93 / 147
93 すとぷりのドームライブ参戦記 5 あっという間に終わってしまいました。そして考えたこと。
しおりを挟む
2022年5月17日
(前回のあらすじ)ライブ参戦者は皆ペンライトを持参しており、手持ち無沙汰感半端なかったが、腰が砕けた娘の手すりおよび故障したライトの点灯係として活躍した。そして、腐女子の未来は明るいことを確信した。
後半、私はくたびれてしまい、降るペンラもないし、大人しく座って応援していましたが、ほぼ、すべての人は立ちっぱなしでした。(※再度注 天井付近です)
でも天井付近の席にもいいことがありました。すり鉢状の形をしたドームならではの、会場全体がペンライトに染まる光景を一望できるのです。特にメンバーのイメージカラー一色に染まった時が綺麗でした。曲が変わるごとに、赤、青、黄色、オレンジ、ピンクと会場が色鮮やかに染め上げられる様子は美しく、一度は体験する価値があるものでした。(他のライブでもよくある手法なんですかね?ももクロとか?でありそう)
運よくアリーナが当たった人たちは近くにメンバーがきてくれて歌って踊ってくれるので、もっと大興奮です。何より、顔が見えるもんね?たぶん、その日の夜は眠れなかったことでしょう。
全体としては、娘の日々絶え間ない布教の結果、私も有名曲はほぼ知っているので楽しめました。
途中、ソロと動画(これがまた面白い)を挟みながら進めたライブはあっという間に終わってしまい、多分30分ぐらい?
時計を見たら2時間半以上経っていました。
楽しかったです。楽しい時はいつでも一瞬です。
ライブ後の私の感想は、すとぷりの人って個性と才能豊かな「普通の人」なんだな、と言うことです。一般的な芸能人は別次元の遠すぎる人になってしまうけど、もしかしてその辺にいるかもしれない普通の人です。その人たちが、何の後ろ盾もなく、精一杯の努力を重ねて夢や目標に向かう姿が人の心を打つのです。
スーパーマンではなくて普通の人だから、楽しい時も苦しい時も凹むときも傷つく時もある、そこに共感し、明日へ向かう勇気をもらうのです。
メンバーさんの「今が大切」と言う言葉にも心を打たれました。
よく未来が大切とは言います。「未来のために今を犠牲にする」のは普通の、一般的などこにでもある言葉です。でも本当は「今」が大切なんです。だって「未来」は「今」に繋がってるんだもん。当たり前のことですが、結構見落としがちな真理だと思います。毎日、この瞬間、この一日の「今」が大切なんだよね。
今を大切にすることは自分を大切にすること、そして周りの全ての人を大切にすることにも繋がっていく。
改めてそう思いました。
メンバーそれぞれが別の個性と現代的な感性を持って、ゲームの実況配信をしたり、おしゃべりしてみたり、歌ってみたり、求められること、やりたいことを突き詰めて行った結果、現在全国のドームでライブができるまでに至っているのだな、と。それは簡単なことではなく、道無き道だから苦労しただろうし、誹謗中傷も受けてきたことでしょう。
何よりも、仲間がいたからここまで来られた、とわかっているからこそ、ライブの最後に活動休止中のリーダーへの思いを口にしたのでしょう。苦しい時でもきちんと過去を清算して、また新たに立ち上がろうとする仲間を見捨てないで待つその姿は立派です。大抵は首切って終わりです。リーダーは辛いと思うけど、支えてくれる仲間とファンのことを忘れずにまたファンの前に立って欲しいと思いました。社長業だけではもったいないですよ!
そして私は黄色教に入信してしまいそうです。
娘の話によるとほぼ自分で作詞作曲しているとか。
やっぱり詩の本質を理解していると、響き方が違いますね。
ハマりすぎないように気をつけたいと思います。
帰り道。
「ここで立ち止まらないでくださーい」と単調に繰り返す警備員さんの声をバックにペンラをかざして記念撮影。警備員さんの口調からは100年くらい同じこと繰り返してるんじゃないの?ってほど飽き飽きした空気が漂ってきます。
(そうですよね。一日中同じこと繰り返して、クタクタですよね。ありがとうございます。)
と感謝しつつ、別れを惜しむ娘の尻を叩いて駅に向かいます。
娘は「あー、ここでみんなの前で24時間リレー生放送やってくれればいいのに」と何気に鬼発言です。まあ、本気じゃないでしょうが、メンバーさんたちも大変です。愛が重い。まさにそれ。でもきっとリスナーさんたちは多かれ少なかれ同じ気持ちだったのでしょうね。
駅に向かう途中、ドームに隣接したホテルの窓からペンライトを振ってくれている人たちがいました。きっと翌日のライブにも参戦する方なのでしょう。私も娘と一緒になって手を振りました。ほっこりとするいい瞬間でした。
翌日のライブ終了後、Twitterをチェックしていた娘から「夏に西武ドーム(聖地)でライブやるって!!」と言う興奮気味な報告がありました。鼻息で吹き飛ばされそうです。
西武ドームではペンライトを購入し、黄色い服で参戦しようと思ったのは、今のところ娘には内緒です。
(前回のあらすじ)ライブ参戦者は皆ペンライトを持参しており、手持ち無沙汰感半端なかったが、腰が砕けた娘の手すりおよび故障したライトの点灯係として活躍した。そして、腐女子の未来は明るいことを確信した。
後半、私はくたびれてしまい、降るペンラもないし、大人しく座って応援していましたが、ほぼ、すべての人は立ちっぱなしでした。(※再度注 天井付近です)
でも天井付近の席にもいいことがありました。すり鉢状の形をしたドームならではの、会場全体がペンライトに染まる光景を一望できるのです。特にメンバーのイメージカラー一色に染まった時が綺麗でした。曲が変わるごとに、赤、青、黄色、オレンジ、ピンクと会場が色鮮やかに染め上げられる様子は美しく、一度は体験する価値があるものでした。(他のライブでもよくある手法なんですかね?ももクロとか?でありそう)
運よくアリーナが当たった人たちは近くにメンバーがきてくれて歌って踊ってくれるので、もっと大興奮です。何より、顔が見えるもんね?たぶん、その日の夜は眠れなかったことでしょう。
全体としては、娘の日々絶え間ない布教の結果、私も有名曲はほぼ知っているので楽しめました。
途中、ソロと動画(これがまた面白い)を挟みながら進めたライブはあっという間に終わってしまい、多分30分ぐらい?
時計を見たら2時間半以上経っていました。
楽しかったです。楽しい時はいつでも一瞬です。
ライブ後の私の感想は、すとぷりの人って個性と才能豊かな「普通の人」なんだな、と言うことです。一般的な芸能人は別次元の遠すぎる人になってしまうけど、もしかしてその辺にいるかもしれない普通の人です。その人たちが、何の後ろ盾もなく、精一杯の努力を重ねて夢や目標に向かう姿が人の心を打つのです。
スーパーマンではなくて普通の人だから、楽しい時も苦しい時も凹むときも傷つく時もある、そこに共感し、明日へ向かう勇気をもらうのです。
メンバーさんの「今が大切」と言う言葉にも心を打たれました。
よく未来が大切とは言います。「未来のために今を犠牲にする」のは普通の、一般的などこにでもある言葉です。でも本当は「今」が大切なんです。だって「未来」は「今」に繋がってるんだもん。当たり前のことですが、結構見落としがちな真理だと思います。毎日、この瞬間、この一日の「今」が大切なんだよね。
今を大切にすることは自分を大切にすること、そして周りの全ての人を大切にすることにも繋がっていく。
改めてそう思いました。
メンバーそれぞれが別の個性と現代的な感性を持って、ゲームの実況配信をしたり、おしゃべりしてみたり、歌ってみたり、求められること、やりたいことを突き詰めて行った結果、現在全国のドームでライブができるまでに至っているのだな、と。それは簡単なことではなく、道無き道だから苦労しただろうし、誹謗中傷も受けてきたことでしょう。
何よりも、仲間がいたからここまで来られた、とわかっているからこそ、ライブの最後に活動休止中のリーダーへの思いを口にしたのでしょう。苦しい時でもきちんと過去を清算して、また新たに立ち上がろうとする仲間を見捨てないで待つその姿は立派です。大抵は首切って終わりです。リーダーは辛いと思うけど、支えてくれる仲間とファンのことを忘れずにまたファンの前に立って欲しいと思いました。社長業だけではもったいないですよ!
そして私は黄色教に入信してしまいそうです。
娘の話によるとほぼ自分で作詞作曲しているとか。
やっぱり詩の本質を理解していると、響き方が違いますね。
ハマりすぎないように気をつけたいと思います。
帰り道。
「ここで立ち止まらないでくださーい」と単調に繰り返す警備員さんの声をバックにペンラをかざして記念撮影。警備員さんの口調からは100年くらい同じこと繰り返してるんじゃないの?ってほど飽き飽きした空気が漂ってきます。
(そうですよね。一日中同じこと繰り返して、クタクタですよね。ありがとうございます。)
と感謝しつつ、別れを惜しむ娘の尻を叩いて駅に向かいます。
娘は「あー、ここでみんなの前で24時間リレー生放送やってくれればいいのに」と何気に鬼発言です。まあ、本気じゃないでしょうが、メンバーさんたちも大変です。愛が重い。まさにそれ。でもきっとリスナーさんたちは多かれ少なかれ同じ気持ちだったのでしょうね。
駅に向かう途中、ドームに隣接したホテルの窓からペンライトを振ってくれている人たちがいました。きっと翌日のライブにも参戦する方なのでしょう。私も娘と一緒になって手を振りました。ほっこりとするいい瞬間でした。
翌日のライブ終了後、Twitterをチェックしていた娘から「夏に西武ドーム(聖地)でライブやるって!!」と言う興奮気味な報告がありました。鼻息で吹き飛ばされそうです。
西武ドームではペンライトを購入し、黄色い服で参戦しようと思ったのは、今のところ娘には内緒です。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる