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第6章 コーハ王家の第4王子と高位貴族子弟の近衛は、同じ近衛である地味平凡の子爵子息の魅了で逆ハーレムを作っている、との情報が!
895.主君に忠誠を捧げるキミに問おう。主君のために一番よい結果を用意するために、キミがどうすれば良いか、分かるよね?
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デヒルお兄様とビーイット公爵家の当主の護衛は机を挟んで対面に座る。
ボクは、デヒルお兄様とビーイット公爵家の当主の護衛との真ん中あたりの机の横に立つ。
デヒルお兄様が本日お連れの側近は3人。
1人は、お兄様の横に座る。
1人は、扉の近くで立った。
もう1人は、扉とお兄様の背中の真ん中あたりの距離に立った。
本当の側近は1人で、立っている2人は護衛なの。
物々しくなるから、側近という名目で連れてきたの。
ビーイット公爵家の当主の護衛も、立ち位置と立ち方で、本職かどうか分かった様子。
「聞きしに勝る。」
とリラックスして、笑っている。
「デヒルお兄様。お父様がボクを迎えに来てくださったときに、ボクが連れ帰ってきたの。ビーイット公爵家のイリダ殿がビーイット公爵領に送り込んだ中の1人。ビーイット公爵家の当主の護衛。名前は、シーリ・ポート。」
ボクがデヒルお兄様に説明する。
ビーイット公爵家の当主の護衛シーリ・ポートは、ぺこりと前傾し、元に戻った。
「デヒル・ガラン。そこにいるフィリスの兄。ガランの後継だ。」
とデヒルお兄様。
「前置きは不要。本題から入る。嘘偽りは最初から省いておけ。手間を掛けさせられることは好まない。」
デヒルお兄様は、いつでもカッコいいの。
ボク、デヒルお兄様の弟に生まれて幸せ。
「ビーイット公爵家の当主の護衛として、ビーイット公爵家に戻るか?それとも、宗旨替えをするか?」
とデヒルお兄様。
「宗旨替えとは、穏やかではない。」
とシーリ・ポート。
「ビーイット公爵の護衛は今後の展開も予測可能だろう。話してみろ。」
とデヒルお兄様。
「イリダ様は廃嫡でしょう。」
シーリ・ポートは慎重に話し始める。
シーリ・ポートは、正しく理解している。
ガランの後継だと目の前でわざわざ名乗ったデヒルお兄様のご機嫌を損なうことが、どういう結果になるか、を。
当主の護衛が知っているということは、当主も知っている可能性が高い。
当主の掌で転がされていたイリダ殿は、知らなかったのかしら?
それとも、知っていて、敢えてボクを拉致したのかしら?
もしくは、拉致後、当主から知らされたから、雲隠れしているのかしら?
イリダ殿の今後は、さておいて。
シーリ・ポートの働きが、シーリ・ポートの主君の今後に直結するの。
デヒルお兄様は、シーリ・ポートに、悟らせた。
シーリ・ポートが、自ら動くように仕向けた。
ガランとは何かを知っている程、主君のためにも、シーリ・ポートは、デヒルお兄様のご意向に背けない。
ビーイット公爵家の血筋を一滴でも残すか、否か。
イリダ殿の処遇は、当座は廃嫡で済ませても、最終的には、廃嫡だけでは済まない。
ボクの拉致の件での手仕舞いは、廃嫡では足りない。
近衛の不祥事の遠因となったアンタッチャブルな組織を利用した際のイリダ殿の不手際による事件を解明する必要がある。
国としては、近衛の不祥事の事件解明と再発防止のために。
ガランとしても。
ガランは、間接的にアンタッチャブルな組織にかんでいる。
ガラン家当主の4男のボクが捜査側にいたから、今回の近衛の不祥事の裏に、アンタッチャブルな組織の関与があったと気づくことができた。
しかしながら。
アンタッチャブルな組織は、正しく利用する限り、トラブルは起きないとボクは知っている。
国としては、利用者であるビーイット公爵家の嫡子イリダ殿に責任をとらせて終わる話だけど、ガランは違う。
イリダ殿の不手際を調べて、コーハ王国の王侯貴族が同じ轍を踏むことがないように、ガランは、コーハ王国の王侯貴族を教育することにした。
中途半端な知識は危険だと、今回、証明されたから。
諸々の取り調べの都合もあり、イリダ殿は、頭も体も元気な状態で確保したいの、ボク。
だから。
ビーイット公爵家の当主には、誠心誠意、協力してほしいと考えているの。
ボクも、デヒルお兄様も。
ビーイット公爵家には、自発的に、イリダ殿の身柄を安全に、ガランへ寄越してもらいたい。
ビーイット公爵家の当主の護衛シーリ・ポートには、良い働きを期待したいの。
ボクは、デヒルお兄様とビーイット公爵家の当主の護衛との真ん中あたりの机の横に立つ。
デヒルお兄様が本日お連れの側近は3人。
1人は、お兄様の横に座る。
1人は、扉の近くで立った。
もう1人は、扉とお兄様の背中の真ん中あたりの距離に立った。
本当の側近は1人で、立っている2人は護衛なの。
物々しくなるから、側近という名目で連れてきたの。
ビーイット公爵家の当主の護衛も、立ち位置と立ち方で、本職かどうか分かった様子。
「聞きしに勝る。」
とリラックスして、笑っている。
「デヒルお兄様。お父様がボクを迎えに来てくださったときに、ボクが連れ帰ってきたの。ビーイット公爵家のイリダ殿がビーイット公爵領に送り込んだ中の1人。ビーイット公爵家の当主の護衛。名前は、シーリ・ポート。」
ボクがデヒルお兄様に説明する。
ビーイット公爵家の当主の護衛シーリ・ポートは、ぺこりと前傾し、元に戻った。
「デヒル・ガラン。そこにいるフィリスの兄。ガランの後継だ。」
とデヒルお兄様。
「前置きは不要。本題から入る。嘘偽りは最初から省いておけ。手間を掛けさせられることは好まない。」
デヒルお兄様は、いつでもカッコいいの。
ボク、デヒルお兄様の弟に生まれて幸せ。
「ビーイット公爵家の当主の護衛として、ビーイット公爵家に戻るか?それとも、宗旨替えをするか?」
とデヒルお兄様。
「宗旨替えとは、穏やかではない。」
とシーリ・ポート。
「ビーイット公爵の護衛は今後の展開も予測可能だろう。話してみろ。」
とデヒルお兄様。
「イリダ様は廃嫡でしょう。」
シーリ・ポートは慎重に話し始める。
シーリ・ポートは、正しく理解している。
ガランの後継だと目の前でわざわざ名乗ったデヒルお兄様のご機嫌を損なうことが、どういう結果になるか、を。
当主の護衛が知っているということは、当主も知っている可能性が高い。
当主の掌で転がされていたイリダ殿は、知らなかったのかしら?
それとも、知っていて、敢えてボクを拉致したのかしら?
もしくは、拉致後、当主から知らされたから、雲隠れしているのかしら?
イリダ殿の今後は、さておいて。
シーリ・ポートの働きが、シーリ・ポートの主君の今後に直結するの。
デヒルお兄様は、シーリ・ポートに、悟らせた。
シーリ・ポートが、自ら動くように仕向けた。
ガランとは何かを知っている程、主君のためにも、シーリ・ポートは、デヒルお兄様のご意向に背けない。
ビーイット公爵家の血筋を一滴でも残すか、否か。
イリダ殿の処遇は、当座は廃嫡で済ませても、最終的には、廃嫡だけでは済まない。
ボクの拉致の件での手仕舞いは、廃嫡では足りない。
近衛の不祥事の遠因となったアンタッチャブルな組織を利用した際のイリダ殿の不手際による事件を解明する必要がある。
国としては、近衛の不祥事の事件解明と再発防止のために。
ガランとしても。
ガランは、間接的にアンタッチャブルな組織にかんでいる。
ガラン家当主の4男のボクが捜査側にいたから、今回の近衛の不祥事の裏に、アンタッチャブルな組織の関与があったと気づくことができた。
しかしながら。
アンタッチャブルな組織は、正しく利用する限り、トラブルは起きないとボクは知っている。
国としては、利用者であるビーイット公爵家の嫡子イリダ殿に責任をとらせて終わる話だけど、ガランは違う。
イリダ殿の不手際を調べて、コーハ王国の王侯貴族が同じ轍を踏むことがないように、ガランは、コーハ王国の王侯貴族を教育することにした。
中途半端な知識は危険だと、今回、証明されたから。
諸々の取り調べの都合もあり、イリダ殿は、頭も体も元気な状態で確保したいの、ボク。
だから。
ビーイット公爵家の当主には、誠心誠意、協力してほしいと考えているの。
ボクも、デヒルお兄様も。
ビーイット公爵家には、自発的に、イリダ殿の身柄を安全に、ガランへ寄越してもらいたい。
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