俺だけ毎日チュートリアルで報酬無双だけどもしかしたら世界の敵になったかもしれない

宍戸亮

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第十五章 階段を上る

第164話 ホモとゆうたと内閣府の長から英雄の証を取り戻した男

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 ♪英雄の証

 やったぜ。 投稿者:変態糞高校生 (5月7日(日)07時14分22秒)

 あの日の5月1日~昨日の5月6日まで、わしの彼女(18歳)と二人きりで学園都市のわしの部屋で盛り合ったぜ。

 今日はゴールデンウィークの一日ついたち。わしの誕生日。仲の良いい汚れ好きのイケメン、汚れ好きの眉毛、汚れ好きの中二病がわしの家に祝いに来たんや。四人でぶっ飛ばしをやりながら誕生日を祝ったんや。彼女がわしの部屋に来ると同時に汚れ好きの連中が帰ったんや。

 彼女とイチャつきながらケーキを食べたりプレゼントを貰ったり。二人きりで滅多に口数が少なく良い雰囲気のなか、しこたま媚薬を飲んで大人のキスをしながらやりはじめたんや。

 二人で互いの○○を舐め合いながら裸になり用意したうすうすゴムを彼女に捨てられたんや。しばらく舐めてたら彼女の○○がひくひくして来るし、約三億のわし達が出口を求めてきんのたまの中をぐるぐるしている。

 彼女にわしの○○を舐めてもらいながら、彼女の○○を舐めてたら。

 先に彼女がわしの口にドバーと出してきた。

 それと同時にわしの約三億を出したんや。もう顔中、○○まみれや。

 わしの三億を飲み込んだ彼女は直ぐに力へと変えるんや。口まわりに付いている収まり切れてないわしの三億を、舌で絡め取る仕草はわしの○○を滾らせた。

 ああ~~たまらねえぜ。

 しばらく互いの全身を愛撫しながら気持ちを高めるともう気が狂う程気持ちええんじゃ。

 もう二人ともドバドバな状態でほぐれている。そして優しく優しく彼女の様子を伺いながら、少しずつわしの○○ぽを突うずるっ込んでやると、蜜が熱く絡みつきわしを咥えこんで離さんのじゃ。刺激が強すぎる故のずるずるして気持ちが良い。

 同じ態勢で何時間も何発も連続で中に出し続けたんや。

 態勢を変え跨った彼女も腰を使っている。

 馬乗りになった彼女を見ながら、思い切り○○したんや。

 それからは、もうめちゃくちゃにわしの部屋で、廊下で、リビングで、台所で、風呂で、メシと糞をする時以外永遠に交わり続け、ゴールデンウィークの間に100回以上は男汁を出した。もう一度やりたいぜ。

 やはり二人で汁まみれになると最高やで。

 ああ~~早く汁まみれになろうぜ。

 わしは183*183*18や。彼女は――――

 ――――――

 ――――

 ――

「――ぅぅ。ううん……」

 朝。

 たぶん朝。

 変態糞土方が俺を侵食していく悪夢にうなされ起きた。閉め切ったカーテンの隙間から明りが差しているからたぶん朝だ。もしくは昼。

 どうやら増税クソメガネの糞遊び演説が衝撃的すぎて脳に刷り込まれたらしい。

「……ふぅ」

 髪を手で掻き分けながら隣を見ると、居るはずの瀬那が姿を消していた。

 トイレかな? その思考は不自然に盛り上がった掛け布団に払拭された。

「ッあぁ――」

 同時に、局部から脳に電流が走る快感に、俺は嬌声を漏らしてしまう。

 生理現象が起こる毎日。その敏感な物がぬるりとした暖かな何かに包まれる。

「っくぁ――」

 変幻自在で理解不能な動きが先端を弄る。

 粘膜が混ざり合う音が掛け布団の中から執拗に聞こえ、布団の天井が激しく上下している。

 このゴールデンウィークで幾度となく見てきたアレ。

 この期間、既にクリアされた様々なチュートリアルの中にも出てきたアレ。

 幾度となく搾り取られたアレ。

 掛け布団の中で何が起こっているのか、中で瀬那が何をしているのか、事実、視覚的には分からないが故に、妄想がはかどってしまう。

 初めは歯が当たって痛い思いもした。でも数をこなした俺たちの行為は、日常の一つの側面として確立している。

 ――――――じゅる――

「ッあ、ッッ、やばい――」

 瞬間――

「ッッッ~~~!!」

 根元まで覆われた俺は悉く果て、脈打つのを止められず、コクリコクリと動く中を感じた。

「はあ、はあ、はあ」

 激しく躍動していた掛け布団。今は落ち着きを見せ、少しもぞもぞと動いている。

 頭が真っ白になりそうな感覚。眼の接点が合わない俺は、そっと掛け布団を捲った。

「――おはよう、萌」

「うん、おはよう」

 捲ったと同時に瀬那がズイっと出てきた。くっつけた体を滑らす様に俺と目を合わせてきた瀬那。捲った掛け布団を瀬那の肩に沿う様に掛ける。

「えへへ。やっぱり朝は濃いね」

「まぁ作りたてだし? うん」

 裸の瀬那と俺。密着した状態の瀬那の胸が柔らかく変形している。

「――チュ――んん――」

 瀬那にキスしながらゴロンと態勢を変え、俺が上になる。もちろん掛け布団もそのままだし、瀬那に体重を乗せていない。俺って重いから。

「……」

「?」

 俺はじっと瀬那の顔を見た。普段は濃い目なメイクだったり、ナチュラルメイクだったり、その姿をよく見る訳だけど、俺は素の顔、ノーメイクである瀬那のに見惚れていた。

「かわいい」

「知ってる。ふふ」

 俺は首筋をリップでキスし、昇って行くように唇にキスした。

 潤んだ瀬那の瞳。

「……どうして欲しい?」

 俺の質問に顔を赤らめて視線を逸らす瀬那。

「わかって聞いてるでしょ……」

「うん」

「いじわる……」

 掛け布団が広がる様に盛り上がる。

「欲しい、かも……」

 ゆっくり――

 優しく――

 腰を落とした――

「――ああぁ――ふか――」

 このゴールデンウィーク、俺たちは大人の階段を上った。

 憧れ続けた行為。実際にやって見ると独りよがりはダメ、コミュニケーションなんだと学んだ。

 こんな事をしなくても、愛は感じられるし、愛を与え、貰ってくれる。

 俺は誓った。

 俺が死ぬまで、死んでからも、瀬那を愛し続けると。
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