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第698話「いえいえ、おふたりは全然面倒な子ではありませんから」
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リオネルの言霊に応えるよう、
沼地全体が、正視不可能なくらい、まばゆい白光に包まれた。
すると!
沼地を覆っていた、酷い汚れは勿論、猛毒とおぞましき瘴気が、
あっという間に、かき消えて行った。
……再びティエラの声がリオネルの心へ響いて来る。
『うふふ、リオは浄化魔法も完璧ね! 文句なしの合格! もっと行使して、熟練度を上げれば、更に効果が増すんじゃない?』
『ですか!』
『うん! 全くの問題なしだから次へ進もうか。新たな最上級魔法は、地の加護魔法を習得したいんだよね?』
『はい、現状では浄化魔法同様、加護魔法もティエラ様のお名前をお借りして、発動の真似をしています』
『うふふ、そっか! でも私の見よう見まねで、そこそこ上手く発動出来てるんでしょ? 普通は無理ゲーだし、凄いと思うけど』
『いや、まあ、何とかっていったところです』
『うふふ、まあ、何とかなの?』
ティエラは、リオネルの持つ特異スキル『見よう見まね』に、
気付いているのかもしれない。
悪戯っぽく笑った。
対して、リオネルも微笑む。
『はい、ソヴァール王国やイエーラにおいて、既存の農地や俺が土地改良した農地へいずれは豊かになるよう祝福を与えていますが、もっともっと上手くなりたいですね』
そう、リオネルが現時点で与えている加護は、
いずれは土地が豊かになるようにという祝福。
効果はほどほどで、すぐに効果が目に見える即効性のあるものではない。
『相変わらずリオは前向きなのね。加護魔法は、注意事項があるから言っておくよ』
『加護魔法の注意事項ですか、お聞きします』
『了解! 他の魔法も多分にそういう要素はあるけれど、特に地の加護魔法はね、全知全能たる創世神様の範疇なの』
『創世神様の範疇、なのですか』
『ええ、最上級レベルの加護の力ならば、即座に大地が豊かになり素晴らしい恵みを受けられる。言わば楽をして莫大な富を得る事が出来るわ』
『確かに……』
『土地を苦労して開墾し、丁寧に耕して、優しく種をまき、適度に水をやり、肥料も充分やり、いろいろと世話をし、実をつけて、やっと収穫する……そういう過程を、一気にすっ飛ばすからね』
『ですね』
『私みたいな地の精霊、そして地母神は人間族を含む大地に生きる数多の種族を、時には励まし、時には戒め、導く立場なの』
『はい、そう認識しています』
『ことわざで、働かざる者、食うべからずって言うじゃない? 地の加護の力で何でも与え、甘やかし、努力なしで楽をさせてはダメなのよ』
『成る程、ですね』
『リオならば、すぐに加護の力も完全に習得し、自在に使いこなすと思う。だけど、加護とは、あくまでも種族が自立する為のサポート、それを決して忘れてはいけない』
『ですね!』
『加護も含め、大いなる力を振るう時は、情に流され過ぎたり、勢いだけでなく、冷静かつ慎重であるべきものなの』
『加護とは、あくまでも種族が自立する為のサポート、その加護も含め、大いなる力を振るう時は、情に流され過ぎたり、勢いだけでなく、冷静かつ慎重であるべき……』
『その通りよ』
『ティエラ様の仰る事は、良く分かりました、俺も完全に同意です。その上で果断さも必要って事ですね』
『ええ! こうと決めたら、迷わず、すぱっと! 思い切りの良い決断力も本当に大事!』
『ですよね! ティエラ様にお約束します。俺は加護に限らず習得した知識、魔法、スキル、剣技、格闘技等々全てをその信条で行使しますと』
きっぱりと言い切ったリオネルの言葉を聞き、ティエラはにっこり。
『うふふ、リオならば絶対に大丈夫よ! じゃあ、地の加護の教授を始めようか』
『はい、俺の方は準備OKです』
『了解! 私がまず、改めて手本を見せてあげるね』
『お願いします』
リオネルはティエラをじっと見つめた。
真摯な視線を感じ、微笑んだティエラは軽く息を吐き、詠唱を開始する。
『……我が愛しき大地の子らよ! 地の管轄者ティエラが大いなる加護を与えよう!
大地の活力よ! 今ここに甦れ! 聖なる陽光満ち満ちて、草木よ、全て勢い良く伸びよ! 荒れ果てた地を、実り豊かに、美しき景色へと変えるが良い! 汝らに、大いなる恵よ、あれ!』
ティエラは滑舌良く言霊を詠唱すると、ゆっくりと独特な印を結んだ。
もうすぐ地母神になろうかというティエラが、
詠唱する言霊、予備動作など必要とするわけがない。
無詠唱で即座に発動出来るはずだ。
また、ゆっくり、はっきりと詠唱し、印を結んだのは、
これから学ぼうとするリオネルの為であろう。
リオネルは、ティエラが詠唱した言霊を聞き入り、印を見つめ、
全てを正確に記憶したのである。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
ティエラの行使した地の加護、最上級レベルはすぐに効果を発揮した。
リオネルが浄化した沼地は、
みるみるうちに緑鮮やかな葦が生い茂る湿地帯へ戻って行く……
『おお、凄いです! でも元の湿地帯にしたのですね』
『うん! いろいろと考えてね』
『ですか』
『ええ、そもそも地の加護を与える際、元の地形に戻すのが基本よ』
『成る程、再現って事ですね』
『そうよ。でもいろいろな事情が絡んでいる場合もあるし、ケースバイケース、臨機応変に対応するのが得策ね』
『成る程、成る程。何でもかんでも緑の草原にするのが、良いってわけではないですものね』
『その通り! 何が必要で、何が必要ではないのか、という的確な判断が大切なの。今回は再現するのがベストだと思ったのよ』
『納得です』
『じゃあ早速、発動してみて。私が加護を与えたのは、リオが浄化した沼地の半分だから』
ティエラの言った通り、加護を受け、元通りとなったのはほぼ半分の面積である。
『残りの半分へ、俺が加護を与えるという事ですね。ティエラ様のお名前をお借りする形で宜しいですか?』
『ええ、最初の内はね。経験を積み、実力をつけたらリオ自身の名で発動するのよ』
『了解です。では……』
と言い、リオネルは呼吸法を用いて、体内魔力を上げ、詠唱を開始する。
『……我が愛しき大地の子らよ! 地の管轄者ティエラ様の名の下に、我リオネル・ロートレックが大いなる加護を与えよう!
大地の活力よ! 今ここに甦れ! 聖なる陽光満ち満ちて、草木よ、全て勢い良く伸びよ! 荒れ果てた地を、実り豊かに、美しき景色へと変えるが良い! 汝らに、大いなる恵よ、あれ!』
リオネルは、はきはきと詠唱し、印を結んだ。
ティエラの詠唱、印結びとほぼ寸分違わず。
果たして、結果は……何と何と何と!!
リオネルの最上級レベルの加護魔法は見事に発動した。
ただ、時間的には間を置かず発動したが、効果効能はティエラに到底及ばず。
復活した湿地帯のクオリティは、ティエラの半分以下であった。
『残念! まだまだですね! 申し訳ありません、俺、少しでもティエラ様に近づけるよう、もっともっと上を狙います!』
全くと言って良いほど、めげないリオネル。
しかし、初めて挑む最上級レベルの加護魔法を、当たり前のように発動し、
更にはティエラのパフォーマンスを目標とするとは……
そんなリオネルを見て、ティエラは微笑み、目を細める。
『うふふ! さすがねリオ! 貴方の志の高さ、決してブレない前向きさには脱帽するわ』
『そこまでティエラ様に褒められると嬉しいを通り越して、恐縮します』
『いやいや本当にそう思うよ。私の夫として、すっごく頼もしいわ』
『ありがとうございます。俺もティエラ様に妻となって頂けるなんて、本当に誇らしいです』
『うふふ、そうお? でもさ、よくよく考えたら、私やヒルデガルドみたいな面倒な子を一緒に包み込んでくれるなんて、絶対リオしか居ないものね』
『いえいえ、おふたりは全然面倒な子ではありませんから』
などと、会話は途切れる気配はない。
だが、時間は限られている。
いつまでもそうしてはいられない。
リオネルは再び、今度は自身の名の下に最上級レベルの加護魔法を行使する。
『……我が愛しき大地の子らよ! 地の管轄者リオネル・ロートレックが大いなる加護を与えよう! 大地の活力よ! 今ここに甦れ! 聖なる陽光満ち満ちて、草木よ、全て勢い良く伸びよ! 荒れ果てた地を、実り豊かに、美しき景色へと変えるが良い! 汝らに、大いなる恵よ、あれ!』
ティエラが行使したエリアと比べアンバランスにならぬよう、
今度は半分の魔力加減だ。
結果、ヒュドラの支配していた猛毒と瘴気に満ちた沼地は……
澄んだ水と紫色の穂を持つ葦に満ちた、完全な元の美しい湿地帯に戻った。
『うふふ、ここまで魔力調節が出来るのなら、3回目の発動は完璧に行けそうね』
『はい! です!』
『少し離れた沼地に別のヒュドラが居るから、そいつを倒して、沼地を元に戻したら、合格を出してあげるわ』
『了解です』
……という事で、リオネルとティエラは別の沼地へ移動。
リオネルは、さくっとヒュドラを倒すと、毒と瘴気を浄化。
最後には無詠唱、神速で完璧に加護魔法を発動。
全ての課題において、文句なくティエラから『合格』を貰ったのである。
沼地全体が、正視不可能なくらい、まばゆい白光に包まれた。
すると!
沼地を覆っていた、酷い汚れは勿論、猛毒とおぞましき瘴気が、
あっという間に、かき消えて行った。
……再びティエラの声がリオネルの心へ響いて来る。
『うふふ、リオは浄化魔法も完璧ね! 文句なしの合格! もっと行使して、熟練度を上げれば、更に効果が増すんじゃない?』
『ですか!』
『うん! 全くの問題なしだから次へ進もうか。新たな最上級魔法は、地の加護魔法を習得したいんだよね?』
『はい、現状では浄化魔法同様、加護魔法もティエラ様のお名前をお借りして、発動の真似をしています』
『うふふ、そっか! でも私の見よう見まねで、そこそこ上手く発動出来てるんでしょ? 普通は無理ゲーだし、凄いと思うけど』
『いや、まあ、何とかっていったところです』
『うふふ、まあ、何とかなの?』
ティエラは、リオネルの持つ特異スキル『見よう見まね』に、
気付いているのかもしれない。
悪戯っぽく笑った。
対して、リオネルも微笑む。
『はい、ソヴァール王国やイエーラにおいて、既存の農地や俺が土地改良した農地へいずれは豊かになるよう祝福を与えていますが、もっともっと上手くなりたいですね』
そう、リオネルが現時点で与えている加護は、
いずれは土地が豊かになるようにという祝福。
効果はほどほどで、すぐに効果が目に見える即効性のあるものではない。
『相変わらずリオは前向きなのね。加護魔法は、注意事項があるから言っておくよ』
『加護魔法の注意事項ですか、お聞きします』
『了解! 他の魔法も多分にそういう要素はあるけれど、特に地の加護魔法はね、全知全能たる創世神様の範疇なの』
『創世神様の範疇、なのですか』
『ええ、最上級レベルの加護の力ならば、即座に大地が豊かになり素晴らしい恵みを受けられる。言わば楽をして莫大な富を得る事が出来るわ』
『確かに……』
『土地を苦労して開墾し、丁寧に耕して、優しく種をまき、適度に水をやり、肥料も充分やり、いろいろと世話をし、実をつけて、やっと収穫する……そういう過程を、一気にすっ飛ばすからね』
『ですね』
『私みたいな地の精霊、そして地母神は人間族を含む大地に生きる数多の種族を、時には励まし、時には戒め、導く立場なの』
『はい、そう認識しています』
『ことわざで、働かざる者、食うべからずって言うじゃない? 地の加護の力で何でも与え、甘やかし、努力なしで楽をさせてはダメなのよ』
『成る程、ですね』
『リオならば、すぐに加護の力も完全に習得し、自在に使いこなすと思う。だけど、加護とは、あくまでも種族が自立する為のサポート、それを決して忘れてはいけない』
『ですね!』
『加護も含め、大いなる力を振るう時は、情に流され過ぎたり、勢いだけでなく、冷静かつ慎重であるべきものなの』
『加護とは、あくまでも種族が自立する為のサポート、その加護も含め、大いなる力を振るう時は、情に流され過ぎたり、勢いだけでなく、冷静かつ慎重であるべき……』
『その通りよ』
『ティエラ様の仰る事は、良く分かりました、俺も完全に同意です。その上で果断さも必要って事ですね』
『ええ! こうと決めたら、迷わず、すぱっと! 思い切りの良い決断力も本当に大事!』
『ですよね! ティエラ様にお約束します。俺は加護に限らず習得した知識、魔法、スキル、剣技、格闘技等々全てをその信条で行使しますと』
きっぱりと言い切ったリオネルの言葉を聞き、ティエラはにっこり。
『うふふ、リオならば絶対に大丈夫よ! じゃあ、地の加護の教授を始めようか』
『はい、俺の方は準備OKです』
『了解! 私がまず、改めて手本を見せてあげるね』
『お願いします』
リオネルはティエラをじっと見つめた。
真摯な視線を感じ、微笑んだティエラは軽く息を吐き、詠唱を開始する。
『……我が愛しき大地の子らよ! 地の管轄者ティエラが大いなる加護を与えよう!
大地の活力よ! 今ここに甦れ! 聖なる陽光満ち満ちて、草木よ、全て勢い良く伸びよ! 荒れ果てた地を、実り豊かに、美しき景色へと変えるが良い! 汝らに、大いなる恵よ、あれ!』
ティエラは滑舌良く言霊を詠唱すると、ゆっくりと独特な印を結んだ。
もうすぐ地母神になろうかというティエラが、
詠唱する言霊、予備動作など必要とするわけがない。
無詠唱で即座に発動出来るはずだ。
また、ゆっくり、はっきりと詠唱し、印を結んだのは、
これから学ぼうとするリオネルの為であろう。
リオネルは、ティエラが詠唱した言霊を聞き入り、印を見つめ、
全てを正確に記憶したのである。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
ティエラの行使した地の加護、最上級レベルはすぐに効果を発揮した。
リオネルが浄化した沼地は、
みるみるうちに緑鮮やかな葦が生い茂る湿地帯へ戻って行く……
『おお、凄いです! でも元の湿地帯にしたのですね』
『うん! いろいろと考えてね』
『ですか』
『ええ、そもそも地の加護を与える際、元の地形に戻すのが基本よ』
『成る程、再現って事ですね』
『そうよ。でもいろいろな事情が絡んでいる場合もあるし、ケースバイケース、臨機応変に対応するのが得策ね』
『成る程、成る程。何でもかんでも緑の草原にするのが、良いってわけではないですものね』
『その通り! 何が必要で、何が必要ではないのか、という的確な判断が大切なの。今回は再現するのがベストだと思ったのよ』
『納得です』
『じゃあ早速、発動してみて。私が加護を与えたのは、リオが浄化した沼地の半分だから』
ティエラの言った通り、加護を受け、元通りとなったのはほぼ半分の面積である。
『残りの半分へ、俺が加護を与えるという事ですね。ティエラ様のお名前をお借りする形で宜しいですか?』
『ええ、最初の内はね。経験を積み、実力をつけたらリオ自身の名で発動するのよ』
『了解です。では……』
と言い、リオネルは呼吸法を用いて、体内魔力を上げ、詠唱を開始する。
『……我が愛しき大地の子らよ! 地の管轄者ティエラ様の名の下に、我リオネル・ロートレックが大いなる加護を与えよう!
大地の活力よ! 今ここに甦れ! 聖なる陽光満ち満ちて、草木よ、全て勢い良く伸びよ! 荒れ果てた地を、実り豊かに、美しき景色へと変えるが良い! 汝らに、大いなる恵よ、あれ!』
リオネルは、はきはきと詠唱し、印を結んだ。
ティエラの詠唱、印結びとほぼ寸分違わず。
果たして、結果は……何と何と何と!!
リオネルの最上級レベルの加護魔法は見事に発動した。
ただ、時間的には間を置かず発動したが、効果効能はティエラに到底及ばず。
復活した湿地帯のクオリティは、ティエラの半分以下であった。
『残念! まだまだですね! 申し訳ありません、俺、少しでもティエラ様に近づけるよう、もっともっと上を狙います!』
全くと言って良いほど、めげないリオネル。
しかし、初めて挑む最上級レベルの加護魔法を、当たり前のように発動し、
更にはティエラのパフォーマンスを目標とするとは……
そんなリオネルを見て、ティエラは微笑み、目を細める。
『うふふ! さすがねリオ! 貴方の志の高さ、決してブレない前向きさには脱帽するわ』
『そこまでティエラ様に褒められると嬉しいを通り越して、恐縮します』
『いやいや本当にそう思うよ。私の夫として、すっごく頼もしいわ』
『ありがとうございます。俺もティエラ様に妻となって頂けるなんて、本当に誇らしいです』
『うふふ、そうお? でもさ、よくよく考えたら、私やヒルデガルドみたいな面倒な子を一緒に包み込んでくれるなんて、絶対リオしか居ないものね』
『いえいえ、おふたりは全然面倒な子ではありませんから』
などと、会話は途切れる気配はない。
だが、時間は限られている。
いつまでもそうしてはいられない。
リオネルは再び、今度は自身の名の下に最上級レベルの加護魔法を行使する。
『……我が愛しき大地の子らよ! 地の管轄者リオネル・ロートレックが大いなる加護を与えよう! 大地の活力よ! 今ここに甦れ! 聖なる陽光満ち満ちて、草木よ、全て勢い良く伸びよ! 荒れ果てた地を、実り豊かに、美しき景色へと変えるが良い! 汝らに、大いなる恵よ、あれ!』
ティエラが行使したエリアと比べアンバランスにならぬよう、
今度は半分の魔力加減だ。
結果、ヒュドラの支配していた猛毒と瘴気に満ちた沼地は……
澄んだ水と紫色の穂を持つ葦に満ちた、完全な元の美しい湿地帯に戻った。
『うふふ、ここまで魔力調節が出来るのなら、3回目の発動は完璧に行けそうね』
『はい! です!』
『少し離れた沼地に別のヒュドラが居るから、そいつを倒して、沼地を元に戻したら、合格を出してあげるわ』
『了解です』
……という事で、リオネルとティエラは別の沼地へ移動。
リオネルは、さくっとヒュドラを倒すと、毒と瘴気を浄化。
最後には無詠唱、神速で完璧に加護魔法を発動。
全ての課題において、文句なくティエラから『合格』を貰ったのである。
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