暗殺ギルドの下っ端さん

海蛇

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一章.夜烏

七話.錆びた刃は持ち手を斬った(前)

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 その日、男はただひたすら、駆け回っていた。
闇に紛れるように、紛れる事が出来るように。
夜は、男にとって揺り籠のはずであった。
闇は、男にとって温かいはずであった。
――だというのに。

「はぁっ、はぁ――ぁっ、はぁ……っ」
息を荒げ、男は走る。腰の剣が揺れ、足につかえそうになる。
だが、どうなろうと足を止めることなど出来なかった。
雲がかった夜。月の陽の当たらぬ闇。
かつては安らぎすら感じられたあの夜が、闇が、黒が。
今の彼には、ただひたすらに恐ろしかった。

「なんでっ」
男はがなる。
「なんでなんだっ!?」
走る足を止められず、だが、理不尽に叫ばずにはいられない。
「俺はっ、俺は組織の為にっ――!!」
絶望が、恐怖が、男の背を粟立たせる。
背後に迫るソレに、確実に近づいてくるソレに、音もなく迫ってくるソレに。
男はただ、恐怖し、怯え、ただひたすら、走る事しかできなかったのだ――


「――終わったぞ」
やがて。夜は元の静寂を取り戻す。
闇の中、全てを見ていた女に、男は無機質に報せるのだ。
「ご苦労様。帰っていいですよ」
女も、さほど感情もなくそれに応える。労いなどは微塵も感じさせず、ただただ機械的に。
「……」
男は、しかし女に言われるままに離れる事はせず。
ただ、女の顔を見ていた。
「仕立て屋。一つ聞かせて欲しい」
そうして、顔を見つめたまま問う。
やはり無機質に。いや、無感情に、というべきか。
「質問は受け付けません」
しかし、仕立て屋はそれを拒絶する。
彼に問う事を許さなかった。
「今回の仕事。これに何の意味があるのだ?」
「聞きませんよ」
「教えてくれ。役に立たぬ訳でもない。組織を裏切る素振りも無かった。抜ける気もなかったであろう『職人』を、同じ組織の俺が殺す必要があったのか?」

 男は、仕事の意味を問うていた。
好き嫌いではなく、合理不合理の意味で、今回の仕事には違和感があったのだ。
彼とて、今まで組織にとって不具合のある『身内』を殺す事はなかった訳ではない。
むしろ、狙ってそのような仕事を回されている節すら感じていたほどで、彼としてもそのような自負もあった。
だが、これは余りにも合理に欠いていた。
今回の目標に、殺すべき理由が見つからなかったのだ。

「貴方がそれを知る必要はありませんよ」
しかし、仕立て屋は頑なに口をつぐむ。取り付く島も与えない。
「それはおかしいだろう。仕立て屋は職人に対し、仕事についての『内訳』を説明する義務があったはずだ」
「……黙りなさい。ギルドをして職人に話す必要が無いことと定められているからこそ説明しないのです。これ以上は問わないこと。いいですね?」
尚も追及しようとしていた男に、しかし、仕立て屋は鋭く睨みつけ、それから背を向けた。
「『好奇心は猫をも殺す』と言います。貴方はネズミ捕りを続けていれば良いのです。優秀なネズミ捕りでいる間は、組織は貴方を重宝してくれるはずです」
指を振りながら、仕立て屋は告げるのだ。
「ですが、ギルドは決して愛猫家ではないのです。ネズミを捕ってくれるなら、それは犬でもカラスでもいいのですから。精々切り捨てられないようになさい。今回の目標のようにね」
つまらないことには首を突っ込むなと警告し、仕立て屋は闇へと消えていった。
「……」
男は夜の中、一人佇み、仕立て屋の歩いた先を見つめていた。




「なあベルクさん。最近、色んなところで殺人事件が増えてるよな。それも連続殺人と思わしき奴がさ」
珍しく新聞などを読みながら、ロッキーがテーブルでパンをかじっていた。
ベルクはと言うと、ロッキーの正面に座り、豆のスープをすすっていたのだが。

 時刻も夕暮れ時。
夕食の時間、たまにはインテリぶって新聞でもと購入したのはよかったが、ベルク自身が読む暇も無くロッキーが現れ、もの珍しさからかっさらわれてしまい、現状に至る。
「また何か起きてるのか? そんな場末の新聞にまで乗るようじゃ、騎士団はまた陰口を叩かれてしまうな」
新聞などと言っても街で起きたちょっとした事件を取り扱う程度のゴシップなのだが、そんなものでも最近は殺人事件を取り扱うようになっている辺り、街の治安は悪化する一方らしかった。
「ほんと、こんなゴシップで殺人事件なんてな。ゴシップはあてにならないからこそ面白いのに、真実に迫るような書き方しちゃいけねぇよな」
斜め上の楽しみ方を求めていたロッキーは不満げであった。
新聞が確かな情報を流してくれるのは購買者にとってありがたいはずなのだが、彼はそうでもないらしい。
「真実に迫るって、そんな細かく書かれてるのか?」
「ああ。うん、読めば解ると思うけど……」
言いながらまたパンをくわえ、そのまま新聞を渡してきた。
紙面を見れば、でかでかと書かれた『暗躍、暗殺ギルド』という見出し。
「……なるほどな」
軽く読んでみて、ベルクはつい、苦笑してしまう。

 記事は見出しの通り、『巷で噂の』暗殺ギルドが関わっていると目されている殺人事件についてのレポが中心となっている。
例として共通した殺し方がなされている事件をいくつか提示し、これらを暗殺ギルドの存在、そしてそれにまつわる『連続殺人事件』の根拠としていた。

 ここ三日ほど前にも似たような事件が起き、旅の剣士風の若い男が犠牲となったのだという。
事件そのものはロッキー経由で耳に入ってはいたが、記事の示す通り、この一件が真に暗殺ギルドの手による『仕事』なのか、それとも全く別の、無関係の第三者によるモノなのかはベルクにも解らない。
こうして再び記事として目にすると気にはなるのだが、別に勇者や騎士様でもなしに解明しようという気も起きず。
適当に目を通し、そのままベッドへと放り投げた。


「あんまり面白くは無いな。真実味と言ったって、こじつけが多すぎる。人の殺し方なんて大体は限られそうな物だしな」
とりあえずの感想を聞かせ、またスプーンを手に、スープをすくう。
「ま、そうなんだよな。街から出たことの無い奴の考えそうなことっていうか。一度でも賊なり悪党なり殺した事があるなら、そういう考えになるよな」

 ロッキーは勇者を自称してこそいるが、実際には何でも屋的な側面もあって街のちょっとした問題を解決して日銭を稼いでいる。
そしてたまにではあるが、傭兵や冒険者のように行商や物資運搬馬車の護衛を引き受けたりして大金を手にする事もある。
ベルクも建前上は同じような理由で不定期ながら街から出る事があり、一応二人とも『人を殺した事があってもおかしくはない』はずであった。
平和の世などと言っても野に赴けばまだまだ野盗が多く、そうでなくとも性質の悪い役人もどきや悪徳商人と出くわすことも少なくはない。
そういった相手と出くわした際には綺麗ごとで片付くことなどは稀であり、やはりそうした際に問題を片付けるに一番手っ取り早いのは『殺られる前に殺る』事であった。

「人ってどこぶっさしても死ぬ訳じゃないもんな。そこの記事みたく刃物で一撃って言うと、やっぱ首とか胸とか限られてくるし。大体の人は死ぬって知ってるから、まあ殺すならそこを狙うよな」
「そういう事だな。心臓を刺せば死ぬなんて事は、女子供でも解る事だ」
それを実際に出来るかは別として、だが。
そんな含みはわざわざ聞かせず、ベルクは表向き、素直にロッキーに賛同してみせた。
「個人的には記事の隅っこに書かれてた『犯人を突き止めた者には懸賞金として金五百枚』っていうのが気になったけど」
「ははは、金の亡者め。相変わらず君は儲け話に眼が無いな」
「そう言うなよ。酒場のツケが溜まってるから、つい眼が金貨を求めちまうんだよ」
てへへ、と悪びれもせず笑いながら。
ロッキーはベルクの分のパンまでちぎり、口に放り込んでいった。




「……ぐむむ」
そして翌日早朝。朝食の支度をしていた頃に、フィアーはやってきた。
いつもの物静かかつ高圧的な雰囲気ではなく、なんともなしにグデっているような、そんな感じで。
「なにやら難しそうな顔をしているが。仕事の話できたのではないのか?」
前に仕事をこなし、彼女から内訳話を聞いてから既に二週間は経過していた。
今彼女がいるのは次の仕事の説明の為、とクロウは思っていたのだが、どうにも切り出しが悪かったのだ。
「仕事の話には変わりないといいますか。なんと言ったらいいんでしょうかね。困ったことになっていまして」
はあ、と、深くため息を吐き、フィアーはベッドへと腰掛ける。
相変わらずの定位置であった。

「まず、今回の目標ですが、これは貴方と同じ『職人』だった男です。ギルドでの名は『ナイト』。古参の部類に入る腕利きです」
一通り情けなくうめいた後、片手で額を押さえながら、フィアーは仕事内容の説明を始めた。
「ほう。同じ職人が相手か。そのようなパターンは初めてだな」
クロウとしては新鮮味を感じる目標であった。こんな話はそうそう来ない。
「それというのも、そのような仕事は本来、この『ナイト』のような古参の職人に回されがちなんですよ。貴方のような新参に身内のみそぎを任せる訳にはいかないですから」
フィアーとしては面白くない話らしく、ぽそぽそと説明するに留まるのだが。
しかし、言ってからハッと目を見開き、手をあわただしく振り出す。
「勘違いしてはいけませんよ? 貴方の腕がこのナイトに劣っているとは思っていません。ただ、ギルドとしては、やはり入ったばかりの者よりは、昔からこの道で生き続けた者の方に重きを置きがちと言いますか――」
「……別に、その程度の事は気にしていないぞ。私はただ、回された仕事をこなす。それだけだろう?」
このような態度をとるフィアーも珍しい物だ、と思いながらも、クロウは自分なりの言葉で応えた。

 彼はギルドの職人である。上からの信頼など、一々気にはしない。
職人はただ、回された仕事をこなせばいいのだから。
彼は真摯であった。
仕事に関して、極力余計な私情は挟むまいと、そう考えていた。
フィアーが何を懸念していたのかは彼には解らなかったが、あくまで自分の立ち位置はそうであると知ってほしかったのだ。
自分の仕事を考える仕立て屋位には。

「……ならいいのです。まあ、貴方はそうなんでしょうね」
クロウの言葉に、フィアーは一瞬唖然としていたが、やがて柔らかく微笑みを見せる。
「だがフィアー。私がその『元職人』を殺すのは解ったが、相手についての情報は何か無いのか?」
断る理由も無く、クロウの中では既にそれは『こなすべき仕事』として受け入れられていた。
ただ、その為に必要な情報が不足しているのもあり、このあたりはフィアーに聞くしかなかった。
「んー……」
しかし、クロウの問いに、またもフィアーは難しげな表情をし、考え込んでしまっていた。
「……なんなんださっきから」
どうにも彼女らしからぬというか。話が先に進まなかった。
クロウも若干、面倒くさく感じ始めていた。

「実はその目標……ギルドからの仕事に対して反抗的な態度を見せ始めた、という事で粛清の対象になったのですが――」
やがて、ぽつぽつと説明を始めるのだが、今一歯切れが悪かった。
「まあ、長くやっていれば何がしか不満に思うことはあるのかもしれんな」
「ええ。本来は担当する仕立て屋が職人のそういった不満を吸い上げ、解消するべきなのですが、彼の担当をしていた仕立て屋が、なんといいますか……直情的な性格をしていまして」

 頭が痛い話なのですが、と、額を押さえながら呟く。
もしかしたら素振りではなく本当に痛いのかもしれないと、クロウも心配になってしまう。

「ただ、彼女が言うには『とにかく反抗的になり姿を消してしまった』という話でして……幹部の間でも意見は割れたのですが、『放置して組織に悔恨を残すよりは』という事で今回の仕事になったのです」
「……あんたとしては、何かあるかもしれないと思っているのか。裏づけは?」
「もちろん調査しましたよ。確かに彼女の言うとおり、職人『ナイト』は最後の仕事をして以降、足取りがつかめなくなっています」
なんとも不可解な話であったが、なるほど、仕立て屋泣かせな懸案らしかった。
詳細が別の仕立て屋の手にあるのでは、フィアーとしてもやりにくいことこの上ないだろう、と。クロウも納得する。
「……それで、あんたはどうしたいのだ?」
「ギルドからの指示は、あくまで目標の粛清。手段は問いません。ただし、極力人目につかぬよう。死体も残さぬよう。隠密を徹底してください」
問いにフィアーが答えるも、クロウは首を振った。

「私の仕立て屋はフィアー、あんただ。職人は、仕立て屋が仕事を決めてくれないと仕事ができん」
一言、はっきりと告げた。

「……」
唖然としていたフィアーであったが、やがて口元を結び、立ち上がる。
そうかと思えば、ぱし、と軽くクロウの頬を張った。
「クロウ。貴方は組織の一員ですよ。暗殺ギルドの職人です。私の私兵ではない」
勘違いしないで、と、強くにらみつけながら言って聞かせた。
「だが、あんたの傘下にいる職人だ。仕立て屋は、自分で情報を集め、判断して仕事を仕立てるのではないのか?」
クロウは動じず。フィアーの顔を正面から見据えていた。その瞳、揺ぎ無く。
「――それが解っているなら良いのです。勘違いされては困るから」
それが伝わったのか、フィアーは睨み付けるのをやめ、静かに呟いた。
「勘違いなどするものか。私はあんたの私兵じゃない。だが、仕立て屋本人が迷っている仕事には手が出せない。今決めてくれ。私は『どうすれば』いい?」

 先ほどからのフィアーの態度には、どこか迷いのようなものを感じていたのだ。
クロウにはそれが解り、だからこそ、どうすればいいのかをフィアーに直接問うた。
違和感があっては仕事にならない。
一寸先は闇。何が起こるかわからぬのが職人の世界である。
殺しに慣れた手練れが一閃の元斬り捨てられることもある。
仕立て人とのわずかな意思疎通のズレが元で命を落とす職人もいると、彼は聞いた事があった。
事は慎重に運ばなければならない。
遊びではない。欲望ありきの殺人ではない。
これは、職人の仕事なのだから。

「――良く聞きなさい。一度しか言いません」

 息を整え、フィアーは告げる。
職人クロウの次の仕事を。これをいかようにこなすかを。
クロウは耳を澄まし、目を凝らし仕立て屋に注する。
わずかなりとも逸らさぬ。わずかなりとも逃さぬ。
全てを、聞かせてくる全てを見て、聞いて、知ろうとしていた。
それこそが職人の姿勢。彼はまこと、ずいまで職人であった。
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