病弱幼女は最強少女だった

如月花恋

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「うにゅぅ…」
逃げられなかったよぉ…
私はいつもの診察室の椅子に座らされていた。
「おトイレ!!」
「さっき行ったでしょ」
「うにゅにゅ…おなかすいた!!」
「採血の後で食べてね」
…逃げられない!!
「深蘭~あとからママとどこかにご飯食べに行きましょうね」
「ごはん!!」
私はママに飛びついた。
ん?
いつもと違ってね~
(前世の)ママは診察室にまで入ってきたんだよ?
「じゃあそのまま大人しくね」
「いやぁぁぁ!!」
私は先生の腕を振り払ってママの後ろに隠れた。
「ふふ。深蘭ったら」
ママは私の頭を優しく撫でた。
「…先生。深蘭はどこが悪いんですか?こんなに元気ですよ?」
「…ゆ…深蘭ちゃんは少し特殊でして…」
先生今結菜って言おうとした
ママの前では深蘭って呼ぶようにしてって言ったのに
「特殊?この子が変わってるとでも言いたいんですか」
「いや…そういうことではなくて…ゆい…深蘭ちゃんも何か言って!!」
「しんらわかんな~い」
「頭いいでしょうが…っ!!」
…あれ?
バレてた?
私は先生の足に抱きついた。
「せんせいいつからしってたの~?」
「結菜ちゃんが裕貴くんに勉強教えてもらってるところを見てから。裕貴くんと全く同じものを勉強して頭が良くならないわけないよね?」
「あはは~でもね~ゆいなほとんどりかいできてないよ~?」
「ほら。今もんじゃなくてって言ったよ?」
…やべ
もう少し幼くするべきだったか
「ふふふ~でもかしこいしんらちゃんはちゅうしゃしないも~ん」
「あ!!こら!!」
私は先生から離れクッションに飛び乗った。
「せんせいテレビ~!!プ○キュア!!」
「じゃあちゃんと採血した人に見せてあげるよ。最新版で」
うぐっ!!
「…も…ものになんてつられないもん!!」
「ん~?ならこれでどうかな?」
先生はポケットからあるものを取り出した。
「スーパーウルトラレアシール!?10000ぶんの1のかくりつなのに!?せんせい!!それちょうだい!!」
「ちゃんと採血したらね」
…どうしよ
これを逃したら手に入らないよね…
でも痛いのは嫌だし…
う~んと
「さいけつする!!シール!!」
「はい。じゃあ座ってね」
私は大人しく座ってママに抱きついた。
見たくない見たくない見たくない見たくない見たくない見たくない見たくない
「…終わったよ。よく我慢できたね」
「いたいよぉ…ママぁ…」
「よく出来たね。偉い偉い」
「ふぇぇん…」
私は先生からシールを奪い取ってママに抱きついた。
「んべっ!!」
「…次は何にしようかな。何がいい?」
「おかし!!」
「ダ~メ。何入ってるか把握しないとね。市販のはダメだよ」
「パパはかってくれるもん!!」
「…あちゃー…忠告してなかったか…請求と一緒に手紙出しておくかな…」
…え
お菓子まで禁止されんの…?
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