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51 プロット8 物語喰い ストーリーイーター
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2022年2月23日
「第一王子~」を書き終わった翌日のことです。
いつもの通り、朝は出勤です。
ただ、いつもと全然違うのは私の頭の中です。
とにかく、頭の中はあっちへ行ったりこっちへ行ったり大興奮中です。
もう、どうにもこうにも止まりません。
おそらく、私の頭の中を見ることができる人がいたら、一瞬で警察に通報したことでしょう。
(しかも同時に複数の通報が予想されます)
明らかにやばいほどイっちゃってたからです。
頭の中を吹き荒れていたのは、形にならないストーリー。
脳のどこかのストッパーが完全に壊れたような状態です。
どんどん吹き出てきます
奔流のように勢いよく、渦を巻きながら私の頭の中ではどんどんストーリーが流れています。
なんで、なんで?こんなにあちこちからストーリーが流れ込んでくるの?
何でだかわかりません。
ただ、嬉しくて楽しくてどうしょうもないのです。
書きたくて書きたくて仕方ありません。
本当に仕事行ってる場合じゃないんです。
(もちろん、そうはいきません)
そのくらいの興奮状態が続きました。
足元はふわふわ、頭はクラクラしています。
自分の身体ごとどこかに風船のように飛んで行ってしまいそうです。
何で、どうして?
そこでふと気がついたんです。
あ、そうだ。私は「物語喰い=ストーリーイーター」だったからだ、と。
私は、身体が弱かった幼少時代からずっと、ありとあらゆる「物語」を渇望していました。
立派な物語や名作、というものもひととおり読みましたが、そういうものばかりではなくマンガやライトな小説、映画、ドラマなどあらゆる物語を求めつづけてきました。
いつも、そのジャンルを喰らい尽くし、ストーリーの先が読めてしまうようになるまで読み倒し、映像作品なら見倒す、そんなことばかりやっていたのです。
実は創作のきっかけになった BL小説もその一環でした。
(でも素人作品だから返って奇想天外な展開をしていくのでまだ飽きてません)
そんな私の子供の頃の将来の夢は「マンガ家」でした。
絵を描くことが好きだったんです。
それに字をたくさん書くのが面倒だったからです。
(いま、書いてない=入力しているから書けてるだけです)
でも、残念ながら、大好きな絵は下手くそでした。
そもそも、マンガのストーリー展開に必須な「同じ顔」が描けないんです。
「同じ人物の同じ顔」や「表情が変わった同じ人物の顔」をどうやったら描けるのか想像もつきません。
描けるまで練習する、とマンガ家入門には書いてありますが、そんな根性もありません。
投稿して編集部に持ち込み、とかもめんどくさそうです。
で、仕方ないから「漫画の原作者」になろうと思いましたが、なり方がわかりませんでした。
次に、じゃあ「小説家」になろうかな。
と思ったのですが、書くのがめんどくさい私がなれるわけもありません。
(書いててはずかしーわ、ほんと)
で、ちょっと小説を書いてみましたが、あまりのつまらなさに絶望した覚えもあります。
こんなつまらないもの、読む価値も書く価値もない、そう思いました。
それでも子供の頃から何回かは書いていたので、誰にも見せられなかったものもあれば、友達と映画の脚本にしたこともありました。
でも、自分の作品を全く好きになれなかった私は、いつの間にか、まったくそんなこと(=小説家になろうとか)を考えていたことすら忘れ去っていました。
世の荒波の前には、そんなくだらなく弱い妄想は、生きてはいられなかったのです。
次のプロット9に続きます。
「第一王子~」を書き終わった翌日のことです。
いつもの通り、朝は出勤です。
ただ、いつもと全然違うのは私の頭の中です。
とにかく、頭の中はあっちへ行ったりこっちへ行ったり大興奮中です。
もう、どうにもこうにも止まりません。
おそらく、私の頭の中を見ることができる人がいたら、一瞬で警察に通報したことでしょう。
(しかも同時に複数の通報が予想されます)
明らかにやばいほどイっちゃってたからです。
頭の中を吹き荒れていたのは、形にならないストーリー。
脳のどこかのストッパーが完全に壊れたような状態です。
どんどん吹き出てきます
奔流のように勢いよく、渦を巻きながら私の頭の中ではどんどんストーリーが流れています。
なんで、なんで?こんなにあちこちからストーリーが流れ込んでくるの?
何でだかわかりません。
ただ、嬉しくて楽しくてどうしょうもないのです。
書きたくて書きたくて仕方ありません。
本当に仕事行ってる場合じゃないんです。
(もちろん、そうはいきません)
そのくらいの興奮状態が続きました。
足元はふわふわ、頭はクラクラしています。
自分の身体ごとどこかに風船のように飛んで行ってしまいそうです。
何で、どうして?
そこでふと気がついたんです。
あ、そうだ。私は「物語喰い=ストーリーイーター」だったからだ、と。
私は、身体が弱かった幼少時代からずっと、ありとあらゆる「物語」を渇望していました。
立派な物語や名作、というものもひととおり読みましたが、そういうものばかりではなくマンガやライトな小説、映画、ドラマなどあらゆる物語を求めつづけてきました。
いつも、そのジャンルを喰らい尽くし、ストーリーの先が読めてしまうようになるまで読み倒し、映像作品なら見倒す、そんなことばかりやっていたのです。
実は創作のきっかけになった BL小説もその一環でした。
(でも素人作品だから返って奇想天外な展開をしていくのでまだ飽きてません)
そんな私の子供の頃の将来の夢は「マンガ家」でした。
絵を描くことが好きだったんです。
それに字をたくさん書くのが面倒だったからです。
(いま、書いてない=入力しているから書けてるだけです)
でも、残念ながら、大好きな絵は下手くそでした。
そもそも、マンガのストーリー展開に必須な「同じ顔」が描けないんです。
「同じ人物の同じ顔」や「表情が変わった同じ人物の顔」をどうやったら描けるのか想像もつきません。
描けるまで練習する、とマンガ家入門には書いてありますが、そんな根性もありません。
投稿して編集部に持ち込み、とかもめんどくさそうです。
で、仕方ないから「漫画の原作者」になろうと思いましたが、なり方がわかりませんでした。
次に、じゃあ「小説家」になろうかな。
と思ったのですが、書くのがめんどくさい私がなれるわけもありません。
(書いててはずかしーわ、ほんと)
で、ちょっと小説を書いてみましたが、あまりのつまらなさに絶望した覚えもあります。
こんなつまらないもの、読む価値も書く価値もない、そう思いました。
それでも子供の頃から何回かは書いていたので、誰にも見せられなかったものもあれば、友達と映画の脚本にしたこともありました。
でも、自分の作品を全く好きになれなかった私は、いつの間にか、まったくそんなこと(=小説家になろうとか)を考えていたことすら忘れ去っていました。
世の荒波の前には、そんなくだらなく弱い妄想は、生きてはいられなかったのです。
次のプロット9に続きます。
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