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「であるからして…」
シュルクです…
授業中なのに全く落ち着けません…
なぜなら
私はタール様の膝の上に座ってるからです…
「タール様。おろして。シュルク自分で座れる。」
「逃げる気でしょ。」
「逃げないから…」
「ダメ。父上からもこうするように言われてるの。」
おぅふ…
王命ですかい…
従うしかないのか?

いつか背いてやる
今は…無理ぃ…
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