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幕間2
蜜の刻限―加賀美
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バレンタインデーの〈ハウス〉――恋人との甘いひとときをこの建物で堪能する者はどのくらいいるだろうか。
今のこの時間も、そんなものであればよかったのだが。
ひそかにそう思いながら、加賀美光央は隣にしどけなく横たわる男を呼ぶ。
「ゼロ」
シーツの上にぐったりと横たわった相手はうっすらと目をあけた。〈ハウス〉での通り名はゼロ。まだ数回しか会っていない彼と、今日この行為におよぶのは、加賀美が意図したことではなかった。
あのときもし拒絶されたなら、加賀美は彼のそばを離れて別の策を考えただろう。ヒートの最中のオメガはどんなアルファも拒まない、というのは厳密には嘘だ。しかしゼロは拒まなかった。
一度抱いたあとに思ったところで、何の意味もないことだが。
とはいえ、いつもならヒートでみさかいなくなったオメガを抱くのは加賀美の美学に反することだった。だがこの相手には独特の、加賀美をひきつけてやまない何かがあった。
名前のままの無垢な空気をまとっているにもかかわらず、今の相手の眸には欲望が影をおとしている。本人にとっても予期していなかったにちがいない、激しい欲望だ。その肢体からはアルファを誘う甘い香りが濃厚にたち、加賀美の雄はするどく反応する。
ヒートはまだ終わっていなかった。室内は淫靡な誘惑にあふれかえっている。
「大丈夫?」
加賀美はぼうっとした目つきでうなずく相手を抱き寄せ、腰に手を回す。背骨にそってすうっとなぞっていくと、感じやすい体はぴくりと震える。ひらきかけた唇がはっとしたように引き締められた。
この唇はさっき、加賀美ではない誰かの名前を呼んでいた。
突然ヒートがはじまった、とゼロはいったが、何らかのきっかけがあったに違いない。今日の〈ハウス〉はいつもよりも人が多い。ショックを受けること――人――に会ったのか。どうなのか。
「シャワーを浴びたい?」
加賀美はそっとたずねた。激しい情交で汚れたシーツは剥がして床に投げ出されているが、体はおたがいの体液で濡れている。
「おいで。洗おう」
相手はうなずいて体を起こす。自分がおかれた状況に途惑っているような、無防備な仕草だった。加賀美が先に立ち、浴室のドアをあけると、だるそうな足取りで自分のあとをついてくる。
「事情を聞いた方がいい?」
自分の声が天井に反響する。抱かれている間に他の名を呼ぶ男の事情など、聞いたところで何になるというのか。重々わかっていたにもかかわらず、こぼれてしまった問いだった。
「何もないんです」
相手はうなだれてそうつぶやき、自分でシャワーの栓をひねった。すぐにもうもうと湯気がたち、首筋から胸、腰、足首と熱い湯が流れ落ちていく。そのまま半分目を閉じた様子は、すぐそばにいる加賀美を忘れてしまったかのようだ。
誰のことを考えているのか。思い出しているのか。
加賀美が肩に触れると相手はハッと体をふるわせた。
「何もない、ね。そう?」
ささやきながら、加賀美は相手の肩から脇腹へ手のひらを這わせる。シャワーの音だけが浴室に響き、加賀美の指の動きに耐えられないように相手はそっと首をふる。
「洗ってあげるよ。壁の方を向いて」加賀美はさらにささやく。
「自分で洗えます」
かすかに震える声は拒絶には聞こえない。
「無理だな。まだおさまってないだろう?」
加賀美は相手の耳たぶに唇で触れた。顎をそっとつかみ、腰に腕をまわしてひきよせる。泡をたてたスポンジをとると、背中を抱くようにしながらそっと相手の体をなぞりはじめる。密着したおのれの猛りを相手の股におしつけ、さらなる欲望をあおった。
「っ……」
胸のあたりで荒い息がこぼれた。加賀美は両手で愛撫しながら相手のひたいに唇をおしつけ、尻のあいだを指でそっと割る。その部分は流れおちる湯ではなく、内側からあふれだす泉で濡れそぼっている。襞のあいだに指を入れ、奥の感じやすい場所を愛撫する。膝がふるえて辛そうだが、まだ許すことはできない。相手の背中を壁におしつけ、唇を重ね、舌で口を犯しながら尻のあいだをまさぐりつづける。
「んっ、はぁっ、あ……」
ヒートの最中のオメガは欲望に忠実で、アルファの加賀美の意のままになる。尻をこちらに突き出させ、壁に両手をつかせる。震えながら雄を待つ後口に猛ける楔を突き立てると、シャワーの水音にまじって甘い声があふれる。
「ああっ……あんっ、あ、あ――」
「ゼロ……いいよ……ああ、なんて匂いだ」
「かがみさ……あ――」
何度も果てていてもなお、ヒートが終わらないオメガの体は加賀美の楔を受けとめ、快楽を呼びおこす。だからといって自分の欲望だけを満足させるような抱き方は加賀美の好みではない。シャワーからベッドへ連れ戻したあとも、全身を舐め、正面から貫き、相手の喉がかれるほど甘い嬌声をあげさせる。
「あんっ、あっ、ああああんっ」
「ゼロ……素敵だ、きみは……」
ささやいたとたん、相手の肩がぴくりと緊張した。
ぎゅっと閉じていた目がひらき、そのなかに思いがけない表情を加賀美は認めた。
後悔か? 罪悪感?
抱かれるのではなかった、と思っている?
喘ぎをもらす口のなかに指を差し入れると、相手は目を閉じ、夢中でしゃぶりはじめた。一瞬ちらりと見せた表情は消えて、加賀美に揺さぶられるまま、ひたすら快楽をむさぼっている。
ゼロ。きみはいま、誰のことを想っている?
シーツにくるまって眠っていると、ゼロはもっと幼くみえた。
細い、オメガにしてはやや骨ばった体から漂う蠱惑的な香り――ヒート特有の匂い――は薄くなったが、まだ消えてはいない。疲れて眠りにおちたせいか、まぶたの下にはあわい隈が浮かんでいた。
セックスに慣れていないのがあきらかな堅い体だった。抱いてしまって大丈夫だったのかと一瞬疑ったくらいだ。若く見えるが未成年のはずはない。いまどきのオメガはヒートの欲望を我慢する必要などないのに、どうしてこうなのか。
しかしその慣れない体と声が欲望に濡れながら自分に差し出されるさまは、たまらなく魅力的だった。たとえ絶頂のさなかに他の男の名前を呼んだとしても――自分に抱かれながら、他の誰かを想っていたとしても。
欲しい、と思った。
加賀美にとってはひさしく感じなかった所有欲だった。セックスや享楽や、アルファに求められることに慣れたオメガのなかで、ゼロのためらいがちな態度は新鮮だったが、抱いてみるとそれ以上だった。
眠る相手のとじたまぶたにかかる髪を指先でわける。ひたいから鼻梁、顎にかけての繊細な顔立ちは仮面で隠さないほうが好ましい。目覚めているときはつねにどこか緊張した様子があるが、眠っている顔は無防備だ。加賀美はそのまぶたがあがり、眸がふたたび欲望に濡れるさまを想像する。自分の股間が堅くなるのを感じ、思わず苦笑をもらした。
シーツにくるまったまま、相手が加賀美の方へと寝返りを打った。加賀美はシーツの下にそっとすべりこみ、肩を抱いて自分の胸にひきよせる。傷ひとつないなめらかなうなじに唇をおしあてる。腕の中の体がぶるっと震えた。
この体はまだ、誰のものでもないのだ。
心はすでに誰かに盗まれているのかもしれないが。
加賀美は眠る相手の顎をとらえてそっとキスをする。眠っているのに無意識にこたえてくる唇がいとしかった。
こんな夜がこの先もあれば、と思った。この情交が事故のようなものだとしても、ここで終わらせるのは惜しいだろう。一夜限りの相手を拾うことを、加賀美はずっと前にやめていた。
「ゼロ、か」とつぶやく。
調べれば彼が何者かわかるにちがいない。加賀美家も名族のはしくれだ。
しかし先回りするような真似はしたくなかった。この年齢になれば、自然に誰かを好ましく思い、さらに欲しいと思うことがどれだけ稀なことかくらいは承知している。
今はこの感情を他の情報で曇らせないまま、宝物のようにとっておきたい。
――このときの加賀美の思惑に反して、「ゼロ」の秘密が明らかになるまで、あまり時間はかからなかった。
今のこの時間も、そんなものであればよかったのだが。
ひそかにそう思いながら、加賀美光央は隣にしどけなく横たわる男を呼ぶ。
「ゼロ」
シーツの上にぐったりと横たわった相手はうっすらと目をあけた。〈ハウス〉での通り名はゼロ。まだ数回しか会っていない彼と、今日この行為におよぶのは、加賀美が意図したことではなかった。
あのときもし拒絶されたなら、加賀美は彼のそばを離れて別の策を考えただろう。ヒートの最中のオメガはどんなアルファも拒まない、というのは厳密には嘘だ。しかしゼロは拒まなかった。
一度抱いたあとに思ったところで、何の意味もないことだが。
とはいえ、いつもならヒートでみさかいなくなったオメガを抱くのは加賀美の美学に反することだった。だがこの相手には独特の、加賀美をひきつけてやまない何かがあった。
名前のままの無垢な空気をまとっているにもかかわらず、今の相手の眸には欲望が影をおとしている。本人にとっても予期していなかったにちがいない、激しい欲望だ。その肢体からはアルファを誘う甘い香りが濃厚にたち、加賀美の雄はするどく反応する。
ヒートはまだ終わっていなかった。室内は淫靡な誘惑にあふれかえっている。
「大丈夫?」
加賀美はぼうっとした目つきでうなずく相手を抱き寄せ、腰に手を回す。背骨にそってすうっとなぞっていくと、感じやすい体はぴくりと震える。ひらきかけた唇がはっとしたように引き締められた。
この唇はさっき、加賀美ではない誰かの名前を呼んでいた。
突然ヒートがはじまった、とゼロはいったが、何らかのきっかけがあったに違いない。今日の〈ハウス〉はいつもよりも人が多い。ショックを受けること――人――に会ったのか。どうなのか。
「シャワーを浴びたい?」
加賀美はそっとたずねた。激しい情交で汚れたシーツは剥がして床に投げ出されているが、体はおたがいの体液で濡れている。
「おいで。洗おう」
相手はうなずいて体を起こす。自分がおかれた状況に途惑っているような、無防備な仕草だった。加賀美が先に立ち、浴室のドアをあけると、だるそうな足取りで自分のあとをついてくる。
「事情を聞いた方がいい?」
自分の声が天井に反響する。抱かれている間に他の名を呼ぶ男の事情など、聞いたところで何になるというのか。重々わかっていたにもかかわらず、こぼれてしまった問いだった。
「何もないんです」
相手はうなだれてそうつぶやき、自分でシャワーの栓をひねった。すぐにもうもうと湯気がたち、首筋から胸、腰、足首と熱い湯が流れ落ちていく。そのまま半分目を閉じた様子は、すぐそばにいる加賀美を忘れてしまったかのようだ。
誰のことを考えているのか。思い出しているのか。
加賀美が肩に触れると相手はハッと体をふるわせた。
「何もない、ね。そう?」
ささやきながら、加賀美は相手の肩から脇腹へ手のひらを這わせる。シャワーの音だけが浴室に響き、加賀美の指の動きに耐えられないように相手はそっと首をふる。
「洗ってあげるよ。壁の方を向いて」加賀美はさらにささやく。
「自分で洗えます」
かすかに震える声は拒絶には聞こえない。
「無理だな。まだおさまってないだろう?」
加賀美は相手の耳たぶに唇で触れた。顎をそっとつかみ、腰に腕をまわしてひきよせる。泡をたてたスポンジをとると、背中を抱くようにしながらそっと相手の体をなぞりはじめる。密着したおのれの猛りを相手の股におしつけ、さらなる欲望をあおった。
「っ……」
胸のあたりで荒い息がこぼれた。加賀美は両手で愛撫しながら相手のひたいに唇をおしつけ、尻のあいだを指でそっと割る。その部分は流れおちる湯ではなく、内側からあふれだす泉で濡れそぼっている。襞のあいだに指を入れ、奥の感じやすい場所を愛撫する。膝がふるえて辛そうだが、まだ許すことはできない。相手の背中を壁におしつけ、唇を重ね、舌で口を犯しながら尻のあいだをまさぐりつづける。
「んっ、はぁっ、あ……」
ヒートの最中のオメガは欲望に忠実で、アルファの加賀美の意のままになる。尻をこちらに突き出させ、壁に両手をつかせる。震えながら雄を待つ後口に猛ける楔を突き立てると、シャワーの水音にまじって甘い声があふれる。
「ああっ……あんっ、あ、あ――」
「ゼロ……いいよ……ああ、なんて匂いだ」
「かがみさ……あ――」
何度も果てていてもなお、ヒートが終わらないオメガの体は加賀美の楔を受けとめ、快楽を呼びおこす。だからといって自分の欲望だけを満足させるような抱き方は加賀美の好みではない。シャワーからベッドへ連れ戻したあとも、全身を舐め、正面から貫き、相手の喉がかれるほど甘い嬌声をあげさせる。
「あんっ、あっ、ああああんっ」
「ゼロ……素敵だ、きみは……」
ささやいたとたん、相手の肩がぴくりと緊張した。
ぎゅっと閉じていた目がひらき、そのなかに思いがけない表情を加賀美は認めた。
後悔か? 罪悪感?
抱かれるのではなかった、と思っている?
喘ぎをもらす口のなかに指を差し入れると、相手は目を閉じ、夢中でしゃぶりはじめた。一瞬ちらりと見せた表情は消えて、加賀美に揺さぶられるまま、ひたすら快楽をむさぼっている。
ゼロ。きみはいま、誰のことを想っている?
シーツにくるまって眠っていると、ゼロはもっと幼くみえた。
細い、オメガにしてはやや骨ばった体から漂う蠱惑的な香り――ヒート特有の匂い――は薄くなったが、まだ消えてはいない。疲れて眠りにおちたせいか、まぶたの下にはあわい隈が浮かんでいた。
セックスに慣れていないのがあきらかな堅い体だった。抱いてしまって大丈夫だったのかと一瞬疑ったくらいだ。若く見えるが未成年のはずはない。いまどきのオメガはヒートの欲望を我慢する必要などないのに、どうしてこうなのか。
しかしその慣れない体と声が欲望に濡れながら自分に差し出されるさまは、たまらなく魅力的だった。たとえ絶頂のさなかに他の男の名前を呼んだとしても――自分に抱かれながら、他の誰かを想っていたとしても。
欲しい、と思った。
加賀美にとってはひさしく感じなかった所有欲だった。セックスや享楽や、アルファに求められることに慣れたオメガのなかで、ゼロのためらいがちな態度は新鮮だったが、抱いてみるとそれ以上だった。
眠る相手のとじたまぶたにかかる髪を指先でわける。ひたいから鼻梁、顎にかけての繊細な顔立ちは仮面で隠さないほうが好ましい。目覚めているときはつねにどこか緊張した様子があるが、眠っている顔は無防備だ。加賀美はそのまぶたがあがり、眸がふたたび欲望に濡れるさまを想像する。自分の股間が堅くなるのを感じ、思わず苦笑をもらした。
シーツにくるまったまま、相手が加賀美の方へと寝返りを打った。加賀美はシーツの下にそっとすべりこみ、肩を抱いて自分の胸にひきよせる。傷ひとつないなめらかなうなじに唇をおしあてる。腕の中の体がぶるっと震えた。
この体はまだ、誰のものでもないのだ。
心はすでに誰かに盗まれているのかもしれないが。
加賀美は眠る相手の顎をとらえてそっとキスをする。眠っているのに無意識にこたえてくる唇がいとしかった。
こんな夜がこの先もあれば、と思った。この情交が事故のようなものだとしても、ここで終わらせるのは惜しいだろう。一夜限りの相手を拾うことを、加賀美はずっと前にやめていた。
「ゼロ、か」とつぶやく。
調べれば彼が何者かわかるにちがいない。加賀美家も名族のはしくれだ。
しかし先回りするような真似はしたくなかった。この年齢になれば、自然に誰かを好ましく思い、さらに欲しいと思うことがどれだけ稀なことかくらいは承知している。
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