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第5話「計アdかdケd」
#7
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「わたくしの叔母は予知夢を見ます。そのおかげでここ二十年ほどの神楽咲寝具は事業を失敗せずにいられていますわ」
先陣を切ったのは咲だった。今まで曖昧にしていた真実を、躊躇いもなく告げていく。
「そして、わたくしが中学校へと進学する頃、叔母はある時期からの未来をほとんど見ることが出来なくなったそうです」
初っ端から荒唐無稽な話に、比良人は置いて行かれそうになりながらもどうにか食らいつこうと口を挟む。
「それが、俺に求婚してくる理由と繋がるのか?」
「はい。唯一見ることの出来た、存在した未来は、わたくしと比良人さんが一緒に暮らしている光景だったそうです。まあ、今日の叔母から聞いた話では、細かい部分が変わっていたらしいのですが、それは後にしましょう」
咲は意味深にエミを見るも、スムーズに進行させるため話を一部省略した。
それから、次の番だと男女二人、夜風繋と猪皮蒼を見やる。
「あなた方も何か問題を抱えているようですが、やはり未来の比良人さんと何か関係しているんですの?」
咲は既に全てが繋がっている予想を立てていて、二人の奇妙な行動も大まかに推測していた。そしてその答え合わせを求めるべく解答を促す。
「アタシは三付比良人をっ——」
「あたしが説明するよ」
感情的に言葉を発しようとした夜風繋を制して、猪皮蒼が代表して語る。
「ちょっとややこしいんだけど、あたしが夜風繋なの。それでこの子は、未来から来たあたしの孫娘——猪皮行なんだ」
猪皮蒼は自分を繋と明かし、隣の殺気立つ少女も体と人格が別であると言った。
「まず最初にこの子とあたしの体が入れ替わったの。現代のあたしの体に行ちゃんが、未来の行ちゃんの体にあたしがって感じで」
「………」
繋が語る中、夜風繋改め行は言われた通りに押し黙っている。
「この子がいる未来はもう、今とは全然違うの。人がほとんどいなくなって、辺り一面が荒れ果てている。そのせいで多くの人が苦しんでいて、それでその元凶が、比良人くんらしいんだ」
「元凶って、俺何したんだ?」
「それは分からないんだけど、そう言われてるの。なんでも比良人くんは、突然現れてその場を一瞬の内に荒れ地にしちゃうんだって。しかもなぜか不死身で常に手配書が出回ってるの」
「比良人さん化け物ではないですか」
「全く身に覚えがないんだが……」
茶化してくる咲に比良人は訳が分からないと眉をしかめる。
「あ、あたしも話で聞いただけなんだけどね。でも比良人くんの人相書きもあって、大分フケてたけど、確かに比良人くんだったんだ」
「それで、未来で俺が何かする前に、殺そうとしてたってわけか」
「………」
比良人が行に視線を向けると、彼女は変わらず殺意のこもった瞳を向けていた。その手にはまた包丁が握られていて、いつでも準備は出来ていると言わんばかりだ。
「それで、その体の主である蒼さんは、未来の行さんの体にいるというわけですね」
「ややこしいよね。一応、猪皮くんにとってもこの子は孫にあたるらしくて……」
繋はその事実に羞恥を見せる。行の苗字が猪皮であるということもあって、繋と蒼が子を成すという将来がほぼ確定されているからだろう。
と、三人の事情が明かされて、咲がまとめるように声を上げた。
「まあ大体は分かりましたわ。それで、わたくしには全ての原因が、そこにいるお方に思えてならないのですが」
と、咲が視線だけで示すのは、ずっと黙りっぱなしだったエミだ。
彼女は今も無関係を貫こうとするが、そうはさせまいと比良人が背中を小突く。
「おい、エミも話してくれ」
そう言われ、エミは振り向いた。
ゆっくりと周囲の面々を見渡して、苦しそうに顔を下向ける。それを支えるよう比良人が背中に手を当て、ようやく彼女は渋々と顔を上げた。
「……私を定義するなら多分、神、が一番近いと思う」
*
「名前なんてない。本当は形だって持っていなかった。私の役割はただただ観測すること。私の瞳に映った全てが現実になるから、ただ、目を離さずに世界を見続けていた」
語られた内容はあまりにも現実離れてしていて。だがそれを嘘だと否定する者はここにはいなかった。
「それがなんで、エミと言う名前で呼ばれ、ここにいるんですの?」
「それは……」
エミは縋るように比良人へと視線を向けるも、当然彼が答えを持っているはずがない。
そのまま黙ってしまったエミを、今思い出したとばかりに行が指差した。
「アンタのこと、アタシ見たことある」
「あ。もしかして、前言ってた人?」
「うん。みんながいなくなった時にいきなり現れて消えた人にソックリ。意味は分からなかったけど、なんか関係してるの?」
その瞳は急に鋭くなり、問い詰められているような状況にエミは顔を背けた。それでも一応と口は開く。
「未来で世界が突然荒廃したというのなら、それは私がそんな景色を見たからかもしれない。私が見れば、突拍子がなくとも世界はつじつまを合わせるから」
「よく分かんないけど、じゃあアンタを殺せばいいってこと?」
行は比良人を殺すために握っていた包丁を、今度はエミに向ける。だがそれは早計だと咲が間に割って入った。
「待ってください。彼女がいなくなれば、世界は全てなくなってしまうんではないでしょうか? 彼女が見ていないと、世界は存続出来ないのでしょう?」
「……そうだと、思う。それに私は多分、死ねない」
「じゃあどうすればいいの!? やっぱ三付比良人を殺せば、みんなを助けられるの!?」
「ゆ、行ちゃんっ、さっきの話だと比良人くんは関係なさそうだよっ?」
感情的になり立ち上がった行を繋が宥めようとする。
その場で最も蚊帳の外にいた比良人は、チラリとエミを見るが、彼女はまた関わりたくないとばかりに視線を隅へと逃がしていた。
どうやら彼女は、未来のことまでも知っているというわけではないようだ。
行が繋と蒼の孫ということなら、数十年後の内に世界は滅びかける。その間に何が起きたのかは、未来人の行も未来旅行者の繋も情報を集めきれなかったらしい。
「残念ながらわたくしも滅びる未来について詳しいことは知りませんわ。叔母が予知夢で見られないということは、滅びの時にはもう、神楽咲の一族は消滅しているのでしょうし」
どうやら予知夢は生きている間の視点でしか景色を見られないみたいだ。
そうして部屋の中の全員は黙り込んでしまう。
明かされ並べられた事実に、解決しなくてはいけない問題がある。けれどそれについてのピースが、全く足りていない。
「俺達に出来ること、あるのか……?」
比良人が思わずそう零すが、誰も答えはしなかった。
最も現状、というより未来を憂いているのは行だろう。
案が出ず苛立ちで体を揺らしている。そしてそれをどうにかしてやりたいと繋も頭を捻っているが、名案は浮かばない。
とそんな静寂を破って、部屋の扉がノックされた。
「比良人ー、ご飯出来たわよー? あ、皆も食べるの?」
許可を出す前に開けられた扉から、比良人の母が顔を覗かせた。呑気にかけられた声に、沈痛な面持ちの面々は応えられない。
すると途端に、無言のままの行が荒い足取りで開かれたドアを通り抜けた。
「ちょ、行ちゃんっ!? あ、あたしは帰りますっ。お邪魔しましたっ!」
去っていく孫娘を追いかけ繋も部屋を後にする。ただならぬ雰囲気の男女に、比良人の母は変わらず空気の読めない頭を傾けた。
「えっとあの子はー、女の子? 男の子?」
「……一応男。咲はどうする?」
比良人は律儀に親に対応してから咲に尋ねる。すると彼女は複雑な視線をエミに送った後に腰を上げた。
「わたくしは叔母からもう少し話を聞いてみようと思いますわ。恐らく比良人さんと一緒にいるだけではダメのようですし、何か策がないか探してみます。お母様、お邪魔いたしました」
礼儀正しく綺麗な一礼をしてから咲は去っていく。
「はいまたねー。……と言うか咲ちゃん、すごいイメチェンしたわねぇ。で、そっちの子は泊まるんだっけ?」
「………」
比良人母に問いかけられ、エミはとっさに比良人の背中に隠れた。その仕草に比良人はため息を吐いて、その隠れた体を押し出す。
「人んちに世話になるんだから、挨拶はしろ」
「……よろしく、お願いします」
言われて渋々とエミは頭を下げた。それに比良人母はニッコリと「ハイよろしくね」と返す。
そうして言われるがままに二人は食事の用意されたリビングへと向かう。
最後尾で部屋の扉を閉めようとしていた母は、絨毯の上に残された包丁を見て、感心したように呟いた。
「比良人ってば、モテるのねぇ」
先陣を切ったのは咲だった。今まで曖昧にしていた真実を、躊躇いもなく告げていく。
「そして、わたくしが中学校へと進学する頃、叔母はある時期からの未来をほとんど見ることが出来なくなったそうです」
初っ端から荒唐無稽な話に、比良人は置いて行かれそうになりながらもどうにか食らいつこうと口を挟む。
「それが、俺に求婚してくる理由と繋がるのか?」
「はい。唯一見ることの出来た、存在した未来は、わたくしと比良人さんが一緒に暮らしている光景だったそうです。まあ、今日の叔母から聞いた話では、細かい部分が変わっていたらしいのですが、それは後にしましょう」
咲は意味深にエミを見るも、スムーズに進行させるため話を一部省略した。
それから、次の番だと男女二人、夜風繋と猪皮蒼を見やる。
「あなた方も何か問題を抱えているようですが、やはり未来の比良人さんと何か関係しているんですの?」
咲は既に全てが繋がっている予想を立てていて、二人の奇妙な行動も大まかに推測していた。そしてその答え合わせを求めるべく解答を促す。
「アタシは三付比良人をっ——」
「あたしが説明するよ」
感情的に言葉を発しようとした夜風繋を制して、猪皮蒼が代表して語る。
「ちょっとややこしいんだけど、あたしが夜風繋なの。それでこの子は、未来から来たあたしの孫娘——猪皮行なんだ」
猪皮蒼は自分を繋と明かし、隣の殺気立つ少女も体と人格が別であると言った。
「まず最初にこの子とあたしの体が入れ替わったの。現代のあたしの体に行ちゃんが、未来の行ちゃんの体にあたしがって感じで」
「………」
繋が語る中、夜風繋改め行は言われた通りに押し黙っている。
「この子がいる未来はもう、今とは全然違うの。人がほとんどいなくなって、辺り一面が荒れ果てている。そのせいで多くの人が苦しんでいて、それでその元凶が、比良人くんらしいんだ」
「元凶って、俺何したんだ?」
「それは分からないんだけど、そう言われてるの。なんでも比良人くんは、突然現れてその場を一瞬の内に荒れ地にしちゃうんだって。しかもなぜか不死身で常に手配書が出回ってるの」
「比良人さん化け物ではないですか」
「全く身に覚えがないんだが……」
茶化してくる咲に比良人は訳が分からないと眉をしかめる。
「あ、あたしも話で聞いただけなんだけどね。でも比良人くんの人相書きもあって、大分フケてたけど、確かに比良人くんだったんだ」
「それで、未来で俺が何かする前に、殺そうとしてたってわけか」
「………」
比良人が行に視線を向けると、彼女は変わらず殺意のこもった瞳を向けていた。その手にはまた包丁が握られていて、いつでも準備は出来ていると言わんばかりだ。
「それで、その体の主である蒼さんは、未来の行さんの体にいるというわけですね」
「ややこしいよね。一応、猪皮くんにとってもこの子は孫にあたるらしくて……」
繋はその事実に羞恥を見せる。行の苗字が猪皮であるということもあって、繋と蒼が子を成すという将来がほぼ確定されているからだろう。
と、三人の事情が明かされて、咲がまとめるように声を上げた。
「まあ大体は分かりましたわ。それで、わたくしには全ての原因が、そこにいるお方に思えてならないのですが」
と、咲が視線だけで示すのは、ずっと黙りっぱなしだったエミだ。
彼女は今も無関係を貫こうとするが、そうはさせまいと比良人が背中を小突く。
「おい、エミも話してくれ」
そう言われ、エミは振り向いた。
ゆっくりと周囲の面々を見渡して、苦しそうに顔を下向ける。それを支えるよう比良人が背中に手を当て、ようやく彼女は渋々と顔を上げた。
「……私を定義するなら多分、神、が一番近いと思う」
*
「名前なんてない。本当は形だって持っていなかった。私の役割はただただ観測すること。私の瞳に映った全てが現実になるから、ただ、目を離さずに世界を見続けていた」
語られた内容はあまりにも現実離れてしていて。だがそれを嘘だと否定する者はここにはいなかった。
「それがなんで、エミと言う名前で呼ばれ、ここにいるんですの?」
「それは……」
エミは縋るように比良人へと視線を向けるも、当然彼が答えを持っているはずがない。
そのまま黙ってしまったエミを、今思い出したとばかりに行が指差した。
「アンタのこと、アタシ見たことある」
「あ。もしかして、前言ってた人?」
「うん。みんながいなくなった時にいきなり現れて消えた人にソックリ。意味は分からなかったけど、なんか関係してるの?」
その瞳は急に鋭くなり、問い詰められているような状況にエミは顔を背けた。それでも一応と口は開く。
「未来で世界が突然荒廃したというのなら、それは私がそんな景色を見たからかもしれない。私が見れば、突拍子がなくとも世界はつじつまを合わせるから」
「よく分かんないけど、じゃあアンタを殺せばいいってこと?」
行は比良人を殺すために握っていた包丁を、今度はエミに向ける。だがそれは早計だと咲が間に割って入った。
「待ってください。彼女がいなくなれば、世界は全てなくなってしまうんではないでしょうか? 彼女が見ていないと、世界は存続出来ないのでしょう?」
「……そうだと、思う。それに私は多分、死ねない」
「じゃあどうすればいいの!? やっぱ三付比良人を殺せば、みんなを助けられるの!?」
「ゆ、行ちゃんっ、さっきの話だと比良人くんは関係なさそうだよっ?」
感情的になり立ち上がった行を繋が宥めようとする。
その場で最も蚊帳の外にいた比良人は、チラリとエミを見るが、彼女はまた関わりたくないとばかりに視線を隅へと逃がしていた。
どうやら彼女は、未来のことまでも知っているというわけではないようだ。
行が繋と蒼の孫ということなら、数十年後の内に世界は滅びかける。その間に何が起きたのかは、未来人の行も未来旅行者の繋も情報を集めきれなかったらしい。
「残念ながらわたくしも滅びる未来について詳しいことは知りませんわ。叔母が予知夢で見られないということは、滅びの時にはもう、神楽咲の一族は消滅しているのでしょうし」
どうやら予知夢は生きている間の視点でしか景色を見られないみたいだ。
そうして部屋の中の全員は黙り込んでしまう。
明かされ並べられた事実に、解決しなくてはいけない問題がある。けれどそれについてのピースが、全く足りていない。
「俺達に出来ること、あるのか……?」
比良人が思わずそう零すが、誰も答えはしなかった。
最も現状、というより未来を憂いているのは行だろう。
案が出ず苛立ちで体を揺らしている。そしてそれをどうにかしてやりたいと繋も頭を捻っているが、名案は浮かばない。
とそんな静寂を破って、部屋の扉がノックされた。
「比良人ー、ご飯出来たわよー? あ、皆も食べるの?」
許可を出す前に開けられた扉から、比良人の母が顔を覗かせた。呑気にかけられた声に、沈痛な面持ちの面々は応えられない。
すると途端に、無言のままの行が荒い足取りで開かれたドアを通り抜けた。
「ちょ、行ちゃんっ!? あ、あたしは帰りますっ。お邪魔しましたっ!」
去っていく孫娘を追いかけ繋も部屋を後にする。ただならぬ雰囲気の男女に、比良人の母は変わらず空気の読めない頭を傾けた。
「えっとあの子はー、女の子? 男の子?」
「……一応男。咲はどうする?」
比良人は律儀に親に対応してから咲に尋ねる。すると彼女は複雑な視線をエミに送った後に腰を上げた。
「わたくしは叔母からもう少し話を聞いてみようと思いますわ。恐らく比良人さんと一緒にいるだけではダメのようですし、何か策がないか探してみます。お母様、お邪魔いたしました」
礼儀正しく綺麗な一礼をしてから咲は去っていく。
「はいまたねー。……と言うか咲ちゃん、すごいイメチェンしたわねぇ。で、そっちの子は泊まるんだっけ?」
「………」
比良人母に問いかけられ、エミはとっさに比良人の背中に隠れた。その仕草に比良人はため息を吐いて、その隠れた体を押し出す。
「人んちに世話になるんだから、挨拶はしろ」
「……よろしく、お願いします」
言われて渋々とエミは頭を下げた。それに比良人母はニッコリと「ハイよろしくね」と返す。
そうして言われるがままに二人は食事の用意されたリビングへと向かう。
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