クラブPhantom Rougeの拷問劇場

翔田美琴

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1章 ユウキの場合

39話 友人の金を盗むゴミ

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超高級クラブ【Phantom Rouge】の豪華なエントランスに、ユウキはアッシュブロンドの髪を揺らしながら足を踏み入れた。その目は、煌びやかな内装と、周囲を飾る洗練された男女たちを好奇心旺盛に捉えていた。

ユウキ: うわぁ…ここが【Phantom Rouge】?マジ、別世界じゃん!あたしみたいなのが来ても良かったのかなぁ?

数日後、ユウキは【Phantom Rouge】のホストたちに貢ぐために、友人から預かっていた貯金に手を付けていた。

ユウキ: (小声で)これくらい、ホスト君のためなら…どうってことないよね。あたし、もっともっとキレイになって、彼を支えてあげたいし!

さらに数週間後、クラブの一室で、ミコトは冷たい視線をユウキに向けていた。エリオットは静かに控えている。

ミコト: ユウキさん、でしたね。当クラブの掟はご存知のはずです。他クラブの男と交際、友人の預金窃盗…。これは明白な契約違反です。

ユウキ: え…?なんですかいきなり。アンタ誰?クラブのママ? …ちょ、まさか、ホスト君のことチクったのアンタたち?

エリオット: 彼女はミコト様、【Phantom Rouge】のミストレスです。そして、クラブの掟を破った者への制裁執行者でもあります。

ユウキ: はぁ?制裁?ちょ、待ってよ! ホスト君のこと、あたし本気だったんだもん! それに、ちょっとお金借りただけじゃん!返すつもりだったし!

ミコト: 『ちょっと』?友人の貯金口座を空にして、『返すつもり』?甘いですね、ユウキさん。ここでは、軽い気持ちで踏み込める領域ではないのですよ。

ミコトは静かに手を挙げた。背後に控えていたクラブのスタッフが、ユウキを拘束する。

ユウキ: いや! 何すんのよ! 離して! アンタら、マジありえない! これって監禁だよ!

ミコト: あら、騒がしい。エリオット、彼女の口を塞いで。

エリオット: 承知いたしました。

エリオットは手際よくユウキの口を塞ぎ、その騒ぎを止めた。ミコトは冷たい眼差しをユウキに向けた。

ミコト: さて、ユウキさん。貴女には、【Phantom Rouge】の掟を破った代償を支払っていただきます。そして、私が最も嫌悪する言葉を口にした罪も、重ねて償って貰います。

ミコトはゆっくりとユウキに近づき、その耳元で囁いた。

ミコト: これから貴女は、『永遠の拷問』に処されます。

ユウキ: (もごもごとした声で)…!

ミコト: ええ、今更何を言っても無駄です。私達は貴女の様な人間を最も嫌うのですから。

ミコトは手を叩き、数人のスタッフが部屋に入ってくる。

ミコト: 始めましょうか。

ユウキの悲鳴が【Phantom Rouge】に響き渡った。その美しき舞台裏で、血と臓物の拷問ショーが、選ばれたVIPたちに向けて幕を開けた。

ユウキ: (必死に)…!

ミコト: 無駄ですよ、誰も助けには来ません。

エリオット: 自業自得とはこの事でしょう。

ミコト: さぁ、最後まで楽しませて貰いますよ。


激痛で意識が朦朧とするユウキ。視界は歪み、目の前の光景が現実なのか幻覚なのかもわからない。ただ一つ確かなのは、絶望が彼女を包み込んでいるということだ。

ユウキ: (かすれた声で)…あ…ああ…。

エリオット: ミストレス、塩酸の準備ができました。意識が薄れてきたので、これで刺激を与えます。

ミコト: ご苦労様。遠慮はいらないわ。たっぷりとかけてあげなさい。

ユウキの肌に塩酸が降り注ぐ。焼けるような痛みが全身を駆け巡り、悲鳴すら上げられない。

ユウキ: (断続的な呻き声)…っ…あ…あ…ぐ…。

ミコト: その顔…いいわ。絶望に染まった顔は、どんな宝石よりも美しい。エリオット、映像は記録しているわね?

エリオット: はい、ミストレス。最高画質で記録しております。VIPルームのお客様も、この映像を心待ちにしているでしょう。

ミコト: 素晴らしい。さて、次は…そうね、友人や家族に、あなたの今の姿を見せてあげましょうか。

ミコトは冷酷な笑みを浮かべながら、ユウキのスマートフォンを取り出した。

ユウキ: やめて! それだけは…! お願いだから…! 家族に…友達に…見せないで…!

ミコト: 今更何を言っているの? あなたは友人の貯金を盗み、ブランド品を自慢し、挙句の果てにはホストのために風俗通いまでしていたのでしょう? そんなあなたを庇ってくれる友人なんて、いるのかしら?

ミコトはユウキのスマートフォンを操作し、電話帳を開く。そして、最初に表示された名前をタップした。

ミコト: さあ、最初の犠牲者は誰かしら? あら、〇〇さん。一番仲の良い友人だったのね。どんな反応をするか楽しみだわ。

スピーカーフォンに設定されたスマートフォンからは、呼び出し音が聞こえてくる。ユウキは必死に抵抗しようとするが、拷問によって体は言うことを聞かない。

ミコト: もしもし? ミナトさん? ミコトよ。ええ、ユウキは今、私の隣にいるわ。少し、彼女の声を聞かせてあげてもいいかしら?

ユウキ: (絞り出すような声で)…ミナト…助けて…お願い…!

電話の向こうから、驚愕と悲鳴が聞こえてくる。しかし、それはユウキを救う声にはならない。

ミコト: あらあら、ご友人は酷く動揺しているわ。でも、これが現実よ。あなたが犯した罪の結果なの。エリオット、次は目ん玉を剥いてちょうだい。

エリオット: 承知いたしました。目ん玉剥ぎ機を作動させます。

ユウキ: もう…嫌だ…! 殺して…! 殺してくれ…!

ミコト: 残念ね。ここで死ぬことは許されない。あなたは永遠に、私達の【芸術】の一部として生き続けるのよ。それが、【Phantom Rouge】の掟。

目ん玉剥ぎ機がユウキの目に近づけられる。機械音と絶望的な叫び声が、超高級クラブ【Phantom Rouge】に響き渡る。

ミコト: どう、エリオット。素晴らしい眺めでしょう? これこそが、私達が求める美なのよ。

エリオット: ええ、ミストレス。まさに芸術ですね。しかし、これほどの絶望を前にしても、微塵も心が痛みません。

ユウキの意識は完全に途絶えた。しかし、彼女の苦しみは終わらない。永遠に続く拷問と、血塗られた悪夢が、彼女を待ち受けているのだから。

ミコト: さて、と。ミナトさんとの通話を終えましょう。またのご連絡をお待ちしています。グッドバイ。

ミコトは通話を切った。電話からは、ひっきりなしにコール音が鳴り続けている。

こうして、一人の愚かな女の末路は決定した。【Phantom Rouge】に足を踏み入れた代償は、あまりにも大きかった。ここは、欲望と破滅が交差する、禁断の場所なのだ。

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