちゅ、とお腹の奥をゆるく叩かれて、髪を撫でられる。
 しがみついたまま「イキたい」と何度も懇願する。だけどユウマくんは笑うばかりで激しく動いてくれない。

「……っ」

 ちゅる、と耳の骨に沿うようにユウマくんの熱い舌が這う。ちゅぷちゅぷと水音が鼓膜を叩いて、気の抜けた呼吸が漏れる。

「せんぱい、顔上げて」
「……?」

 深く考えられなくなったまま、ユウマくんの首元に預けていた頭を上げる。見下ろされて目が合ったと思ったら、綺麗な顔が近付いてきて視界が暗くなった。

「——んんっ、ふぅ、……ん、ちゅ、……は、っん、ん——」

 初めてキスをされて、頭の中が真っ白になる。
(ダメ、いく、いく……っ)
 舌を吸われながら、下腹部が上下に波打つ。
 膣内を埋め尽くすペニスをさらに強く締め付けて、子宮口が硬い先端を舐めしゃぶるようにきゅんきゅんと痙攣する。

「はっ——」

 唇を離してしがみつく。
 ゾクゾクとした快感が頭のてっぺんから足先まで走って、目の前がチカチカする。お腹も、不規則に上下するたびに膣内のものの熱さを感じ取ってびくびくが止まらない。

「せんぱい、イッた、ね……。すごい吸い付いてくる」
「んぁっ、あっ、ちがうの、ちがう……」
「違うの? じゃあもっとしなきゃ」

 私が何かを言う前に、ユウマくんの体が密着して硬いままのペニスがまた奥へ押し込まれた。
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