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Folge 29 初日
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さて、できてしまったけど。
か、彼女が。
どうしたらいいんだろ。
妹という彼女もいるのに。
それを彼女としてカウントしていいものなのか?
カウントすると、三股になるぞ。
お付き合い未経験者なのに三股。
オレ、プレイボーイ……。
似合わないよ。
カルラの勧めで、というか言われるままにオレの部屋にいるわけだが。
ベッドに二人で座っている。
咲乃もソワソワしていていつものモーションは仕掛けてこない。
オレの腕にしがみ付いたままだ。
ずっとこうしているのも悪くない。
悪くは無いのだけど、やっぱり話ぐらいするべき、だよな。
と言っても話すこと、う~ん、ネタが思い浮かばない。
落語や漫談をするわけじゃないのだけど、それに近いようなネタを探してしまう。
困った。
咲乃の表情は少し頬を赤らめながら満足気。
それを見るとオレもこれで良かったんだなとは思えるよ。
どうも無理に話をする必要もなさそうな雰囲気だし。
ふぅ。
にしても。
まだ朝なんだよね。
このまま寝るっていう気分でもないし、違うと思うし。
どうしたらいいの?
「咲乃、さ。こういう時どうしたらいいんだろ」
困りながら話す時。
痒くも無い頭を掻きながら話す。
照れとか、話しのネタがないとかを隠しているんだよね。
「今は、このままがいい、かな」
「……そっか」
このままかぁ。
それじゃあ、とりあえずこのままで。
「入ってもいいでしょうか!」
へ?
ツィスカが上ずった声で尋ねてきた。
ほんとに、なんて声出してるんだか。
「ああ、いいよ」
「し、失礼します!」
その不慣れな感じはなんなのさ。
バイト初日の接客じゃないんだから。
「お飲み物をお持ちしましたです」
「なんだよさっきから。机でいいよ。ありがと」
「い、いえ、こちらこそ。お邪魔しましたでございます」
まったく。
何に緊張しているんだ?
普段から大声な上に活舌ばっちりで通る声なのに。
「し、失礼いたします」
な!?
今度はカルラかよ。
何をしている何を!
「はいはい、どうぞ」
「失礼しま~す。お菓子を持ってきたよ~」
この話し方、いつものカルラじゃないよね!
「机に置いておきま~す。失礼しました~」
絶対いつものカルラじゃないよね!
なんなの!?
ヘラヘラしたまま部屋を出て行ったし。
あいつら……。
「ボクたちが気になってしょうがないみたいだね」
「そういうことなのか?」
「ふふ。妹さんたちはそんなこともわからない彼氏を持って大変だね」
「ああやっぱりオレって鈍いのかな?」
「かなり、ね。そんな人を彼氏にしたボクもボクだけど」
「咲乃のこともオレ、わかってなかったりする?」
うわぁ。
あいつらとはまた違う色気満載の上目遣い。
「あれだけ分かりやすく気持ちを伝えていたからボクのことはわかってくれたかな」
「それならいいけど」
「ただね、あれだけ気持ちを表現しないと伝わらない人だと、安心なような心配なような」
「はは。なんだかごめん」
「いいよ、思いっきりくっつけば分かってくれるんでしょ?」
ふむ。
そういうことか。
だから妹はあれだけくっつきたがるのか。
なるほど。
いや、他人事じゃないんだからしっかりしなきゃ。
「オレに対する妹の行動に納得したよ」
今更の今更だけど。
「咲乃もそうしてくれたほうが、オレはいいみたいだね」
「ボクを受けて止めるのと妹さんを受け止めるの、どっちが大変か知らないぞ?」
「あの妹を相手にしているオレを舐めてもらっちゃ困るぜ」
「それじゃ、ボクも遠慮なくやらせてもらうねっ!」
そう言ってオレを押し倒してきた。
いきなりですか!?
「えへへ。もう壁はないもんね。壁を気にせずにサーちゃんに甘えていいんだね」
そういうことになるんだな。
受け入れたんだもんな。
「よろしく、サーちゃん」
今までで一番優しいキスじゃないかな、これ。
唇にそっと触れてから……。
なんだか新鮮だ。
ファーストキスな気がする。
いや、付き合うことになってから初めてのキス。
これこそがファーストキスなのかもしれない。
だから新鮮なのかな。
なんだろうね、この甘い感じ。
触れている口もそうだけど、心も体もそれを包み込む空気さえも。
付き合うって、こういうことか。
この先、こんな風に、新しい感覚に触れていくのかな。
そんなことを考えていたら、身体が勝手に咲乃を抱きしめていた。
すごく愛おしい。
妹に対する気持ちとは、何故か違う。
なぜか嬉しくなってさらにきつく抱きしめた。
咲乃はそのまま受け入れてくれている。
こんな気持ちをわかってくれるのか。
苦しくないのかな。
でも、溶け込み合うほどにもっと抱きしめたい。
「ゲホッ、ゲホッ」
「あ、ごめん。苦しかったよな」
「ううん。嬉しかった。ボクの身体が情けないだけだよ。続けたかったのに」
「情けなくなんてないよ! オレがいるだけで良くなるんだろ?」
情けなくなんてない!
咲乃自身が引き起こしていることじゃないんだから。
何も悪くないんだ。
「そうだ、咲乃は何も悪くなんてないんだ。必死に前を向いているじゃないか」
「あんなこと言われたことある? カルラ」
「無いわよ! わたしも咽てみようかしら」
「う~ん、あたし、身体で弱い所あったっけ?」
「ツィスカは健康優良児じゃない」
「むぅ。なんかそれ嬉しくない」
「だって、どこか怪我したり高熱出したりしたことあった?」
「それぐらいあるわよ……な、無かった」
「でしょ? 今更仮病使ったってすぐにバレるわ」
「カルラだって一緒じゃない」
「そうだけど――何か考えるもん」
「な~んだ、何も考えて無いんじゃない」
「うるさいわねぇ。ツィスカに言われたくないわ、脳みそ使ってないような言い方」
「はぁ!? それどういう意味よ!」
「言葉の通りよ。そんなことも分からない脳みそなの? 尚更一緒にしないで!」
「ちょっと、いい加減にしなさいよ!あんた――――」
うるさい奴らだなあ。
覗きを堂々とバレるようにやるんじゃない!
「おい、おまえら! 喧嘩する場所を間違えて無いか?」
二人の妹は一瞬固まってからギシギシと音が鳴りそうな動きでこちらを見た。
笑いたい所だけど、ここは怒っている顔を見せておきたい。
堪えるのが辛いけど。
「オレと咲乃を二人きりにしたのはこういうことなのか?」
「あ、あのね兄ちゃん、その、あの、喧嘩が始まったのがココってだけで」
「そ、そうなのよ! 偶然、偶然ね、ココでイラッとしちゃって」
「オレもイラッときているんだが」
「はわわわ。ご、ごめんなさい! ほら行くよツィスカ!」
「う、うん。ごめんね咲乃ちゃん! ご、ごゆっくり~」
逃げ方下手か!
まったく。
「ふふふ、あはは!」
「ん?」
「だって、可愛い妹さんたちよね。サーちゃんが好きになるのもわかるよ」
「まあ、可愛いのは認める。あのレベルは簡単に見つからないはず、だったけど」
「ん? だったけど?」
「最近、同レベルな双子に会ったからなあ。いるもんだなって」
「へえ。誰の事だろ。そんなにシスコンな人に好かれた人って」
「う。どうせオレはシスコンですよ! しょうがないじゃん、見ただろ、あの可愛いの」
「そうやって認めちゃうところがサーちゃんらしいよ。」
「お前までオレの風評被害を拡大する気か!?」
「違うよ。そんな人に好かれたんだなってこと! もう、ボクが言っちゃったよ」
咲乃が思いっきり笑顔だ。
澄んだ笑顔。
これをオレが引き出しているのか。
うん、気分良いな。
「どうだ、嬉しいだろ?」
オレは咲乃の肩を抱いて引き寄せながらドヤ顔をして見せた。
「うん、すごく嬉しいよ」
あ!?
それは卑怯な表情だろ。
澄んだ笑顔なだけでもグッときているのに、さらに目を潤ませるとか。
はい、落とされました。
証明印押しときます。
「はぁ。キスされるの、いいな」
なんとなく階段付近からの目線を感じるが。
二人の世界に無理やり集中して、この初体験を脳に焼き付けた。
か、彼女が。
どうしたらいいんだろ。
妹という彼女もいるのに。
それを彼女としてカウントしていいものなのか?
カウントすると、三股になるぞ。
お付き合い未経験者なのに三股。
オレ、プレイボーイ……。
似合わないよ。
カルラの勧めで、というか言われるままにオレの部屋にいるわけだが。
ベッドに二人で座っている。
咲乃もソワソワしていていつものモーションは仕掛けてこない。
オレの腕にしがみ付いたままだ。
ずっとこうしているのも悪くない。
悪くは無いのだけど、やっぱり話ぐらいするべき、だよな。
と言っても話すこと、う~ん、ネタが思い浮かばない。
落語や漫談をするわけじゃないのだけど、それに近いようなネタを探してしまう。
困った。
咲乃の表情は少し頬を赤らめながら満足気。
それを見るとオレもこれで良かったんだなとは思えるよ。
どうも無理に話をする必要もなさそうな雰囲気だし。
ふぅ。
にしても。
まだ朝なんだよね。
このまま寝るっていう気分でもないし、違うと思うし。
どうしたらいいの?
「咲乃、さ。こういう時どうしたらいいんだろ」
困りながら話す時。
痒くも無い頭を掻きながら話す。
照れとか、話しのネタがないとかを隠しているんだよね。
「今は、このままがいい、かな」
「……そっか」
このままかぁ。
それじゃあ、とりあえずこのままで。
「入ってもいいでしょうか!」
へ?
ツィスカが上ずった声で尋ねてきた。
ほんとに、なんて声出してるんだか。
「ああ、いいよ」
「し、失礼します!」
その不慣れな感じはなんなのさ。
バイト初日の接客じゃないんだから。
「お飲み物をお持ちしましたです」
「なんだよさっきから。机でいいよ。ありがと」
「い、いえ、こちらこそ。お邪魔しましたでございます」
まったく。
何に緊張しているんだ?
普段から大声な上に活舌ばっちりで通る声なのに。
「し、失礼いたします」
な!?
今度はカルラかよ。
何をしている何を!
「はいはい、どうぞ」
「失礼しま~す。お菓子を持ってきたよ~」
この話し方、いつものカルラじゃないよね!
「机に置いておきま~す。失礼しました~」
絶対いつものカルラじゃないよね!
なんなの!?
ヘラヘラしたまま部屋を出て行ったし。
あいつら……。
「ボクたちが気になってしょうがないみたいだね」
「そういうことなのか?」
「ふふ。妹さんたちはそんなこともわからない彼氏を持って大変だね」
「ああやっぱりオレって鈍いのかな?」
「かなり、ね。そんな人を彼氏にしたボクもボクだけど」
「咲乃のこともオレ、わかってなかったりする?」
うわぁ。
あいつらとはまた違う色気満載の上目遣い。
「あれだけ分かりやすく気持ちを伝えていたからボクのことはわかってくれたかな」
「それならいいけど」
「ただね、あれだけ気持ちを表現しないと伝わらない人だと、安心なような心配なような」
「はは。なんだかごめん」
「いいよ、思いっきりくっつけば分かってくれるんでしょ?」
ふむ。
そういうことか。
だから妹はあれだけくっつきたがるのか。
なるほど。
いや、他人事じゃないんだからしっかりしなきゃ。
「オレに対する妹の行動に納得したよ」
今更の今更だけど。
「咲乃もそうしてくれたほうが、オレはいいみたいだね」
「ボクを受けて止めるのと妹さんを受け止めるの、どっちが大変か知らないぞ?」
「あの妹を相手にしているオレを舐めてもらっちゃ困るぜ」
「それじゃ、ボクも遠慮なくやらせてもらうねっ!」
そう言ってオレを押し倒してきた。
いきなりですか!?
「えへへ。もう壁はないもんね。壁を気にせずにサーちゃんに甘えていいんだね」
そういうことになるんだな。
受け入れたんだもんな。
「よろしく、サーちゃん」
今までで一番優しいキスじゃないかな、これ。
唇にそっと触れてから……。
なんだか新鮮だ。
ファーストキスな気がする。
いや、付き合うことになってから初めてのキス。
これこそがファーストキスなのかもしれない。
だから新鮮なのかな。
なんだろうね、この甘い感じ。
触れている口もそうだけど、心も体もそれを包み込む空気さえも。
付き合うって、こういうことか。
この先、こんな風に、新しい感覚に触れていくのかな。
そんなことを考えていたら、身体が勝手に咲乃を抱きしめていた。
すごく愛おしい。
妹に対する気持ちとは、何故か違う。
なぜか嬉しくなってさらにきつく抱きしめた。
咲乃はそのまま受け入れてくれている。
こんな気持ちをわかってくれるのか。
苦しくないのかな。
でも、溶け込み合うほどにもっと抱きしめたい。
「ゲホッ、ゲホッ」
「あ、ごめん。苦しかったよな」
「ううん。嬉しかった。ボクの身体が情けないだけだよ。続けたかったのに」
「情けなくなんてないよ! オレがいるだけで良くなるんだろ?」
情けなくなんてない!
咲乃自身が引き起こしていることじゃないんだから。
何も悪くないんだ。
「そうだ、咲乃は何も悪くなんてないんだ。必死に前を向いているじゃないか」
「あんなこと言われたことある? カルラ」
「無いわよ! わたしも咽てみようかしら」
「う~ん、あたし、身体で弱い所あったっけ?」
「ツィスカは健康優良児じゃない」
「むぅ。なんかそれ嬉しくない」
「だって、どこか怪我したり高熱出したりしたことあった?」
「それぐらいあるわよ……な、無かった」
「でしょ? 今更仮病使ったってすぐにバレるわ」
「カルラだって一緒じゃない」
「そうだけど――何か考えるもん」
「な~んだ、何も考えて無いんじゃない」
「うるさいわねぇ。ツィスカに言われたくないわ、脳みそ使ってないような言い方」
「はぁ!? それどういう意味よ!」
「言葉の通りよ。そんなことも分からない脳みそなの? 尚更一緒にしないで!」
「ちょっと、いい加減にしなさいよ!あんた――――」
うるさい奴らだなあ。
覗きを堂々とバレるようにやるんじゃない!
「おい、おまえら! 喧嘩する場所を間違えて無いか?」
二人の妹は一瞬固まってからギシギシと音が鳴りそうな動きでこちらを見た。
笑いたい所だけど、ここは怒っている顔を見せておきたい。
堪えるのが辛いけど。
「オレと咲乃を二人きりにしたのはこういうことなのか?」
「あ、あのね兄ちゃん、その、あの、喧嘩が始まったのがココってだけで」
「そ、そうなのよ! 偶然、偶然ね、ココでイラッとしちゃって」
「オレもイラッときているんだが」
「はわわわ。ご、ごめんなさい! ほら行くよツィスカ!」
「う、うん。ごめんね咲乃ちゃん! ご、ごゆっくり~」
逃げ方下手か!
まったく。
「ふふふ、あはは!」
「ん?」
「だって、可愛い妹さんたちよね。サーちゃんが好きになるのもわかるよ」
「まあ、可愛いのは認める。あのレベルは簡単に見つからないはず、だったけど」
「ん? だったけど?」
「最近、同レベルな双子に会ったからなあ。いるもんだなって」
「へえ。誰の事だろ。そんなにシスコンな人に好かれた人って」
「う。どうせオレはシスコンですよ! しょうがないじゃん、見ただろ、あの可愛いの」
「そうやって認めちゃうところがサーちゃんらしいよ。」
「お前までオレの風評被害を拡大する気か!?」
「違うよ。そんな人に好かれたんだなってこと! もう、ボクが言っちゃったよ」
咲乃が思いっきり笑顔だ。
澄んだ笑顔。
これをオレが引き出しているのか。
うん、気分良いな。
「どうだ、嬉しいだろ?」
オレは咲乃の肩を抱いて引き寄せながらドヤ顔をして見せた。
「うん、すごく嬉しいよ」
あ!?
それは卑怯な表情だろ。
澄んだ笑顔なだけでもグッときているのに、さらに目を潤ませるとか。
はい、落とされました。
証明印押しときます。
「はぁ。キスされるの、いいな」
なんとなく階段付近からの目線を感じるが。
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