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異世界には様々なパターンがあることを、カナデは前世で読んだ物語の知識で知っていた。
ヨーロッパ風のファンタジーが比較的多かった気もするが、カナデが前世で生活していた文明的な異世界の話も読んだ記憶がある。
この世界は、その「前世で生活していた場」と似た異世界だった。
違うのは国家はほとんどが王制で、獣人と呼ばれる獣や竜の血を引く者達が上位貴族として支配層の大半を占めていること。
魔法も発達しており、文明的な道具と融合させた「魔道具」と呼ばれる機械のような道具の開発も盛んだ。
オメガ性に関していえば、前の世界よりは格段に生きやすい社会だった。
「出来損ない」の烙印を押されるまでは――。
ともあれ「まともなオメガ」であればこの世界では生きやすい。良質なヒート抑制薬が安価で手に入るので、オメガの地位はベータと同じ扱いだ。
自立して社会的に成功しているオメガも存在する。
けれど「妊娠しやすい」というオメガ特有の体質は、血筋を重んじる家系にとって喉から手が出るほど欲しいというのは変わらない認識だ。
つまりは政略結婚の駒として大いに価値がある。
下位の貴族が成り上がる道具と言う意味でも最適なのだ。
平民の、特に貧しい家庭に生まれたオメガを保護することは、貴族社会において「義務」とされている。経済力のない平民家庭に生まれたオメガは、幼いうちに同種の貴族に引き取られることが多かった。
カナデはそうした慣例に倣い、生まれてすぐローヴァ男爵家の養子となった。
男爵家とは言っても、一般家庭に比べれば遙かに経済力はある。
養父母はカナデを実子と分け隔てなく接し、愛情を持って育ててくれた。兄達とおなじように、貴族の子女が通う学園にも進学させてくれた。
「社会に出たとき、オメガであるカナデが自由に将来を選べるようにしたいんだよ」
笑顔でそう告げた養父の言葉をカナデは信じて疑わなかった。
けれど十八歳の誕生日を過ぎると、急に養父母はカナデに見合いをするよう勧めてきたのだ。
進学する大学も決めていたのに、まるでそんな話は最初からなかったことのようにされてしまう。兄達も「カナデの嫁ぎ先で、進路が決まる」とか「お金持ちのアルファと結婚しろよ」などと、笑って話すようになった。
そこでやっと、カナデは自分は最初からローヴァ家の一員ではなく、単に家を繁栄させるための駒だと理解する。
カナデの他にも同じような境遇のオメガを毎年引き取っていた時点で、何かおかしいと気づくべきだった。けれど気づいたところで、後ろ盾もない自分になにができただろう。
オメガであることを理由に、社会的不利益を被ることはありえない。
そんなものは全て建前だ。
成功しているオメガ達は、実家が太いとか、支えてくれるアルファがいるだとか。そんな現実も見えてくる。
結局カナデは養父母に言われるまま、お見合いを繰り返した。一度で決まらなかったのは、思いのほか「カナデを番にしたい」という申し出が多かったからだ。養父母からしてみれば、結納金を一番多く出せる相手にカナデを嫁がせる算段だったのだろう。
将来役に立つからと基礎教育は勿論のこと、貴族のマナーや会話術を叩き込まれたお陰で、毎日見合いの話が持ち込まれる。
カナデに求婚してくる人間のアルファは見目の良い若者ばかりで、養父母は喜んでいた。でもカナデは、素直に喜ぶ事ができない。
男爵家での生活は恵まれていたが、やはりどこか窮屈で自分には合わないと感じていた。だから大学も奨学金を使い、卒業したらこれまで自分にかかった養育費を少しずつ返済し男爵家の籍からも抜けると養父母には伝えていたのだ。
勿論二人は、そんなことは「気にしなくていい」と笑っていたし、カナデも彼らの優しい言葉に感謝もした。しかし彼らがそう言ったのは、上位のアルファから得られる結納金を得られるからだと理解する。
女性のオメガ程ではなくとも、男性のオメガでも健康体ならカナデが一生かかっても返しきれない金額が結納金として振り込まれると知る。
自分に選択の余地もなく、その日もカナデは「特別な相手だから」と養父母に付き添われてお見合いの席へと向かった。
相手は端整な顔立ちをした青年実業家と紹介された。もっとも、これまでの相手と違っていたのは、彼が「獣人のアルファ」という点。
見た目は人間と変わりないので、言われなければ分からない。
カナデがいつものようにお決まりの挨拶を済ませ顔を上げたその時、男が眉を顰めて言い放った。
「このオメガからはフェロモンを感じない」と。
その言葉を受け、養父母はすぐさまオメガの専門病院に駆け込みカナデの検査を行った。
その結果、カナデは「フェロモンが著しく薄く、妊娠しにくい体質」であることが明らかになる。
事実を知ったローヴァ男爵家は、カナデに対して手のひらを返し冷淡になった。
養子という立場などなかったことにされ、「出来損ない」と罵られ、屋敷の一角にある外鍵のかかる狭い部屋へと押し込められた。
そして――
彼らはカナデを「オメガを専門に扱う」獣人の商人に売り渡したのだ。
もちろん、カナデ自身はそんな違法がまかり通っているだなんて信じられなかった。何より組織を管理するのは、規律を重んじるとされる獣人達。
だが実際には、「番に適さない」と判断されたオメガを裏で処分するための「販売組織」が存在していたのである。
引き渡される前、養父は「これでやっと元が取れる」と卑しい笑みを浮かべてカナデから服を剥ぎ取った。
養父達からすればシャツ一枚だって、カナデにはもったいないのだろう。これまでかけた金を回収する計画が破綻したのだから当然だと、その表情からは見て取れた。
商人はそんな養父の振る舞いに特に驚いた様子もなく、裸にされて蹲るカナデに粗末な麻の服を渡した。
そして抑揚の無い声で
「良くある事だ。気にするな」と
何の慰めにもならない言葉をかけ、カナデを車へと押し込んだ。
ヨーロッパ風のファンタジーが比較的多かった気もするが、カナデが前世で生活していた文明的な異世界の話も読んだ記憶がある。
この世界は、その「前世で生活していた場」と似た異世界だった。
違うのは国家はほとんどが王制で、獣人と呼ばれる獣や竜の血を引く者達が上位貴族として支配層の大半を占めていること。
魔法も発達しており、文明的な道具と融合させた「魔道具」と呼ばれる機械のような道具の開発も盛んだ。
オメガ性に関していえば、前の世界よりは格段に生きやすい社会だった。
「出来損ない」の烙印を押されるまでは――。
ともあれ「まともなオメガ」であればこの世界では生きやすい。良質なヒート抑制薬が安価で手に入るので、オメガの地位はベータと同じ扱いだ。
自立して社会的に成功しているオメガも存在する。
けれど「妊娠しやすい」というオメガ特有の体質は、血筋を重んじる家系にとって喉から手が出るほど欲しいというのは変わらない認識だ。
つまりは政略結婚の駒として大いに価値がある。
下位の貴族が成り上がる道具と言う意味でも最適なのだ。
平民の、特に貧しい家庭に生まれたオメガを保護することは、貴族社会において「義務」とされている。経済力のない平民家庭に生まれたオメガは、幼いうちに同種の貴族に引き取られることが多かった。
カナデはそうした慣例に倣い、生まれてすぐローヴァ男爵家の養子となった。
男爵家とは言っても、一般家庭に比べれば遙かに経済力はある。
養父母はカナデを実子と分け隔てなく接し、愛情を持って育ててくれた。兄達とおなじように、貴族の子女が通う学園にも進学させてくれた。
「社会に出たとき、オメガであるカナデが自由に将来を選べるようにしたいんだよ」
笑顔でそう告げた養父の言葉をカナデは信じて疑わなかった。
けれど十八歳の誕生日を過ぎると、急に養父母はカナデに見合いをするよう勧めてきたのだ。
進学する大学も決めていたのに、まるでそんな話は最初からなかったことのようにされてしまう。兄達も「カナデの嫁ぎ先で、進路が決まる」とか「お金持ちのアルファと結婚しろよ」などと、笑って話すようになった。
そこでやっと、カナデは自分は最初からローヴァ家の一員ではなく、単に家を繁栄させるための駒だと理解する。
カナデの他にも同じような境遇のオメガを毎年引き取っていた時点で、何かおかしいと気づくべきだった。けれど気づいたところで、後ろ盾もない自分になにができただろう。
オメガであることを理由に、社会的不利益を被ることはありえない。
そんなものは全て建前だ。
成功しているオメガ達は、実家が太いとか、支えてくれるアルファがいるだとか。そんな現実も見えてくる。
結局カナデは養父母に言われるまま、お見合いを繰り返した。一度で決まらなかったのは、思いのほか「カナデを番にしたい」という申し出が多かったからだ。養父母からしてみれば、結納金を一番多く出せる相手にカナデを嫁がせる算段だったのだろう。
将来役に立つからと基礎教育は勿論のこと、貴族のマナーや会話術を叩き込まれたお陰で、毎日見合いの話が持ち込まれる。
カナデに求婚してくる人間のアルファは見目の良い若者ばかりで、養父母は喜んでいた。でもカナデは、素直に喜ぶ事ができない。
男爵家での生活は恵まれていたが、やはりどこか窮屈で自分には合わないと感じていた。だから大学も奨学金を使い、卒業したらこれまで自分にかかった養育費を少しずつ返済し男爵家の籍からも抜けると養父母には伝えていたのだ。
勿論二人は、そんなことは「気にしなくていい」と笑っていたし、カナデも彼らの優しい言葉に感謝もした。しかし彼らがそう言ったのは、上位のアルファから得られる結納金を得られるからだと理解する。
女性のオメガ程ではなくとも、男性のオメガでも健康体ならカナデが一生かかっても返しきれない金額が結納金として振り込まれると知る。
自分に選択の余地もなく、その日もカナデは「特別な相手だから」と養父母に付き添われてお見合いの席へと向かった。
相手は端整な顔立ちをした青年実業家と紹介された。もっとも、これまでの相手と違っていたのは、彼が「獣人のアルファ」という点。
見た目は人間と変わりないので、言われなければ分からない。
カナデがいつものようにお決まりの挨拶を済ませ顔を上げたその時、男が眉を顰めて言い放った。
「このオメガからはフェロモンを感じない」と。
その言葉を受け、養父母はすぐさまオメガの専門病院に駆け込みカナデの検査を行った。
その結果、カナデは「フェロモンが著しく薄く、妊娠しにくい体質」であることが明らかになる。
事実を知ったローヴァ男爵家は、カナデに対して手のひらを返し冷淡になった。
養子という立場などなかったことにされ、「出来損ない」と罵られ、屋敷の一角にある外鍵のかかる狭い部屋へと押し込められた。
そして――
彼らはカナデを「オメガを専門に扱う」獣人の商人に売り渡したのだ。
もちろん、カナデ自身はそんな違法がまかり通っているだなんて信じられなかった。何より組織を管理するのは、規律を重んじるとされる獣人達。
だが実際には、「番に適さない」と判断されたオメガを裏で処分するための「販売組織」が存在していたのである。
引き渡される前、養父は「これでやっと元が取れる」と卑しい笑みを浮かべてカナデから服を剥ぎ取った。
養父達からすればシャツ一枚だって、カナデにはもったいないのだろう。これまでかけた金を回収する計画が破綻したのだから当然だと、その表情からは見て取れた。
商人はそんな養父の振る舞いに特に驚いた様子もなく、裸にされて蹲るカナデに粗末な麻の服を渡した。
そして抑揚の無い声で
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何の慰めにもならない言葉をかけ、カナデを車へと押し込んだ。
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