フィリス・ガランの近衛生活

かざみはら まなか

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第4章 異世界転生した少年少女がガラン領を永久追放されて王都に移送後、何があった?

428.まん丸フォルムの可愛い雛鳥のぬいぐるみ。3体ともお尻に色違いの殻付き。白がフィリス。サブリーが水色。ユージュアルがピンク。制服採用?

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フィリス、サブリー、ユージュアルは、ラウルにドナドナされて、ラウルのお家にやってきた。

「よく来たわね。」
とご機嫌なラウル姉。

ラウル姉は条件に合う男を狩りにいって、無事に連れて帰ってきて結婚しました、と発表していた。

姉が自分で狩ったから、狩られた方も嬉しいと思います。

とラウルは、姉の結婚へコメントしていた。

そういうわけだから。
3人は、ラウル姉に指導の意欲が見えたら、裸足で逃げ出す準備は、万端にしてある。

3人は、近衛の制服を着たまま、採寸された。

ジーンのお家での記憶が蘇る3人。

ラウル姉は、色合わせと称して、色んな色の布を近衛の制服に合わせていく。

これは、お飾りが増えるパターンでは?

「お飾りは、もう十分なんです。」
とユージュアル。

「大丈夫。被ったりしないから。」
とラウル姉。

その日は、色合わせをして解散。


数週間後、近衛棟に荷物が届いた。

フィリス、サブリー、ユージュアルの新しい制服、城内用と書いてある。

3人がおそるおそる、荷物をあけると、お尻に色違いの殻をつけた特大なまん丸フォルムの雛鳥のぬいぐるみが3体。

雛鳥の体の色は黄色。
殻の色は、
フィリスが白、サブリーが水色、ユージュアルがピンク。

ぬいぐるみは、リュックになっていて、肩紐に腕を通して背負う仕様。

「「「制服?」」」

「フィリス、サブリー、ユージュアル。3人とも、城内は、それを背負って移動すること。」
とラウル。

「待って、俺達、全員20歳超えているの、忘れてない?」
とサブリー。

「外で、ぬいぐるみ抱っこして可愛いのは、年齢一桁じゃないか?」
とユージュアル。

「背中がぬいぐるみで埋まる大きさのぬいぐるみを背負ってお仕事するのは、難しいと思うの。」
とフィリス。

「着用は、王城内の移動時だけだ。」
とラウル。

「ぬいぐるみを背負って、城の中歩くのか?冗談だろ。」
とユージュアル。

「ますます、モテなくなる。」
とサブリー。

「ぬいぐるみが可愛いから、みんなで使おう?」
とフィリス。

「外交部へ行く用事があったな?3人の初披露にちょうどいい。」
とラウル。

3人は、抵抗のかいも虚しく、ぬいぐるみを背負って、ハーマルに会いにいった。

「いつも可愛いけど、いつもより可愛い。」
とニコニコしたハーマルに褒められて、3人はすごすごと引き返した。

「ハーマルお兄様、チャーチャみたいな小鳥、大好きなの。」
とフィリス。

「ハーマルの好評を頂いてしまったから、いらないと突っぱねられなくなったなあ。」
とユージュアル。

「鳥は鳥でも、なんで可愛い雛鳥なんだろう?そこは、かっこいいのが良かった。」
とサブリー。
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