Unpublished

咲く花

歩き出した道は拙く
思い出はどこか儚く
先の見えない毎日を
五線譜に書いてみたよ

何度も躓いて　何度も悔やんで
振り出しに還りたい夜もあった
それでもこの声を届けたい
想いが溢れ出す

咲いた花の名前は
明日の僕に贈ろう
描いた朝の景色は
記憶の奥に飾ろう
いつもこの音が響くように
泣いた夜の続きは
流れ星に刻もう
空は青より蒼く
僕を導いてくれるよ

降り出した雨で沈んだ
思い出が水面(みなも)に映る
声にならないオノマトペ
五線譜に書いてみたよ

何度も躓いて　何度も悔やんで
振り出しに還りたい夜もあった
それでもこの声を届けたい
想いが溢れ出す

咲いた傘を流れるは
明日の僕の泪に
描いた灰を撫でるは
記憶の奥の青か
ぽつりこの音が響くように
晴れた夜に夢現
深く深く彩るよ

暗がりの隣
いつもあったね
道なき道を歩いた跡
そこに咲く1輪の歌が

咲いた花の名前は
明日の僕に贈ろう
描いた朝の景色は
記憶の奥に飾ろう
いつもこの音が響くように
泣いた夜の続きは
流れ星に刻もう
空は青より蒼く
僕を導いてくれるよ