寂しがり屋な猫娘と優しすぎるご主人様

如月花恋

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婚約後

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「ターシャ。住むところどうするの?」
「あ…」
「俺のところに来ればいいだろ」
「ターシャはで保護してるんだからこっちで住めば?」

…えと
取り合い?

「あ…の…どっちに行けば?」
「城!!」
「俺の所!!」

…私はどうすればいいの?

「ターシャ。好きな方選んで」
「お前の未来を知ってるのは俺だからな。俺の所に来た方が安全だぞ」
「城で保護した方が安全だ」
「魔王に連れ去られた時ターシャは城にいたじゃないか」
「あの時は…」
「やっぱりな。ターシャ。俺の所に来い」

あの~?

「…私…2人よりも強いと思うんだけど?」
「あの時よりかはレベル上がったよ!!」
「何レベ?」
「80」
「90。やった勝った!!」
「なんでそんな上がってんだよ!!」
「魔王吹っ飛ばしたから♪」
「…誰の保護も必要なくない?」
「あ…あぁ。それは同感」
「2人ともひっど~い。か弱い女の子に保護無しなの?」
「「ターシャはか弱くない!!」」

あ…断言されちゃった
まぁ…モンスター10体相手にしても負けないし
魔王も吹っ飛ばしちゃったけどね?
女の子よ?

「じゃあ…お城行く」
「よし。じゃあターシャ行こうか」
「その代わり!!アムのお部屋も…ダメ?」
「…ちっ…それぐらいだったらいいよ」

ちっ
って言ったよね?
殿下って優しい王子様だと思ったんだけど?

「さぁ行こうか」
「待て待て。その馬車いつ用意した?」
「さっき。迎えの馬車が来ただけだよ。ターシャに歩かせるわけにはいかないからね」

殿下は私をエスコートして馬車に乗せると自分も乗り込んでドアを閉めた。

「俺は!?」
「君は1人で来れるでしょ?」

殿下が合図すると馬車は走り出した。

えと…殿下って腹黒?
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