フィリス・ガランの近衛生活

かざみはら まなか

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第6章 コーハ王家の第4王子と高位貴族子弟の近衛は、同じ近衛である地味平凡の子爵子息の魅了で逆ハーレムを作っている、との情報が!

1399.【神々の子どもたち】のお方が、【神々の子どもたち】の土地を離れた理由について、ボクとハーマルお兄様は考えを巡らしますの。

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「同じ場所に住んでいないということは、【神々の子どもたち】のお方のお住まいは、発見されないように移動していたということかしら?」

「金髪碧眼の鬼があまりにしつこく探し回るせいで、隠れ住んでいる意味がなくならないように、金髪碧眼の鬼が探し回っていることに気づいたときは、家ごと姿を現していた可能性はある。」
とハーマルお兄様。

「ハーマルお兄様、ボクも、そう思いますの。」

「【神々の子どもたち】のお方が【神々の子どもたち】の土地を離れて、隠れ住んでいた理由は何だったのか。」
とハーマルお兄様。

「金髪碧眼の鬼は、【神々の子どもたち】のお方が隠れ住んでいた理由をご本人からお聞きしたことはあるかしら?」

「隠れ住む理由があるなら、隠れ住んでいる間は理由など話さない。」
と金髪碧眼の鬼。

「【神々の子どもたち】のお方は、口が固くいらした。

隠れ住み続けるために。」

「【神々の子どもたち】のお方が隠れ住んでいる理由を知っているとしたら、皇弟殿下と皇国くらいか?」
とハーマルお兄様?

「【神々の子どもたち】のお方は、何から隠れ住んでいたのかしら?」

ややあって。

「フィリス、結果的に隠れ住んでいるように見えているけれど、実際は違うかも。

ご自身の意思で、【神々の子どもたち】の土地を離れられたのかどうかが、まず不明だ。」
とハーマルお兄様。

「ハーマルお兄様は、【神々の子どもたち】の土地から、【神々の子どもたち】が連れ出された可能性をお考えですの?」

「うん、誘拐の可能性はないかな?」
とハーマルお兄様。

「はっきりしたことは申せませんけども、誘拐は難しかったように思いますの。

【神々の子どもたち】の土地から【神々の子どもたち】のご意思とは関係なく連れ去ることが可能だったか、という問題に限定すると。

ご本人のご意思に背いて、【神々の子どもたち】の土地を離れることを誰も良しとはしない態勢は整っていましたの。」

「多少なりとも、【神々の子どもたち】のご意思がないと、【神々の子どもたち】は、【神々の子どもたち】の土地を出ていけない?」
とハーマルお兄様。

「ええ。ハーマルお兄様。
基本的に、【神々の子どもたち】は、【神々の子どもたち】の土地を離れて生きるという考えをお持ちになりませんの。

【神々の子どもたち】は、人の世で人として生きる経験を積まれた後、人の世からお還りになられますもの。」
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