下町姫様はお嬢様にご乱心!

夜実

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1章

13.5話 リョウの心

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リョウside 
これは未来にキスして家にかえったあとの話です。 

逃げてしまった。俺は今、後悔している。まだ、名前も聞いてないのにキスなんてして。最低だ。坊主あいつ顔真っ赤にしてたな〜。 
「可愛かったな〜。」 
「誰が?」 
「へ?うわわわ。」 
いつの間にか声が出てしまっていたらしい。それを兄に聞かれてしまいました。 
「なんだよ。人の部屋にノックもしないで。」 
「しただろ。でも、返事なかったから入ってきた。そしたらお前がなんか考え事してたからさ。で、誰が可愛いんだ?」 
俺の顔が熱くなっています。 
「う、うるせ〜。兄貴には関係ないだろ?」 
「う〜ん。特徴は?名前聞いたのか?」 
「き、聞いてない。」 
「ヘタレめ。」 
「いいだろ。別に。」 
「で、特徴は顔はみたんだろ?」 
「えーと。金髪で、青い瞳だったな。あ、すっげぇ姫様に似てる!でも、男装してたな。なんでだろう。」 
「そうか。いいこと聞いた。じぁな。」 
「は、いいことってなんだよ。」 
俺をおいて兄貴はいってしまった。坊主に被害がなければいいが…。俺は心配でならなかった。 
 
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お久しぶりです。 
たまにこうやってリョウsideも書いていこうとおもっています。 
頑張って投稿していきます。 
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