13 / 33
13
しおりを挟む
アム…どうやって酒場を探せと?
私…この街知らないんだけど…
「あ…あの!!」
「ん?」
「酒場って…どこにありますか?私…踊り子なんですけど…踊る場所が無くって…」
「ならあの店に行きな。雇ってくれるぜ。その代わりたまに王家がお忍びで来るけどな」
「ありがとうございます!!」
私…嘘つきだな…
踊り子じゃないし
奴隷だったし…
この街では耳と尻尾見てもどうも思わないんだね
世界でたった1人の猫人なのに…
私は教えてもらったお店に入った。
カランカラン
「いらっしゃい」
「あの…ここで踊らせていただけませんか?連れがいたんですけど…置いていかれちゃって…」
「ならここで働いてくれる?ここ…お父さんがやってたんだけど…去年…死んじゃったの…」
ん?
子供の声?
私は顔を上げて驚いた。
「子供!?」
「失礼ね。これでも7歳よ?もう独り立ちしてるの」
「7歳…私より3歳年下…」
「じゃあ…10歳!?…あなたも子供じゃない…」
「猫の10歳はもう大人。でも…人間基準だとまだまだ子供かな?」
「まぁ…ここで働いてくれるならなんでもいいわ」
「えぇ。ここで働くわ。なんとかバカアムの居場所を知りたいわね…」
「バカアム?」
「こっちの話よ」
…伝言だけ残して行っちゃうなんて…
酷いよ…バカアム…
「んん~何作ろっかな~♪」
「…ここってメニューどれくらいあるの?」
「ん!!」
彼女が立てた指は3本。
「…3つだけ?」
「それしか作れないんだもん」
「…はぁ…少なすぎじゃない?私が作るわ」
「作れるの?…えと…名前なんだっけ?」
「言ってなかったわね。ターシャよ。世界でたった1人の猫人のターシャ」
「私はアンジェリー。アンジーって呼ばれるわ」
「よろしくね。アンジー」
「よろしく。ターシャ」
「じゃあ早速厨房借りるわよ?」
「どうぞ~」
私は厨房に入って何品か料理を作った。
「手軽で手早く作れるのはこれぐらいだけど…」
「んま~幸せ~」
「ほんと!?良かったぁ…」
「夜になったら営業開始よ?準備しといてね」
「りょ~」
…何としてでもバカアムを見つけてやるんだから!!
私…この街知らないんだけど…
「あ…あの!!」
「ん?」
「酒場って…どこにありますか?私…踊り子なんですけど…踊る場所が無くって…」
「ならあの店に行きな。雇ってくれるぜ。その代わりたまに王家がお忍びで来るけどな」
「ありがとうございます!!」
私…嘘つきだな…
踊り子じゃないし
奴隷だったし…
この街では耳と尻尾見てもどうも思わないんだね
世界でたった1人の猫人なのに…
私は教えてもらったお店に入った。
カランカラン
「いらっしゃい」
「あの…ここで踊らせていただけませんか?連れがいたんですけど…置いていかれちゃって…」
「ならここで働いてくれる?ここ…お父さんがやってたんだけど…去年…死んじゃったの…」
ん?
子供の声?
私は顔を上げて驚いた。
「子供!?」
「失礼ね。これでも7歳よ?もう独り立ちしてるの」
「7歳…私より3歳年下…」
「じゃあ…10歳!?…あなたも子供じゃない…」
「猫の10歳はもう大人。でも…人間基準だとまだまだ子供かな?」
「まぁ…ここで働いてくれるならなんでもいいわ」
「えぇ。ここで働くわ。なんとかバカアムの居場所を知りたいわね…」
「バカアム?」
「こっちの話よ」
…伝言だけ残して行っちゃうなんて…
酷いよ…バカアム…
「んん~何作ろっかな~♪」
「…ここってメニューどれくらいあるの?」
「ん!!」
彼女が立てた指は3本。
「…3つだけ?」
「それしか作れないんだもん」
「…はぁ…少なすぎじゃない?私が作るわ」
「作れるの?…えと…名前なんだっけ?」
「言ってなかったわね。ターシャよ。世界でたった1人の猫人のターシャ」
「私はアンジェリー。アンジーって呼ばれるわ」
「よろしくね。アンジー」
「よろしく。ターシャ」
「じゃあ早速厨房借りるわよ?」
「どうぞ~」
私は厨房に入って何品か料理を作った。
「手軽で手早く作れるのはこれぐらいだけど…」
「んま~幸せ~」
「ほんと!?良かったぁ…」
「夜になったら営業開始よ?準備しといてね」
「りょ~」
…何としてでもバカアムを見つけてやるんだから!!
0
あなたにおすすめの小説
前世の記憶しかない元侯爵令嬢は、訳あり大公殿下のお気に入り。(注:期間限定)
miy
恋愛
(※長編なため、少しネタバレを含みます)
ある日目覚めたら、そこは見たことも聞いたこともない…異国でした。
ここは、どうやら転生後の人生。
私は大貴族の令嬢レティシア17歳…らしいのですが…全く記憶にございません。
有り難いことに言葉は理解できるし、読み書きも問題なし。
でも、見知らぬ世界で貴族生活?いやいや…私は平凡な日本人のようですよ?…無理です。
“前世の記憶”として目覚めた私は、現世の“レティシアの身体”で…静かな庶民生活を始める。
そんな私の前に、一人の貴族男性が現れた。
ちょっと?訳ありな彼が、私を…自分の『唯一の女性』であると誤解してしまったことから、庶民生活が一変してしまう。
高い身分の彼に関わってしまった私は、元いた国を飛び出して魔法の国で暮らすことになるのです。
大公殿下、大魔術師、聖女や神獣…等など…いろんな人との出会いを経て『レティシア』が自分らしく生きていく。
という、少々…長いお話です。
鈍感なレティシアが、大公殿下からの熱い眼差しに気付くのはいつなのでしょうか…?
※安定のご都合主義、独自の世界観です。お許し下さい。
※ストーリーの進度は遅めかと思われます。
※現在、不定期にて公開中です。よろしくお願い致します。
公開予定日を最新話に記載しておりますが、長期休載の場合はこちらでもお知らせをさせて頂きます。
※ド素人の書いた3作目です。まだまだ優しい目で見て頂けると嬉しいです。よろしくお願いします。
※初公開から2年が過ぎました。少しでも良い作品に、読みやすく…と、時間があれば順次手直し(改稿)をしていく予定でおります。(現在、146話辺りまで手直し作業中)
※章の区切りを変更致しました。(9/22更新)
【完結】逃がすわけがないよね?
春風由実
恋愛
寝室の窓から逃げようとして捕まったシャーロット。
それは二人の結婚式の夜のことだった。
何故新妻であるシャーロットは窓から逃げようとしたのか。
理由を聞いたルーカスは決断する。
「もうあの家、いらないよね?」
※完結まで作成済み。短いです。
※ちょこっとホラー?いいえ恋愛話です。
※カクヨムにも掲載。
たとえ夜が姿を変えても ―過保護な兄の親友は、私を逃がさない―
佐竹りふれ
恋愛
重なる吐息、耳元を掠める熱、そして——兄の親友の、隠しきれない独占欲。
19歳のジャスミンにとって、過保護な兄の親友・セバスチャンは、自分を子供扱いする「第二の兄」のような存在だった。
しかし、初めてのパーティーの夜、その関係は一変する。
突然降ってきた、深く、すべてを奪うような口づけ。
「焦らず、お前のペースで進もう」
そう余裕たっぷりに微笑んだセバスチャン。
けれど、彼の言う「ゆっくり」は、翌朝には早くも崩れ始めていた。
学内の視線、兄の沈黙、そして二人きりのアパート――。
外堀が埋まっていくスピードに戸惑いながらも、ジャスミンは彼が隠し持つ「男」の顔に、抗えない好奇心を抱き始める。
「……どうする? 俺と一緒に、いけないことするか?」
余裕の仮面を被るセバスチャンに、あどけない顔で、けれど大胆に踏み込んでいくジャスミン。
理性を繋ぎ止めようとする彼を、翻弄し、追い詰めていくのは彼女の方で……。
「ゆっくり」なんて、ただの建前。
一度火がついた熱は、誰にも止められない。
兄の親友という境界線を軽々と飛び越え、加速しすぎる二人の溺愛ラブストーリー。
姉の引き立て役の私は
ぴぴみ
恋愛
アリアには完璧な姉がいる。姉は美人で頭も良くてみんなに好かれてる。
「どうしたら、お姉様のようになれるの?」
「ならなくていいのよ。あなたは、そのままでいいの」
姉は優しい。でもあるとき気づいて─
ブラック企業で倒れた私を、ネトゲ仲間の社長が強制保護して溺愛しています
紅 与一
恋愛
過労で倒れた私を救ったのは、
ネトゲ仲間――そしてIT企業の若き社長。
「もう君は、僕の管理下だよ」
退院と同時に退職手続きは完了。
住む場所も、生活も、すべて彼に囲われた。
外出制限、健康管理、過保護な独占欲。
甘くて危険な“保護生活”の中で、
私は少しずつ彼に心を奪われていく――。
元社畜OL×執着気味の溺愛社長
囲い込み同棲ラブストーリー。
私の存在
戒月冷音
恋愛
私は、一生懸命生きてきた。
何故か相手にされない親は、放置し姉に顎で使われてきた。
しかし15の時、小学生の事故現場に遭遇した結果、私の生が終わった。
しかし、別の世界で目覚め、前世の知識を元に私は生まれ変わる…
バッドエンド予定の悪役令嬢が溺愛ルートを選んでみたら、お兄様に愛されすぎて脇役から主役になりました
美咲アリス
恋愛
目が覚めたら公爵令嬢だった!?貴族に生まれ変わったのはいいけれど、美形兄に殺されるバッドエンドの悪役令嬢なんて絶対困る!!死にたくないなら冷酷非道な兄のヴィクトルと仲良くしなきゃいけないのにヴィクトルは氷のように冷たい男で⋯⋯。「どうしたらいいの?」果たして私の運命は?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる