22 / 80
第5章 神様の新しい棲み家は、俺のネットショップ
22.神様、ネットショップ〈神棚〉で店番しない?
しおりを挟む
今日からは、ネットショップのホームページをあけていれば、神様と話ができるんだ。
「神様が、俺のネットショップに棲んでいるということは、理解した。
俺の目には、前の神様よりも、キャラクターっぽくなって見えるんだ。
ネットショップに棲んでいるから、神様の姿が変化した?
それとも。
ネットの中には、アバターという俺の固定概念のせい?
神様は、俺以外にも見えるようになった?
神様の声は、俺以外にも聞こえる?」
聞きたいことだらけ。
「家に合うように、姿形は今のものに変化した。不自然ではなかろう?」
と自慢げな神様。
「ぴったりだよ、神様。
時代に合わせて、自分をアップデートしていくなんて。
俺、神様を見習わないと。
俺の店の売り上げを伸ばしたいんだ。」
売り上げ、一、は嬉しいけど、現状に満足はしない。
「売り上げか。志春(しはる)の家ではなく、店か?」
と神様。
「神様が棲んでいるのは、俺が作った、俺のイラストを商品として売る俺の店〈神棚〉。
ネットショップといって、インターネット上の店で、俺が一人で、全部やっている。
店の形態を考えたり、商品のイラストを描いたり、売り上げを管理したり。
神様と海で別れてから、俺の店を作ったんだけど、さっきまでずっと、売り上げゼロが続いていたんだ。
今日は、売り上げ、一になって、神様とも会えた。
今日は、大吉。」
「合点がいった。」
と神様。
「店を維持するために、売り上げが必要なんだけど、打つ手がなくて、困っていたんだ。
神様、これからは、店の相談にも、のってくれない?」
「良かろう。」
と神様。
「ありがとう。」
「家の中を覗くものがいるとは気づいていた。商品を見ていたのか。」
と神様。
「神様が棲んでいるのは、店のホームページだから、ホームページを見にきた人には、丸見えになるのかなあ。
神様って、他の人に見えている?」
「姿形は、家に合わせているから、志春(しはる)以外にも、姿が見える。
言葉を交わすことは難しいが。」
と神様。
声は聞こえないけれど、姿は見えているんだ。
和風のアバターとして、神様は、インパクトがある。
「神様って、いつ、俺の店に来た?」
「常世の手続きが終わってからだな。
手続きが終わってから、人の世に戻って、志春(しはる)が作った家を見つけたから、住まいとした。」
と神様。
「ひょっとしたら、なんだけど。」
「言ってみるがよい。小童は、なんでも、口に出す。」
と神様。
俺は、俺自身のことを、口と頭が直結していて、考えたことが全部、口から出ていくタイプじゃない、と思っていたけれど、違ったのかもしれない。
「神様を見て、売り上げが、一になったのかな?」
「驚いた顔をして、凝視した後、目で追いかけてから、家に働きかけてきた者がいた。
覗き込んでいた者の中の一人だ。
家は、その者のしたことに反応した。」
と神様。
売り上げ、一は、神様効果だった?
一回こっきりの偶然かもしれないけど。
イラストが売れたのは、俺の実力じゃなく、神様の実力?
検証してみよう。
「神様、俺の店、ネットショップ〈神棚〉で、店番しない?」
「神様が、俺のネットショップに棲んでいるということは、理解した。
俺の目には、前の神様よりも、キャラクターっぽくなって見えるんだ。
ネットショップに棲んでいるから、神様の姿が変化した?
それとも。
ネットの中には、アバターという俺の固定概念のせい?
神様は、俺以外にも見えるようになった?
神様の声は、俺以外にも聞こえる?」
聞きたいことだらけ。
「家に合うように、姿形は今のものに変化した。不自然ではなかろう?」
と自慢げな神様。
「ぴったりだよ、神様。
時代に合わせて、自分をアップデートしていくなんて。
俺、神様を見習わないと。
俺の店の売り上げを伸ばしたいんだ。」
売り上げ、一、は嬉しいけど、現状に満足はしない。
「売り上げか。志春(しはる)の家ではなく、店か?」
と神様。
「神様が棲んでいるのは、俺が作った、俺のイラストを商品として売る俺の店〈神棚〉。
ネットショップといって、インターネット上の店で、俺が一人で、全部やっている。
店の形態を考えたり、商品のイラストを描いたり、売り上げを管理したり。
神様と海で別れてから、俺の店を作ったんだけど、さっきまでずっと、売り上げゼロが続いていたんだ。
今日は、売り上げ、一になって、神様とも会えた。
今日は、大吉。」
「合点がいった。」
と神様。
「店を維持するために、売り上げが必要なんだけど、打つ手がなくて、困っていたんだ。
神様、これからは、店の相談にも、のってくれない?」
「良かろう。」
と神様。
「ありがとう。」
「家の中を覗くものがいるとは気づいていた。商品を見ていたのか。」
と神様。
「神様が棲んでいるのは、店のホームページだから、ホームページを見にきた人には、丸見えになるのかなあ。
神様って、他の人に見えている?」
「姿形は、家に合わせているから、志春(しはる)以外にも、姿が見える。
言葉を交わすことは難しいが。」
と神様。
声は聞こえないけれど、姿は見えているんだ。
和風のアバターとして、神様は、インパクトがある。
「神様って、いつ、俺の店に来た?」
「常世の手続きが終わってからだな。
手続きが終わってから、人の世に戻って、志春(しはる)が作った家を見つけたから、住まいとした。」
と神様。
「ひょっとしたら、なんだけど。」
「言ってみるがよい。小童は、なんでも、口に出す。」
と神様。
俺は、俺自身のことを、口と頭が直結していて、考えたことが全部、口から出ていくタイプじゃない、と思っていたけれど、違ったのかもしれない。
「神様を見て、売り上げが、一になったのかな?」
「驚いた顔をして、凝視した後、目で追いかけてから、家に働きかけてきた者がいた。
覗き込んでいた者の中の一人だ。
家は、その者のしたことに反応した。」
と神様。
売り上げ、一は、神様効果だった?
一回こっきりの偶然かもしれないけど。
イラストが売れたのは、俺の実力じゃなく、神様の実力?
検証してみよう。
「神様、俺の店、ネットショップ〈神棚〉で、店番しない?」
51
あなたにおすすめの小説
異世界帰りの勇者、今度は現代世界でスキル、魔法を使って、無双するスローライフを送ります!?〜ついでに世界も救います!?〜
沢田美
ファンタジー
かつて“異世界”で魔王を討伐し、八年にわたる冒険を終えた青年・ユキヒロ。
数々の死線を乗り越え、勇者として讃えられた彼が帰ってきたのは、元の日本――高校卒業すらしていない、現実世界だった。
おっさん料理人と押しかけ弟子達のまったり田舎ライフ
双葉 鳴
ファンタジー
真面目だけが取り柄の料理人、本宝治洋一。
彼は能力の低さから不当な労働を強いられていた。
そんな彼を救い出してくれたのが友人の藤本要。
洋一は要と一緒に現代ダンジョンで気ままなセカンドライフを始めたのだが……気がつけば森の中。
さっきまで一緒に居た要の行方も知れず、洋一は途方に暮れた……のも束の間。腹が減っては戦はできぬ。
持ち前のサバイバル能力で見敵必殺!
赤い毛皮の大きなクマを非常食に、洋一はいつもの要領で食事の準備を始めたのだった。
そこで見慣れぬ騎士姿の少女を助けたことから洋一は面倒ごとに巻き込まれていく事になる。
人々との出会い。
そして貴族や平民との格差社会。
ファンタジーな世界観に飛び交う魔法。
牙を剥く魔獣を美味しく料理して食べる男とその弟子達の田舎での生活。
うるさい権力者達とは争わず、田舎でのんびりとした時間を過ごしたい!
そんな人のための物語。
5/6_18:00完結!
異世界召喚に条件を付けたのに、女神様に呼ばれた
りゅう
ファンタジー
異世界召喚。サラリーマンだって、そんな空想をする。
いや、さすがに大人なので空想する内容も大人だ。少年の心が残っていても、現実社会でもまれた人間はまた別の空想をするのだ。
その日の神岡龍二も、日々の生活から離れ異世界を想像して遊んでいるだけのハズだった。そこには何の問題もないハズだった。だが、そんなお気楽な日々は、この日が最後となってしまった。
オッサン齢50過ぎにしてダンジョンデビューする【なろう100万PV、カクヨム20万PV突破】
山親爺大将
ファンタジー
剣崎鉄也、4年前にダンジョンが現れた現代日本で暮らす53歳のおっさんだ。
失われた20年世代で職を転々とし今は介護職に就いている。
そんな彼が交通事故にあった。
ファンタジーの世界ならここで転生出来るのだろうが、現実はそんなに甘く無い。
「どうしたものかな」
入院先の個室のベッドの上で、俺は途方に暮れていた。
今回の事故で腕に怪我をしてしまい、元の仕事には戻れなかった。
たまたま保険で個室代も出るというので個室にしてもらったけど、たいして蓄えもなく、退院したらすぐにでも働かないとならない。
そんな俺は交通事故で死を覚悟した時にひとつ強烈に後悔をした事があった。
『こんな事ならダンジョンに潜っておけばよかった』
である。
50過ぎのオッサンが何を言ってると思うかもしれないが、その年代はちょうど中学生くらいにファンタジーが流行り、高校生くらいにRPGやライトノベルが流行った世代である。
ファンタジー系ヲタクの先駆者のような年代だ。
俺もそちら側の人間だった。
年齢で完全に諦めていたが、今回のことで自分がどれくらい未練があったか理解した。
「冒険者、いや、探索者っていうんだっけ、やってみるか」
これは体力も衰え、知力も怪しくなってきて、ついでに運にも見放されたオッサンが無い知恵絞ってなんとか探索者としてやっていく物語である。
注意事項
50過ぎのオッサンが子供ほどに歳の離れた女の子に惚れたり、悶々としたりするシーンが出てきます。
あらかじめご了承の上読み進めてください。
注意事項2 作者はメンタル豆腐なので、耐えられないと思った感想の場合はブロック、削除等をして見ないという行動を起こします。お気を悪くする方もおるかと思います。予め謝罪しておきます。
注意事項3 お話と表紙はなんの関係もありません。
異世界転生目立ちたく無いから冒険者を目指します
桂崇
ファンタジー
小さな町で酒場の手伝いをする母親と2人で住む少年イールスに転生覚醒する、チートする方法も無く、母親の死により、実の父親の家に引き取られる。イールスは、冒険者になろうと目指すが、周囲はその才能を惜しんでいる
貧乏冒険者で底辺配信者の生きる希望もないおっさんバズる~庭のFランク(実際はSSSランク)ダンジョンで活動すること15年、最強になりました~
喰寝丸太
ファンタジー
おっさんは経済的に、そして冒険者としても底辺だった。
庭にダンジョンができたが最初のザコがスライムということでFランクダンジョン認定された。
そして18年。
おっさんの実力が白日の下に。
FランクダンジョンはSSSランクだった。
最初のザコ敵はアイアンスライム。
特徴は大量の経験値を持っていて硬い、そして逃げる。
追い詰められると不壊と言われるダンジョンの壁すら溶かす酸を出す。
そんなダンジョンでの15年の月日はおっさんを最強にさせた。
世間から隠されていた最強の化け物がいま世に出る。
ゲーム内転移ー俺だけログアウト可能!?ゲームと現実がごちゃ混ぜになった世界で成り上がる!ー
びーぜろ
ファンタジー
ブラック企業『アメイジング・コーポレーション㈱』で働く経理部員、高橋翔23歳。
理不尽に会社をクビになってしまった翔だが、慎ましい生活を送れば一年位なら何とかなるかと、以前よりハマっていたフルダイブ型VRMMO『Different World』にダイブした。
今日は待ちに待った大規模イベント情報解禁日。その日から高橋翔の世界が一変する。
ゲーム世界と現実を好きに行き来出来る主人公が織り成す『ハイパーざまぁ!ストーリー。』
計画的に?無自覚に?怒涛の『ざまぁw!』がここに有る!
この物語はフィクションです。
※ノベルピア様にて3話先行配信しておりましたが、昨日、突然ログインできなくなってしまったため、ノベルピア様での配信を中止しております。
無能扱いされ、パーティーを追放されたおっさん、実はチートスキル持ちでした。戻ってきてくれ、と言ってももう遅い。田舎でゆったりスローライフ。
さら
ファンタジー
かつて勇者パーティーに所属していたジル。
だが「無能」と嘲られ、役立たずと追放されてしまう。
行くあてもなく田舎の村へ流れ着いた彼は、鍬を振るい畑を耕し、のんびり暮らすつもりだった。
――だが、誰も知らなかった。
ジルには“世界を覆すほどのチートスキル”が隠されていたのだ。
襲いかかる魔物を一撃で粉砕し、村を脅かす街の圧力をはねのけ、いつしか彼は「英雄」と呼ばれる存在に。
「戻ってきてくれ」と泣きつく元仲間? もう遅い。
俺はこの村で、仲間と共に、気ままにスローライフを楽しむ――そう決めたんだ。
無能扱いされたおっさんが、実は最強チートで世界を揺るがす!?
のんびり田舎暮らし×無双ファンタジー、ここに開幕!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる