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Folge 28 金縛り!?
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「兄ちゃん、彼女はあたしたちだからね! いい?」
「わかってるよ。そんなに心配ならあんなこと言わなきゃいいのに」
「だって、兄ちゃんのこと好きな人ができたなら嬉しいことだし」
「わたしたちでは結婚は無理。そして、サダメまでたどり着けた人はあの姉妹だけ」
朝から妹達にたっぷり惚気だか説教だかわからないお話を聞かされている。
咲乃とのことだ。
付き合っていいと言いつつなんだかんだと言われている。
オレはただ弱っている人の手助けをしていたつもりだったのだけど。
確かに美乃咲姉妹は付き合う人としてはオレ的にも問題は無いと思う。
でも付き合うって、しなきゃいけないことなのかな。
それすらわからないオレが付き合っていいのかってことなんだよ。
妹達とは元々仲良いし、その延長のような感じで楽しんでいられるんだ。
妹じゃない人。
これまで何を経験してきたのか知らない人。
そして、オレがこれまでどんな経験をしてきたのか知らない人。
そう考えてしまうと普段道ですれ違う人と何が違うのだろう。
さすがにすれ違う人よりは知っている人だな。
う~ん、常連のお店で知られている程度、かな。
常連ならおまけしてもらうとかあるけど、咲乃はお店の人ではない。
何か特典があるのかな。
カップルで特典付きなんて話は聞いたことが無い。
カップル限定イベントならあるけど。
じゃあ、なんでみんな付き合っているんだろう。
わっかんねえ。
「こりゃだめだ。いつものダンジョンに入り込んでいるみたいよ」
「答えの出ない疑問を自分に聞いて永遠ループするやつね」
「ちょっと兄ちゃん! 兄ちゃんってば!」
うわぁ!
揺れる、揺れている!
こういう時に机ってないよな。
どこに隠れろってんだ?
「帰って来て! サダメ!」
「――――あ、オレ、またか?」
「そーよ、また入り込んでいたの」
時々ループダンジョンに入り込むことがある。
結論の出ないことを考えているとなるんだよな。
突然ボケっとし出すからすぐに分かるみたいだ。
普段は一人の時に発症することが多い。
でも最近は回数が増えているようで、どこにいても止まることがあるらしい。
「家だからまだいいけど、外では気を付けてね」
「気を付けられるかなあ。無意識なんだよ」
「そんな時こそ彼女の出番じゃない」
「そうね、早速咲乃ちゃんに話しておきましょう」
なんだか呼び方が咲乃ちゃんに変わっているし、やたら付き合うことに乗り気だな。
オレの気持ちは?
「兄ちゃんの気持ちを気にしていたら先に進まないからこっちが進めるわ!」
「え、オレ今何か言ったっけ?」
「どうせオレの気持ちは無視かよって思ったんでしょ?」
「ど、どうしてそれを?」
「ダンジョンに入り込んでいたんだから誰でも分かるって」
あ、はあ。
オレってそんなに分かりやすい奴なのか。
「そうよ、分かり易くて助かるわ」
へ!?
全部見抜かれている!
オレ、駄々洩れかよ。
「そんな人だから寄り添う人が必要なのよ」
頭の中を口にしていないのに、話をしているようになっているんだけど。
どれだけ漏れているんだ?
話しているのかいないのかが分からなくなってきた。
どうなってんの? わっかんねぇ!
家のチャイムが鳴る。
ウチに来る人なんて宅配便ぐらいのはずだけど。
「さ、兄ちゃん。早速来てくれたわよ。にしても早かったわね」
誰が?
来てくれた、なんて伝えられる人は限られてくる。
まさか。
「咲乃ちゃん、息切らしているけど身体大丈夫?」
「だって、あんな連絡されたらボクは飛んでくるに決まっているよ」
「咲乃!?」
「面倒臭いからね、もう連絡しちゃった。そうしたらすぐ来ちゃうんだもん」
「お昼ぐらいからでいいよって言ったのにね」
ちょっとちょっと。
オレの気持ちは全く整理ついていないのに。
展開が速すぎて付いて行けない。
「ね? 咲乃ちゃん。昨日帰ってからずっとこんな風なのよ」
「サダメの部屋へ行ってゆっくり話してみて。彼女として、ね」
妹二人から背中を押されて咲乃がオレに寄ってきた。
まだ息が整っていない。
ソファーに座っているオレの前に咲乃は立たされた。
走って来たのかな。
少し頬が赤らんでいる。
「お、おはようサーちゃん」
「お、おはよう」
ただ朝の挨拶をしているだけなのに、緊張している。
顔と耳が熱くなっているのを感じる。
その反面、手先足先からは血の気が引いて行く。
力が入らなくなって震えすら感じ出した。
何、これ?
急に風邪にでもかかったような感覚。
咲乃と話さなきゃと思えば思う程血の気が引き、力が入らない。
普段の調子がどうだったか忘れてしまったような。
オレ自身がオレからどこかへ逃げ出してしまったの?
頼む。
ちょっと戻って来てくれないかな。
普通が分からないってこんなに怖くなるのか。
「サーちゃん? 大丈夫?」
さ、咲乃が寄って来る!
くっ、どうしたらいいんだ!?
の、乗られた! 両頬を両手で挟むとか……。
は、はわ。
「いつものサーちゃんと違うよ? どうしたの?」
あ、あの、えっと、あれ? 声が出ない……。
「ボクじゃ、駄目なのかな。サーちゃんの気持ちは僕に向いていないの?」
いや、そんなことは、とにかく声が出ない。
汗が出てき始めた。
そんな、オレ、なんで動けないんだ!?
「咲乃ちゃん、ちょっとストップ。兄ちゃんがパンクしてる」
「こうして見ていると凄いわね、咲乃ちゃんの色気。サダメはよくこれで平気だったわね」
「ああ、そういうことね。彼女になった咲乃ちゃんだって思ったら固まったのね」
なんだよ!
仕方ないだろ! 一度も付き合ったことなんて無いんだからさ。
妹以外で。
これ、初めてのことなんだよう。
「ふ~ん。サーちゃんがボクを意識しているからこうなっているんだね。嬉しい」
咲乃は妹が止めるのをスルーして、オレの頭を胸に抱え込んだ。
「サーちゃん、可愛い」
「咲乃ちゃんってば! それ以上すると兄ちゃんおかしくなっちゃうから」
「そうなの? 前にはもっと激しくしたこともあったのに。残念」
――――ああ何これ
力が抜けて行く。
凄くいい匂い。
妹にされるのとは何かが違う。
その何かはわからないけど。
とにかく、癒される~。
「ほら、口まで開いちゃって。これじゃ当分戻ってこないね」
「そのままで構わないから咲乃ちゃん、とりあえず飲み物出すから休んで」
「ありがとう」
――――全身脱力。
緊張のあまり固まっていた身体が完全に融解したようだ。
はは。
力が入らないと笑いが込み上げてくる。
周りが気になってなんとか眼だけ動かしてみた。
妹達と咲乃が談笑している。
不思議な感じだ。
あれだけ言い合っていたのに。
にしても、咲乃が随分笑顔になっているな。
こっちもホッとするよ。
あれだけの笑顔になれるんだな。
凄く綺麗。
頭撫でてあげたくなってきた。
ふぅ。
そうやっていればいいのかな。
咲乃が喜んだらオレも喜ぶ。
悲しんだら慰める。
普段は可愛がってあげる。
なんだかな。
ペットじゃないんだからって変な考えしちゃう。
でも妹にしていることと一緒。
同じ気持ち。
それでいいのか。
わかったよ。
わかりました~。
付き合いますよ。
付き合えばいいんでしょ。
「咲乃?」
「サーちゃんが起きた! 大丈夫?」
「はは、大丈夫だよ。力が抜けただけ」
力が抜けたままだけど、できるだけ咲乃の方を見る。
「オレでよければ、その、付き合ってみる? いや、付き合って、ください」
「――――!? サーちゃん!」
咲乃がまた膝に乗っかってきた。
激しく熱いキスだ。
何日ぶりだっけ。
「こちらこそ、よろしくお願いします」
「咲乃ちゃん、体験版だからねっ!」
こうして咲乃とのお試しお付き合いがスタートした。
つくづく藍原家は変わった家だな。
そして変わった人たちが寄って来る。
なんだかまだ問題を抱えている気が拭えない。
それも藍原家らしいのか。
初めて彼女ができたことを今は喜んでおこう。
「わかってるよ。そんなに心配ならあんなこと言わなきゃいいのに」
「だって、兄ちゃんのこと好きな人ができたなら嬉しいことだし」
「わたしたちでは結婚は無理。そして、サダメまでたどり着けた人はあの姉妹だけ」
朝から妹達にたっぷり惚気だか説教だかわからないお話を聞かされている。
咲乃とのことだ。
付き合っていいと言いつつなんだかんだと言われている。
オレはただ弱っている人の手助けをしていたつもりだったのだけど。
確かに美乃咲姉妹は付き合う人としてはオレ的にも問題は無いと思う。
でも付き合うって、しなきゃいけないことなのかな。
それすらわからないオレが付き合っていいのかってことなんだよ。
妹達とは元々仲良いし、その延長のような感じで楽しんでいられるんだ。
妹じゃない人。
これまで何を経験してきたのか知らない人。
そして、オレがこれまでどんな経験をしてきたのか知らない人。
そう考えてしまうと普段道ですれ違う人と何が違うのだろう。
さすがにすれ違う人よりは知っている人だな。
う~ん、常連のお店で知られている程度、かな。
常連ならおまけしてもらうとかあるけど、咲乃はお店の人ではない。
何か特典があるのかな。
カップルで特典付きなんて話は聞いたことが無い。
カップル限定イベントならあるけど。
じゃあ、なんでみんな付き合っているんだろう。
わっかんねえ。
「こりゃだめだ。いつものダンジョンに入り込んでいるみたいよ」
「答えの出ない疑問を自分に聞いて永遠ループするやつね」
「ちょっと兄ちゃん! 兄ちゃんってば!」
うわぁ!
揺れる、揺れている!
こういう時に机ってないよな。
どこに隠れろってんだ?
「帰って来て! サダメ!」
「――――あ、オレ、またか?」
「そーよ、また入り込んでいたの」
時々ループダンジョンに入り込むことがある。
結論の出ないことを考えているとなるんだよな。
突然ボケっとし出すからすぐに分かるみたいだ。
普段は一人の時に発症することが多い。
でも最近は回数が増えているようで、どこにいても止まることがあるらしい。
「家だからまだいいけど、外では気を付けてね」
「気を付けられるかなあ。無意識なんだよ」
「そんな時こそ彼女の出番じゃない」
「そうね、早速咲乃ちゃんに話しておきましょう」
なんだか呼び方が咲乃ちゃんに変わっているし、やたら付き合うことに乗り気だな。
オレの気持ちは?
「兄ちゃんの気持ちを気にしていたら先に進まないからこっちが進めるわ!」
「え、オレ今何か言ったっけ?」
「どうせオレの気持ちは無視かよって思ったんでしょ?」
「ど、どうしてそれを?」
「ダンジョンに入り込んでいたんだから誰でも分かるって」
あ、はあ。
オレってそんなに分かりやすい奴なのか。
「そうよ、分かり易くて助かるわ」
へ!?
全部見抜かれている!
オレ、駄々洩れかよ。
「そんな人だから寄り添う人が必要なのよ」
頭の中を口にしていないのに、話をしているようになっているんだけど。
どれだけ漏れているんだ?
話しているのかいないのかが分からなくなってきた。
どうなってんの? わっかんねぇ!
家のチャイムが鳴る。
ウチに来る人なんて宅配便ぐらいのはずだけど。
「さ、兄ちゃん。早速来てくれたわよ。にしても早かったわね」
誰が?
来てくれた、なんて伝えられる人は限られてくる。
まさか。
「咲乃ちゃん、息切らしているけど身体大丈夫?」
「だって、あんな連絡されたらボクは飛んでくるに決まっているよ」
「咲乃!?」
「面倒臭いからね、もう連絡しちゃった。そうしたらすぐ来ちゃうんだもん」
「お昼ぐらいからでいいよって言ったのにね」
ちょっとちょっと。
オレの気持ちは全く整理ついていないのに。
展開が速すぎて付いて行けない。
「ね? 咲乃ちゃん。昨日帰ってからずっとこんな風なのよ」
「サダメの部屋へ行ってゆっくり話してみて。彼女として、ね」
妹二人から背中を押されて咲乃がオレに寄ってきた。
まだ息が整っていない。
ソファーに座っているオレの前に咲乃は立たされた。
走って来たのかな。
少し頬が赤らんでいる。
「お、おはようサーちゃん」
「お、おはよう」
ただ朝の挨拶をしているだけなのに、緊張している。
顔と耳が熱くなっているのを感じる。
その反面、手先足先からは血の気が引いて行く。
力が入らなくなって震えすら感じ出した。
何、これ?
急に風邪にでもかかったような感覚。
咲乃と話さなきゃと思えば思う程血の気が引き、力が入らない。
普段の調子がどうだったか忘れてしまったような。
オレ自身がオレからどこかへ逃げ出してしまったの?
頼む。
ちょっと戻って来てくれないかな。
普通が分からないってこんなに怖くなるのか。
「サーちゃん? 大丈夫?」
さ、咲乃が寄って来る!
くっ、どうしたらいいんだ!?
の、乗られた! 両頬を両手で挟むとか……。
は、はわ。
「いつものサーちゃんと違うよ? どうしたの?」
あ、あの、えっと、あれ? 声が出ない……。
「ボクじゃ、駄目なのかな。サーちゃんの気持ちは僕に向いていないの?」
いや、そんなことは、とにかく声が出ない。
汗が出てき始めた。
そんな、オレ、なんで動けないんだ!?
「咲乃ちゃん、ちょっとストップ。兄ちゃんがパンクしてる」
「こうして見ていると凄いわね、咲乃ちゃんの色気。サダメはよくこれで平気だったわね」
「ああ、そういうことね。彼女になった咲乃ちゃんだって思ったら固まったのね」
なんだよ!
仕方ないだろ! 一度も付き合ったことなんて無いんだからさ。
妹以外で。
これ、初めてのことなんだよう。
「ふ~ん。サーちゃんがボクを意識しているからこうなっているんだね。嬉しい」
咲乃は妹が止めるのをスルーして、オレの頭を胸に抱え込んだ。
「サーちゃん、可愛い」
「咲乃ちゃんってば! それ以上すると兄ちゃんおかしくなっちゃうから」
「そうなの? 前にはもっと激しくしたこともあったのに。残念」
――――ああ何これ
力が抜けて行く。
凄くいい匂い。
妹にされるのとは何かが違う。
その何かはわからないけど。
とにかく、癒される~。
「ほら、口まで開いちゃって。これじゃ当分戻ってこないね」
「そのままで構わないから咲乃ちゃん、とりあえず飲み物出すから休んで」
「ありがとう」
――――全身脱力。
緊張のあまり固まっていた身体が完全に融解したようだ。
はは。
力が入らないと笑いが込み上げてくる。
周りが気になってなんとか眼だけ動かしてみた。
妹達と咲乃が談笑している。
不思議な感じだ。
あれだけ言い合っていたのに。
にしても、咲乃が随分笑顔になっているな。
こっちもホッとするよ。
あれだけの笑顔になれるんだな。
凄く綺麗。
頭撫でてあげたくなってきた。
ふぅ。
そうやっていればいいのかな。
咲乃が喜んだらオレも喜ぶ。
悲しんだら慰める。
普段は可愛がってあげる。
なんだかな。
ペットじゃないんだからって変な考えしちゃう。
でも妹にしていることと一緒。
同じ気持ち。
それでいいのか。
わかったよ。
わかりました~。
付き合いますよ。
付き合えばいいんでしょ。
「咲乃?」
「サーちゃんが起きた! 大丈夫?」
「はは、大丈夫だよ。力が抜けただけ」
力が抜けたままだけど、できるだけ咲乃の方を見る。
「オレでよければ、その、付き合ってみる? いや、付き合って、ください」
「――――!? サーちゃん!」
咲乃がまた膝に乗っかってきた。
激しく熱いキスだ。
何日ぶりだっけ。
「こちらこそ、よろしくお願いします」
「咲乃ちゃん、体験版だからねっ!」
こうして咲乃とのお試しお付き合いがスタートした。
つくづく藍原家は変わった家だな。
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