9 / 12
9話
しおりを挟む
真人視点
教室に戻るとそこはもぬけの殻だった。
優は......帰ったのか?いやそんなはずはない。周りをよく見ると優の鞄がまだ置いてある。帰っていないということだ。トイレにでも行ってるのかと思い近くのトイレに行ったが誰もいる様子がない。すると廊下の向こう側から誰かが真人に向かって歩いてきた。
「真人~どこ行ってたの?探したんだからね!」
先程、紫吹は美香に言われたとかなんとか言っていた。何か気持ち悪いな。
「お前に話す理由はない」
「そんなこと言わないでよ。ねっ、今から帰るんだよね? カラオケとか行こうよ2人で!どう?」
上目遣いに谷間が見えるようにしたシャツ、自分の魅力を最大限に使いながら言ってきた。2人でカラオケということは誘っているのだろう。こういう事には慣れているため断りを入れて軽くあしらっておけばいい。
「用がある。今日は無理だ。」
「ねぇ、最近つれないね。如月優のせい」
「なんだと」
如月優と言う名前を聞き肩をピクッとさせる。この女から何故優の名前が出てくるのか。誰にも言ったことがないはずだ。如月優と言う名前も呼んだことがない気がする.....なのになぜ、
「やっぱりそうなんだね、最近私にも構ってくれないし他の人に乗り換えたって話も聞かないからこっそりつけてたんだよね。気付かなかった?男とヤってるだなんて笑えない。」
このクソストーカーがと怒りたいが今はそんな場合じゃない。この状況、都合が良すぎるんじゃないか。優は戻ってこない、紫吹に呼び出される、そして美香に偶然会う。まさか....
「おいお前、優はどこだ?」
「そんなの知るわけ....」
「優はどこだと言ったんだよ」
美香の言葉を遮り、怒鳴った。それに驚いた美香は顔面蒼白になり震えていた。真人はいつもなら感情を表に出したりしない。それだけ激怒しているということなのだ。
「た、体育館倉庫......体育館倉庫に西高の人たちと....」
ガクガクと震えながら答える。西高と聞いてピンときた、嫌な予感がする。真人は体育館倉庫へと全力で走っていった。
まずい、本当にまずいあいつは教師に犯されかけるような奴だ。西高の奴等に....
体育館倉庫に着き重い扉を壊す勢いで思い切り開ける。そこには前と後ろを犯されされるがままになる優がいた。嫌がる声も出ておらず目が虚ろになっていることに気づき、怒りが込み上がってくる。次の瞬間普段の自分とは思えないほどの速さで5人を殴っていく。
許せない、許せない許せない優は大切なものなのか?分からないが見ているだけで愛おしく感じるんだ。
教室に戻るとそこはもぬけの殻だった。
優は......帰ったのか?いやそんなはずはない。周りをよく見ると優の鞄がまだ置いてある。帰っていないということだ。トイレにでも行ってるのかと思い近くのトイレに行ったが誰もいる様子がない。すると廊下の向こう側から誰かが真人に向かって歩いてきた。
「真人~どこ行ってたの?探したんだからね!」
先程、紫吹は美香に言われたとかなんとか言っていた。何か気持ち悪いな。
「お前に話す理由はない」
「そんなこと言わないでよ。ねっ、今から帰るんだよね? カラオケとか行こうよ2人で!どう?」
上目遣いに谷間が見えるようにしたシャツ、自分の魅力を最大限に使いながら言ってきた。2人でカラオケということは誘っているのだろう。こういう事には慣れているため断りを入れて軽くあしらっておけばいい。
「用がある。今日は無理だ。」
「ねぇ、最近つれないね。如月優のせい」
「なんだと」
如月優と言う名前を聞き肩をピクッとさせる。この女から何故優の名前が出てくるのか。誰にも言ったことがないはずだ。如月優と言う名前も呼んだことがない気がする.....なのになぜ、
「やっぱりそうなんだね、最近私にも構ってくれないし他の人に乗り換えたって話も聞かないからこっそりつけてたんだよね。気付かなかった?男とヤってるだなんて笑えない。」
このクソストーカーがと怒りたいが今はそんな場合じゃない。この状況、都合が良すぎるんじゃないか。優は戻ってこない、紫吹に呼び出される、そして美香に偶然会う。まさか....
「おいお前、優はどこだ?」
「そんなの知るわけ....」
「優はどこだと言ったんだよ」
美香の言葉を遮り、怒鳴った。それに驚いた美香は顔面蒼白になり震えていた。真人はいつもなら感情を表に出したりしない。それだけ激怒しているということなのだ。
「た、体育館倉庫......体育館倉庫に西高の人たちと....」
ガクガクと震えながら答える。西高と聞いてピンときた、嫌な予感がする。真人は体育館倉庫へと全力で走っていった。
まずい、本当にまずいあいつは教師に犯されかけるような奴だ。西高の奴等に....
体育館倉庫に着き重い扉を壊す勢いで思い切り開ける。そこには前と後ろを犯されされるがままになる優がいた。嫌がる声も出ておらず目が虚ろになっていることに気づき、怒りが込み上がってくる。次の瞬間普段の自分とは思えないほどの速さで5人を殴っていく。
許せない、許せない許せない優は大切なものなのか?分からないが見ているだけで愛おしく感じるんだ。
0
あなたにおすすめの小説
俺の体に無数の噛み跡。何度も言うが俺はαだからな?!いくら噛んでも、番にはなれないんだぜ?!
汀
BL
背も小さくて、オメガのようにフェロモンを振りまいてしまうアルファの睟。そんな特異体質のせいで、馬鹿なアルファに体を噛まれまくるある日、クラス委員の落合が………!!
白花の檻(はっかのおり)
AzureHaru
BL
その世界には、生まれながらに祝福を受けた者がいる。その祝福は人ならざるほどの美貌を与えられる。
その祝福によって、交わるはずのなかった2人の運命が交わり狂っていく。
この出会いは祝福か、或いは呪いか。
受け――リュシアン。
祝福を授かりながらも、決して傲慢ではなく、いつも穏やかに笑っている青年。
柔らかな白銀の髪、淡い光を湛えた瞳。人々が息を呑むほどの美しさを持つ。
攻め――アーヴィス。
リュシアンと同じく祝福を授かる。リュシアン以上に人の域を逸脱した容姿。
黒曜石のような瞳、彫刻のように整った顔立ち。
王国に名を轟かせる貴族であり、数々の功績を誇る英雄。
僕の部下がかわいくて仕方ない
まつも☆きらら
BL
ある日悠太は上司のPCに自分の画像が大量に保存されているのを見つける。上司の田代は悪びれることなく悠太のことが好きだと告白。突然のことに戸惑う悠太だったが、田代以外にも悠太に想いを寄せる男たちが現れ始め、さらに悠太を戸惑わせることに。悠太が選ぶのは果たして誰なのか?
兄貴同士でキスしたら、何か問題でも?
perari
BL
挑戦として、イヤホンをつけたまま、相手の口の動きだけで会話を理解し、電話に答える――そんな遊びをしていた時のことだ。
その最中、俺の親友である理光が、なぜか俺の彼女に電話をかけた。
彼は俺のすぐそばに身を寄せ、薄い唇をわずかに結び、ひと言つぶやいた。
……その瞬間、俺の頭は真っ白になった。
口の動きで読み取った言葉は、間違いなくこうだった。
――「光希、俺はお前が好きだ。」
次の瞬間、電話の向こう側で彼女の怒りが炸裂したのだ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる