引きこもりニートのこの俺に救いに手を

上遥

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出会い

ついに俺にも彼女ができる?

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あれ何で俺こんなところで寝てるんだ。ん、誰かの寝息が隣で聞こえた。

「はあっなんでお前ここで寝てるんだ」

「ん、翔君おはよう、よく眠れた」

「よく眠れたじゃねえよお前ここで何してんだよ」

「何って一緒に寝てあげたんでしょ。ていうか寝るぐらい、いいじゃない私たちはもうあんなことまでしたんだから」

「あんなこととか言うな、そんないやらしいことはしてないぞ」

「でも、可愛かったなあの時の翔君、突然泣きついてきて」

「言うな、聞いてて恥ずかしくなる、でもまあ元気出たありがとう」

ふふん見たかこれが私の癒しだ、だいぶ元気になったかな、泣いて吹っ切れたようだけどまだ学校に行かせるのは早いよな、う~んこれからどうしよう勉強は私が教えるか。

「今日は土曜日で休みだから、私が勉強見たげる、私の復習も兼ねてるから遠慮しないで」

「そうか、何から何まですまないな」

それから、私たちは勉強をすることになった。翔君は呑み込みが早くて私のレベルまであっという間に来た。運動ができる人は勉強もできるって本当なんだな・・

「うん、そこもあってる、凄いねもうこんなところまで来ちゃったね」

「河野の教え方がいいからだよ」

実際そうだった。順序だてて説明してくれるおかげ頭に流れるように入ってきた。

「まあこれでも教師志望だからね」

「そうなのか、いい先生になりそうだな、教えるのうまいし、面倒見いいし」

「そうかな~、まあそれほどでもあるかな~」

「ああ、がんばれよ、お前が俺のテニスの試合を応援してくれたみたく俺もお前を応援してやる」

こうして勉強しているといつの間にか夜になっていた。集中できてた証拠だな。

「なあ腹減らねえか、なんか買いに行こうぜ」

「そうだね」

あんまり人の多くないところを探していると、レストランがあったのでそこに入った。
河野いわく、その店は雑誌にも載っている隠れた名店らしい。

「ここにするのか」

「うん、ここがいい、ここは前に来たことがあるんだけど、スパゲティがめちゃくちゃおいしいの」

俺も河野が頼んだのと同じものを頼もうとしたが、河野が第一候補と第二候補を両方食べたいということで違うやつを頼むことにした。

「ほら、これめちゃくちゃおいしいよ」

そういわれ差し出された、物を俺は食べてしまった。えっこれってなんかカップルぽくないか

「どうしたの、顔が真っ赤だよ」

「いやべ、別に赤くないし、お前だって赤いじゃねぇか」

「いやだって、からかうつもりでスパゲティあげたのにほんとに食べちゃうんだもん」

「え、そうだったのかごめん」

「いやいいよ、なんかこういうのカップルぽくてうれしいし」

俺は吹き出してしまった。

「は、何言ってんだよ」

「え、だって一緒に寝たりとか、毎日家に行ったり、もうカップルでしょだから、翔君も私のこと由衣とか、由衣ちゃんって呼んでよ。」

「えっそうなのか、俺はいいが、お前はいいのか相手が俺なんかで」

「翔君だからいいんじゃない」

「ああそうか、ありがとな」

支払いを済ませ、二人は家に帰った。

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