4 / 71
4
しおりを挟む
「…なんでタール様がいるの。」
「悪い?魔法学校に行くのに僕がついて行かないとでも思った?」
私の計画がぁ…
「魔法…私使えるんだよね?」
「…まぁ僕が見た限りはね。」
「…じゃあじゃあ空飛んだり出来る!?」
ふふふ
前世の記憶がある私にとって魔法は
憧れ!!
しかも
空飛んだり!!
手から火の玉出したり!!
…ふぇ?
「…シュルク。何期待外れって顔してるの?」
だって~
火の玉ないよ?
誰も空飛んでないよ?
カード状の何か持ってブツブツ言ってるよ?
「タール様…」
「これが魔法の使い方。もっとも初級のものだったら補助具無しでもできるんだけどね。」
私の理想…
ガラガラと音を立てて崩れ落ちたぞ…
「…タール様。あれ貸して?」
私はカード状の物を指さした。
「ダメ。シュルク絶対使うでしょ?」
「…むぅ…タール様に聞いたのが間違いだった!!」
私は走って1人の人に近づいた。
男だ…
まぁ仕方ないか
「…あのぅ…私にそれ貸してくださいません?」
「…は…はいぃ!!」
はいぃって何…
声うわずったよ?
「ありがとう。」
あれ?
ちょっと微笑んだだけなのに…
顔真っ赤…
まぁ
ほっとこ
「地獄焔湖。」
私はなんとな~く前世のマンガの魔法を呟いたぜ!!
誰にも詠唱は聞かれてないはず…
ってあれ?
何も起こんないや…
やっぱこの詠唱じゃダメ?
「タール様ぁ…詠唱教えてぇ…」
「シュ…シュルク。何やってるの…」
「え?なんにも起こんなかったでしょ?」
「後ろ…」
もう
タール様ってば
何にも怒らなかったって…
……あっれ~?
おかしいな~
裏にあったはずの山が穴空いてるな~
小さい山が無くなってるな~
私の目がおかしいのかな~
「…シュルク。なんて詠唱した?」
「ニ…地獄焔湖…」
「…ちょっと学長室行こっか。」
「え?タール様?」
私はカードを生徒の人に返しタール様について行った。
「…シュルクが申し訳ありません!!」
「え?タール様?謝ることなの?」
「当たり前でしょ!!魔法学校の土地消し飛ばしたんだよ!?」
「えぇ…復元すればいいじゃん…復元。」
私は小さく呟いた。
するとあの山は元に戻った。
「シュルク。2度と魔法使わないで。」
「え~なんで~?」
「シュルク様。私からもお願いします。」
「学長のおじいちゃんまで~?」
2人に今後一切魔法を使わないように言われてしまった…
なんで?
壊したら直せばいいし…
前世のマンガが役に立つって分かったし…
「悪い?魔法学校に行くのに僕がついて行かないとでも思った?」
私の計画がぁ…
「魔法…私使えるんだよね?」
「…まぁ僕が見た限りはね。」
「…じゃあじゃあ空飛んだり出来る!?」
ふふふ
前世の記憶がある私にとって魔法は
憧れ!!
しかも
空飛んだり!!
手から火の玉出したり!!
…ふぇ?
「…シュルク。何期待外れって顔してるの?」
だって~
火の玉ないよ?
誰も空飛んでないよ?
カード状の何か持ってブツブツ言ってるよ?
「タール様…」
「これが魔法の使い方。もっとも初級のものだったら補助具無しでもできるんだけどね。」
私の理想…
ガラガラと音を立てて崩れ落ちたぞ…
「…タール様。あれ貸して?」
私はカード状の物を指さした。
「ダメ。シュルク絶対使うでしょ?」
「…むぅ…タール様に聞いたのが間違いだった!!」
私は走って1人の人に近づいた。
男だ…
まぁ仕方ないか
「…あのぅ…私にそれ貸してくださいません?」
「…は…はいぃ!!」
はいぃって何…
声うわずったよ?
「ありがとう。」
あれ?
ちょっと微笑んだだけなのに…
顔真っ赤…
まぁ
ほっとこ
「地獄焔湖。」
私はなんとな~く前世のマンガの魔法を呟いたぜ!!
誰にも詠唱は聞かれてないはず…
ってあれ?
何も起こんないや…
やっぱこの詠唱じゃダメ?
「タール様ぁ…詠唱教えてぇ…」
「シュ…シュルク。何やってるの…」
「え?なんにも起こんなかったでしょ?」
「後ろ…」
もう
タール様ってば
何にも怒らなかったって…
……あっれ~?
おかしいな~
裏にあったはずの山が穴空いてるな~
小さい山が無くなってるな~
私の目がおかしいのかな~
「…シュルク。なんて詠唱した?」
「ニ…地獄焔湖…」
「…ちょっと学長室行こっか。」
「え?タール様?」
私はカードを生徒の人に返しタール様について行った。
「…シュルクが申し訳ありません!!」
「え?タール様?謝ることなの?」
「当たり前でしょ!!魔法学校の土地消し飛ばしたんだよ!?」
「えぇ…復元すればいいじゃん…復元。」
私は小さく呟いた。
するとあの山は元に戻った。
「シュルク。2度と魔法使わないで。」
「え~なんで~?」
「シュルク様。私からもお願いします。」
「学長のおじいちゃんまで~?」
2人に今後一切魔法を使わないように言われてしまった…
なんで?
壊したら直せばいいし…
前世のマンガが役に立つって分かったし…
0
あなたにおすすめの小説
子供にしかモテない私が異世界転移したら、子連れイケメンに囲まれて逆ハーレム始まりました
もちもちのごはん
恋愛
地味で恋愛経験ゼロの29歳OL・春野こはるは、なぜか子供にだけ異常に懐かれる特異体質。ある日突然異世界に転移した彼女は、育児に手を焼くイケメンシングルファザーたちと出会う。泣き虫姫や暴れん坊、野生児たちに「おねえしゃん大好き!!」とモテモテなこはるに、彼らのパパたちも次第に惹かれはじめて……!? 逆ハーレム? ざまぁ? そんなの知らない!私はただ、子供たちと平和に暮らしたいだけなのに――!
辺境のスローライフを満喫したいのに、料理が絶品すぎて冷酷騎士団長に囲い込まれました
腐ったバナナ
恋愛
異世界に転移した元会社員のミサキは、現代の調味料と調理技術というチート能力を駆使し、辺境の森で誰にも邪魔されない静かなスローライフを送ることを目指していた。
しかし、彼女の作る絶品の料理の香りは、辺境を守る冷酷な「鉄血」騎士団長ガイウスを引き寄せてしまった。
枯れ専令嬢、喜び勇んで老紳士に後妻として嫁いだら、待っていたのは二十歳の青年でした。なんでだ~⁉
狭山ひびき
恋愛
ある日、イアナ・アントネッラは父親に言われた。
「来月、フェルナンド・ステファーニ公爵に嫁いでもらう」と。
フェルナンド・ステファーニ公爵は御年六十二歳。息子が一人いるが三十年ほど前に妻を亡くしてからは独り身だ。
対してイアナは二十歳。さすがに年齢が離れすぎているが、父はもっともらしい顔で続けた。
「ジョルジアナが慰謝料を請求された。ステファーニ公爵に嫁げば支度金としてまとまった金が入る。これは当主である私の決定だ」
聞けば、妹のジョルジアナは既婚者と不倫して相手の妻から巨額の慰謝料を請求されたらしい。
「お前のような年頃の娘らしくない人間にはちょうどいい縁談だろう。向こうはどうやらステファーニ公爵の介護要員が欲しいようだからな。お前にはぴったりだ」
そう言って父はステファーニ公爵の肖像画を差し出した。この縁談は公爵自身ではなく息子が持ちかけてきたものらしい。
イオナはその肖像画を見た瞬間、ぴしゃーんと雷に打たれたような衝撃を受けた。
ロマンスグレーの老紳士。なんて素敵なのかしら‼
そう、前世で六十歳まで生きたイオナにとって、若い男は眼中にない。イオナは枯れ専なのだ!
イオナは傷つくと思っていた両親たちの思惑とは裏腹に、喜び勇んでステファーニ公爵家に向かった。
しかし……。
「え? ロマンスグレーの紳士はどこ⁉」
そこでイオナを待ち受けていたのは、どこからどう見ても二十歳くらいにしか見えない年若い紳士だったのだ。
半竜皇女〜父は竜人族の皇帝でした!?〜
侑子
恋愛
小さな村のはずれにあるボロ小屋で、母と二人、貧しく暮らすキアラ。
父がいなくても以前はそこそこ幸せに暮らしていたのだが、横暴な領主から愛人になれと迫られた美しい母がそれを拒否したため、仕事をクビになり、家も追い出されてしまったのだ。
まだ九歳だけれど、人一倍力持ちで頑丈なキアラは、体の弱い母を支えるために森で狩りや採集に励む中、不思議で可愛い魔獣に出会う。
クロと名付けてともに暮らしを良くするために奮闘するが、まるで言葉がわかるかのような行動を見せるクロには、なんだか秘密があるようだ。
その上キアラ自身にも、なにやら出生に秘密があったようで……?
※二章からは、十四歳になった皇女キアラのお話です。
偉物騎士様の裏の顔~告白を断ったらムカつく程に執着されたので、徹底的に拒絶した結果~
甘寧
恋愛
「結婚を前提にお付き合いを─」
「全力でお断りします」
主人公であるティナは、園遊会と言う公の場で色気と魅了が服を着ていると言われるユリウスに告白される。
だが、それは罰ゲームで言わされていると言うことを知っているティナは即答で断りを入れた。
…それがよくなかった。プライドを傷けられたユリウスはティナに執着するようになる。そうティナは解釈していたが、ユリウスの本心は違う様で…
一方、ユリウスに関心を持たれたティナの事を面白くないと思う令嬢がいるのも必然。
令嬢達からの嫌がらせと、ユリウスの病的までの執着から逃げる日々だったが……
結婚前夜に婚約破棄されたけど、おかげでポイントがたまって溺愛されて最高に幸せです❤
凪子
恋愛
私はローラ・クイーンズ、16歳。前世は喪女、現世はクイーンズ公爵家の公爵令嬢です。
幼いころからの婚約者・アレックス様との結婚間近……だったのだけど、従妹のアンナにあの手この手で奪われてしまい、婚約破棄になってしまいました。
でも、大丈夫。私には秘密の『ポイント帳』があるのです!
ポイントがたまると、『いいこと』がたくさん起こって……?
転生してモブだったから安心してたら最恐王太子に溺愛されました。
琥珀
恋愛
ある日突然小説の世界に転生した事に気づいた主人公、スレイ。
ただのモブだと安心しきって人生を満喫しようとしたら…最恐の王太子が離してくれません!!
スレイの兄は重度のシスコンで、スレイに執着するルルドは兄の友人でもあり、王太子でもある。
ヒロインを取り合う筈の物語が何故かモブの私がヒロインポジに!?
氷の様に無表情で周囲に怖がられている王太子ルルドと親しくなってきた時、小説の物語の中である事件が起こる事を思い出す。ルルドの為に必死にフラグを折りに行く主人公スレイ。
このお話は目立ちたくないモブがヒロインになるまでの物語ーーーー。
中身は80歳のおばあちゃんですが、異世界でイケオジ伯爵に溺愛されています
浅水シマ
ファンタジー
【完結しました】
ーー人生まさかの二週目。しかもお相手は年下イケオジ伯爵!?
激動の時代を生き、八十歳でその生涯を終えた早川百合子。
目を覚ますと、そこは異世界。しかも、彼女は公爵家令嬢“エマ”として新たな人生を歩むことに。
もう恋愛なんて……と思っていた矢先、彼女の前に現れたのは、渋くて穏やかなイケオジ伯爵・セイルだった。
セイルはエマに心から優しく、どこまでも真摯。
戸惑いながらも、エマは少しずつ彼に惹かれていく。
けれど、中身は人生80年分の知識と経験を持つ元おばあちゃん。
「乙女のときめき」にはとっくに卒業したはずなのに――どうしてこの人といると、胸がこんなに苦しいの?
これは、中身おばあちゃん×イケオジ伯爵の、
ちょっと不思議で切ない、恋と家族の物語。
※小説家になろうにも掲載中です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる