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第1章【咲き誇れ儚き命の灯火よ】
第10話【どんな時も壁に耳あり障子に目あり】
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手を握り続ける老人は、桜香の身なりや持ち物を凝視しながら、他の人へ指示を出した。
『ほぉ~桜香とは良い名じゃな!!どれ、今日は疲れただろう?皆、この娘に着替えと食料を用意してくれ!!』
貫禄ある老人の鶴の一声により、蜘蛛の子を散らすように家を出る人々。
一人だけ残った村の女性と一緒に、居間の奥にある小さな客室の様な所に案内された。
そこは4畳程の小さな個室で、中央に申し訳なさそうに布団一式があり、どうやら来客様の部屋みたいだ。
室内は電気が通っているようで少しだけ明るく、格子がある小窓から差す月明かりも手伝って、気味の悪い暗さは無い。
ボロボロで色褪せていた包帯に代わって、新しい物を用意してもらう。
家で巻いた真っ白の包帯は、所々が血に染まっており、肌に接着し固まって変色している。
剥がす際は瘡蓋が引っ掛かり、傷口が開いた箇所もあった。
包帯の交換を終えると、本日の寝床である周囲を見渡しながら、隅で正座している女性に恥ずかしそうな顔でお願いした。
『何から何までありがとうございます!あの……ちょっと、恥ずかしいので1人にしてもらってもいいですか?』
桜色に頬を染めながら少しだけ可愛らしく、もじもじとしてみる桜香――――だが、女性には今一つのようだ。
気まずい顔をする桜香と真顔の女性は互いに硬直すると、数秒後――――先に動いたのは女性の方だった。
『それでは、ごゆっくりと……』と一言だけ伝え、年期の入った襖を閉めて戻っていった。
出ていって直ぐ様、壁に耳を付けながら女性の足音を確認した。
天道虫の事もあり、底知れない不安と心配が混じり合う。
呼吸が乱れながら高鳴る鼓動が、大音量で部屋中に鳴り響いてるようだ。
瞬きするのを忘れる程、桜香にとって長い数秒が経過した頃――――足音は段々と奥へ戻っていくのが分かる。
それを聞いた桜香は、張り詰めた緊張の糸が少しずつ解れてくる。
胸を押さえながら安堵の表情を浮かべ、『ふぅ……』とため息混じりに言った。
『何だか落ち着かない。知らない人の家で寝泊まりするってこんな感じなんだろうな……』
相手は女性とはいえ、着替え中も凝視してくる辺り、何だか監視されているみたいで良い気はしなかった。
だけど、森は夜も深くなってきて、折角の村人達のご厚意を受け取らないのは失礼かな……と自己解決する桜香。
上下左右を見渡す限り〝天井〟〝畳〟〝壁〟〝壁〟とあり、この部屋には自分一人だけというのを確認後――――開放感を噛み締めながら、顔を枕に沈める桜香。
瞳を閉じて顔を擦り付けながら、安心した様に深呼吸をする。
気のせいか少しだけカビの臭いがした――――でも、祖父の体臭に比べればへっちゃらだった。
久しぶりの柔らかい感触の確認を終え仰向けになると、口から漏れる息が白くなっている。
それもその筈だ、室内には暖房設備もなく、体を温めてくれるのは一枚の薄い布団のみ。
だけど、それでも人の温かさを充分に感じる桜香。
今日も〝生きている〟と祖父や母に感謝すると共に、一時の幸せを噛み締めながら小声で独り言をする。
『ふぁ~、良い人達で安心した。明日には出発したいな。誰かに〝花の都〟の方角聞かないと……。寝る前にちょっとだけ、お話してこようかな!!』
ゆっくりと上半身を起こし、布団の脇に置いた腰袋を開ける。
――――空になった野草入れで、ぐっすりと寝ていた。
起きて活発に動かれても困るので、開け口をしっかりと結んで布団を被せる。
小さいとはいえ〝植魔虫〟である天道虫が、突然飛び出すと大問題になりかねない。
襖に手を掛けようとしたその時、楽しそうな談笑が居間から聞こえてくる。
女性が静かに笑い、男性が豪快に笑う……それはごく普通の他愛ない会話の様だった。
それに混じる様に、溶け込むような小声が桜香の耳に入る。
『もうそろそろ、あの方の狩りが始まる時間だぞ?ちゃんと礼品を用意しないとな!!』
『それにしても、あの方のお陰で怯える事は無くなりましたね。本当に感謝だわ……』
『そう言えば、お前の所の息子はまだ〝花の守り人〟になりたいとかって言ってんのか?』
村人達の不思議なやりとりに、桜香は気になって頭を悩ます。
(さっきから出てる、あの方って誰だろう?……|花の守り人かな?)
自らが口にした花の守り人という言葉で、驚き顔と共にハッとした桜香は、大事な有る事に気が付いた――――
(そう言えば……お母さんの花弁四刀、泥棒から取り返さないと……
やっと気付いた桜香は、その場で膝を着いて項垂れていた。
片膝を畳へと付けながら『フゥッ……』と、胸に手を当てゆっくり深呼吸を数度繰り返す。
そして立ち上がる桜香は、気持ちを入れ換えて襖を開く――――と、目の前には先程の老人が気配を消して立っていた。
不意に目が合ってしまった桜香は『うわーっ!!お化けがでっ、出た~!!』と言って、尻餅を付きながら壁へと背中を合わす。
あまりの衝撃的な出来事に、静まった鼓動が再び激しく脈を打ちつけるのが分かる。
多少、大袈裟気味だったが驚いたのは本当であり、心配は他にあった。
(どうしてここに居たんだろう?……もし、天道虫がいることがバレたら――――)
無言で部屋に入る老人はゆっくりと桜香に近づき、敷いてあった聖域へと足を踏み入れた。
尚も続く老人の進撃は、布団中央付近で立ち止まる。
視線を老人から少し下の布団端部の小袋へと落とす。
幸いにも天道虫がいる小袋は、絶対に踏んでないと言える……だろう。
(表情で悟られちゃ駄目だ。笑顔……常に笑顔を作るんだ桜香!!――――でも、ちょっと怖いよ……)
自らを鼓舞する様に何度も、己を励ます言葉を繰り返す桜香。
不安感に苛まれる桜香に対し老人は、皺だらけの顔で笑顔を作ると言った。
『桜香さんや、待たせてすまんね。夕食を用意したので是非とも……』
『えっ!?……あっ、夕食ですかぁ!!』
桜香は驚きのあまり気づかなかったが、泣きじゃくる我が子の様に、愛しそうにお腹を擦ると、腹の虫が大音量で鳴いている。
照れ隠しと恥ずかしさのせいか、頬を瞳に似た桜色へと染め上げ、頭を掻いて笑いながら口を開いた。
『へへへっ……!!あの~、良くしてもらってるのにビックリしてごめんなさい!!』
考える事は山程ある……だけど、母の形見も勿論大事だが、それには先ずは自分自身の命の確保と怪我の治癒を行う事。
そうすればきっと――――母の思いが込められた刀の方から、近付いてくる気がした桜香だった。
『それでは行きましょうか』と老人に連れられて部屋を出る際に、小さく天道虫入腰袋に向かって手を振る桜香だった。
どうやら、先程の村人達が食料や酒等を持って戻り、再び大宴会が開かれているようだ。
そこには先程の村人達に加え、1人だけ服装が異なる男が、酒を酌み交わしながら胡座をかいている。
室内にも限らず豪華な羽織を纏い、堂々とする姿に加え、その足元には一本の刀がある。
男を目の当たりにした桜香は、直感で気付いた――――〝花の守り人〟だと言う事に。
鞘も含めて白を基調とした〝花弁四刀〟に比べて、男の刀は全体が黒い上に倍の刃幅がある。
仄かな灯りに照らされた横顔は清清しい程の、美形で勘違いして好きになりそうだった。
桜香が思わず見とれていると、村には珍しい若い娘に気付いた男は、持っていた盃を置き、手を伸ばして自己紹介をした。
『おっ、村長が旅人の娘を連れて来たか!!。俺の名前は鬼灯ってんだ!!』
鬼灯は酒のせいか少しだけふっくらとした頬が鮮やかに赤く染まっており、家中に響く程に凄く笑っている。
一目見て男の年齢は恐らく20代後半の印象で、一片の曇りもない爽やかな笑顔を桜香に向けた。
普段ならば起床から就寝にかけて祖父の顔がちらつき、それしか印象がないほど男性に対して免疫がなかった。
差し出された手を握り返すと、思わず体が火照り、まるで沸騰した様な温かさが桜香を包み込む。
壊れた人形の様にぎこちない動作と、普段使い慣れない言葉を口にする桜香。
『どっ、どうも初めまして、私は桜香です!!花の守り人目指してて、明日には村を出て〝花の都〟に出ますが……何卒よろしくお願いします!!』
気を良くした鬼灯は、『あぁ、よろしくな桜香ちゃん!!』と言って、手を上下に振った。
『ほぉ~桜香とは良い名じゃな!!どれ、今日は疲れただろう?皆、この娘に着替えと食料を用意してくれ!!』
貫禄ある老人の鶴の一声により、蜘蛛の子を散らすように家を出る人々。
一人だけ残った村の女性と一緒に、居間の奥にある小さな客室の様な所に案内された。
そこは4畳程の小さな個室で、中央に申し訳なさそうに布団一式があり、どうやら来客様の部屋みたいだ。
室内は電気が通っているようで少しだけ明るく、格子がある小窓から差す月明かりも手伝って、気味の悪い暗さは無い。
ボロボロで色褪せていた包帯に代わって、新しい物を用意してもらう。
家で巻いた真っ白の包帯は、所々が血に染まっており、肌に接着し固まって変色している。
剥がす際は瘡蓋が引っ掛かり、傷口が開いた箇所もあった。
包帯の交換を終えると、本日の寝床である周囲を見渡しながら、隅で正座している女性に恥ずかしそうな顔でお願いした。
『何から何までありがとうございます!あの……ちょっと、恥ずかしいので1人にしてもらってもいいですか?』
桜色に頬を染めながら少しだけ可愛らしく、もじもじとしてみる桜香――――だが、女性には今一つのようだ。
気まずい顔をする桜香と真顔の女性は互いに硬直すると、数秒後――――先に動いたのは女性の方だった。
『それでは、ごゆっくりと……』と一言だけ伝え、年期の入った襖を閉めて戻っていった。
出ていって直ぐ様、壁に耳を付けながら女性の足音を確認した。
天道虫の事もあり、底知れない不安と心配が混じり合う。
呼吸が乱れながら高鳴る鼓動が、大音量で部屋中に鳴り響いてるようだ。
瞬きするのを忘れる程、桜香にとって長い数秒が経過した頃――――足音は段々と奥へ戻っていくのが分かる。
それを聞いた桜香は、張り詰めた緊張の糸が少しずつ解れてくる。
胸を押さえながら安堵の表情を浮かべ、『ふぅ……』とため息混じりに言った。
『何だか落ち着かない。知らない人の家で寝泊まりするってこんな感じなんだろうな……』
相手は女性とはいえ、着替え中も凝視してくる辺り、何だか監視されているみたいで良い気はしなかった。
だけど、森は夜も深くなってきて、折角の村人達のご厚意を受け取らないのは失礼かな……と自己解決する桜香。
上下左右を見渡す限り〝天井〟〝畳〟〝壁〟〝壁〟とあり、この部屋には自分一人だけというのを確認後――――開放感を噛み締めながら、顔を枕に沈める桜香。
瞳を閉じて顔を擦り付けながら、安心した様に深呼吸をする。
気のせいか少しだけカビの臭いがした――――でも、祖父の体臭に比べればへっちゃらだった。
久しぶりの柔らかい感触の確認を終え仰向けになると、口から漏れる息が白くなっている。
それもその筈だ、室内には暖房設備もなく、体を温めてくれるのは一枚の薄い布団のみ。
だけど、それでも人の温かさを充分に感じる桜香。
今日も〝生きている〟と祖父や母に感謝すると共に、一時の幸せを噛み締めながら小声で独り言をする。
『ふぁ~、良い人達で安心した。明日には出発したいな。誰かに〝花の都〟の方角聞かないと……。寝る前にちょっとだけ、お話してこようかな!!』
ゆっくりと上半身を起こし、布団の脇に置いた腰袋を開ける。
――――空になった野草入れで、ぐっすりと寝ていた。
起きて活発に動かれても困るので、開け口をしっかりと結んで布団を被せる。
小さいとはいえ〝植魔虫〟である天道虫が、突然飛び出すと大問題になりかねない。
襖に手を掛けようとしたその時、楽しそうな談笑が居間から聞こえてくる。
女性が静かに笑い、男性が豪快に笑う……それはごく普通の他愛ない会話の様だった。
それに混じる様に、溶け込むような小声が桜香の耳に入る。
『もうそろそろ、あの方の狩りが始まる時間だぞ?ちゃんと礼品を用意しないとな!!』
『それにしても、あの方のお陰で怯える事は無くなりましたね。本当に感謝だわ……』
『そう言えば、お前の所の息子はまだ〝花の守り人〟になりたいとかって言ってんのか?』
村人達の不思議なやりとりに、桜香は気になって頭を悩ます。
(さっきから出てる、あの方って誰だろう?……|花の守り人かな?)
自らが口にした花の守り人という言葉で、驚き顔と共にハッとした桜香は、大事な有る事に気が付いた――――
(そう言えば……お母さんの花弁四刀、泥棒から取り返さないと……
やっと気付いた桜香は、その場で膝を着いて項垂れていた。
片膝を畳へと付けながら『フゥッ……』と、胸に手を当てゆっくり深呼吸を数度繰り返す。
そして立ち上がる桜香は、気持ちを入れ換えて襖を開く――――と、目の前には先程の老人が気配を消して立っていた。
不意に目が合ってしまった桜香は『うわーっ!!お化けがでっ、出た~!!』と言って、尻餅を付きながら壁へと背中を合わす。
あまりの衝撃的な出来事に、静まった鼓動が再び激しく脈を打ちつけるのが分かる。
多少、大袈裟気味だったが驚いたのは本当であり、心配は他にあった。
(どうしてここに居たんだろう?……もし、天道虫がいることがバレたら――――)
無言で部屋に入る老人はゆっくりと桜香に近づき、敷いてあった聖域へと足を踏み入れた。
尚も続く老人の進撃は、布団中央付近で立ち止まる。
視線を老人から少し下の布団端部の小袋へと落とす。
幸いにも天道虫がいる小袋は、絶対に踏んでないと言える……だろう。
(表情で悟られちゃ駄目だ。笑顔……常に笑顔を作るんだ桜香!!――――でも、ちょっと怖いよ……)
自らを鼓舞する様に何度も、己を励ます言葉を繰り返す桜香。
不安感に苛まれる桜香に対し老人は、皺だらけの顔で笑顔を作ると言った。
『桜香さんや、待たせてすまんね。夕食を用意したので是非とも……』
『えっ!?……あっ、夕食ですかぁ!!』
桜香は驚きのあまり気づかなかったが、泣きじゃくる我が子の様に、愛しそうにお腹を擦ると、腹の虫が大音量で鳴いている。
照れ隠しと恥ずかしさのせいか、頬を瞳に似た桜色へと染め上げ、頭を掻いて笑いながら口を開いた。
『へへへっ……!!あの~、良くしてもらってるのにビックリしてごめんなさい!!』
考える事は山程ある……だけど、母の形見も勿論大事だが、それには先ずは自分自身の命の確保と怪我の治癒を行う事。
そうすればきっと――――母の思いが込められた刀の方から、近付いてくる気がした桜香だった。
『それでは行きましょうか』と老人に連れられて部屋を出る際に、小さく天道虫入腰袋に向かって手を振る桜香だった。
どうやら、先程の村人達が食料や酒等を持って戻り、再び大宴会が開かれているようだ。
そこには先程の村人達に加え、1人だけ服装が異なる男が、酒を酌み交わしながら胡座をかいている。
室内にも限らず豪華な羽織を纏い、堂々とする姿に加え、その足元には一本の刀がある。
男を目の当たりにした桜香は、直感で気付いた――――〝花の守り人〟だと言う事に。
鞘も含めて白を基調とした〝花弁四刀〟に比べて、男の刀は全体が黒い上に倍の刃幅がある。
仄かな灯りに照らされた横顔は清清しい程の、美形で勘違いして好きになりそうだった。
桜香が思わず見とれていると、村には珍しい若い娘に気付いた男は、持っていた盃を置き、手を伸ばして自己紹介をした。
『おっ、村長が旅人の娘を連れて来たか!!。俺の名前は鬼灯ってんだ!!』
鬼灯は酒のせいか少しだけふっくらとした頬が鮮やかに赤く染まっており、家中に響く程に凄く笑っている。
一目見て男の年齢は恐らく20代後半の印象で、一片の曇りもない爽やかな笑顔を桜香に向けた。
普段ならば起床から就寝にかけて祖父の顔がちらつき、それしか印象がないほど男性に対して免疫がなかった。
差し出された手を握り返すと、思わず体が火照り、まるで沸騰した様な温かさが桜香を包み込む。
壊れた人形の様にぎこちない動作と、普段使い慣れない言葉を口にする桜香。
『どっ、どうも初めまして、私は桜香です!!花の守り人目指してて、明日には村を出て〝花の都〟に出ますが……何卒よろしくお願いします!!』
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