18 / 176
第18話「縁あって、せっかく同期になったのだから、頑張って欲しいと切に願う」
しおりを挟む
俺とシャルロットさんは、馬車から食料などの必需品が入った箱を下ろし、
「うんしょうんしょ」と運んで行った。
俺は、クラン『シーニュ』で散々荷物持ちをやっていたから慣れていて楽勝。
掛け声など不要なくらいで、さくさく運び、あっという間に終わってしまう。
だが「うんしょ、うんしょ」と可愛い声はやまない。
俺が声の方を見ると、女子魔法使いらしく、
いかにも華奢なシャルロットさんは、
力仕事に「ひいひい」言って、四苦八苦していた。
バスチアンさんもそうだが、セレスさんも苦戦するシャルロットさんを見守るだけ。
敢えて荷物運びを手伝ったりはしなかった。
ここは新人の仕事ぶりをチェックする、研修の範疇らしい。
どうしようかと迷ったが……俺は、すぐに決めた。
「俺に任せて」とシャルロットさんへ声をかけ、手伝ってあげた。
まあ、いたわるべき女子だというのは勿論、同期の絆という事もある。
今後の人間関係を円滑にして行きたいし。
するとシャルロットさんからは、感謝のうるうる目で、
「嬉しい! ありがと!」と礼を言われた上、
先ほどのゴブリンとの戦いに関しても、いろいろ尋ねられた。
ちょっと考え、ここは『控えめ』に答えておく。
バスチアンさん、セレスさんらランクAたるレジェンド達の前だから、
ゴブリンを倒したくらいで、偉そうに自慢するのもいかがなものかと思うし。
プラチナブロンドでダークブルーの瞳を持つセレスさんとは全く違うタイプの美人だが……
ストロベリーブロンドで碧眼のシャルロットさんは可愛いし、すらりとしてスタイルもなかなか良い。
シャルロットさんは、相変わらず感謝のうるうる目をして、
「凄いね! 力持ちだね! 優しいし! 強いし! 素敵♡」
などと、おおげさに俺をおだてて来る。
こんな甘い声でささやかれたら、すぐに攻略されそうだ。
でも俺は、『綺麗なバラには棘がある!』を、
『シーニュ』のクランリーダーで銀髪女魔法使い、
冷血女、ミランダ・ベルグニウーで十二分に経験している。
あいつは、俺をクラン『シーニュ』を誘う時、
「うふふふ、君は貴族家の出身だし、強くて身体は頑丈、凄く見込みがあるわ♡」
「お姉さんが優しくする♡」
「私は君を実の弟みたいに思ってる。ううん、素敵だから、恋愛対象になりそう♡」
「じっくり大事に育てるから信じてね♡」
「絶対見捨てないからあ♡」
「一生、このクランに居てね♡ 約束よ♡」
という甘ったるいセリフが、ウルトラ言行不一致。
単なる美辞麗句であった事がすぐに判明した。
何故なら……
とかげの尻尾切りみたいな捨て駒まがいの盾役。
毒、麻痺、爆発、呪い等々、ヤバイ宝箱の罠の実験台。
迷宮での置き去り等々がさく裂!!!
でも俺は課せられた仕事を全てにおいてなんとかやりとげた。
しかし!!!
これらのとんでもない虐待を経て……たった1か月後。
「エルヴェ・アルノー! あんたバカあ? 騎士爵家の息子だから、もう少し使えると思ったけどさ、とんだ見込み違いだわ! 今日でクビ! 代わりの新人を入れるから! どこにでも行きなさい! あんたはね、『最底辺』『能無し』『無駄飯食い』『役立たず』『ゴミ』よ。騎士になるなんて到底無理だし、どこのクランも拾わないし、さっさと冒険者もやめたらあ?」
と、聞くにたえない悪口、罵詈雑言の嵐でごみ捨てポイのリリース。
ミランダはとんでもない性悪の冷血女だった……
シャルロットさんは、こんな性悪の冷血女とは思えないが、
悪意のない『やる気にさせる男子の転がし方』を
ばっちり習得しているかもしれないし。
なので、俺は油断はしない。
「凄いね! 力持ちだね! 優しいし! 強いし! 素敵♡」と言われても、
浮かれて単純には舞い上がらない。
表向き笑顔だけ絶やさず、心は気張らず、通常運転のままである。
……ふと、俺はあの性悪の冷血女ミランダのせいで
「16歳にして早くもすれてしまったのか」
「純真な少年の心を失くしてしまったのか」
と思い、ひどく悲しいが。
……という葛藤にさいなまれながら……女子棟の入り口前へ荷物を運んだ。
まあ、さすがに、荷物を持ち、女子棟の室内には入らない。
荷物を下ろしたと同時に、遠回しに言ったら、
俺が気を遣った事に、シャルロットさんは、すぐ気づいてくれたようだ。
そんなこんなで、女子棟前へ荷物を運び終わり……
「ありがと! ほんと助かったよ!」
乙女顔のシャルロットさんから再び礼を言われ、さすがに少しだけいい気分になり、
「どういたしまして」と笑顔で答えながら……
フェルナンさんはどうしたか?とチラ見する。
すると……
案の定というか、俺の視線の先、フェルナンさんはようやくハーネスを外し、
馬車から自由になった馬を厩舎へ入れようとするところだった。
やはりというか、普段やり慣れていない分、モタモタしているようだ。
このままスルーし、後で「君は女子ばっかり手伝って優遇する」と言われたくないので、俺はフェルナンさんの仕事も手伝う事にした。
たたたた! と、急ぎフェルナンさんの下へ駆け寄り、
「手伝います」と声をかけると、「頼む! 助かる!」と言われたので、
俺は馬の飼い葉を、厩舎備え付けの餌箱に入れ、同じく水飲み桶へ水を入れたのである。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
馬に飼い葉と水をやり、最後に……フェルナンさんと一緒に馬の身体へブラシがけ。
……ようやく馬の世話を終えて、男子棟へ戻ると、到着時の仕事がやっと終わった。
各自、自身の荷物の片づけをする。
片づけが終わると、バスチアンさんからの指示で、空き棟の棟へ行く事に。
この空き棟を『作戦室』とし、全員で打ち合せをするそうだ。
その際、新たな指示が出るのだろう。
「まだ休めないのか」とフェルナンさんは、ため息。
緊張と馬の世話で、もうくたびれているようだが、俺は全然平気。
シャルロットさんもそうだが、ふたりとも仮所属の時は、
やはり『お客様扱い』されていたようだ。
この調子で、これから同期の連携プレーが上手くいくのだろうか?
大いに不安だが、俺も自分の事で精一杯。
縁あって、せっかく同期になったのだから、頑張って欲しいと切に願う。
そんなこんなで約10分の短い休憩が終わり……
バスチアンさんに連れられ、フェルナンさんと俺は空き棟へ。
空き棟は、俺達が泊るロッジと全く同じ構造。
女子ふたりは、まだ来ていない。
「休める時に休んでおけ」とバスチアンさんから言われ、しばし休憩。
フェルナンさんは、分かりやすいくらい、大きくため息を吐き、リラックスしていた。
それから10分ほど経ち、セレスさん、シャルロットさんが到着。
『打合せ』が始まったのである。
「うんしょうんしょ」と運んで行った。
俺は、クラン『シーニュ』で散々荷物持ちをやっていたから慣れていて楽勝。
掛け声など不要なくらいで、さくさく運び、あっという間に終わってしまう。
だが「うんしょ、うんしょ」と可愛い声はやまない。
俺が声の方を見ると、女子魔法使いらしく、
いかにも華奢なシャルロットさんは、
力仕事に「ひいひい」言って、四苦八苦していた。
バスチアンさんもそうだが、セレスさんも苦戦するシャルロットさんを見守るだけ。
敢えて荷物運びを手伝ったりはしなかった。
ここは新人の仕事ぶりをチェックする、研修の範疇らしい。
どうしようかと迷ったが……俺は、すぐに決めた。
「俺に任せて」とシャルロットさんへ声をかけ、手伝ってあげた。
まあ、いたわるべき女子だというのは勿論、同期の絆という事もある。
今後の人間関係を円滑にして行きたいし。
するとシャルロットさんからは、感謝のうるうる目で、
「嬉しい! ありがと!」と礼を言われた上、
先ほどのゴブリンとの戦いに関しても、いろいろ尋ねられた。
ちょっと考え、ここは『控えめ』に答えておく。
バスチアンさん、セレスさんらランクAたるレジェンド達の前だから、
ゴブリンを倒したくらいで、偉そうに自慢するのもいかがなものかと思うし。
プラチナブロンドでダークブルーの瞳を持つセレスさんとは全く違うタイプの美人だが……
ストロベリーブロンドで碧眼のシャルロットさんは可愛いし、すらりとしてスタイルもなかなか良い。
シャルロットさんは、相変わらず感謝のうるうる目をして、
「凄いね! 力持ちだね! 優しいし! 強いし! 素敵♡」
などと、おおげさに俺をおだてて来る。
こんな甘い声でささやかれたら、すぐに攻略されそうだ。
でも俺は、『綺麗なバラには棘がある!』を、
『シーニュ』のクランリーダーで銀髪女魔法使い、
冷血女、ミランダ・ベルグニウーで十二分に経験している。
あいつは、俺をクラン『シーニュ』を誘う時、
「うふふふ、君は貴族家の出身だし、強くて身体は頑丈、凄く見込みがあるわ♡」
「お姉さんが優しくする♡」
「私は君を実の弟みたいに思ってる。ううん、素敵だから、恋愛対象になりそう♡」
「じっくり大事に育てるから信じてね♡」
「絶対見捨てないからあ♡」
「一生、このクランに居てね♡ 約束よ♡」
という甘ったるいセリフが、ウルトラ言行不一致。
単なる美辞麗句であった事がすぐに判明した。
何故なら……
とかげの尻尾切りみたいな捨て駒まがいの盾役。
毒、麻痺、爆発、呪い等々、ヤバイ宝箱の罠の実験台。
迷宮での置き去り等々がさく裂!!!
でも俺は課せられた仕事を全てにおいてなんとかやりとげた。
しかし!!!
これらのとんでもない虐待を経て……たった1か月後。
「エルヴェ・アルノー! あんたバカあ? 騎士爵家の息子だから、もう少し使えると思ったけどさ、とんだ見込み違いだわ! 今日でクビ! 代わりの新人を入れるから! どこにでも行きなさい! あんたはね、『最底辺』『能無し』『無駄飯食い』『役立たず』『ゴミ』よ。騎士になるなんて到底無理だし、どこのクランも拾わないし、さっさと冒険者もやめたらあ?」
と、聞くにたえない悪口、罵詈雑言の嵐でごみ捨てポイのリリース。
ミランダはとんでもない性悪の冷血女だった……
シャルロットさんは、こんな性悪の冷血女とは思えないが、
悪意のない『やる気にさせる男子の転がし方』を
ばっちり習得しているかもしれないし。
なので、俺は油断はしない。
「凄いね! 力持ちだね! 優しいし! 強いし! 素敵♡」と言われても、
浮かれて単純には舞い上がらない。
表向き笑顔だけ絶やさず、心は気張らず、通常運転のままである。
……ふと、俺はあの性悪の冷血女ミランダのせいで
「16歳にして早くもすれてしまったのか」
「純真な少年の心を失くしてしまったのか」
と思い、ひどく悲しいが。
……という葛藤にさいなまれながら……女子棟の入り口前へ荷物を運んだ。
まあ、さすがに、荷物を持ち、女子棟の室内には入らない。
荷物を下ろしたと同時に、遠回しに言ったら、
俺が気を遣った事に、シャルロットさんは、すぐ気づいてくれたようだ。
そんなこんなで、女子棟前へ荷物を運び終わり……
「ありがと! ほんと助かったよ!」
乙女顔のシャルロットさんから再び礼を言われ、さすがに少しだけいい気分になり、
「どういたしまして」と笑顔で答えながら……
フェルナンさんはどうしたか?とチラ見する。
すると……
案の定というか、俺の視線の先、フェルナンさんはようやくハーネスを外し、
馬車から自由になった馬を厩舎へ入れようとするところだった。
やはりというか、普段やり慣れていない分、モタモタしているようだ。
このままスルーし、後で「君は女子ばっかり手伝って優遇する」と言われたくないので、俺はフェルナンさんの仕事も手伝う事にした。
たたたた! と、急ぎフェルナンさんの下へ駆け寄り、
「手伝います」と声をかけると、「頼む! 助かる!」と言われたので、
俺は馬の飼い葉を、厩舎備え付けの餌箱に入れ、同じく水飲み桶へ水を入れたのである。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
馬に飼い葉と水をやり、最後に……フェルナンさんと一緒に馬の身体へブラシがけ。
……ようやく馬の世話を終えて、男子棟へ戻ると、到着時の仕事がやっと終わった。
各自、自身の荷物の片づけをする。
片づけが終わると、バスチアンさんからの指示で、空き棟の棟へ行く事に。
この空き棟を『作戦室』とし、全員で打ち合せをするそうだ。
その際、新たな指示が出るのだろう。
「まだ休めないのか」とフェルナンさんは、ため息。
緊張と馬の世話で、もうくたびれているようだが、俺は全然平気。
シャルロットさんもそうだが、ふたりとも仮所属の時は、
やはり『お客様扱い』されていたようだ。
この調子で、これから同期の連携プレーが上手くいくのだろうか?
大いに不安だが、俺も自分の事で精一杯。
縁あって、せっかく同期になったのだから、頑張って欲しいと切に願う。
そんなこんなで約10分の短い休憩が終わり……
バスチアンさんに連れられ、フェルナンさんと俺は空き棟へ。
空き棟は、俺達が泊るロッジと全く同じ構造。
女子ふたりは、まだ来ていない。
「休める時に休んでおけ」とバスチアンさんから言われ、しばし休憩。
フェルナンさんは、分かりやすいくらい、大きくため息を吐き、リラックスしていた。
それから10分ほど経ち、セレスさん、シャルロットさんが到着。
『打合せ』が始まったのである。
10
あなたにおすすめの小説
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
【本編45話にて完結】『追放された荷物持ちの俺を「必要だ」と言ってくれたのは、落ちこぼれヒーラーの彼女だけだった。』
ブヒ太郎
ファンタジー
「お前はもう用済みだ」――荷物持ちとして命懸けで尽くしてきた高ランクパーティから、ゼロスは無能の烙印を押され、なんの手切れ金もなく追放された。彼のスキルは【筋力強化(微)】。誰もが最弱と嘲笑う、あまりにも地味な能力。仲間たちは彼の本当の価値に気づくことなく、その存在をゴミのように切り捨てた。
全てを失い、絶望の淵をさまよう彼に手を差し伸べたのは、一人の不遇なヒーラー、アリシアだった。彼女もまた、治癒の力が弱いと誰からも相手にされず、教会からも冒険者仲間からも居場所を奪われ、孤独に耐えてきた。だからこそ、彼女だけはゼロスの瞳の奥に宿る、静かで、しかし折れない闘志の光を見抜いていたのだ。
「私と、パーティを組んでくれませんか?」
これは、社会の評価軸から外れた二人が出会い、互いの傷を癒しながらどん底から這い上がり、やがて世界を驚かせる伝説となるまでの物語。見捨てられた最強の荷物持ちによる、静かで、しかし痛快な逆襲劇が今、幕を開ける!
S級スキル『剣聖』を授かった俺はスキルを奪われてから人生が一変しました
白崎なまず
ファンタジー
この世界の人間の多くは生まれてきたときにスキルを持っている。スキルの力は強大で、強力なスキルを持つ者が貧弱なスキルしか持たない者を支配する。
そんな世界に生まれた主人公アレスは大昔の英雄が所持していたとされるSランク『剣聖』を持っていたことが明らかになり一気に成り上がっていく。
王族になり、裕福な暮らしをし、将来は王女との結婚も約束され盤石な人生を歩むアレス。
しかし物事がうまくいっている時こそ人生の落とし穴には気付けないものだ。
突如現れた謎の老人に剣聖のスキルを奪われてしまったアレス。
スキルのおかげで手に入れた立場は当然スキルがなければ維持することが出来ない。
王族から下民へと落ちたアレスはこの世に絶望し、生きる気力を失いかけてしまう。
そんなアレスに手を差し伸べたのはとある教会のシスターだった。
Sランクスキルを失い、この世はスキルが全てじゃないと知ったアレス。
スキルがない自分でも前向きに生きていこうと冒険者の道へ進むことになったアレスだったのだが――
なんと、そんなアレスの元に剣聖のスキルが舞い戻ってきたのだ。
スキルを奪われたと王族から追放されたアレスが剣聖のスキルが戻ったことを隠しながら冒険者になるために学園に通う。
スキルの優劣がものを言う世界でのアレスと仲間たちの学園ファンタジー物語。
この作品は小説家になろうに投稿されている作品の重複投稿になります
復讐完遂者は吸収スキルを駆使して成り上がる 〜さあ、自分を裏切った初恋の相手へ復讐を始めよう〜
サイダーボウイ
ファンタジー
「気安く私の名前を呼ばないで! そうやってこれまでも私に付きまとって……ずっと鬱陶しかったのよ!」
孤児院出身のナードは、初恋の相手セシリアからそう吐き捨てられ、パーティーを追放されてしまう。
淡い恋心を粉々に打ち砕かれたナードは失意のどん底に。
だが、ナードには、病弱な妹ノエルの生活費を稼ぐために、冒険者を続けなければならないという理由があった。
1人決死の覚悟でダンジョンに挑むナード。
スライム相手に死にかけるも、その最中、ユニークスキル【アブソープション】が覚醒する。
それは、敵のLPを吸収できるという世界の掟すらも変えてしまうスキルだった。
それからナードは毎日ダンジョンへ入り、敵のLPを吸収し続けた。
増やしたLPを消費して、魔法やスキルを習得しつつ、ナードはどんどん強くなっていく。
一方その頃、セシリアのパーティーでは仲間割れが起こっていた。
冒険者ギルドでの評判も地に落ち、セシリアは徐々に追いつめられていくことに……。
これは、やがて勇者と呼ばれる青年が、チートスキルを駆使して最強へと成り上がり、自分を裏切った初恋の相手に復讐を果たすまでの物語である。
竜騎士の俺は勇者達によって無能者とされて王国から追放されました、俺にこんな事をしてきた勇者達はしっかりお返しをしてやります
しまうま弁当
ファンタジー
ホルキス王家に仕えていた竜騎士のジャンはある日大勇者クレシーと大賢者ラズバーによって追放を言い渡されたのだった。
納得できないジャンは必死に勇者クレシーに訴えたが、ジャンの意見は聞き入れられずにそのまま国外追放となってしまう。
ジャンは必ずクレシーとラズバーにこのお返しをすると誓ったのだった。
そしてジャンは国外にでるために国境の町カリーナに向かったのだが、国境の町カリーナが攻撃されてジャンも巻き込まれてしまったのだった。
竜騎士ジャンの無双活劇が今始まります。
大器晩成エンチャンター~Sランク冒険者パーティから追放されてしまったが、追放後の成長度合いが凄くて世界最強になる
遠野紫
ファンタジー
「な、なんでだよ……今まで一緒に頑張って来たろ……?」
「頑張って来たのは俺たちだよ……お前はお荷物だ。サザン、お前にはパーティから抜けてもらう」
S級冒険者パーティのエンチャンターであるサザンは或る時、パーティリーダーから追放を言い渡されてしまう。
村の仲良し四人で結成したパーティだったが、サザンだけはなぜか実力が伸びなかったのだ。他のメンバーに追いつくために日々努力を重ねたサザンだったが結局報われることは無く追放されてしまった。
しかしサザンはレアスキル『大器晩成』を持っていたため、ある時突然その強さが解放されたのだった。
とてつもない成長率を手にしたサザンの最強エンチャンターへの道が今始まる。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
外れスキル《コピー》を授かったけど「無能」と言われて家を追放された~ だけど発動条件を満たせば"魔族のスキル"を発動することができるようだ~
空月そらら
ファンタジー
「鑑定ミスではありません。この子のスキルは《コピー》です。正直、稀に見る外れスキルですね、何せ発動条件が今だ未解明なのですから」
「何てことなの……」
「全く期待はずれだ」
私の名前はラゼル、十五歳になったんだけども、人生最悪のピンチに立たされている。
このファンタジックな世界では、15歳になった際、スキル鑑定を医者に受けさせられるんだが、困ったことに私は外れスキル《コピー》を当ててしまったらしい。
そして数年が経ち……案の定、私は家族から疎ましく感じられてーーついに追放されてしまう。
だけど私のスキルは発動条件を満たすことで、魔族のスキルをコピーできるようだ。
そして、私の能力が《外れスキル》ではなく、恐ろしい能力だということに気づく。
そんでこの能力を使いこなしていると、知らないうちに英雄と呼ばれていたんだけど?
私を追放した家族が戻ってきてほしいって泣きついてきたんだけど、もう戻らん。
私は最高の仲間と最強を目指すから。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる