143 / 218
第三章 平和のための戦い
第四十六話 届く知らせと叶わぬ想い
しおりを挟む
Szene-01 カシカルド王国、カシカルド城ルイーサの客間
ろうそくの炎は寝ている間に消えて、暗闇が少女デュオの眠りを包む客間。
主人に抱かれたままのヒルデガルドはおもむろに目を覚まし、アムレットの毛並みを楽しみながらルイーサとの時間をかみしめていた。
「場所が変わってもいつも通りルイーサ様に抱かれて眠れるなんて、私は幸せね。アムレットもよく懐いてくれているし――ん?」
窓の扉からカリカリと音が聞こえる。ヒルデガルドは名残惜しそうにルイーサの腕を外そうとするが、しっかりと抱きしめられていて動くことができない。
代わりにアムレットがヒルデガルドの手の中でゴソゴソと動き、目を覚まして後ろ足で立った。
「やっぱりあなたのお友達なのね」
アムレットは窓際へと駆けてゆき、座って扉を見つめている。しばし体勢を崩さずにいたが、大きな尻尾を一振りしてヒルデガルドの元へと戻った。
ヒルデガルドの手にアムレットの片前足が乗せられた。ヒルデガルドは反射的に握り、質問する。
「ここまでお友達が来るほどって、町で何かあったの?」
アムレットは人の様に話すわけではないので、ヒルデガルド特有の能力で話を聞いている。
そのため話し声の無い会話空間が出来上がっていたが、無音の時間はヒルデガルドの言葉で中断された。
「ザラさんというと――スクリアニアの軍に捕まった人よね。大人が話しているのをよく聞いていたわ。そう、お元気なのね」
アムレットから伝えられた情報を整理するため、ヒルデガルドは独り言をつぶやいた。
その声が理由か定かでないが、ヒルデガルドの体に主人の脚が巻きつけられて抱きしめがきつくなる。
「ルイーサ様? すみません、起こしてしまいましたか?」
「ふわあ……いいから続けなさい。私は寝起きだから、あなたがいるのを確かめているだけよ」
従者に脚をからめて話を続けるように命じたルイーサは、あくびをしながら改めてヒルデガルドのうなじへと潜り込んだ。
「はい、あ――ルイーサ様おはようございます」
「おはよ」
うなじから籠った返事を聞くと、ヒルデガルドは一瞬笑みを浮かべてから独り言を続けた。
「お子さんが二人、男の子と女の子がいてどちらも無事――これは町長に知らせたいね。アムレットは何かいい案ない?」
ヒルデガルドに握られた前足を軸にして、くるりと一回転。そのままじっとしているかと思いきや、器用にクルクルと回り出した。
「あらら、困ってしまったの? ごめんね、そんなつもりではなかったの」
ヒルデガルドが申し訳なさそうな表情に変わる頃、アムレットはピタリと止まってヒルデガルドを真正面に見る。
しばし無言の時間が流れると、ヒルデガルドが目を見開いた。
「私たちでないと書けないものというと、模様? 絵? 字?――ああ、それはお手紙ね!」
アムレットは後ろ足で立ち、ヒルデガルドに両前足を見せる。
「お手紙を書いて、アムレットに渡せばいいのね? わかったわ、やってみるから待ってて」
「ヒルデ、それなら私が書くわ。渡す相手は町長なのだし、私が書くべきよ」
「すみません、出しゃばったことを」
「何を言っているの、あなたは私への負担を少なくするために動こうとしたのでしょ? とても気分がいいわ。だから私が書く気になったのよ」
ヒルデガルドは、相変わらずうなじに潜ったままの主人の名前をつぶやく。
「ルイーサ様――」
「ちょっと待って、もう少しだけ」
ルイーサはヒルデガルドのうなじで深呼吸をしてから顔を上げた。
「私にも準備が必要なのよ。書くときは横にいなさいね」
「はい、いつものように」
「あと、アムレットは鞄に入りなさい。証石を出すから」
ルイーサは真っ暗な部屋の中を照らすために、証石を取り出そうと首に掛けている革紐を握った。
Szene-02 カシカルド王国、カシカルド城ダンの客間
宿などでは従者や連れと寝るのが通常であるが、ダン一行はデュオや従者同士で部屋を案内された。
曲がりなりにも城の客間である。しかし大抵の城は最前線や防御拠点であることが多く、戦闘を意識した造りとなっている。
とはいえ城主の好みというものも存在し、城主に客間があるといいわねと言われて応じた城がこのカシカルド城である。
そんな城でダンは一人きりの部屋となったが、思い出の地に建つ城で一人の時間を過ごすことを楽しんでいるようだ。
これと言って何もない時の埋め合わせ役となっている短剣を研ぎながらつぶやく。
「アウフ、とうとう来ちまったよ。あの時貧弱だった拠点が城になっているぞ。ローデリカは何にも変わっちゃいねえ。予想はしていたが、案の定過ぎて笑えて来る。そして俺の気持ちも変わっていないことがわかっちまってな。いや、叶わないことはあの頃から承知の上。言うぐらいさせろよ。あーあ、お前になりてえ――ほんとに」
部屋に短剣を研ぐ軽い音が響く。研磨音をアウフの声としているのだろうか、ダンは独り言を続ける。
「なあ、従者と一緒になるってどう思う? 改めて伴侶にする必要あるか? 毎日一緒にいる奴だ。あんまり変わらねえと思うんだよ。それにいまさら主従の立場を変えるなんてどうすりゃいい? 俺は元々普段の生活で命令なんてしないし、あいつもこっちが何も言わなくたって合わせてくれる。それじゃあダメなのかねえ」
ダンのつぶやきはそこで止まり、部屋には短剣が奏でる音だけが響き続けた。
Szene-03 カシカルド王国、カシカルド城エールタインの客間
仰向けになるとすぐに寝息を立てたエールタインとティベルダは、そのまま熟睡していた。
寝始めと違うのは、ティベルダが寝返りを打ってエールタインに抱き着いているところか。
今にもよだれを垂らしそうな表情で、とても幸せそうなティベルダ。
耳の位置からすると、エールタインの心音を聞いているのかも知れない。
エールタインは、無意識にティベルダの頭や背中を撫でている。
他の部屋では様々な思いが漂う中、エールタインとティベルダならではの形で二人きりの時間を満喫していた。
ろうそくの炎は寝ている間に消えて、暗闇が少女デュオの眠りを包む客間。
主人に抱かれたままのヒルデガルドはおもむろに目を覚まし、アムレットの毛並みを楽しみながらルイーサとの時間をかみしめていた。
「場所が変わってもいつも通りルイーサ様に抱かれて眠れるなんて、私は幸せね。アムレットもよく懐いてくれているし――ん?」
窓の扉からカリカリと音が聞こえる。ヒルデガルドは名残惜しそうにルイーサの腕を外そうとするが、しっかりと抱きしめられていて動くことができない。
代わりにアムレットがヒルデガルドの手の中でゴソゴソと動き、目を覚まして後ろ足で立った。
「やっぱりあなたのお友達なのね」
アムレットは窓際へと駆けてゆき、座って扉を見つめている。しばし体勢を崩さずにいたが、大きな尻尾を一振りしてヒルデガルドの元へと戻った。
ヒルデガルドの手にアムレットの片前足が乗せられた。ヒルデガルドは反射的に握り、質問する。
「ここまでお友達が来るほどって、町で何かあったの?」
アムレットは人の様に話すわけではないので、ヒルデガルド特有の能力で話を聞いている。
そのため話し声の無い会話空間が出来上がっていたが、無音の時間はヒルデガルドの言葉で中断された。
「ザラさんというと――スクリアニアの軍に捕まった人よね。大人が話しているのをよく聞いていたわ。そう、お元気なのね」
アムレットから伝えられた情報を整理するため、ヒルデガルドは独り言をつぶやいた。
その声が理由か定かでないが、ヒルデガルドの体に主人の脚が巻きつけられて抱きしめがきつくなる。
「ルイーサ様? すみません、起こしてしまいましたか?」
「ふわあ……いいから続けなさい。私は寝起きだから、あなたがいるのを確かめているだけよ」
従者に脚をからめて話を続けるように命じたルイーサは、あくびをしながら改めてヒルデガルドのうなじへと潜り込んだ。
「はい、あ――ルイーサ様おはようございます」
「おはよ」
うなじから籠った返事を聞くと、ヒルデガルドは一瞬笑みを浮かべてから独り言を続けた。
「お子さんが二人、男の子と女の子がいてどちらも無事――これは町長に知らせたいね。アムレットは何かいい案ない?」
ヒルデガルドに握られた前足を軸にして、くるりと一回転。そのままじっとしているかと思いきや、器用にクルクルと回り出した。
「あらら、困ってしまったの? ごめんね、そんなつもりではなかったの」
ヒルデガルドが申し訳なさそうな表情に変わる頃、アムレットはピタリと止まってヒルデガルドを真正面に見る。
しばし無言の時間が流れると、ヒルデガルドが目を見開いた。
「私たちでないと書けないものというと、模様? 絵? 字?――ああ、それはお手紙ね!」
アムレットは後ろ足で立ち、ヒルデガルドに両前足を見せる。
「お手紙を書いて、アムレットに渡せばいいのね? わかったわ、やってみるから待ってて」
「ヒルデ、それなら私が書くわ。渡す相手は町長なのだし、私が書くべきよ」
「すみません、出しゃばったことを」
「何を言っているの、あなたは私への負担を少なくするために動こうとしたのでしょ? とても気分がいいわ。だから私が書く気になったのよ」
ヒルデガルドは、相変わらずうなじに潜ったままの主人の名前をつぶやく。
「ルイーサ様――」
「ちょっと待って、もう少しだけ」
ルイーサはヒルデガルドのうなじで深呼吸をしてから顔を上げた。
「私にも準備が必要なのよ。書くときは横にいなさいね」
「はい、いつものように」
「あと、アムレットは鞄に入りなさい。証石を出すから」
ルイーサは真っ暗な部屋の中を照らすために、証石を取り出そうと首に掛けている革紐を握った。
Szene-02 カシカルド王国、カシカルド城ダンの客間
宿などでは従者や連れと寝るのが通常であるが、ダン一行はデュオや従者同士で部屋を案内された。
曲がりなりにも城の客間である。しかし大抵の城は最前線や防御拠点であることが多く、戦闘を意識した造りとなっている。
とはいえ城主の好みというものも存在し、城主に客間があるといいわねと言われて応じた城がこのカシカルド城である。
そんな城でダンは一人きりの部屋となったが、思い出の地に建つ城で一人の時間を過ごすことを楽しんでいるようだ。
これと言って何もない時の埋め合わせ役となっている短剣を研ぎながらつぶやく。
「アウフ、とうとう来ちまったよ。あの時貧弱だった拠点が城になっているぞ。ローデリカは何にも変わっちゃいねえ。予想はしていたが、案の定過ぎて笑えて来る。そして俺の気持ちも変わっていないことがわかっちまってな。いや、叶わないことはあの頃から承知の上。言うぐらいさせろよ。あーあ、お前になりてえ――ほんとに」
部屋に短剣を研ぐ軽い音が響く。研磨音をアウフの声としているのだろうか、ダンは独り言を続ける。
「なあ、従者と一緒になるってどう思う? 改めて伴侶にする必要あるか? 毎日一緒にいる奴だ。あんまり変わらねえと思うんだよ。それにいまさら主従の立場を変えるなんてどうすりゃいい? 俺は元々普段の生活で命令なんてしないし、あいつもこっちが何も言わなくたって合わせてくれる。それじゃあダメなのかねえ」
ダンのつぶやきはそこで止まり、部屋には短剣が奏でる音だけが響き続けた。
Szene-03 カシカルド王国、カシカルド城エールタインの客間
仰向けになるとすぐに寝息を立てたエールタインとティベルダは、そのまま熟睡していた。
寝始めと違うのは、ティベルダが寝返りを打ってエールタインに抱き着いているところか。
今にもよだれを垂らしそうな表情で、とても幸せそうなティベルダ。
耳の位置からすると、エールタインの心音を聞いているのかも知れない。
エールタインは、無意識にティベルダの頭や背中を撫でている。
他の部屋では様々な思いが漂う中、エールタインとティベルダならではの形で二人きりの時間を満喫していた。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
お兄ちゃんはお兄ちゃんだけど、お兄ちゃんなのにお兄ちゃんじゃない!?
すずなり。
恋愛
幼いころ、母に施設に預けられた鈴(すず)。
お母さん「病気を治して迎えにくるから待ってて?」
その母は・・迎えにくることは無かった。
代わりに迎えに来た『父』と『兄』。
私の引き取り先は『本当の家』だった。
お父さん「鈴の家だよ?」
鈴「私・・一緒に暮らしていいんでしょうか・・。」
新しい家で始まる生活。
でも私は・・・お母さんの病気の遺伝子を受け継いでる・・・。
鈴「うぁ・・・・。」
兄「鈴!?」
倒れることが多くなっていく日々・・・。
そんな中でも『恋』は私の都合なんて考えてくれない。
『もう・・妹にみれない・・・。』
『お兄ちゃん・・・。』
「お前のこと、施設にいたころから好きだった・・・!」
「ーーーーっ!」
※本編には病名や治療法、薬などいろいろ出てきますが、全て想像の世界のお話です。現実世界とは一切関係ありません。
※コメントや感想などは受け付けることはできません。メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
※孤児、脱字などチェックはしてますが漏れもあります。ご容赦ください。
※表現不足なども重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけたら幸いです。(それはもう『へぇー・・』ぐらいに。)
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
日本列島、時震により転移す!
黄昏人
ファンタジー
2023年(現在)、日本列島が後に時震と呼ばれる現象により、500年以上の時を超え1492年(過去)の世界に転移した。移転したのは本州、四国、九州とその周辺の島々であり、現在の日本は過去の時代に飛ばされ、過去の日本は現在の世界に飛ばされた。飛ばされた現在の日本はその文明を支え、国民を食わせるためには早急に莫大な資源と食料が必要である。過去の日本は現在の世界を意識できないが、取り残された北海道と沖縄は国富の大部分を失い、戦国日本を抱え途方にくれる。人々は、政府は何を思いどうふるまうのか。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
旧校舎の地下室
守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。
27歳女子が婚活してみたけど何か質問ある?
藍沢咲良
恋愛
一色唯(Ishiki Yui )、最近ちょっと苛々しがちの27歳。
結婚適齢期だなんて言葉、誰が作った?彼氏がいなきゃ寂しい女確定なの?
もう、みんな、うるさい!
私は私。好きに生きさせてよね。
この世のしがらみというものは、20代後半女子であっても放っておいてはくれないものだ。
彼氏なんていなくても。結婚なんてしてなくても。楽しければいいじゃない。仕事が楽しくて趣味も充実してればそれで私の人生は満足だった。
私の人生に彩りをくれる、その人。
その人に、私はどうやら巡り合わないといけないらしい。
⭐︎素敵な表紙は仲良しの漫画家さんに描いて頂きました。著作権保護の為、無断転載はご遠慮ください。
⭐︎この作品はエブリスタでも投稿しています。
義姉妹百合恋愛
沢谷 暖日
青春
姫川瑞樹はある日、母親を交通事故でなくした。
「再婚するから」
そう言った父親が1ヶ月後連れてきたのは、新しい母親と、美人で可愛らしい義理の妹、楓だった。
次の日から、唐突に楓が急に積極的になる。
それもそのはず、楓にとっての瑞樹は幼稚園の頃の初恋相手だったのだ。
※他サイトにも掲載しております
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる