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二話 霊感少女
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「オニイサン、モシカシテボクガミエルノ?」
「いや見えないし聞こえないからどこかへ消えくれ」
幽霊に国籍という概念があるのか。
誰しもが一度は気になったことだと思う。
その答えを今教えよう。
幽霊に国籍はない、ここが日本であろうと容赦なく外国人の幽霊はいる。
今も黒人のゴリゴリマッチョな上半身裸の幽霊に絡まれていた次第だ。
「へ、変態がおる」
「エ?」
「え?」
僕と黒人のゴリゴリマッチョマンが話をしていると、突如目の前に女子高生が現れた。
変態だと、まさかとは思うが僕のことではないだろうからおそらくこのマッチョマンの事だ。
となるとこの子にも霊感があるということになる。
僕は以前にも見える子と会ってテンションが上がった事があったが、その子はのちに幽霊であることがわかった。
つまりこの子も幽霊だろう。
もう俺は騙されない
「良かったなマッチョマン、お前の仲間が迎えにきたぞ」
「エ?コノコイキテルヒトダヨ」
「は?」
「も、もう勘弁してよ」
そう言って女の子は頭を抱えてしまった。
つかこの子生きてるの?
だったらただの霊感がある子なのか。
これはもしや同士を見つけたことになるのでは?
「君さ、もしかして僕の横にいるこれが見えるの?」
「え、はぁ、見えるのって白々しいわねあんたもどうせ幽霊なんでしょ」
まずいな、この子も僕と同じく疑り深くなっているらしい。
ここはどうにかして僕が生きている人であると証明せねば。
「いや僕は生きてる人間だ、その証拠にほら」
そう言って僕は彼女の肩にちょこんと触った。
幽霊である場合、触ればすり抜けてしまう為こんな事できない。
故にこれが手っ取り早く幽霊でないと証明できる方法である。
「え、本当だすり抜けない」
「これで信じてくれたかな?」
「ま、まぁね、でもあなたよく白昼堂々と幽霊と会話できるわね」
「え?」
そういう言われて周りを見渡して見ると、周りから浮いているのを感じた。
「フタリトモミエルノ?スゴイイネ!」
「……」
「これからどうする?これも何かの縁だし話でもする?」
「それもいいですね」
数少ない見える者同士、仲良くすることはおそらく大切だ、
故に僕は提案に乗った。
「あんたこの近くにいい感じのお店とか知ってる?」
「シッテルシッテル!イイカンジノミセ」
いやマッチョマン、聞かれてるのはお前ではないだろ。
「一応、行きつけの喫茶店が近くにあるのでそこでもいいですか?」
「いいわよ」
そうして僕らはマッチョマンをよそに喫茶店へと向かった。
「マタアオウネー」
そう言ってマッチョマンはめっちゃ手を振ってくれた。
悪い奴ではないんだけどなぁ……。
「いや見えないし聞こえないからどこかへ消えくれ」
幽霊に国籍という概念があるのか。
誰しもが一度は気になったことだと思う。
その答えを今教えよう。
幽霊に国籍はない、ここが日本であろうと容赦なく外国人の幽霊はいる。
今も黒人のゴリゴリマッチョな上半身裸の幽霊に絡まれていた次第だ。
「へ、変態がおる」
「エ?」
「え?」
僕と黒人のゴリゴリマッチョマンが話をしていると、突如目の前に女子高生が現れた。
変態だと、まさかとは思うが僕のことではないだろうからおそらくこのマッチョマンの事だ。
となるとこの子にも霊感があるということになる。
僕は以前にも見える子と会ってテンションが上がった事があったが、その子はのちに幽霊であることがわかった。
つまりこの子も幽霊だろう。
もう俺は騙されない
「良かったなマッチョマン、お前の仲間が迎えにきたぞ」
「エ?コノコイキテルヒトダヨ」
「は?」
「も、もう勘弁してよ」
そう言って女の子は頭を抱えてしまった。
つかこの子生きてるの?
だったらただの霊感がある子なのか。
これはもしや同士を見つけたことになるのでは?
「君さ、もしかして僕の横にいるこれが見えるの?」
「え、はぁ、見えるのって白々しいわねあんたもどうせ幽霊なんでしょ」
まずいな、この子も僕と同じく疑り深くなっているらしい。
ここはどうにかして僕が生きている人であると証明せねば。
「いや僕は生きてる人間だ、その証拠にほら」
そう言って僕は彼女の肩にちょこんと触った。
幽霊である場合、触ればすり抜けてしまう為こんな事できない。
故にこれが手っ取り早く幽霊でないと証明できる方法である。
「え、本当だすり抜けない」
「これで信じてくれたかな?」
「ま、まぁね、でもあなたよく白昼堂々と幽霊と会話できるわね」
「え?」
そういう言われて周りを見渡して見ると、周りから浮いているのを感じた。
「フタリトモミエルノ?スゴイイネ!」
「……」
「これからどうする?これも何かの縁だし話でもする?」
「それもいいですね」
数少ない見える者同士、仲良くすることはおそらく大切だ、
故に僕は提案に乗った。
「あんたこの近くにいい感じのお店とか知ってる?」
「シッテルシッテル!イイカンジノミセ」
いやマッチョマン、聞かれてるのはお前ではないだろ。
「一応、行きつけの喫茶店が近くにあるのでそこでもいいですか?」
「いいわよ」
そうして僕らはマッチョマンをよそに喫茶店へと向かった。
「マタアオウネー」
そう言ってマッチョマンはめっちゃ手を振ってくれた。
悪い奴ではないんだけどなぁ……。
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