フィリス・ガランの近衛生活

かざみはら まなか

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第6章 コーハ王家の第4王子と高位貴族子弟の近衛は、同じ近衛である地味平凡の子爵子息の魅了で逆ハーレムを作っている、との情報が!

953.ボク、練習場所と練習相手を確保したいの。ボクが何をしても、決して口を割らない条件で。

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コワニが2匹。
2倍可愛いの。
でも、パイプとコワニ2匹を持つには手が足りないの。

「コワニ、ボク、2匹同時には持てないの。」

すると、コワニは、目玉をギョロンとさせたの。
2匹とも、ボクの体をよじ登る。
ボクの胸からお腹にかけて1匹。
ボクの背中からお尻にかけてもう1匹。

ボクは、お腹と背中にコワニがいるの。

「ボクは、最強になったの。」

「最強生物兵器を従えていりゃあな。」
と熊男。
「危なくないのか?」

「コワニは、賢いもの。」

ワニの歯と、ボクの神気で出来ているの。

あ、ワニの歯。

ボク、神気を人の魔法に変換する練習をしていたの。

ワニの歯は、2匹のコワニになって、もうないの。

練習できなくなってしまったの。

ボク、コワニは好き、一緒にいたい。

けれど。

ボクが、弱いままは、嫌なの。
ボクが、悲しいとコワニも悲しんでいるの。

「オブライエン。」
ボクは、護衛を呼ぶ。

「はい。」
とオブライエンが来てくれたの。

「ボク、弱いままなの。今日こそは、強くなろうとしたのに、なれていないの。強くなれなかったのに、ボク、コワニと出会えたことが嬉しくて、目的を忘れてしまっていたの。」

「今は、コワニが潰れないように抱っこは止めておきましょう。他から助けを得られることは、1つの才能ですが、自身が強くなることとはまた違いますから、苦しいですね。」
とオブライエン。

「オブライエン。その通りなの。」

「そんな坊っちゃんに朗報です。」
とツーニールが来たの。

お片付けは、済んだのかしら?

「ツーニール?」

「坊っちゃんは、キューブ傭兵団を手に入れました。練習場所と、練習相手を手に入れたんです。坊っちゃんが何をしても、口を割らないので、安心して練習できますよ。」
とツーニール。

「ツーニール。天才なの。」

「おい。待て。希望的観測で進めるな、話を。現実的な話をしろ。貴族様のものになるのは確定なのか?国のものには、ならないのか?」
と熊男。

「順当にいくと、国に摂取されます。」
とツーニール。

「前提から崩れてるが?」
と熊男。

「順当にやらないので、問題はありません。」
とツーニール。

「言い切るのか。」
と熊男。

「はい。熊男、お仕事を頑張ると報酬を弾みますよ。熊男が頑張らないで、うちの坊っちゃんを悲しませる結果にでもなったら、熊男の後悔だけでは済ませません。」
とツーニール。

「は?こっちがすんのか?」
と熊男。

「熊男には良き協力者でいてくれると、坊っちゃんが喜びます。長生きできるように頑張ってください。」
とツーニール。

「めちゃくちゃ、丸投げしてきたな!」
と熊男。
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