引きこもりニートのこの俺に救いに手を

上遥

文字の大きさ
4 / 7
出会い

疲れてる翔君に癒しを

しおりを挟む
ああ、逃げ出しちまった。カッコ悪りぃ。
だけどしょうがねえじゃねえか、今の俺のメンタルはただでさえズタズタなのにあんなこと言われたらもう俺立ち直れねえよ、ああ俺にもまた学校に行ける日が来るのかな、

「やばいどうしよ、折角元気出していく気になってたのに、やる気を失わせちゃったよ、帰ったら、謝りに行かないと」

「なになに、彼氏とけんかしちゃったの」

彼女は、冴島美琴まじめな委員長の中の委員長って感じのクールでカッコよく男子からの評判もいい。

「いやさあ、古谷のやつを学校に連れてこようとして校門ぐらいまで連れて来たのに陰口聞いて走ってちゃったのよ」

「そりゃ相当こたえてるわね、由衣がもっと優しくしてあげたら」

「それじゃあだめなのよ、一人で来ないよまた、彼女に励ましてもらって学校来てる、とか言われちゃうのよ」

「へえーそりゃ難しいね、まっ、がんばって古谷君を癒してあげて」

「癒すねえ」


放課後
よしもう悩んでてもしょうがない、行くか古谷宅

インターホンを押した。

「はい」

「翔君来たわよ、鍵を開けなさい」

「鍵は持ってるんだろ」

「あらそう、じゃあお邪魔します」

私は鍵を開け、翔君の家に入った。

「あの翔君、今日はごめんね、、あんなことになるなんて思わなかったんだ」

「いいよ、もう終わったことだし、カッコ悪いとこ見せちまったな」

「そんなことないよ、あんなことがあったんだからしょうがないよ」

「そうか、お前といるとつい甘えちゃうな・・・」

俺はいつの間にか河野に泣きついてしまっていた。

「俺だってこんなになって恥ずかしいんだ、だけど、だけど、もう耐えられないんだよ、今までどんなつらいことも笑ってごまかしてきた、切り替えてきた、けどもう取り返しのつかないミスを俺はしちまった、俺はこれからどうしていけばいいんだよおおお」

「よしよし、翔君は今までよく頑張ってきたよ、だから少し休憩しよう、ね、翔君は今まであんなに頑張ったんだから、誰も責めてきたりしないよ」

俺は涙が止まらなかった。河野はそんな俺の頭をやさしくなでてくれた。俺は泣き疲れ眠ってしまった。

翔君は今まで一人で努力してきたんだろうな。苦しいときも笑顔でいつも自分をごまかして、

「お疲れ様」

翔君の寝顔見ていると私も眠たくなってきた。ええいこのままねちゃえ。

二人はその夜二人仲良く眠ったのだった。


しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか? そのほかに外伝も綴りました。

同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。

ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。 真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。 引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。 偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。 ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。 優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。 大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。

私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。

MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。

遠回りな恋〜私の恋心を弄ぶ悪い男〜

小田恒子
恋愛
瀬川真冬は、高校時代の同級生である一ノ瀬玲央が好きだった。 でも玲央の彼女となる女の子は、いつだって真冬の友人で、真冬は選ばれない。 就活で内定を決めた本命の会社を蹴って、最終的には玲央の父が経営する会社へ就職をする。 そこには玲央がいる。 それなのに、私は玲央に選ばれない…… そんなある日、玲央の出張に付き合うことになり、二人の恋が動き出す。 瀬川真冬 25歳 一ノ瀬玲央 25歳 ベリーズカフェからの作品転載分を若干修正しております。 表紙は簡単表紙メーカーにて作成。 アルファポリス公開日 2024/10/21 作品の無断転載はご遠慮ください。

盗み聞き

凛子
恋愛
あ、そういうこと。

友人の結婚式で友人兄嫁がスピーチしてくれたのだけど修羅場だった

海林檎
恋愛
え·····こんな時代錯誤の家まだあったんだ····? 友人の家はまさに嫁は義実家の家政婦と言った風潮の生きた化石でガチで引いた上での修羅場展開になった話を書きます·····(((((´°ω°`*))))))

処理中です...