279 / 1,496
第4章 異世界転生した少年少女がガラン領を永久追放されて王都に移送後、何があった?
281.デヒルお兄様に会いたい。初めての男は、忘れられないんだって言われた。だから、待っている。
しおりを挟む
「妹に何かしようと企んでるの?」
「それもこれも、4男さん次第。」
「妹に悪さはさせない。」
「おやおや、口先だけのお子さまに何が出来ますかね?」
「させないから。」
「簡単に捕まって、純潔を捧げて、近衛になって、今まさに婚約が決まりそうになっているのに、何もできないで、泣いたり、ワガママ言っているのが、精一杯ですよね?」
「純潔なんて。」
ボク、好きで、抱かれたわけじゃないもの。
だけど、拉致されたまま、自分から主導権を握って抱かれなかったら、今、ここに立っていなかったと思う。
だから、ボクは平気。
間違っていない。
ちゃんと、デヒルお兄様に教わったことを実践したから、今は、もう囚われの身じゃなくなったもの。
ボクの意思で、体を使って戦うことを決めた。
だから、純潔とか、問題じゃない。
生き残るために、ボクができる1番効果的な戦い方なの。
「初めての男は、格別ですよ。決して忘れられません。一生記憶に残るでしょう。」
初めての男が特別で、忘れられないというなら、それは、きっと。ボクは。
デヒルお兄様。
デヒルお兄様。
早くお会いしたい。
こうして、時間を稼ぐのを頑張っています。
悲しくなった気持ちを慰めてくださるときのように、甘やかしてください。
どうか、ボクの全てを受け止めて、頑張ったと褒めてくださいませ。
デヒルお兄様が、いつもみたいに優しく溶かしてくださったら、
バラバラになりそうな心も、体も1つに戻れる気がします。
デヒルお兄様。
お待ちしています。
「それもこれも、4男さん次第。」
「妹に悪さはさせない。」
「おやおや、口先だけのお子さまに何が出来ますかね?」
「させないから。」
「簡単に捕まって、純潔を捧げて、近衛になって、今まさに婚約が決まりそうになっているのに、何もできないで、泣いたり、ワガママ言っているのが、精一杯ですよね?」
「純潔なんて。」
ボク、好きで、抱かれたわけじゃないもの。
だけど、拉致されたまま、自分から主導権を握って抱かれなかったら、今、ここに立っていなかったと思う。
だから、ボクは平気。
間違っていない。
ちゃんと、デヒルお兄様に教わったことを実践したから、今は、もう囚われの身じゃなくなったもの。
ボクの意思で、体を使って戦うことを決めた。
だから、純潔とか、問題じゃない。
生き残るために、ボクができる1番効果的な戦い方なの。
「初めての男は、格別ですよ。決して忘れられません。一生記憶に残るでしょう。」
初めての男が特別で、忘れられないというなら、それは、きっと。ボクは。
デヒルお兄様。
デヒルお兄様。
早くお会いしたい。
こうして、時間を稼ぐのを頑張っています。
悲しくなった気持ちを慰めてくださるときのように、甘やかしてください。
どうか、ボクの全てを受け止めて、頑張ったと褒めてくださいませ。
デヒルお兄様が、いつもみたいに優しく溶かしてくださったら、
バラバラになりそうな心も、体も1つに戻れる気がします。
デヒルお兄様。
お待ちしています。
11
あなたにおすすめの小説
ヒーロー組織のサポートメンバーになりました!
はちのす
BL
朝起きたら、街はゾンビだらけ!生き残りたい俺は、敵に立ち向かうヒーロー組織<ビジランテ>に出逢った。
********
癖の強いヒーロー達の"心と胃の拠り所"になるストーリー!
※ちょっとイチャつきます。
氷の婚約者様に破談を申し出たら号泣された
楽矢
BL
目が覚めると、レースの牢獄のような天蓋付きベッドの上だった。
何も覚えていない出来損ない下級貴族ミラ。無能だクズだと冷酷な罵詈雑言を浴びせてくる氷の騎士セティアス。
記憶喪失から始まる、2人のファンタジー貴族ラブコメディ。
----------
※注)
かっこいい攻はいません。
タイトル通りそのうち号泣しますのでご注意!
貴族描写は緩い目で雰囲気だけお読みいただけると幸いです。
ハッピーエンドです。
激重感情をこじらせた攻→受な関係がお好きな同志の方、どうぞよろしくお願いします!
全16話 完結済み/現在毎日更新予定
他サイトにも同作品を投稿しています。
様子を見ながらそのうち統合するかもしれません。
初めての一次創作でまだよく分かっておらず、何かおかしなことをしでかしていたら申し訳ないです!
灰の底で君に出会う
鮭茶漬け
BL
両親を亡くした高校生、神崎透は叔母の家に引き取られて暮らしている。しかしその家は、家族と呼べる場所ではなかった。家事、雑用、そしてバイト。どれだけ働いても感謝されることはなく、透は「穀潰し」と呼ばれながら日々を過ごしていた。
それでも透は思っている。ここに置いてもらえるだけでありがたい、と。
これは――居場所を持たなかった少年が、初めて愛を知るまでの物語。
【柳原学園】いやいや、俺は『俺様生徒会長』だから
西園 斎
BL
家の都合で『俺様』を演じてる生徒会長が、生徒会やら風紀やら教師やらから好かれるお話。
演技俺様会長総受け(愛され)/後固定CP
*10年以上前の作品を、やや加筆修正していきます
妖精です、囲われてます
うあゆ
BL
僕は妖精
森で気ままに暮らしていました。
ふと気づいたら人間に囲まれてました。
でもこの人間のそばはとても心地いいし、森に帰るタイミング見つからないなぁ、なんて思いながらダラダラ暮らしてます。
__________
妖精の前だけはドロ甘の冷徹公爵×引きこもり妖精
なんやかんやお互い幸せに暮らします。
光る穴に落ちたら、そこは異世界でした。
みぃ
BL
自宅マンションへ帰る途中の道に淡い光を見つけ、なに? と確かめるために近づいてみると気付けば落ちていて、ぽん、と異世界に放り出された大学生が、年下の騎士に拾われる話。
生活脳力のある主人公が、生活能力のない年下騎士の抜けてるとこや、美しく格好いいのにかわいいってなんだ!? とギャップにもだえながら、ゆるく仲良く暮らしていきます。
何もかも、ふわふわゆるゆる。ですが、描写はなくても主人公は受け、騎士は攻めです。
拝啓、目が覚めたらBLゲームの主人公だった件
碧月 晶
BL
さっきまでコンビニに向かっていたはずだったのに、何故か目が覚めたら病院にいた『俺』。
状況が分からず戸惑う『俺』は窓に映った自分の顔を見て驚いた。
「これ…俺、なのか?」
何故ならそこには、恐ろしく整った顔立ちの男が映っていたのだから。
《これは、現代魔法社会系BLゲームの主人公『石留 椿【いしどめ つばき】(16)』に転生しちゃった元平凡男子(享年18)が攻略対象たちと出会い、様々なイベントを経て『運命の相手』を見つけるまでの物語である──。》
────────────
~お知らせ~
※第3話を少し修正しました。
※第5話を少し修正しました。
※第6話を少し修正しました。
※第11話を少し修正しました。
※第19話を少し修正しました。
※第22話を少し修正しました。
※第24話を少し修正しました。
※第25話を少し修正しました。
※第26話を少し修正しました。
※第31話を少し修正しました。
※第32話を少し修正しました。
※第33話を少し修正しました。
────────────
※感想(一言だけでも構いません!)、いいね、お気に入り、近況ボードへのコメント、大歓迎です!!
※表紙絵は作者が生成AIで試しに作ってみたものです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる