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第6章 コーハ王家の第4王子と高位貴族子弟の近衛は、同じ近衛である地味平凡の子爵子息の魅了で逆ハーレムを作っている、との情報が!
1434.ボクが、ボクの我儘を叶える甲斐性のある男が好み、と鬼に伝えたのは。目論見があったからなの。ボクの目論見の斜め上にいきかけているの。
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ボクは、金髪碧眼の鬼を誘導したの。
ボクの金髪碧眼の鬼対策は完璧なの。
金髪碧眼の鬼は、もう、ボクに手出しなんて出来ないの。
ボクの勝利なの。
「さあ、フィリス。フィリス好みの甲斐性のある男というものの甲斐性を説明するがいい。」
と金髪碧眼の鬼。
「甲斐性のある男とは、ボクの我儘を全部叶えても余裕綽々でいる男。」
ボクが、甲斐性という単語を持ち出したのは。
今現在の金髪碧眼の鬼に甲斐性がなく、今後も備わる見込みがないからなの。
甲斐性という単語は、色んなものをひっくるめてしまえるの。
ボクは辛口採点で、金髪碧眼の鬼に、まだまだなの、と伝えるだけでいいの。
甲斐性という単語は、ボクの身の安全を確保する印籠なの。
ふふ、ボクは無敵なの。
いつまでも、金髪碧眼の鬼にやり込められてばかり、なんて、ボクには似合わないもの。
ボクは、余裕を気取っていたの。
「フィリス、私に我儘を言ってみるがよい。」
と金髪碧眼の鬼。
金髪碧眼の鬼が、ボクに無茶なことを要求してきたの。
「ボクが我儘を言ったら、キミはボクの我儘を叶えるのかしら?」
「それが甲斐性だというのなら、叶えよう。」
と金髪碧眼の鬼。
どうしようかしら。
予想していた展開とズレたの。
ボクには、金髪碧眼の鬼に叶えてほしい我儘なんてないもの。
「鬼、急に要求されても、絞り出せないの。」
「フィリスは、ここでしたいことがあったのではないか?」
と金髪碧眼の鬼。
「したいこと?
ボク、ここにはお仕事で来ているから、お仕事を完遂してお家に帰りたいの。」
「フィリスは仕事をしたいのか?」
と金髪碧眼の鬼。
「仕事をしに来たのだけど、鬼がボクを好き放題するから、仕事になっていないの。
ボクの仕事が滞ることは、ボクのお望みじゃないの。
鬼は、ボクの仕事を滞らせないようにするの。」
「それが、フィリスの我儘か。」
と金髪碧眼の鬼。
え?
「ボク、キミに我儘なんて言ったかしら?」
ボクの台詞は、仕事の間は静かにしていなさい、という金髪碧眼の鬼への叱責だと思うの。
「フィリスは、フィリスの仕事が滞らないようにしたい。
フィリスが仕事をしやすいようにする環境を整えること。
これが、フィリスから私への我儘だろう。」
と金髪碧眼の鬼。
ひょっとして。
ボクの出した甲斐性という単語は、金髪碧眼の鬼に方向違いの可能性を見出させてしまったのかしら?
止めないとなの。
解釈を間違わないようにさせないとなの。
「鬼。
鬼がボクのお仕事に支障をきたすことは、ボクが望まないと覚えておくの。」
「フィリス。安心するがよい。
私は、フィリスの我儘を叶える甲斐性のある男だと、フィリスに教えよう。」
と金髪碧眼の鬼。
ボク、ハンティア王国での外交のお仕事が終わるまで、金髪碧眼の鬼を大人しくさせたかったの。
金髪碧眼の鬼と行動を共にしているボク。
ボクがハンティア王国でお仕事をする上で、金髪碧眼の鬼がボクといることは、イレギュラーな出来事なの。
ボクは、ボクのお仕事を完遂するため、金髪碧眼の鬼というイレギュラー要素をボクの仕事から取り除いておこうと考えたの。
ボクの好みは、甲斐性のある男で、甲斐性のある男とはボクの我儘を叶える男という話を金髪碧眼の鬼にしたのは。
金髪碧眼の鬼に、行動を自粛させようという魂胆からなの。
このままでは、ボクの予想の斜め上にいってしまいそうなの。
ボクの金髪碧眼の鬼対策は完璧なの。
金髪碧眼の鬼は、もう、ボクに手出しなんて出来ないの。
ボクの勝利なの。
「さあ、フィリス。フィリス好みの甲斐性のある男というものの甲斐性を説明するがいい。」
と金髪碧眼の鬼。
「甲斐性のある男とは、ボクの我儘を全部叶えても余裕綽々でいる男。」
ボクが、甲斐性という単語を持ち出したのは。
今現在の金髪碧眼の鬼に甲斐性がなく、今後も備わる見込みがないからなの。
甲斐性という単語は、色んなものをひっくるめてしまえるの。
ボクは辛口採点で、金髪碧眼の鬼に、まだまだなの、と伝えるだけでいいの。
甲斐性という単語は、ボクの身の安全を確保する印籠なの。
ふふ、ボクは無敵なの。
いつまでも、金髪碧眼の鬼にやり込められてばかり、なんて、ボクには似合わないもの。
ボクは、余裕を気取っていたの。
「フィリス、私に我儘を言ってみるがよい。」
と金髪碧眼の鬼。
金髪碧眼の鬼が、ボクに無茶なことを要求してきたの。
「ボクが我儘を言ったら、キミはボクの我儘を叶えるのかしら?」
「それが甲斐性だというのなら、叶えよう。」
と金髪碧眼の鬼。
どうしようかしら。
予想していた展開とズレたの。
ボクには、金髪碧眼の鬼に叶えてほしい我儘なんてないもの。
「鬼、急に要求されても、絞り出せないの。」
「フィリスは、ここでしたいことがあったのではないか?」
と金髪碧眼の鬼。
「したいこと?
ボク、ここにはお仕事で来ているから、お仕事を完遂してお家に帰りたいの。」
「フィリスは仕事をしたいのか?」
と金髪碧眼の鬼。
「仕事をしに来たのだけど、鬼がボクを好き放題するから、仕事になっていないの。
ボクの仕事が滞ることは、ボクのお望みじゃないの。
鬼は、ボクの仕事を滞らせないようにするの。」
「それが、フィリスの我儘か。」
と金髪碧眼の鬼。
え?
「ボク、キミに我儘なんて言ったかしら?」
ボクの台詞は、仕事の間は静かにしていなさい、という金髪碧眼の鬼への叱責だと思うの。
「フィリスは、フィリスの仕事が滞らないようにしたい。
フィリスが仕事をしやすいようにする環境を整えること。
これが、フィリスから私への我儘だろう。」
と金髪碧眼の鬼。
ひょっとして。
ボクの出した甲斐性という単語は、金髪碧眼の鬼に方向違いの可能性を見出させてしまったのかしら?
止めないとなの。
解釈を間違わないようにさせないとなの。
「鬼。
鬼がボクのお仕事に支障をきたすことは、ボクが望まないと覚えておくの。」
「フィリス。安心するがよい。
私は、フィリスの我儘を叶える甲斐性のある男だと、フィリスに教えよう。」
と金髪碧眼の鬼。
ボク、ハンティア王国での外交のお仕事が終わるまで、金髪碧眼の鬼を大人しくさせたかったの。
金髪碧眼の鬼と行動を共にしているボク。
ボクがハンティア王国でお仕事をする上で、金髪碧眼の鬼がボクといることは、イレギュラーな出来事なの。
ボクは、ボクのお仕事を完遂するため、金髪碧眼の鬼というイレギュラー要素をボクの仕事から取り除いておこうと考えたの。
ボクの好みは、甲斐性のある男で、甲斐性のある男とはボクの我儘を叶える男という話を金髪碧眼の鬼にしたのは。
金髪碧眼の鬼に、行動を自粛させようという魂胆からなの。
このままでは、ボクの予想の斜め上にいってしまいそうなの。
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