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義姉上と兄上がダンスを始めたから私もレイラとのダンスに興じるとしよう。
「レイラ、私と踊って頂けますか?」
「勿論で御座いますわ」
流石に美しいダンスを踊られる方だな。
ジョン王子がレイラに視線を送って居るけれど・・・気持ち悪いくらいに下心が見えてるな。
自分が婚約破棄した女性が、隣国に居る事と私と言う相手が居ると言う事実を信じられないのだろう。
口をパクパクさせて居るが・・・もう遅い。
レイラは俺が貰い受けるから、思い切り「残念」がってくれ。
「君に教えておこう」
「まあ何ですの?」
「ジョン王子にはナタリー殿下が声を掛けて居ただろう?そして相手の女性には兄上が声を掛けて居たね?」
「ええ」
「実は兄上の婚約者はナタリー殿下で、お二人は私に協力をしてくれたんだよ」
「え…?」
「ジョン王子はナタリー殿下と婚姻できると思い込み2度目の婚約破棄をしてしまう筈だ。そしてサバンナだったかな?彼女も婚約破棄を望んで居て兄上との結婚を夢見るんだが…もう判るかな?」
そこまで言えば聡明な彼女が気づく訳で…。
「まさか…そんな…。王子様とも有ろう方が2度も婚約を・・・?そんな事をなさり王様に気付かれた時は…」
「恐らく廃嫡だろうね。まあ隣国の王が聡明ならば…だけど、ジョン王子が婚約を破棄して新しく婚約を結びたいと申し出たのに何も事を起こして居ない…よね?」
「王様…に伝えてらっしゃる筈でしょうに何も騒動が起きて…そんな…」
「隣国に何も届かないと言う事は、ヴァリュー国内でも何も起きて無いと言う事になるね」
とんでもない王と第二王子では有るが第一王子は我が国での勉強中。
彼の態度と行動を見て居れば、おのずと良き王になると予想が出来る勤勉ぶり。
「アレク様」
「どうしたのレイラ」
「婚約の…お申し込みへの…お返事ですが…謹んでお受け致します」
ダンスを中断して抱きしめたくなってしまうでは無いか。
ちゃんとダンスを終えて…と。
「私の申し込みへの返事、そう簡単に出して構わないのかい?」
君の気持を考えると王子(あほう)がしでかした婚約破棄を思い出して、俺からの婚約申し込みも断ると思って居ただけに…信じられないのだ…が。
「はい。アレクサンダー様の誠実さは数日間では有りますが理解いたしましたし、ヴィクトリアの王様や第一王子様、フェリシアの王女様…皆様がアレクサンダー様の計画に賛同なさっておいでの様子をお見受け出来ましたので、決断する事が出来ましたわ」
やはり聡明だったな。
「あの2人への反撃は始まったばかりだが、君との婚約を破棄してしまった事への後悔をして貰うには少し先になるだろう。だが、必ず…レイラが馬鹿王子から『もう一度、婚約を』と言わせてみせる。そして君から『婚約者が居る』と言って貰う事が出来るよ」
無事に計画が進行して阿呆たちへの序章は幕を開け、俺とレイラの婚約式へ向けて動き始めなければな…
「レイラ、私と踊って頂けますか?」
「勿論で御座いますわ」
流石に美しいダンスを踊られる方だな。
ジョン王子がレイラに視線を送って居るけれど・・・気持ち悪いくらいに下心が見えてるな。
自分が婚約破棄した女性が、隣国に居る事と私と言う相手が居ると言う事実を信じられないのだろう。
口をパクパクさせて居るが・・・もう遅い。
レイラは俺が貰い受けるから、思い切り「残念」がってくれ。
「君に教えておこう」
「まあ何ですの?」
「ジョン王子にはナタリー殿下が声を掛けて居ただろう?そして相手の女性には兄上が声を掛けて居たね?」
「ええ」
「実は兄上の婚約者はナタリー殿下で、お二人は私に協力をしてくれたんだよ」
「え…?」
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そこまで言えば聡明な彼女が気づく訳で…。
「まさか…そんな…。王子様とも有ろう方が2度も婚約を・・・?そんな事をなさり王様に気付かれた時は…」
「恐らく廃嫡だろうね。まあ隣国の王が聡明ならば…だけど、ジョン王子が婚約を破棄して新しく婚約を結びたいと申し出たのに何も事を起こして居ない…よね?」
「王様…に伝えてらっしゃる筈でしょうに何も騒動が起きて…そんな…」
「隣国に何も届かないと言う事は、ヴァリュー国内でも何も起きて無いと言う事になるね」
とんでもない王と第二王子では有るが第一王子は我が国での勉強中。
彼の態度と行動を見て居れば、おのずと良き王になると予想が出来る勤勉ぶり。
「アレク様」
「どうしたのレイラ」
「婚約の…お申し込みへの…お返事ですが…謹んでお受け致します」
ダンスを中断して抱きしめたくなってしまうでは無いか。
ちゃんとダンスを終えて…と。
「私の申し込みへの返事、そう簡単に出して構わないのかい?」
君の気持を考えると王子(あほう)がしでかした婚約破棄を思い出して、俺からの婚約申し込みも断ると思って居ただけに…信じられないのだ…が。
「はい。アレクサンダー様の誠実さは数日間では有りますが理解いたしましたし、ヴィクトリアの王様や第一王子様、フェリシアの王女様…皆様がアレクサンダー様の計画に賛同なさっておいでの様子をお見受け出来ましたので、決断する事が出来ましたわ」
やはり聡明だったな。
「あの2人への反撃は始まったばかりだが、君との婚約を破棄してしまった事への後悔をして貰うには少し先になるだろう。だが、必ず…レイラが馬鹿王子から『もう一度、婚約を』と言わせてみせる。そして君から『婚約者が居る』と言って貰う事が出来るよ」
無事に計画が進行して阿呆たちへの序章は幕を開け、俺とレイラの婚約式へ向けて動き始めなければな…
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