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第6章 天の川
4.剥製の鷲
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「――それで、話としてはこれで……全部なんですけど……」
七星は小さな声でいって、ブラインドの隙間からのぞく空と、祥子の顔を交互にみた。
日曜の午後のユーヤの事務所である。七星はグレーのファイルキャビネットと、魚居のデスクと窓に囲まれたポケットのような空間に、椅子を押しこんで座っていた。祥子は魚居のデスクチェアを占領し、魚居はずっと離れたドアの前で腕を組んで立っている。他のスタッフは誰もいない。
ドアの向こうのカフェは、蒸し風呂のような外気から避難してきた地元住民でそこそこ賑わっている。地下ホールでは詩の朗読会が開催中だが、今日はユーヤの運営側には特に役割がない。その隙を狙って祥子に話を聞いてもらうことにしたのはいいが、七星はうまくまとめて話すことができなかった。
結局、四月の最初の日に病院で伊吹にすれちがった時から、パーティ会場で起きた予期せぬヒートとその後の顛末、そしてつい一週間前の出来事まで、大雑把ではあったが、順番に話すことになってしまった。
祥子は最初のうちこそ「えっ」とか「ん?」とか、小さなリアクションを入れながら聞いていたが、話が進むにつれ静かになり、顔は能面のように無表情になった。
とはいえ、怒っているわけではない。祥子はだいたいにおいてほがらかなひとなのだが、何かに集中したり考えこむと、そういう顔をする。七星はそれを知っていたが、それでも次第に不安になっていった。
話すべきではなかったかもしれない、という思いがちらりと頭をよぎる。祥子は伊吹が既婚者だから「安全」だとみなしていた。つがいのいないアルファや、一度は噛んだ相手がいても、何年も触れていないアルファには独特の匂いと落ちつきのなさがある。伊吹はそうではなかった。
だからといって、ここで〈運命のつがい〉といわれても、よくて困惑するか、あるいは最悪の言い訳をしていると思われるか。
「……七星君」
祥子が小さな声でいった。七星はびくっとした。
「は、はい?」
「まず……話してくれてありがとう。うちあけてくれてよかった」
七星はほっと息をついた。
「あ、うん……伊吹さんが……誰かに相談しなさいって」
祥子の眉がきゅっとあがり、すぐに元に戻った。ほっとしているような、呆れているような、なんとも読みがたい表情だった。
「そうなの。それなら……思ったよりはましね」
さらりと吐かれた言葉にはあきらかな非難の色があった。七星はあわてていった。
「あ、あの、伊吹さんの方が大変なんです。僕はそこまで……」
「大変って、でも噛まれたのは七星君なのよ? それなのにメッセージを寄こすだけ?」
そのときの祥子の口調には七星をかっとさせるものがあった。遠くから魚居が「祥子、やめな」というのが聞こえたが、思わず声を荒げてしまう。
「さっきもいいましたけど、伊吹さんの苗字は宮久保で……〈運命〉に困っていたのは僕よりもあの人の方です。むしろ僕が引くべきだったし、僕らふたりとも、こんなことになるつもりはなかった。僕は〈ユーヤ〉が終わるまで伊吹さんに見届けてほしかったし、ここがなくなったらもう、会うこともないと思って……」
はからずも涙声になったのをごくりと飲みこみ、うつむいてまばたきする。すぐ近くで魚居の声がした。
「そうだね。七星も三城さんも努力はした。仕組んだやつが悪い。祥子、アルファを責めてしまうのはわかるけど、〈運命〉は当人の意思ではどうにもならないから〈運命〉なんだ。私も実際に会うのは……はじめてだけど」
「ごめん」
祥子がしょんぼりした声でいった。七星が顔をあげると、魚居はクリップボードにペンを走らせている。七星と祥子の前にさしだされた用紙には、たったいま話した出来事が簡潔に図解されていた。線で結ばれた関係者は七星、伊吹、宮久保蓮、それに安西徹。
「さっき話しそこねたかもしれませんけど、春日さんがここに入ります」
七星は安西徹と宮久保蓮の中間を指さした。
「春日さんは蓮さんの従兄です」
「なるほど。それなら彼が首謀者か? 三城伊吹が目障りなんだろう。アルファに仕掛けるハニートラップのつもりだったのかもしれない……」
魚居が何気なくいった言葉に七星の背中はまたびくりとした。
「三城さんから連絡は?」
「今日はメッセージが来ないんです」
七星はできるだけ声を抑えようとした。
「昨日の昼間に来たのが、それまでとすこし違っていて……」
「どんなふうに?」
七星は黙ってアプリを起動した。Iのアイコンをタップする。
〈私は鏡を通して、きみが幸せになることを願っている。どうか元気で〉
魚居は七星に目で許可を求めたあと、さっと前のメッセージをスクロールした。
「……何かあったかな」
「やっぱり、そう思いますか?」
祥子が横からのぞきこむ。
「どういうこと?」
魚居はまた画面をスクロールし、読み返した。
「以前のメッセージと調子がちがうし、今日は連絡がない。ってことは、三城さんは七星に連絡をとれない状況にいるのかもしれない」
「ええ? いい年した大人にそんなことある?」
「名族はスキャンダルを外に出さないためならなんでもするというよ。あれは単なるアルファの寄せ集めじゃないんだ。それから……七星、鏡を通してというのは、なんのことかわかる?」
「鏡? 特に何も――」
答えかけてふと、頭に浮かんだ名前があった。七星はまばたきした。
「まさかと思うけど……加賀美さん?」
「ああ。なるほど」魚居が手を打った。
「名族の問題だから名族を使えといってるわけだ。なかなか……骨のある男だな」
「どうしてよ?」祥子が不満そうに口をとがらせる。
「アルファなのに、自分のつがいを人にまかせて――」
魚居が手をあげて制した。「アルファだからこそ」と真剣な目でいった。
「つがいを誰かにまかせるなんてありえない、アルファならそう思う。彼もそう思っているさ。悔しくて死にたいくらいだろう。私もそうだ。祥子が辛い目にあいそうだと思ったら、すぐに飛んでいく――自分こそが世界を動かすと思っているのがアルファというものだ。他のアルファにまかせるのはアルファの矜持が許さない。でもそのあいだにも世界は進む。この男はなすべきことがわかっている」
七星は小さな声でいって、ブラインドの隙間からのぞく空と、祥子の顔を交互にみた。
日曜の午後のユーヤの事務所である。七星はグレーのファイルキャビネットと、魚居のデスクと窓に囲まれたポケットのような空間に、椅子を押しこんで座っていた。祥子は魚居のデスクチェアを占領し、魚居はずっと離れたドアの前で腕を組んで立っている。他のスタッフは誰もいない。
ドアの向こうのカフェは、蒸し風呂のような外気から避難してきた地元住民でそこそこ賑わっている。地下ホールでは詩の朗読会が開催中だが、今日はユーヤの運営側には特に役割がない。その隙を狙って祥子に話を聞いてもらうことにしたのはいいが、七星はうまくまとめて話すことができなかった。
結局、四月の最初の日に病院で伊吹にすれちがった時から、パーティ会場で起きた予期せぬヒートとその後の顛末、そしてつい一週間前の出来事まで、大雑把ではあったが、順番に話すことになってしまった。
祥子は最初のうちこそ「えっ」とか「ん?」とか、小さなリアクションを入れながら聞いていたが、話が進むにつれ静かになり、顔は能面のように無表情になった。
とはいえ、怒っているわけではない。祥子はだいたいにおいてほがらかなひとなのだが、何かに集中したり考えこむと、そういう顔をする。七星はそれを知っていたが、それでも次第に不安になっていった。
話すべきではなかったかもしれない、という思いがちらりと頭をよぎる。祥子は伊吹が既婚者だから「安全」だとみなしていた。つがいのいないアルファや、一度は噛んだ相手がいても、何年も触れていないアルファには独特の匂いと落ちつきのなさがある。伊吹はそうではなかった。
だからといって、ここで〈運命のつがい〉といわれても、よくて困惑するか、あるいは最悪の言い訳をしていると思われるか。
「……七星君」
祥子が小さな声でいった。七星はびくっとした。
「は、はい?」
「まず……話してくれてありがとう。うちあけてくれてよかった」
七星はほっと息をついた。
「あ、うん……伊吹さんが……誰かに相談しなさいって」
祥子の眉がきゅっとあがり、すぐに元に戻った。ほっとしているような、呆れているような、なんとも読みがたい表情だった。
「そうなの。それなら……思ったよりはましね」
さらりと吐かれた言葉にはあきらかな非難の色があった。七星はあわてていった。
「あ、あの、伊吹さんの方が大変なんです。僕はそこまで……」
「大変って、でも噛まれたのは七星君なのよ? それなのにメッセージを寄こすだけ?」
そのときの祥子の口調には七星をかっとさせるものがあった。遠くから魚居が「祥子、やめな」というのが聞こえたが、思わず声を荒げてしまう。
「さっきもいいましたけど、伊吹さんの苗字は宮久保で……〈運命〉に困っていたのは僕よりもあの人の方です。むしろ僕が引くべきだったし、僕らふたりとも、こんなことになるつもりはなかった。僕は〈ユーヤ〉が終わるまで伊吹さんに見届けてほしかったし、ここがなくなったらもう、会うこともないと思って……」
はからずも涙声になったのをごくりと飲みこみ、うつむいてまばたきする。すぐ近くで魚居の声がした。
「そうだね。七星も三城さんも努力はした。仕組んだやつが悪い。祥子、アルファを責めてしまうのはわかるけど、〈運命〉は当人の意思ではどうにもならないから〈運命〉なんだ。私も実際に会うのは……はじめてだけど」
「ごめん」
祥子がしょんぼりした声でいった。七星が顔をあげると、魚居はクリップボードにペンを走らせている。七星と祥子の前にさしだされた用紙には、たったいま話した出来事が簡潔に図解されていた。線で結ばれた関係者は七星、伊吹、宮久保蓮、それに安西徹。
「さっき話しそこねたかもしれませんけど、春日さんがここに入ります」
七星は安西徹と宮久保蓮の中間を指さした。
「春日さんは蓮さんの従兄です」
「なるほど。それなら彼が首謀者か? 三城伊吹が目障りなんだろう。アルファに仕掛けるハニートラップのつもりだったのかもしれない……」
魚居が何気なくいった言葉に七星の背中はまたびくりとした。
「三城さんから連絡は?」
「今日はメッセージが来ないんです」
七星はできるだけ声を抑えようとした。
「昨日の昼間に来たのが、それまでとすこし違っていて……」
「どんなふうに?」
七星は黙ってアプリを起動した。Iのアイコンをタップする。
〈私は鏡を通して、きみが幸せになることを願っている。どうか元気で〉
魚居は七星に目で許可を求めたあと、さっと前のメッセージをスクロールした。
「……何かあったかな」
「やっぱり、そう思いますか?」
祥子が横からのぞきこむ。
「どういうこと?」
魚居はまた画面をスクロールし、読み返した。
「以前のメッセージと調子がちがうし、今日は連絡がない。ってことは、三城さんは七星に連絡をとれない状況にいるのかもしれない」
「ええ? いい年した大人にそんなことある?」
「名族はスキャンダルを外に出さないためならなんでもするというよ。あれは単なるアルファの寄せ集めじゃないんだ。それから……七星、鏡を通してというのは、なんのことかわかる?」
「鏡? 特に何も――」
答えかけてふと、頭に浮かんだ名前があった。七星はまばたきした。
「まさかと思うけど……加賀美さん?」
「ああ。なるほど」魚居が手を打った。
「名族の問題だから名族を使えといってるわけだ。なかなか……骨のある男だな」
「どうしてよ?」祥子が不満そうに口をとがらせる。
「アルファなのに、自分のつがいを人にまかせて――」
魚居が手をあげて制した。「アルファだからこそ」と真剣な目でいった。
「つがいを誰かにまかせるなんてありえない、アルファならそう思う。彼もそう思っているさ。悔しくて死にたいくらいだろう。私もそうだ。祥子が辛い目にあいそうだと思ったら、すぐに飛んでいく――自分こそが世界を動かすと思っているのがアルファというものだ。他のアルファにまかせるのはアルファの矜持が許さない。でもそのあいだにも世界は進む。この男はなすべきことがわかっている」
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