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第1章
第26話 棚の中は秘密
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自宅はやはり暗くて、誰も居なさそうだ。玄関の鍵を開けながら、俺は胸を高鳴らせていた。佐野と早くセックスがしたい——
家に入った途端、佐野が後ろから抱きつき、口付けをする。
「はっあぁ、佐野……早い…」
「随分待ったよ」
佐野は俺を抱き上げると、2階の俺の部屋に向かって階段を上る。
「りょうもそうじゃなの?」
「……ああ、待ってた」
俺の部屋は、階段を上がった目の前にある。12畳ほどあるので、そこそこに広い。ただ、ローターなどの卑猥な道具を多数所持しているため、収納で場所を取っている。
「りょうってさ、服好きなの?」
自室に入ると、佐野は俺をベッドに寝かせながら唐突に尋ねてきた。
「いや、私服は最低限しか持っていない」
「じゃああの棚、何が入ってるの?」
「え!?……あ、あれはその……そうそう、家族の衣類が入っている」
「家族全員分?なんでりょうの部屋に?」
「そ、それは……」
佐野がもっとも目立つ大きな収納棚を不審がっている。その中には衣類が収納されているが、大人のおもちゃもたくさん……。まずいぞ、佐野の気を逸さなければ。
「さ、佐野!」
佐野のベルトを外し、スラックスを下ろす。そのまま、パンツの上から佐野の欲望に口付けをした。
「りょう!?何してるの!?」
驚く佐野を尻目に、少し目を覚ました佐野の高まりを直に触る。
佐野の高まりは俺のものよりも大きく、力強い。これが何度も俺の中を掻き乱していたのかと思うと、後ろの窄まりがじんわりと濡れる。
「っん!」
佐野の欲望を口に含むと、それはビクっと背筋を伸ばした。初めて口に含む佐野の高まりは、想像よりも硬く、甘い。無我夢中で口に含み、転がす。
「……んっ……りょう、急にどうしたの?」
俺を見下ろす佐野の視線は、情欲をそそる。
「そんなエロい顔して舐められたら、グチャグチャにしたくなっちゃうよ」
佐野の指が俺の口腔に入ってくる。舌を掴み、撫で、指が離れた瞬間、佐野の唇が全てを吸い上げた。
そのまま俺はベッドに押し倒され、佐野の言う通り口腔をぐちゃぐちゃに舐め回された。
「ふぁっ…佐野…もっと……」
「何が、もっとなの?」
「……佐野の、欲しい…」
「最近本当に素直だよね、りょう。かわいい。でもまだお預けだよ」
唇が離れたと思ったら、佐野は自身のネクタイを無造作に取り、俺の両手首に巻きつけた。そのネクタイをヘッドボードの手摺に括り付けている。
「これでもう動けないね」
もう一度口付けをし、佐野は収納棚に向かって歩き出した。
「佐野!ちょっと待て。その棚は絶対触ってはいけな…」
「なんで?」
「それは……さ、佐野!ダメ!」
佐野はためらうことなく、棚の上段を引いて開けた。
「りょうって本当…嘘がつけないよね。そういうところも大好きなんだけどさ」
佐野は、引き出しからアナルバイブやローターなどの卑猥な道具を取り出して、破顔している。
「これ、何?」
「…………」
「これ使ってオナニーしてるの?」
「…………いや、最近は全然…」
佐野と出会う前までは、毎日のようにお世話になっていた道具たちだ。だが今は、それ以上の快感を佐野との行為で得ているので、出番はなくなっていた。
「じゃあ、今までは使ってたんだ」
佐野はそう言うと、何個か卑猥な道具を抱えてベッドに持ってきた。
「どうやって使うか、見せて。……あ、手縛っちゃってるから無理か」
俺のスラックスが剥ぎ取られ、主張する屹立が顕になる。臀部を持ち上げられ、後ろの窄まりに佐野の唾液が降り注ぐ。
「ま、待って!舐めなっ…ひゃっあぁっ!」
「こっちは待って欲しくないみたいだよ。我慢できなくて、俺の指咥え込んでる」
「っはぁっあんっ!…激しっいぃ…あっぁぁぁぁっ」
——グジュッ、ジュッ、ジュッ、ジュッ、ジュッ、ジュッ、ジュグッ、ジュグッ、ジュグッ、ジュグッ、ジュグッ、ジュグッ……
佐野の左手指が1本、2本、3本と、内壁に侵入してくる。佐野は、手首を捻りながら指を挿入している。その予測不可能な指の動きが、至る所に点在している俺の快感のツボを刺激する。
「ふぁっあぁっ…気持ち、良過ぎてっ…も、ダメになっ……」
「もうダメなの?これからだよ?」
佐野が、引き出しから持ってきたアナルバイブを持っているのが目に入った。佐野の高まりよりは少し小さめだが、十分威厳のある形状をしている。
「それはまだ使ったことがなくて…」
購入したは良いが、あまりの大きさに使用を躊躇っていたのだ。だが、今ではそれよりも大きい佐野の欲望を挿入しているわけだが…。
「そうなんだ、じゃあちょうどいいじゃん」
「だから待っ……あっ!ひゃっぁぁぁぁ…きつ…いっ……」
佐野が臀部を持ち上げたまま、俺の窄まりにスルスルとアナルバイブを挿入していく。佐野に十分ほぐされていたからか、何かに引っ掛かることもなく入っていった。
「余裕で入るね。あ、これすごい。ペニスリングも付いてる」
アナルバイブの前方には、ゴム状のリングが付属している。俺の屹立にリングが装着された。
「んっ…」
「うわー、最っ高の眺め…」
「ふっあっ……」
裏筋に吐息がかかるほど、佐野は俺の陰部を舐めるように見つめている。
「あ、これリモコンが付いてるんだね。電源入れたら動くってことかな?」
「さ、佐野!電源は入れなっ……あっ、あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛!」
内壁からの刺激が、身体全体を駆け巡る。勢い良く水を出したホースのように、窄まりの中でバイブが跳ね回っている。
佐野の舌が、俺の屹立を舐め始めた。
「ひゃっあぁぁぁぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛!」
少し舌が触れただけで、果ててしまった。白濁の液体が宙を舞い、佐野の顔を汚す。
「もうイッちゃったの?これからが本番だっていうのに」
佐野は手に付着した白濁液を舐め取りながら、俺を見下ろしている。その視線に刺されると、いつも気持ち良さが倍増する。
家に入った途端、佐野が後ろから抱きつき、口付けをする。
「はっあぁ、佐野……早い…」
「随分待ったよ」
佐野は俺を抱き上げると、2階の俺の部屋に向かって階段を上る。
「りょうもそうじゃなの?」
「……ああ、待ってた」
俺の部屋は、階段を上がった目の前にある。12畳ほどあるので、そこそこに広い。ただ、ローターなどの卑猥な道具を多数所持しているため、収納で場所を取っている。
「りょうってさ、服好きなの?」
自室に入ると、佐野は俺をベッドに寝かせながら唐突に尋ねてきた。
「いや、私服は最低限しか持っていない」
「じゃああの棚、何が入ってるの?」
「え!?……あ、あれはその……そうそう、家族の衣類が入っている」
「家族全員分?なんでりょうの部屋に?」
「そ、それは……」
佐野がもっとも目立つ大きな収納棚を不審がっている。その中には衣類が収納されているが、大人のおもちゃもたくさん……。まずいぞ、佐野の気を逸さなければ。
「さ、佐野!」
佐野のベルトを外し、スラックスを下ろす。そのまま、パンツの上から佐野の欲望に口付けをした。
「りょう!?何してるの!?」
驚く佐野を尻目に、少し目を覚ました佐野の高まりを直に触る。
佐野の高まりは俺のものよりも大きく、力強い。これが何度も俺の中を掻き乱していたのかと思うと、後ろの窄まりがじんわりと濡れる。
「っん!」
佐野の欲望を口に含むと、それはビクっと背筋を伸ばした。初めて口に含む佐野の高まりは、想像よりも硬く、甘い。無我夢中で口に含み、転がす。
「……んっ……りょう、急にどうしたの?」
俺を見下ろす佐野の視線は、情欲をそそる。
「そんなエロい顔して舐められたら、グチャグチャにしたくなっちゃうよ」
佐野の指が俺の口腔に入ってくる。舌を掴み、撫で、指が離れた瞬間、佐野の唇が全てを吸い上げた。
そのまま俺はベッドに押し倒され、佐野の言う通り口腔をぐちゃぐちゃに舐め回された。
「ふぁっ…佐野…もっと……」
「何が、もっとなの?」
「……佐野の、欲しい…」
「最近本当に素直だよね、りょう。かわいい。でもまだお預けだよ」
唇が離れたと思ったら、佐野は自身のネクタイを無造作に取り、俺の両手首に巻きつけた。そのネクタイをヘッドボードの手摺に括り付けている。
「これでもう動けないね」
もう一度口付けをし、佐野は収納棚に向かって歩き出した。
「佐野!ちょっと待て。その棚は絶対触ってはいけな…」
「なんで?」
「それは……さ、佐野!ダメ!」
佐野はためらうことなく、棚の上段を引いて開けた。
「りょうって本当…嘘がつけないよね。そういうところも大好きなんだけどさ」
佐野は、引き出しからアナルバイブやローターなどの卑猥な道具を取り出して、破顔している。
「これ、何?」
「…………」
「これ使ってオナニーしてるの?」
「…………いや、最近は全然…」
佐野と出会う前までは、毎日のようにお世話になっていた道具たちだ。だが今は、それ以上の快感を佐野との行為で得ているので、出番はなくなっていた。
「じゃあ、今までは使ってたんだ」
佐野はそう言うと、何個か卑猥な道具を抱えてベッドに持ってきた。
「どうやって使うか、見せて。……あ、手縛っちゃってるから無理か」
俺のスラックスが剥ぎ取られ、主張する屹立が顕になる。臀部を持ち上げられ、後ろの窄まりに佐野の唾液が降り注ぐ。
「ま、待って!舐めなっ…ひゃっあぁっ!」
「こっちは待って欲しくないみたいだよ。我慢できなくて、俺の指咥え込んでる」
「っはぁっあんっ!…激しっいぃ…あっぁぁぁぁっ」
——グジュッ、ジュッ、ジュッ、ジュッ、ジュッ、ジュッ、ジュグッ、ジュグッ、ジュグッ、ジュグッ、ジュグッ、ジュグッ……
佐野の左手指が1本、2本、3本と、内壁に侵入してくる。佐野は、手首を捻りながら指を挿入している。その予測不可能な指の動きが、至る所に点在している俺の快感のツボを刺激する。
「ふぁっあぁっ…気持ち、良過ぎてっ…も、ダメになっ……」
「もうダメなの?これからだよ?」
佐野が、引き出しから持ってきたアナルバイブを持っているのが目に入った。佐野の高まりよりは少し小さめだが、十分威厳のある形状をしている。
「それはまだ使ったことがなくて…」
購入したは良いが、あまりの大きさに使用を躊躇っていたのだ。だが、今ではそれよりも大きい佐野の欲望を挿入しているわけだが…。
「そうなんだ、じゃあちょうどいいじゃん」
「だから待っ……あっ!ひゃっぁぁぁぁ…きつ…いっ……」
佐野が臀部を持ち上げたまま、俺の窄まりにスルスルとアナルバイブを挿入していく。佐野に十分ほぐされていたからか、何かに引っ掛かることもなく入っていった。
「余裕で入るね。あ、これすごい。ペニスリングも付いてる」
アナルバイブの前方には、ゴム状のリングが付属している。俺の屹立にリングが装着された。
「んっ…」
「うわー、最っ高の眺め…」
「ふっあっ……」
裏筋に吐息がかかるほど、佐野は俺の陰部を舐めるように見つめている。
「あ、これリモコンが付いてるんだね。電源入れたら動くってことかな?」
「さ、佐野!電源は入れなっ……あっ、あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛!」
内壁からの刺激が、身体全体を駆け巡る。勢い良く水を出したホースのように、窄まりの中でバイブが跳ね回っている。
佐野の舌が、俺の屹立を舐め始めた。
「ひゃっあぁぁぁぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛!」
少し舌が触れただけで、果ててしまった。白濁の液体が宙を舞い、佐野の顔を汚す。
「もうイッちゃったの?これからが本番だっていうのに」
佐野は手に付着した白濁液を舐め取りながら、俺を見下ろしている。その視線に刺されると、いつも気持ち良さが倍増する。
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