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第40【その男危険につき】(7)
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一瞬「ピクッ」としたが気にせず返答する。
「セリエ、てめぇ......何しに来た?」
あの時の出来事を根に持っているため物凄い形相で睨みを効かせる。
そんなことには、気にも止めない自称優男のセリエは、相変わらず変わらないトーンで答える。
「あ~僕?暇だから散歩がてら協会にきたら、デカい兜虫みたいなのに会ったからさ、とりあえず大気圏まで飛ばしといたよ。まぁあれくらいなら当分は戻らないだろうけどね」
少しだけ和らいだのか「やれやれ」とため息をつくと
「相変わらずお前の魔法は無茶苦茶だな......んで?何でずっとニヤニヤしてんだよ」
にやけ面が気に入らないのか、再び眼を飛ばす。
「別に~?ここの後処理は僕たちに任せて、君はあの子のところ行ってあげなよ」
「ふんっ!!」と不機嫌そうな顔をし、ノーメン、セリエ達を後にする。
「ん?さっきから熱い眼差しでどうしたの、ノーメンさん?」
その豪腕を組み合わせながら、無機質な真っ白のお面は真横のセリエを見つめ何かを訴えている。
(んで、本当の理由はなんだったんだ?)と言っているみたいだ。
「ゴロん」とうつ伏せになり、かったるそうに話す。
「あー、あれ?いやね、ニッシャは生き返るために代償払ったのかなって思ってね、この前会った時より魔力量が桁外れに上がってたからさ♪本人は気づいてないみたいだけど」
ノーメンは状況が理解できず無言のまま首をかしげる。
それをみたセリエは頭を掻きむしると、ざっくりとした説明をした。
「まっ!ようするに、精霊付きでも無敵じゃないってことさ♪ここの後処理は自動修復に任せて俺らは任務へ行きますか♪」
二人は協会を後にし闇へと消えていった。
「セリエ、てめぇ......何しに来た?」
あの時の出来事を根に持っているため物凄い形相で睨みを効かせる。
そんなことには、気にも止めない自称優男のセリエは、相変わらず変わらないトーンで答える。
「あ~僕?暇だから散歩がてら協会にきたら、デカい兜虫みたいなのに会ったからさ、とりあえず大気圏まで飛ばしといたよ。まぁあれくらいなら当分は戻らないだろうけどね」
少しだけ和らいだのか「やれやれ」とため息をつくと
「相変わらずお前の魔法は無茶苦茶だな......んで?何でずっとニヤニヤしてんだよ」
にやけ面が気に入らないのか、再び眼を飛ばす。
「別に~?ここの後処理は僕たちに任せて、君はあの子のところ行ってあげなよ」
「ふんっ!!」と不機嫌そうな顔をし、ノーメン、セリエ達を後にする。
「ん?さっきから熱い眼差しでどうしたの、ノーメンさん?」
その豪腕を組み合わせながら、無機質な真っ白のお面は真横のセリエを見つめ何かを訴えている。
(んで、本当の理由はなんだったんだ?)と言っているみたいだ。
「ゴロん」とうつ伏せになり、かったるそうに話す。
「あー、あれ?いやね、ニッシャは生き返るために代償払ったのかなって思ってね、この前会った時より魔力量が桁外れに上がってたからさ♪本人は気づいてないみたいだけど」
ノーメンは状況が理解できず無言のまま首をかしげる。
それをみたセリエは頭を掻きむしると、ざっくりとした説明をした。
「まっ!ようするに、精霊付きでも無敵じゃないってことさ♪ここの後処理は自動修復に任せて俺らは任務へ行きますか♪」
二人は協会を後にし闇へと消えていった。
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