フィリス・ガランの近衛生活

かざみはら まなか

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第6章 コーハ王家の第4王子と高位貴族子弟の近衛は、同じ近衛である地味平凡の子爵子息の魅了で逆ハーレムを作っている、との情報が!

1406.ハンティア王国は、高官を揃えてきたの。ハーマルお兄様は、面識がある高官と雑談を始めたの。

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ボク達は、王城の中をぐるぐると歩き回らせて、用意された部屋に通されたの。

ハンティア王国は、金髪碧眼の鬼を見たいというハンティア王国の王侯貴族の要望を叶えるため、コーハ王国から外交交渉に来たボク達が連れてきた金髪碧眼の鬼の姿が城内のあちこちから見られるようにしたの。

金髪碧眼の鬼は、興味深そうに王城の中を見ながら歩いていたの。

ボクは、金髪碧眼の鬼を見ている人の声をいくつか拾ったの。

金髪碧眼の鬼にも聞こえていたんじゃないかしら。

ハーマルお兄様は、金髪碧眼の鬼を見せ物にする効果はあるとふんで、ハンティア王国へ抗議しなかったの。

現在、ボクとハーマルお兄様は、ハンティア王国側に金髪碧眼の鬼を紹介していないの。

金髪碧眼の鬼をハンティア王国側に紹介したら、ボクとハーマルお兄様がいなくても、ハンティア王国は金髪碧眼の鬼を呼び出すことが出来てしまうもの。

金髪碧眼の鬼には、ボクとハーマルお兄様、サブリーとユージュアルにくっついているていで通すの。

ミドリン・パーマーの魅了を破れる秘密兵器を同行させているコーハ王国は、ハンティア王国を交渉を交渉で追い込んでくるだろうと考えたハンティア王国は、ミドリン・パーマーの魅了について研究していた研究者ではなく、外交担当者の中でも高官をずらりと並べてきたの。

コーハ王国側の、ボクとハーマルお兄様とサブリーとユージュアルのうち、外交の専門は、ハーマルお兄様お一人。

金髪碧眼の鬼の吸着力の強さを確認し終わったハーマルお兄様は、ハンティア王国の高官に話しかけることにしたの。

ハーマルお兄様によれば、ハンティア王国の高官の中にハーマルお兄様と面識がある者がいるの。

交渉に入る前に、まず雑談を、なの。

交渉のために部屋に入ったときから感じていることを、ハーマルお兄様がおっしゃったの。

「この短期間で、ここまで錚々たる面子を揃えてこられるとは思いませんでした。

初日には、お見かけしなかったような方々ばかり。

私1人に、本気を出してこられましたね?」

「それは、もう。本気にもなりますよ。」
ハンティア王国の高官は、にこやかにハーマルお兄様に返したの。

「初日から本気を出してほしかったのですが?」

「互いに知らない仲ではないのに、実に水臭いではありませんか?

切り札をどこに隠しておられたのです?」
とハンティア王国の高官。

ハンティア王国の高官は、切り札と言いながら、視線を一瞬、金髪碧眼の鬼へと流したの。

「私としては、初日に交渉の席につく機会を逸してしまったのが、残念でなりません。」
とハーマルお兄様。

「そろそろ、ご紹介いただけますかね?」
とハンティア王国の高官。

「困りましたね?紹介する気になれないんですが?」
とハーマルお兄様。

「ここまできて、紹介しないおつもりであったとは?」
とハンティア王国の高官。

「紹介が必要ですか?こうして同じ部屋で顔を見たら満足されたりは?」
とハーマルお兄様。

「ははは。」
とハンティア王国の高官。

「面白いことをおっしゃいますね?」
と別の高官がハーマルお兄様との会話に加わったの。

「初めてお会いした方を面白がらせる出会いは、良い出会いと言えますか?」
とハーマルお兄様。
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