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第5章 七夕
3.逢魔が時
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「そりゃあ、名乗らないと天のカミサマには誰が誰かわからないだろ?」
マツが大声でそういって、笹飾りをかこむように立つ人々のあいだで笑いをとる。よいしょ、と手をのばしてつるした短冊には、黒々とした文字でこう書いてあった。
〈二度とスキーで怪我をしませんように マツ〉
輪の外側にいた七星も思わず吹き出した。マツはあくまでもまじめくさった顔だ。「それ無理ですよ」と誰かがつっこむと「え? なんで」と目を丸くする。また笑いがおきた。
「かなり賄賂が必要じゃないですか」
「あのな、相手はカミサマだぞ?」
「地獄の沙汰も金次第っていいますよね」
「俺が頼んでるのは天のカミサマだよ」
そろそろ今日の集まりもおわりだ。スタッフのほかに残っているのは、カフェの常連客のほか、二次会に行くつもりの学生のグループや七星の知らない年配の客たち。
七夕企画を最後にユーヤがなくなると知って、数年ぶりに訪れた人もいるようだった。彼らにとってこの場所はどんな意味をもつのだろう。そう思うと急に切ない気分がこみあげてくる。
この夏で、いろいろなことが終わるのだ。
七星がユーヤにいたのはせいぜい数年のことなのに、終わりがわかっているだけで、どうしてこんな気持ちになるのだろう? 窓枠や、木の壁の手触りや、床に響く靴音。終わるのはこれからだというのに、今の七星が感じているのは懐かしさそのものだった。
伊吹はとっくに帰ったのだろう。ユーヤがなくなったら、伊吹に会える――彼の顔を見ることも二度となくなる。そう思うだけで胸の奥がきゅっと締まってせつなくなった。
でも、今の気持ちもすぎてしまえば、ただ懐かしいだけのものになるのかもしれない。
「僕にも短冊ください」
笹飾りのそばへ寄ると、マツが一枚渡してくれた。
「よしよし、七星の願いはなんだ?」
「見せませんよ」
「え、まじかよ。けち」
七星は人がいない窓際のテーブルに行った。一度書きかけたのを二本線で消して、隣に一行で書き直す。読めないように隠して、笹飾りの前に戻った。できるだけ高い場所に下げたかった。つま先立ちで笹の葉をかきわけていると、誰かが首の上あたりで「やりましょうか?」といった。
ふりむくとひょろりと背の高いベータの男がいた。細面のすっきりした顔立ちで、真面目そうな目をしている。
「いえ、大丈夫――」
「かまわないですよ。どのあたりかいってください」
男は七星の隣にさっと足をふみだし、手をのばして短冊をとった。ごく自然な動作だった。目も眉も細く、涼しげな顔立ちをしている。シンプルな白のTシャツと濃い青のチノパンの組み合わせのせいもあるのだろうか。魚みたいだ、と七星は思った。
「あ、七星君?」
斜めうしろで春日武流がいった。いつのまにか戻っていたらしい。
「そいつ、俺の友だち。徹っていうんだ。安西徹。近くまで来たっていうから呼んだのさ。なあ、彼は看板少年の七星君だぜ」
「春日さん」
七星は苦笑しながらそっちをみた。
「僕、もう二十五ですから。少年はないですよ」
安西徹は武流を無視して、短冊をもったまま七星に聞く。
「どこにしましょうか?」
「あ、すいません……」
武流がきたのもあって、断りにくくなってしまった。しかたなく七星は笹をかきわけて指をのばす。
「上の方の――あ、そこでいいです」
「ここか」
安西は笹飾りの中央に頭をつっこむようにして、ひょいと短冊をひっかけた。笹の枝がゆらりと動く。
「できた?」
武流がのんきな声をあげた。安西が首をすくめながら笹の葉の下から出てくる。七星はいそいで礼をいった。
「すみません、ありがとうございます」
「いえ、これくらいべつに」
「徹は気が利くやつなんだ。俺とちがって」
「そんなことないさ。ふつうだ」
安西はちいさく首を振ったが、武流は友人の肩をどやすように叩いて、七星に向きなおった。
「七星君さ、今日は終わったらどうするの? 俺は徹と飲みに行くんだけど」
「べつに何も……片付けがおわったら帰りますけど」
「あ、そうか。スタッフだもんな。二次会とかないの?」
「行く人は行くと思いますけど――マツさんとか」
「飲まないの?」
安西徹がすこし首を傾けてたずねる。ひょろりとした体型のせいか、見下ろされても威圧感がなかった。ベータだから、かもしれない。
「飲めないんですよ。コップ半分で眠っちゃうんです」
「そうなのか。ごめんね」
「いえ――」
武流がパンと手を打った。
「あ、でも俺、アルコールなしで面白いカクテル出すところ知ってる」
安西が顔をしかめて友人をみた。
「武流、やめろよ。強引に誘うなって」
「いや、俺はそんなつもりじゃなくて――」
「嘘つけ、おまえはいつもそうだろ」
「はぁ?」
「あ、あの」
七星はあわてて口をはさんだ。こういうときに黙っていられないのはオメガ性ゆえか、それとも性格のせいなのか。
「僕はそんな、嫌ってわけじゃなくて」
武流はキラッと目を輝かせた。
「そう? ほらな、徹」
安西の表情はいたってまじめである。腕が七星の肩をかすめて、さっと離れた。
「七星君、だよね。気をつかわなくていいんだよ」
「いえ、ただ僕あんまりお金――」
「あ! そういうこと?」
七星の言葉がおわらないうちに武流がいった。
「そういうのこそ気にしなくてもいいの。俺たちに任せてくれれば」
とたんに安西が大きくため息をつく。
「こいつ、若者に奢りたいだけなんだよ。年長者の余裕をみせていい気になりたいだけ」
「そりゃひどいぜ徹」
いかにも仲のいい友人同士の軽口だった。聞いているうちに、さっきまで感じていたさびしい気分がいつのまにか消えて、七星は誘いを断るのが惜しくなった。
「あの、せっかくだからちょっとだけ……でも奢りはいいです」
「あ、行く?」
即座にこたえた武流の肩をおして、安西がもう一度念を押した。
「ほんとにそう思ってる? こいつの勢いに押されてるだけじゃない?」
「そんなんじゃないですよ。春日さんは楽しいし」
「ほらな、徹? 俺もモテるときはモテる――あ、ごめん七星君、変な意味じゃないから」
安西は首をふり、しょうがないな、という顔をした。落ちついた人のようだと七星は思った。たまにはいいかもしれない。つがいがいないとか、そんなこととは関係なく、たぶん自分はもっといろんな人と知りあった方がいいのだ。マンションや〈ユーヤ〉に閉じこもっているわけにもいかない。
「よし、決まりだ」
武流の声にあわせるように、カウンターのところで祥子が突然パンパンと手を打つ。
「みなさん、そろそろお開きにしようと思います。今日はありがとうございました。明日からもよろしくお願いします!」
外はぱらぱらと雨が降っていた。傘をさすほどの降りではないが、夜空は雲のせいで妙に明るい。七星はベータの男ふたりに挟まれて駅へ向かう道を歩く。
「やっぱり七夕は雨が降るもんだなぁ。ええっと、じゃ、まずどこへ行く?」と武流がいった。
「すぐ忘れるんだな」
安西が呆れた調子でいった。
「飯と酒。ただし酒がなくても大丈夫なところ、だろ?」
「おっと、そうだった。七星君、徹って気がまわるやつなんだよ。それなのに振られてばっかりでさ、かわいそうな男なんだ。アルファとちがってベータにはチャンスが少ないだろ?」
「おい、余計なことをいうなって」
「いいからかわいそうな徹君と友達になってやってよ、七星君」
「え、はい?」
安西が困ったように眉をあげ、七星は返事に困って足元をみつめた。安西は白いスニーカーを履いていた。夜道を照らす街灯の色のせいか、Tシャツもスニーカーも緑色がかった無気味な色にみえる。
冗談めいた会話のあいだ、ベータの男たちが意味深に視線をあわせていたことに、七星はついに気づかなかった。
マツが大声でそういって、笹飾りをかこむように立つ人々のあいだで笑いをとる。よいしょ、と手をのばしてつるした短冊には、黒々とした文字でこう書いてあった。
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輪の外側にいた七星も思わず吹き出した。マツはあくまでもまじめくさった顔だ。「それ無理ですよ」と誰かがつっこむと「え? なんで」と目を丸くする。また笑いがおきた。
「かなり賄賂が必要じゃないですか」
「あのな、相手はカミサマだぞ?」
「地獄の沙汰も金次第っていいますよね」
「俺が頼んでるのは天のカミサマだよ」
そろそろ今日の集まりもおわりだ。スタッフのほかに残っているのは、カフェの常連客のほか、二次会に行くつもりの学生のグループや七星の知らない年配の客たち。
七夕企画を最後にユーヤがなくなると知って、数年ぶりに訪れた人もいるようだった。彼らにとってこの場所はどんな意味をもつのだろう。そう思うと急に切ない気分がこみあげてくる。
この夏で、いろいろなことが終わるのだ。
七星がユーヤにいたのはせいぜい数年のことなのに、終わりがわかっているだけで、どうしてこんな気持ちになるのだろう? 窓枠や、木の壁の手触りや、床に響く靴音。終わるのはこれからだというのに、今の七星が感じているのは懐かしさそのものだった。
伊吹はとっくに帰ったのだろう。ユーヤがなくなったら、伊吹に会える――彼の顔を見ることも二度となくなる。そう思うだけで胸の奥がきゅっと締まってせつなくなった。
でも、今の気持ちもすぎてしまえば、ただ懐かしいだけのものになるのかもしれない。
「僕にも短冊ください」
笹飾りのそばへ寄ると、マツが一枚渡してくれた。
「よしよし、七星の願いはなんだ?」
「見せませんよ」
「え、まじかよ。けち」
七星は人がいない窓際のテーブルに行った。一度書きかけたのを二本線で消して、隣に一行で書き直す。読めないように隠して、笹飾りの前に戻った。できるだけ高い場所に下げたかった。つま先立ちで笹の葉をかきわけていると、誰かが首の上あたりで「やりましょうか?」といった。
ふりむくとひょろりと背の高いベータの男がいた。細面のすっきりした顔立ちで、真面目そうな目をしている。
「いえ、大丈夫――」
「かまわないですよ。どのあたりかいってください」
男は七星の隣にさっと足をふみだし、手をのばして短冊をとった。ごく自然な動作だった。目も眉も細く、涼しげな顔立ちをしている。シンプルな白のTシャツと濃い青のチノパンの組み合わせのせいもあるのだろうか。魚みたいだ、と七星は思った。
「あ、七星君?」
斜めうしろで春日武流がいった。いつのまにか戻っていたらしい。
「そいつ、俺の友だち。徹っていうんだ。安西徹。近くまで来たっていうから呼んだのさ。なあ、彼は看板少年の七星君だぜ」
「春日さん」
七星は苦笑しながらそっちをみた。
「僕、もう二十五ですから。少年はないですよ」
安西徹は武流を無視して、短冊をもったまま七星に聞く。
「どこにしましょうか?」
「あ、すいません……」
武流がきたのもあって、断りにくくなってしまった。しかたなく七星は笹をかきわけて指をのばす。
「上の方の――あ、そこでいいです」
「ここか」
安西は笹飾りの中央に頭をつっこむようにして、ひょいと短冊をひっかけた。笹の枝がゆらりと動く。
「できた?」
武流がのんきな声をあげた。安西が首をすくめながら笹の葉の下から出てくる。七星はいそいで礼をいった。
「すみません、ありがとうございます」
「いえ、これくらいべつに」
「徹は気が利くやつなんだ。俺とちがって」
「そんなことないさ。ふつうだ」
安西はちいさく首を振ったが、武流は友人の肩をどやすように叩いて、七星に向きなおった。
「七星君さ、今日は終わったらどうするの? 俺は徹と飲みに行くんだけど」
「べつに何も……片付けがおわったら帰りますけど」
「あ、そうか。スタッフだもんな。二次会とかないの?」
「行く人は行くと思いますけど――マツさんとか」
「飲まないの?」
安西徹がすこし首を傾けてたずねる。ひょろりとした体型のせいか、見下ろされても威圧感がなかった。ベータだから、かもしれない。
「飲めないんですよ。コップ半分で眠っちゃうんです」
「そうなのか。ごめんね」
「いえ――」
武流がパンと手を打った。
「あ、でも俺、アルコールなしで面白いカクテル出すところ知ってる」
安西が顔をしかめて友人をみた。
「武流、やめろよ。強引に誘うなって」
「いや、俺はそんなつもりじゃなくて――」
「嘘つけ、おまえはいつもそうだろ」
「はぁ?」
「あ、あの」
七星はあわてて口をはさんだ。こういうときに黙っていられないのはオメガ性ゆえか、それとも性格のせいなのか。
「僕はそんな、嫌ってわけじゃなくて」
武流はキラッと目を輝かせた。
「そう? ほらな、徹」
安西の表情はいたってまじめである。腕が七星の肩をかすめて、さっと離れた。
「七星君、だよね。気をつかわなくていいんだよ」
「いえ、ただ僕あんまりお金――」
「あ! そういうこと?」
七星の言葉がおわらないうちに武流がいった。
「そういうのこそ気にしなくてもいいの。俺たちに任せてくれれば」
とたんに安西が大きくため息をつく。
「こいつ、若者に奢りたいだけなんだよ。年長者の余裕をみせていい気になりたいだけ」
「そりゃひどいぜ徹」
いかにも仲のいい友人同士の軽口だった。聞いているうちに、さっきまで感じていたさびしい気分がいつのまにか消えて、七星は誘いを断るのが惜しくなった。
「あの、せっかくだからちょっとだけ……でも奢りはいいです」
「あ、行く?」
即座にこたえた武流の肩をおして、安西がもう一度念を押した。
「ほんとにそう思ってる? こいつの勢いに押されてるだけじゃない?」
「そんなんじゃないですよ。春日さんは楽しいし」
「ほらな、徹? 俺もモテるときはモテる――あ、ごめん七星君、変な意味じゃないから」
安西は首をふり、しょうがないな、という顔をした。落ちついた人のようだと七星は思った。たまにはいいかもしれない。つがいがいないとか、そんなこととは関係なく、たぶん自分はもっといろんな人と知りあった方がいいのだ。マンションや〈ユーヤ〉に閉じこもっているわけにもいかない。
「よし、決まりだ」
武流の声にあわせるように、カウンターのところで祥子が突然パンパンと手を打つ。
「みなさん、そろそろお開きにしようと思います。今日はありがとうございました。明日からもよろしくお願いします!」
外はぱらぱらと雨が降っていた。傘をさすほどの降りではないが、夜空は雲のせいで妙に明るい。七星はベータの男ふたりに挟まれて駅へ向かう道を歩く。
「やっぱり七夕は雨が降るもんだなぁ。ええっと、じゃ、まずどこへ行く?」と武流がいった。
「すぐ忘れるんだな」
安西が呆れた調子でいった。
「飯と酒。ただし酒がなくても大丈夫なところ、だろ?」
「おっと、そうだった。七星君、徹って気がまわるやつなんだよ。それなのに振られてばっかりでさ、かわいそうな男なんだ。アルファとちがってベータにはチャンスが少ないだろ?」
「おい、余計なことをいうなって」
「いいからかわいそうな徹君と友達になってやってよ、七星君」
「え、はい?」
安西が困ったように眉をあげ、七星は返事に困って足元をみつめた。安西は白いスニーカーを履いていた。夜道を照らす街灯の色のせいか、Tシャツもスニーカーも緑色がかった無気味な色にみえる。
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