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132 母が転倒→大腿骨骨折→手術になりました・・・
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2022年12月
11月29日、大賞終了まであと2日と迫った日のことです。
「あと2日なんだから、頑張って書かなきゃね」と家に帰ったところ、母が大腿骨骨折で入院したと知らされました。
玄関先で転倒して、左大腿骨がぱっきりと折れてしまったそうです。
当たり前ですが、予感もないし、突然の出来事でした。
いつもいるはずの母がいないだけで、どうも現実感がありません。
しかも、コ○ナなので全然面会とか出来ないんですよ。
できるのは荷物の受け渡しだけ。
しかも携帯も持ってないので、メール一つできません。
お年寄りが転んで骨折ってよく聞くけど、自分の身近に降りかかってくるとは、思いもよらなかったんです。
でも、ふと冷静になってくると、ものすごく心配になってきました。
大腿骨骨折って重症じゃないですか。
父に聞いたところ、救急搬送され、そのまま即入院となり、3日後には手術だとのこと。
全身麻酔で大腿骨の脇に鉄板を埋め込み、骨にボルトを打つそうです。
ただ、コ○ナ対応のために面会はできず、手術の日の立ち合いの時と退院の時にしか会えないそうです。
ボルトって何なのかわかりません。
頭ではわかってるつもりだけど、本当には理解していなくって、とにかくひたすら恐ろしいです。
何とか、その日の分は事前に書いてあった分を手直しして投稿し、翌日分まで書いてあったので、またその分は翌日にしっかり見直しをすることにして、作業を終えました。
ただ、このあたりからだんだんとじわじわと不安が首の後ろから忍び寄ってくるような気がしていました。
しかも、自分の親がこんな大けがをしているのに、投稿しなきゃとか、BL大賞の残り期間のこととかで頭がいっぱいです。自分のことばっか考えて、自己中心的なんじゃないでしょうか。じわりと自己嫌悪が浮かんできました。
30日の夜、事前に書いてあった原稿を修正し、投稿を済ませしばらく投稿できない旨のお断りを入れました。
うっかりしていましたが、「兄さん」はそれより前に予約投稿してあったので、お断りせずにお休みになってしまいました。読んでいただいていた方、ごめんなさい。
12月2日は朝から手術の立ち合いのため、病院に行きました。
指定された待機スペースで待っていると、母が移動用ベッドに乗せられ、看護師さんたちと一緒に病室から出てきました。
いつも元気でいい加減な母が、ぐったりとしています。声も出ず。カラカラと移動用ベッドの車輪の音だけが響いていました。ひと声出すのも大変そうです。
そんな母に言えたのは一言だけ。
「頑張って」
握りしめた母の手の温かさに少しだけホッとしながらも、心配は募ります。
ただ、ここまできたら、医療従事者の方々にお任せするしかないのもわかっています。
手術室に母が載ったベッドが消えていくあの瞬間。
もう何もできることはないけど、不安だけが残るあの時間。
信じられないほど心細い気分を味わうことになりました。
数時間ののち、手術室から移動用ベッドに乗せられた母が帰ってきました。
一緒に戻ってきたお医者さんや看護師さんの雰囲気で、手術が成功したことがわかりました。
執刀医の先生が、レントゲン写真を見せながら足に埋め込んだ鉄板とボルトの説明をしてくれます。
「へー、こういう風にボルトって入れるんだ」
と感心しながら、画像を見て思ったことは、
「プルシェンコって、オリンピックの時ボルト折れたって言って棄権したよね。こりゃ無理だわ」
でした。
ふう。
元の調子が少し戻ってきました。
でも、私、そのあと大きなダメージを食らってしまいました。
実は母は転んだ時、たまたま後ろに立っていた父にぶつかって「大腿骨骨折で済んだ」ってことを、術後に知ったからです。
一歩間違ったら、頭を強打して死んじゃってたかもしれなかったんです。
それなのに、私ときたら・・・
それまでは、番外編の2本だけは短いので続けて終わらせてしまう予定だったんです。
でも、母のけがで気持ちが動揺してしまい、全く作品世界に遊びに行くことはできなくなってしまいました。
つまり、書けなくなりました。
どうしようもありません。
しばらく放っておこうと決めました。
ヒロインちゃんだけは事前に書き溜めていたので、一度も休まずに続けることができました。
つくづく、ストックは大事です。
手術から1週間たち、生活の混乱は続いていますが、だいぶ気持ちが落ち着いてきました。
色々家事や雑用が増えてしまい、執筆時間が取れませんが、またぽつぽつと書き始めることができています。
これ以上、何事もなければ、番外編2本は年内に、腐女子も年内に終わらせたいと思っています。
「兄さん」は年内は無理そうです。思ったより長くなってしまいました。でも、これからガンガン行くので楽しんでいただけたら嬉しいです。
近日中に続きを少しずつアップしていきますので、またこれからもよろしくお願いいたします。
11月29日、大賞終了まであと2日と迫った日のことです。
「あと2日なんだから、頑張って書かなきゃね」と家に帰ったところ、母が大腿骨骨折で入院したと知らされました。
玄関先で転倒して、左大腿骨がぱっきりと折れてしまったそうです。
当たり前ですが、予感もないし、突然の出来事でした。
いつもいるはずの母がいないだけで、どうも現実感がありません。
しかも、コ○ナなので全然面会とか出来ないんですよ。
できるのは荷物の受け渡しだけ。
しかも携帯も持ってないので、メール一つできません。
お年寄りが転んで骨折ってよく聞くけど、自分の身近に降りかかってくるとは、思いもよらなかったんです。
でも、ふと冷静になってくると、ものすごく心配になってきました。
大腿骨骨折って重症じゃないですか。
父に聞いたところ、救急搬送され、そのまま即入院となり、3日後には手術だとのこと。
全身麻酔で大腿骨の脇に鉄板を埋め込み、骨にボルトを打つそうです。
ただ、コ○ナ対応のために面会はできず、手術の日の立ち合いの時と退院の時にしか会えないそうです。
ボルトって何なのかわかりません。
頭ではわかってるつもりだけど、本当には理解していなくって、とにかくひたすら恐ろしいです。
何とか、その日の分は事前に書いてあった分を手直しして投稿し、翌日分まで書いてあったので、またその分は翌日にしっかり見直しをすることにして、作業を終えました。
ただ、このあたりからだんだんとじわじわと不安が首の後ろから忍び寄ってくるような気がしていました。
しかも、自分の親がこんな大けがをしているのに、投稿しなきゃとか、BL大賞の残り期間のこととかで頭がいっぱいです。自分のことばっか考えて、自己中心的なんじゃないでしょうか。じわりと自己嫌悪が浮かんできました。
30日の夜、事前に書いてあった原稿を修正し、投稿を済ませしばらく投稿できない旨のお断りを入れました。
うっかりしていましたが、「兄さん」はそれより前に予約投稿してあったので、お断りせずにお休みになってしまいました。読んでいただいていた方、ごめんなさい。
12月2日は朝から手術の立ち合いのため、病院に行きました。
指定された待機スペースで待っていると、母が移動用ベッドに乗せられ、看護師さんたちと一緒に病室から出てきました。
いつも元気でいい加減な母が、ぐったりとしています。声も出ず。カラカラと移動用ベッドの車輪の音だけが響いていました。ひと声出すのも大変そうです。
そんな母に言えたのは一言だけ。
「頑張って」
握りしめた母の手の温かさに少しだけホッとしながらも、心配は募ります。
ただ、ここまできたら、医療従事者の方々にお任せするしかないのもわかっています。
手術室に母が載ったベッドが消えていくあの瞬間。
もう何もできることはないけど、不安だけが残るあの時間。
信じられないほど心細い気分を味わうことになりました。
数時間ののち、手術室から移動用ベッドに乗せられた母が帰ってきました。
一緒に戻ってきたお医者さんや看護師さんの雰囲気で、手術が成功したことがわかりました。
執刀医の先生が、レントゲン写真を見せながら足に埋め込んだ鉄板とボルトの説明をしてくれます。
「へー、こういう風にボルトって入れるんだ」
と感心しながら、画像を見て思ったことは、
「プルシェンコって、オリンピックの時ボルト折れたって言って棄権したよね。こりゃ無理だわ」
でした。
ふう。
元の調子が少し戻ってきました。
でも、私、そのあと大きなダメージを食らってしまいました。
実は母は転んだ時、たまたま後ろに立っていた父にぶつかって「大腿骨骨折で済んだ」ってことを、術後に知ったからです。
一歩間違ったら、頭を強打して死んじゃってたかもしれなかったんです。
それなのに、私ときたら・・・
それまでは、番外編の2本だけは短いので続けて終わらせてしまう予定だったんです。
でも、母のけがで気持ちが動揺してしまい、全く作品世界に遊びに行くことはできなくなってしまいました。
つまり、書けなくなりました。
どうしようもありません。
しばらく放っておこうと決めました。
ヒロインちゃんだけは事前に書き溜めていたので、一度も休まずに続けることができました。
つくづく、ストックは大事です。
手術から1週間たち、生活の混乱は続いていますが、だいぶ気持ちが落ち着いてきました。
色々家事や雑用が増えてしまい、執筆時間が取れませんが、またぽつぽつと書き始めることができています。
これ以上、何事もなければ、番外編2本は年内に、腐女子も年内に終わらせたいと思っています。
「兄さん」は年内は無理そうです。思ったより長くなってしまいました。でも、これからガンガン行くので楽しんでいただけたら嬉しいです。
近日中に続きを少しずつアップしていきますので、またこれからもよろしくお願いいたします。
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