病弱幼女は最強少女だった

如月花恋

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私の行きたい場所…
それは…
「あった…」
私は地図を見つけてその前に立ち尽くした。
…なんとなく
見たことがある気がしたんだよね
この景色
私は地図をじっと見つめ…目的の町名を見つけた。
あけぼの町…
私の住んでた町
…小さな町でね
商店街があって…皆が顔見知りで
とってもあったかい場所
私はお金を握りしめて近くの大きな駅に走り込んだ。

そして切符売り場で…
なんとか駅員さんのいるカウンターによじ登った。
そしてお金を置いて…
「あけぼのちょうまでのきっぷください!!」
「あけぼの町?ちょっと待ってね…」
駅員さんは外に出てきてくれた。
そして切符を用意して私におつりと一緒に持たせてくれた。
「君1人?」
「うん。ママのところにいくの」
「…おつかい?」
「ん~うん!!」
おつかいということにしとこう!!
「気をつけて」
不思議がりながらも駅員さんは私を送り出してくれた。
切符を見ると既にこのまま通れるようになっていた。
…助かった
届かないんだもん
私は電車に乗り込んでずっと窓の外を見ていた。
あけぼの町はここから近いはず
…確か止まる駅の名前は『南あけぼの』
大丈夫
私の家の最寄り駅だったから覚えてる
私は椅子に座り直した。
…ごめんパパ
何も言わずに出てきて
でもパパは許してくれないでしょ?

「ついた…」
私は切符をぎゅっと握りしめた。
いけない!!
切符を慌ててポケットにしまった。
…あ
ポシェット…パパに預けたままだ
「まぁ…だいじょうぶかな」
あの中に入ってたのはお水とハンカチとティッシュだったし
「…あるこ」
私は覚えている道を歩いた。
「ここはねこのみーちゃんがいるおみせ」
お店の看板猫のみーちゃん
まだ元気かな?
私が生きてた頃はおばあちゃん猫だったからな
私はお店の中に入った。
「みーちゃん!!」
そしてすぐにみーちゃんを見つけて飛びついた。
久しぶりのみーちゃんだ~
「あら嬢ちゃん。いらっしゃい。うちのミケを知っているようだねぇ」
「あ…えっと…ともだちにおしえてもらったの!!」
「そうかいそうかい。ミケと仲良くしてやってくれ。といっても私と同じで老耄おいぼれだがねぇ…」
そんなことないよ~
私はみーちゃんの喉を撫でた。
みーちゃんはここが好きなの
こうやって優しく撫でてあげたりすると…
みーちゃんは尻尾を差し出してきた。
尻尾を触らせてくれるの!!
「みーちゃんありがとっ!!」
私は尻尾を優しく撫でた。
うわ~いつも通りのみーちゃんの尻尾の触り心地だぁ…
私はみーちゃんに頬ずりした。
こうやっても嫌がらないのがみーちゃんのいいところだよね~
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