フィリス・ガランの近衛生活

かざみはら まなか

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第6章 コーハ王家の第4王子と高位貴族子弟の近衛は、同じ近衛である地味平凡の子爵子息の魅了で逆ハーレムを作っている、との情報が!

771.ボクの逆ハーレムは、全員、ボクと両思いなの。

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「フィリスを守りたい俺達の気持ち、理解したか?」
とラウル。

「うん。嬉しいの。ボク、幸せ。」

「フィリス、1人で頑張ろうとするな。フィリスを支えて守るために俺達はいる。」
とセドリック。

「うん。意固地になって、ごめんね、なの。」

「皆、大好き。ボクの逆ハーレムに入って、ボクを助けて。」

「もう入っているから、安心しなさい。」
とジーン。

「うん。」
お腹に回っているラウルの腕をギュッとしちゃう。

「2人は友人枠か?」
とセドリックが、シエルとノーマに確認している。

「その方が動きやすい。」
とシエル。
「逆ハーレムだけでなく、友人枠もあった方がいい。」
とノーマ。

「シエル、ノーマ。ありがとうなの。」

ボク、たくさんの大好きの中にいて、ボクが思うよりもっと深く広く守ってもらっていたの。

感謝してもしたりないの。


「今回の構成について、考えるぞ。」
とアラン。

「ゲストの国王陛下ご夫妻は、たいして絡んではこないだろう。今回、フィリップ殿下は招待しないから。公爵家は、別働隊に関与しなかった2つの家の動きがよめないな。」
とアンドリュー。

「ラウルにご執心なのは、その2つの家のどっちのご令嬢?」
とリッチェル。

「両方。ティリリ王国で画策した家と、もう1つも。」
とラウル。

「両家のご子息の方は、ジーン狙いだ。」
とラウル。

「両家とも熱心に誘ってくる。」
とジーンは肯定した。

「王家の血筋を意識しているんだな。娘は王弟子息を狙い、息子は、王の従兄弟の侯爵家子息を狙う。」
とアラン。

「まさしく。」
とジーンは苦笑い。

「血筋だけじゃないんだろう?」
とセドリック。
「ラウルとエスターの組み合わせと、ジーンとシドニーの組み合わせを見て、娘と息子のどちらを割り当てるか、決めたんなら。」

「ラウルはエスターを抱いていて、ジーンはシドニーに抱かれていると解釈したわけか。」
とアラン。

「ジーンが抱かれる側に?人を見る目が無さすぎる。」
とアンドリュー。

「ボクの大切な4人をそんな不埒な目で見て、判断を押し付けるなんて、ぎゃふんと言わさなくちゃ。」

「逆ハーレムをテーマに構成したらどうだろう?」
とノーマ。

「見せ場に、フィリスの逆ハーレム?逆ハーレムオンリー展開だと途中退席しそうだからな。」
とシエル。

「フィリスの逆ハーレムを見せつけるか。」
とセドリック。

「フィリスが俺達から、大事にされていると伝わるように。」
とアンドリュー。

「ボクも、皆が好き。ボクの逆ハーレムは、ボクの好きな人しかいないの。政略的なハーレムじゃないの。両思いがたくさんなの。逆ハーレムは結果なの。」
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