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《第1章》 午前二時のジゼル
もう一人の彼 ☆
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文字通り、めちゃくちゃに抱かれた。
「してる間は、俺が言うことに従ってほしい」
瞳子が頷くと、両手首をとられた。そのまま彼の重量のある体が覆い重なってきてシーツに押しつけられると、身動きがとれなくなった。
キスよりも先に来たのは、鎖骨と胸のあいだのなだらかな場所への、強烈な一噛みだった。
「痛いッ!」
左胸のふくらみが始まる場所に、彼は犬歯をつきたてた。抑えきれずに悲鳴をあげてしまう。
顔をしかめる彼女を、飛豪は無表情に見つめていた。反応を確かめるかのように。やがて、うっすらと目元だけに満足げな色がともった。
服でぎりぎり隠れる場所の、赤い歯型は所有印のようだった。それが始まりだった。
彼は枕元に置いていたネクタイをとると、「縛っていいか?」と聞いてきた。もとより、こちらにNOを言う権利はない。「どうぞ」と素直に両手首をさしだすと、頭の上できつく縛りあげられた。
――ひょっとして、わたし、一番危ない人に自分を売っちゃったんじゃないかな。
下着はすでにない。手首を拘束されて、まっさらな裸体を彼の前にさらしていると、無防備どころか生死まで彼の手に委ねられている気がした。
そして体格差――一六〇センチ四五キロと一八〇センチオーバーの大型動物――瞳子に両手の自由があったとしても、彼がその気になれば簡単に命を奪われる。
――この場で殺されても、別に文句は言えないな。わたしがこの人を、選んでしまったんだから。
どこか達観した気持ちで、彼女は状況をとらえていた。
ここまで追い詰められてしまった道のりは、一人だけの責任ではない。
だが、最後の扉をひらく決断をしたのは、己の選択だ。一晩で五〇〇万円を手にしたのだから、ひきかえに死ぬほどの恐怖や痛みを味わっても文句は言えない。
申し訳程度に胸や耳、背中を愛撫されたかと思うと、飛豪はいきなり性器を蜜口にあててきた。
いつの間にか避妊具をかぶせた先端が、彼女の乾いた入り口をこすりあげている。硬く大きなその質感を、瞳子の入り口は拒絶し、閉ざしきっている。なのに彼は、先端を、側面をあてて、脅しつけるかのように彼女の譲歩を主張している。この時ばかりは、体が竦みあがった。
初めてではない。それは事実だ。だが、六年前にたった三回か四回しただけの経験者だ。処女と大差ない。
ひきつった表情で、充血してそそり立つ彼の性器に視線をそそぐと、飛豪は「こわい?」と囁くほどの声で訊いてきた。
その声音に瞳子はぞっとした。
雰囲気が、今までと全然違う。
理づめだけれど大らかさも感じられた先刻とうってかわって、別人格のような彼がいた。もう一人の彼は、底知れない暗さや、冷酷さ、狂暴さをまとっているように感じられた。手のつけられない何かが彼の内側にひそんでいて、こちらに牙を剥きだしにしていた。
産毛が恐怖にそそけ立つ。その変化に感電したように、瞳子は体を凍りつかせた。
「あー、やっぱ怖がらせちゃったか。でも、やめてあげられないんだ」
言いながら、彼は腕をのばしてきた。野球のグローブのように大きな手のひらを、彼女の眼前でかざす。手のひらで視界をふさがれた。視野が真っ黒に染まる。
「この先もっと酷くするから、見ないほうがいい」
耳元で低い声が響いた。瞳子は首をふった。
「手をはずして。どっちにしろ怖いのなら、わたしはちゃんと見ておきたい」
「五月蠅い」
「……ッ」
抵抗を封じるように、飛豪はあてがった性器を中に突きすすめてきた。楔を打ちこみ、こじ開けられるようにして内奥が抉られていく。苦痛に、彼女は強く口を噛みしめた。
ローションがあったわけでも、事前にさわってもらって中が潤っていたわけでもない。コンドームについた潤滑剤だけが緩衝材で、ただ、彼の欲求のままに無理やり挿れられただけだ。
――こんなのレイプだ。でも、これでいい。簡単に五〇〇万円貸してもらえるわけないんだから。
瞳子は痛みを受けながそうとした。
でも、マシな方だ。あいつらに犯されたり、過去を知っている連中に映像をとられるよりは、千倍もいい。わたしは、昔のわたしも守らなくちゃいけない――。
飛豪は瞳子の乳房を鷲づかみにして、彼女の内壁をけずるようにして刺し貫いていた。
下から見上げるその表情は、恍惚としているというより、彼自身も苦痛に苛まれているようだった。何かから逃れるために没頭しているように見える。
自分のほうがひどく傷んでいるはずなのに、なぜか、彼のほうが可哀そうな気がした。
――この人は、いったい何を抱えているんだろう……?
彼が胎内を行き来するたび、瞳子の体は順応をしていく。内壁の襞からじわじわと蜜が湧きだしてきて、次第に彼の形に寄り添いはじめる。
全身が揺さぶられている最中なのに、ふと好奇心がわいた。まじまじと彼を見つめていると、飛豪もその視線に気づいた。
「ひょっとして、まだ余裕?」額の汗に手をやって、彼が訊いた。
「そういう訳じゃないけど……あなたがどうしてこんなことするのか……考えてた」
「知らなくていい、そんなこと」
彼女の言葉が気にさわったようだ。唐突に、彼はずるりと体を引きぬく。そしてゴム臭い性器をくわえさせ、瞳子は後頭部をおさえこまれた。
――フェラチオは……やったことないッ。
喉の奥に、太く長いものが押しこめられる。気管が封鎖されて、思わずむせてしまう。こればかりは初めてで、何をどうしていいか分からない。すると、頭上から恬淡とした声がして、手首の戒めをほどかれた。
「ゆっくりでいいから。手で動かしながら、筋を舐めてくれるだけでいい」
彼もまた、彼女が口での経験値がないと悟ったようだった。無理をさせない程度に強要する方針に切りかえたのが分かった。
それでも辛いものは辛い。涙まじりにくわえながら握りしめていると、飛豪からの無機質な視線が降りそそいでくるのを感じた。彼女を人ではなく物として捉えているようだった。
――六年前に経験したのとは、正反対だ。
あの時の彼は、まさしく王子様だった。優しい愛撫と、初めての瞳子への気づかい、恋のささやき――すべてが揃っていた。彼は今どこで、何をしているだろう。
今晩の男は、支払った分をとりもどそうというよりは、衝動のまま叩きつけるような行為だった。
瞳子がたどたどしい手つきで動かしながら亀頭を舐めていると、飛豪は口で一度果て、精液をまき散らす。そのままバスルームへ抱きかかえられて運ばれた。
熱いシャワーで体を清められる。しかしすぐ、バスタブに手をつかされ、後ろからガツガツと犯された。
同時に肩甲骨のくぼみに犬歯がつき立てられ、不可解な痛みが瞳子の意識を切りきざんでゆく。最後は濡れ髪のまま再びベッドに落とされ、馬乗りになって首を軽く絞めながらの正常位だった。
途中から昂奮が灼ききれて、何度も意識が遠くなる。
そのたびに飛豪は「まだ意識飛ばさないで」と言いながら、彼女の首にかけた親指に力をこめた。瞬間的に膣も締まるのか、それとも苦しげな表情が心を満たすのか、刺激をうけた彼の性器がドクンと脈打つ。それが、体に振動を響かせていく。
彼の一部が自分の内側で収縮しているのが不思議で、そして厭わしい。
――紙風船が見える……。紙風船。赤と白と緑と青。最後に見たのは……どこ……?
ゆるやかな苦痛のさなか、不意に紙風船のイメージが脳裏にうかんだ。
打ち上げられては落ちていく。軽い、紙の球体。単純な色彩の、もろい玩具。それが虚空に浮かんでは消えていく。
焦点のぼやけた幻影が幾重にもかさなって、最後、自分が紙風船になったような気さえした。
簡単に膨らんで、空を飛ぶ。そして堕ちてゆく――。
人間だって破けて壊れたら、道端のゴミになるのだ。どうせ。
「してる間は、俺が言うことに従ってほしい」
瞳子が頷くと、両手首をとられた。そのまま彼の重量のある体が覆い重なってきてシーツに押しつけられると、身動きがとれなくなった。
キスよりも先に来たのは、鎖骨と胸のあいだのなだらかな場所への、強烈な一噛みだった。
「痛いッ!」
左胸のふくらみが始まる場所に、彼は犬歯をつきたてた。抑えきれずに悲鳴をあげてしまう。
顔をしかめる彼女を、飛豪は無表情に見つめていた。反応を確かめるかのように。やがて、うっすらと目元だけに満足げな色がともった。
服でぎりぎり隠れる場所の、赤い歯型は所有印のようだった。それが始まりだった。
彼は枕元に置いていたネクタイをとると、「縛っていいか?」と聞いてきた。もとより、こちらにNOを言う権利はない。「どうぞ」と素直に両手首をさしだすと、頭の上できつく縛りあげられた。
――ひょっとして、わたし、一番危ない人に自分を売っちゃったんじゃないかな。
下着はすでにない。手首を拘束されて、まっさらな裸体を彼の前にさらしていると、無防備どころか生死まで彼の手に委ねられている気がした。
そして体格差――一六〇センチ四五キロと一八〇センチオーバーの大型動物――瞳子に両手の自由があったとしても、彼がその気になれば簡単に命を奪われる。
――この場で殺されても、別に文句は言えないな。わたしがこの人を、選んでしまったんだから。
どこか達観した気持ちで、彼女は状況をとらえていた。
ここまで追い詰められてしまった道のりは、一人だけの責任ではない。
だが、最後の扉をひらく決断をしたのは、己の選択だ。一晩で五〇〇万円を手にしたのだから、ひきかえに死ぬほどの恐怖や痛みを味わっても文句は言えない。
申し訳程度に胸や耳、背中を愛撫されたかと思うと、飛豪はいきなり性器を蜜口にあててきた。
いつの間にか避妊具をかぶせた先端が、彼女の乾いた入り口をこすりあげている。硬く大きなその質感を、瞳子の入り口は拒絶し、閉ざしきっている。なのに彼は、先端を、側面をあてて、脅しつけるかのように彼女の譲歩を主張している。この時ばかりは、体が竦みあがった。
初めてではない。それは事実だ。だが、六年前にたった三回か四回しただけの経験者だ。処女と大差ない。
ひきつった表情で、充血してそそり立つ彼の性器に視線をそそぐと、飛豪は「こわい?」と囁くほどの声で訊いてきた。
その声音に瞳子はぞっとした。
雰囲気が、今までと全然違う。
理づめだけれど大らかさも感じられた先刻とうってかわって、別人格のような彼がいた。もう一人の彼は、底知れない暗さや、冷酷さ、狂暴さをまとっているように感じられた。手のつけられない何かが彼の内側にひそんでいて、こちらに牙を剥きだしにしていた。
産毛が恐怖にそそけ立つ。その変化に感電したように、瞳子は体を凍りつかせた。
「あー、やっぱ怖がらせちゃったか。でも、やめてあげられないんだ」
言いながら、彼は腕をのばしてきた。野球のグローブのように大きな手のひらを、彼女の眼前でかざす。手のひらで視界をふさがれた。視野が真っ黒に染まる。
「この先もっと酷くするから、見ないほうがいい」
耳元で低い声が響いた。瞳子は首をふった。
「手をはずして。どっちにしろ怖いのなら、わたしはちゃんと見ておきたい」
「五月蠅い」
「……ッ」
抵抗を封じるように、飛豪はあてがった性器を中に突きすすめてきた。楔を打ちこみ、こじ開けられるようにして内奥が抉られていく。苦痛に、彼女は強く口を噛みしめた。
ローションがあったわけでも、事前にさわってもらって中が潤っていたわけでもない。コンドームについた潤滑剤だけが緩衝材で、ただ、彼の欲求のままに無理やり挿れられただけだ。
――こんなのレイプだ。でも、これでいい。簡単に五〇〇万円貸してもらえるわけないんだから。
瞳子は痛みを受けながそうとした。
でも、マシな方だ。あいつらに犯されたり、過去を知っている連中に映像をとられるよりは、千倍もいい。わたしは、昔のわたしも守らなくちゃいけない――。
飛豪は瞳子の乳房を鷲づかみにして、彼女の内壁をけずるようにして刺し貫いていた。
下から見上げるその表情は、恍惚としているというより、彼自身も苦痛に苛まれているようだった。何かから逃れるために没頭しているように見える。
自分のほうがひどく傷んでいるはずなのに、なぜか、彼のほうが可哀そうな気がした。
――この人は、いったい何を抱えているんだろう……?
彼が胎内を行き来するたび、瞳子の体は順応をしていく。内壁の襞からじわじわと蜜が湧きだしてきて、次第に彼の形に寄り添いはじめる。
全身が揺さぶられている最中なのに、ふと好奇心がわいた。まじまじと彼を見つめていると、飛豪もその視線に気づいた。
「ひょっとして、まだ余裕?」額の汗に手をやって、彼が訊いた。
「そういう訳じゃないけど……あなたがどうしてこんなことするのか……考えてた」
「知らなくていい、そんなこと」
彼女の言葉が気にさわったようだ。唐突に、彼はずるりと体を引きぬく。そしてゴム臭い性器をくわえさせ、瞳子は後頭部をおさえこまれた。
――フェラチオは……やったことないッ。
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「ゆっくりでいいから。手で動かしながら、筋を舐めてくれるだけでいい」
彼もまた、彼女が口での経験値がないと悟ったようだった。無理をさせない程度に強要する方針に切りかえたのが分かった。
それでも辛いものは辛い。涙まじりにくわえながら握りしめていると、飛豪からの無機質な視線が降りそそいでくるのを感じた。彼女を人ではなく物として捉えているようだった。
――六年前に経験したのとは、正反対だ。
あの時の彼は、まさしく王子様だった。優しい愛撫と、初めての瞳子への気づかい、恋のささやき――すべてが揃っていた。彼は今どこで、何をしているだろう。
今晩の男は、支払った分をとりもどそうというよりは、衝動のまま叩きつけるような行為だった。
瞳子がたどたどしい手つきで動かしながら亀頭を舐めていると、飛豪は口で一度果て、精液をまき散らす。そのままバスルームへ抱きかかえられて運ばれた。
熱いシャワーで体を清められる。しかしすぐ、バスタブに手をつかされ、後ろからガツガツと犯された。
同時に肩甲骨のくぼみに犬歯がつき立てられ、不可解な痛みが瞳子の意識を切りきざんでゆく。最後は濡れ髪のまま再びベッドに落とされ、馬乗りになって首を軽く絞めながらの正常位だった。
途中から昂奮が灼ききれて、何度も意識が遠くなる。
そのたびに飛豪は「まだ意識飛ばさないで」と言いながら、彼女の首にかけた親指に力をこめた。瞬間的に膣も締まるのか、それとも苦しげな表情が心を満たすのか、刺激をうけた彼の性器がドクンと脈打つ。それが、体に振動を響かせていく。
彼の一部が自分の内側で収縮しているのが不思議で、そして厭わしい。
――紙風船が見える……。紙風船。赤と白と緑と青。最後に見たのは……どこ……?
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打ち上げられては落ちていく。軽い、紙の球体。単純な色彩の、もろい玩具。それが虚空に浮かんでは消えていく。
焦点のぼやけた幻影が幾重にもかさなって、最後、自分が紙風船になったような気さえした。
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