フィリス・ガランの近衛生活

かざみはら まなか

文字の大きさ
708 / 1,496
第6章 コーハ王家の第4王子と高位貴族子弟の近衛は、同じ近衛である地味平凡の子爵子息の魅了で逆ハーレムを作っている、との情報が!

709.ご職業は、逆ハーレムを見張って、報告をあげることですか?ボク達は、業務の一貫で、見せて追い払う方にかじをきっています。勝者はどっち?

しおりを挟む
扉の外。
扉をノックする音と、何人かの人が動く気配がした。

「ノックすることを覚えたようだな。」
とフィリップ殿下。
「飛沫がかかった状態で、王城の中を歩くのは嫌だったか。」

ノックしないで、入室したら、子種が飛び散る瞬間の飛沫が服につくかもしれない、と学んだから、ノックすることを覚えた、と?

「食べ物と飲み物だけを置いて、去れ。」
とフィリップ殿下。

「喉が渇いたの。お口の中が、濃すぎたの。」

ボクは、飲み物を受け取って、ごくごく飲む。

「下に2本欲しかったのか?」
とフィリップ殿下。

「2人分挿れたら、ボク、頭の中が溶けちゃうの。」

「よがり過ぎて、泣き叫ぶフィリスも可愛い。」
とフィリップ殿下。

「フィリス、もっと欲しくなってきた?」
とアンドリューが、ボクの下腹部を撫でる。

さっきまで、アンドリューのがお腹の中をお尻から行ったり来たりしていたの。

思い出すと、お腹とお尻を意識しちゃう。

「うん。もっと。」

アンドリューの手がズボンの上から、ボクの前と後ろに回る。

「どっちが足りない?」 
とアンドリュー。

そんなの。
「アンドリューともっと触れ合いたいの。」

「ボクの肌にアンドリューを感じたいの。」

「お尻からだけじゃなく。全身で愛されるのが、好きなの。」

「愛撫が足りなかったな。ごめん。フィリス。がっついた。ずっと我慢していたから。」
とアンドリュー。

「ううん。謝らないで、アンドリュー。ボクも、欲しくて我慢できなかったの。アンドリューが満たしてくれたから、ボク、充実したの。」

「どっち?」

「お尻。お尻の中アンドリューを感じて。」

「可愛いな、フィリス。」
と言いながら、アンドリューは、ボクの顔に口づけてくる。

「アンドリュー。ボク、また、火がついちゃう。」

「フィリスの情熱の炎を燃え盛らせるのも鎮火するのも、俺以外に認めない。」
とアンドリュー。

「アンドリュー。ボク、アンドリューに全部、さらけ出したいの。アンドリューの腕の中で、アンドリューの手で。」

「フィリス。」
アンドリューが、ボクの名前を呼びながら、ボクを抱きしめてくれる。


ややあって。

「もう、全員いなくなった。」
とクリストファー。

「もう1戦、始まると考えて、逃げたか。」
とフィリップ殿下。

「出歯亀趣味はないようで。」
とクリストファー。

「若い連中が中心だ。国王や宰相ならともかく、王女や王妃、閨事に不慣れな若い主人に、くんずほぐれつを報告するくらいなら、知らない方が気楽か。」
とフィリップ殿下は、笑う。

監視者を追い払いたかったのかしら?

無事に追い払えたから、良かったの。

「腹ごしらえをしながら、本題に入る。」
とフィリップ殿下。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

ヒーロー組織のサポートメンバーになりました!

はちのす
BL
朝起きたら、街はゾンビだらけ!生き残りたい俺は、敵に立ち向かうヒーロー組織<ビジランテ>に出逢った。 ******** 癖の強いヒーロー達の"心と胃の拠り所"になるストーリー! ※ちょっとイチャつきます。

氷の婚約者様に破談を申し出たら号泣された

楽矢
BL
目が覚めると、レースの牢獄のような天蓋付きベッドの上だった。 何も覚えていない出来損ない下級貴族ミラ。無能だクズだと冷酷な罵詈雑言を浴びせてくる氷の騎士セティアス。 記憶喪失から始まる、2人のファンタジー貴族ラブコメディ。 ---------- ※注) かっこいい攻はいません。 タイトル通りそのうち号泣しますのでご注意! 貴族描写は緩い目で雰囲気だけお読みいただけると幸いです。 ハッピーエンドです。 激重感情をこじらせた攻→受な関係がお好きな同志の方、どうぞよろしくお願いします! 全16話 完結済み/現在毎日更新予定 他サイトにも同作品を投稿しています。 様子を見ながらそのうち統合するかもしれません。 初めての一次創作でまだよく分かっておらず、何かおかしなことをしでかしていたら申し訳ないです!

灰の底で君に出会う

鮭茶漬け
BL
両親を亡くした高校生、神崎透は叔母の家に引き取られて暮らしている。しかしその家は、家族と呼べる場所ではなかった。家事、雑用、そしてバイト。どれだけ働いても感謝されることはなく、透は「穀潰し」と呼ばれながら日々を過ごしていた。 それでも透は思っている。ここに置いてもらえるだけでありがたい、と。 これは――居場所を持たなかった少年が、初めて愛を知るまでの物語。

【柳原学園】いやいや、俺は『俺様生徒会長』だから

西園 斎
BL
家の都合で『俺様』を演じてる生徒会長が、生徒会やら風紀やら教師やらから好かれるお話。 演技俺様会長総受け(愛され)/後固定CP *10年以上前の作品を、やや加筆修正していきます

拾われた後は

なか
BL
気づいたら森の中にいました。 そして拾われました。 僕と狼の人のこと。 ※完結しました その後の番外編をアップ中です

妖精です、囲われてます

うあゆ
BL
僕は妖精 森で気ままに暮らしていました。 ふと気づいたら人間に囲まれてました。 でもこの人間のそばはとても心地いいし、森に帰るタイミング見つからないなぁ、なんて思いながらダラダラ暮らしてます。 __________ 妖精の前だけはドロ甘の冷徹公爵×引きこもり妖精 なんやかんやお互い幸せに暮らします。

光る穴に落ちたら、そこは異世界でした。

みぃ
BL
自宅マンションへ帰る途中の道に淡い光を見つけ、なに? と確かめるために近づいてみると気付けば落ちていて、ぽん、と異世界に放り出された大学生が、年下の騎士に拾われる話。 生活脳力のある主人公が、生活能力のない年下騎士の抜けてるとこや、美しく格好いいのにかわいいってなんだ!? とギャップにもだえながら、ゆるく仲良く暮らしていきます。 何もかも、ふわふわゆるゆる。ですが、描写はなくても主人公は受け、騎士は攻めです。

拝啓、目が覚めたらBLゲームの主人公だった件

碧月 晶
BL
さっきまでコンビニに向かっていたはずだったのに、何故か目が覚めたら病院にいた『俺』。 状況が分からず戸惑う『俺』は窓に映った自分の顔を見て驚いた。 「これ…俺、なのか?」 何故ならそこには、恐ろしく整った顔立ちの男が映っていたのだから。 《これは、現代魔法社会系BLゲームの主人公『石留 椿【いしどめ つばき】(16)』に転生しちゃった元平凡男子(享年18)が攻略対象たちと出会い、様々なイベントを経て『運命の相手』を見つけるまでの物語である──。》 ──────────── ~お知らせ~ ※第3話を少し修正しました。 ※第5話を少し修正しました。 ※第6話を少し修正しました。 ※第11話を少し修正しました。 ※第19話を少し修正しました。 ※第22話を少し修正しました。 ※第24話を少し修正しました。 ※第25話を少し修正しました。 ※第26話を少し修正しました。 ※第31話を少し修正しました。 ※第32話を少し修正しました。 ※第33話を少し修正しました。 ──────────── ※感想(一言だけでも構いません!)、いいね、お気に入り、近況ボードへのコメント、大歓迎です!! ※表紙絵は作者が生成AIで試しに作ってみたものです。

処理中です...