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第六十一話 飲み屋その三

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「わからない!」

「え!」

「そんなことを考えながら付き合ってなかったし、幸には悪いけど教えられない」

「・・・・・・そっか、ごめん」

「でも、これだけは言える」

「何?」

「幸もそんなこと考えない方がいいってこと」

「え⁉なんで?」

「だって、幸がそんなこと考えながら付き合ったら、逆に上手くいかなくなるから」

「でも・・・・・・今までに四人──」

「それはわかるよ!でも、幸はあたし以上に良いもの持ってるんだから、もっと自信を持って!」

「良いものって・・・・・・」

 幸は法子と自分の胸を見る。

「法子とそんな大差なかったと思うけど・・・・・・」

「違う!そこじゃない!」

「じゃあ、何なの?」






 
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