THE HEROES 第一期

上遥

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第二章 旅先で・・

ロオーマ

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次の日俺は魔法道具の家から出て次の国ロオーマに向かうことにした。

何も降ってこないことを願って。今はまだ魔王軍の幹部と戦うのは早過ぎる。次に会ったときは手を抜かないぞ的なことを言っていたし、怖過ぎるだろ。
マーリンには昨日より広めに探知の網を張ってくれと頼んでおいたから大丈夫なはず、だよな。

「マーリン、戦闘は俺だけでやるからお前は、敵の探知に集中してくれ。」

「分かったわ。でも危険な時は呼んでね。必ずフォローを入れる。」

「ああ任せた。」

俺たちはその後何事もなく、ロオーマに到着した。

「無事到着できて良かったな。よし、まずは何しようか。何かしたいことはあるか。」

「そうね~。まずは、ギルドに行って情報収集をしましょうか。」

「うん、そうだなそうしよう。でもどこにあるんだ?。」

「私は一度着たことがあるから、案内しましょう。」

マーリンはちゃんとギルドには連れてきてくれたが、その間にネロ帝を見たり、レストランに入ったり、いろんなところに寄り道した。

「ようやく着いたな。マーリン、お前寄り道多くないか。」

「あら、ニックは私が折角エスコートしてあげたのにそんなこと言うわけ。」

ニックとマーリンは昨日の一件以来二人の距離が縮まった。だから言葉遣いが少し荒くなった。

「いえ、そんなことはないです。楽しんでます。」

「よろしい。」

マーリンは満足げにうなずいた。

まったくこいつ昨日の一件から態度が大きくなってないか。はあ、だんだん女王様に似てきてる気がする。
とても気が弱いという設定は一体どこに行ったんだ。まあいいか。

「とりあえず入って管理人のお姉さんに聞いてみよう。」

「そうね。そうしましょう。」

管理人のお姉さんにここに師匠は来ていないか聞いてみるとなぜか、この国の自慢話を始めやがった。
どこの管理人のお姉さんはみんなこんなのかよ。ダメだろ人の話はちゃんと聞かないと、まあとりあえず説明を聞いておいた。

「それでですね・・・。で、何の話でしたっけ。あっ、この国の名産品でしたっけ。えっとですね・・」

「違います。ここに白髪で日焼けしたカインという人は来ませんでしたか。」

「ちょっと待ってくださいね。えっとですね・・・この方が最後にこの国に来たのは一年前ですね。」

「そうですか、ありがとうございます。」

礼を言ってすぐにその場を去った。この国のことはもう十分だ。

「師匠はいなかったし、この後どうするマーリン。ん、マーリン・・・あいつどこ行ったんだ。」

はあ、もうしょうがないなぁ。

俺はマーリンを探しに出た。


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