384 / 673
第9章 オレはケレメイン大公国の大公妃殿下です。
384.オレは、弟嫁その二の処遇を決めました。弟と弟嫁その二は、最後の会話をしています。
しおりを挟む
オレの方針は決まった。
弟嫁その二は、マウンテン王国に入り込んだスパイとして、マウンテン王国との交渉材料に使う。
弟嫁その二をそんな風に育てられたからだとは思わない。
オレが、弟嫁その二に思い入れがない、ということは否定しない。
体制を入れ替えたりして立て直し中のケレメイン大公国に置いておくには、弟嫁その二の存在は、猛毒。
自分が豊かになるために、平気で他人の豊かさを使う思考は、嫌われるだけでは済まない。
同調者を生み出し、徒党を組んで、全体の生産性を下げる原因になる。
最初から取り除けるなら、取り除いておく。
弟嫁その二は、豊かな暮らしを自分のものにするために、愛こんにゃく家の家族を踏み台にしようとしたからな。
母親同士が親友でも、弟嫁その二自身にとっては、思い入れがない相手。
弟嫁その二は、自分自身が豊かになるための利用価値を見出して、愛こんにゃく家の家族と一緒にいた。
愛こんにゃく家の、弟嫁その二を除く家族は、ケレメイン大公国へ移住する。
オレは、愛こんにゃく家の家族をオレの部下に組み入れたい。
愛こんにゃく家の家族は、情に厚くて温かい。
このまま、いつまでも見ていたい気持ちになる。
オレは、愛こんにゃく家の家族の平穏を誰かに壊されたくない。
為政者として、ではなく、オレのエゴだけどさ。
オレは、愛こんにゃく家の家族を利用した弟嫁その二に、愛こんにゃく家と愛こんにゃく家の家族とは関わってほしくない。
だから、オレは、弟嫁その二をオレ達に関わらせないようにする。
「ケレメイン大公国の大公妃殿下としての決定事項を伝える。
今から、弟嫁その二に関しては、愛こんにゃく家の家族として扱わない。
マウンテン王国の偉い人も来ているから、弟と弟嫁その二は離縁の手続きをして、マウンテン王国へ引き渡す。
愛こんにゃく家の弟嫁その二を除く家族は、移住手続きをするぞ。」
「ありがとうございます。よろしくお願いします。」
愛こんにゃく家のお父さんとお母さん、弟その一と弟嫁その一は、深々と頭を下げた。
愛こんにゃく家のお父さんは、頭を落として沈んでいた弟その二の肩を引っ張りあげて、お礼が先だ、と言った。
「ありがとうございます。よろしくお願いします。」
と弟その二。
顔をあげた弟その二は、弟嫁その二を見たけれど、弟嫁その二は、弟を見なかった。
弟その二は、弟嫁その二に声をかけた。
「結婚生活には、楽しいこともあった。」
「私の欲しかった生活を何も気にせずに手にしていれば、結婚してもしなくても楽しいですよ。」
と弟嫁その二は、素っ気ない。
「そこからして合っていなかったんだ。」
と弟その二は、ほろ苦く笑った。
「何がですか?」
と弟嫁その二は、つっけんどん。
「今より豊かな暮らしになるなら、二人で共に、と考えていたよ。」
と弟その二。
「あなたは、夫として、私に豊かさを味わせることがなかったのに、何を言いたいのですか。」
と弟嫁その二は、呆れていた。
弟その二は、木で鼻をくくったような弟嫁その二の返事に騒がない。
「夫婦になる前も、なってからも。
羨ましがられているとは思わなかった。
今日、色々知るまでは、大好きだった。
一緒に暮らすのが楽しかった。
今まで、ありがとう。
俺は幸せにできなかったけど、幸せな未来を願っている。」
話し終えた弟その二は、弟嫁その二に頭を下げた。
「結婚は、してみて良かったとは思いませんでしたけど、悪くないところもありました。」
と弟嫁その二。
弟嫁その二は、マウンテン王国に入り込んだスパイとして、マウンテン王国との交渉材料に使う。
弟嫁その二をそんな風に育てられたからだとは思わない。
オレが、弟嫁その二に思い入れがない、ということは否定しない。
体制を入れ替えたりして立て直し中のケレメイン大公国に置いておくには、弟嫁その二の存在は、猛毒。
自分が豊かになるために、平気で他人の豊かさを使う思考は、嫌われるだけでは済まない。
同調者を生み出し、徒党を組んで、全体の生産性を下げる原因になる。
最初から取り除けるなら、取り除いておく。
弟嫁その二は、豊かな暮らしを自分のものにするために、愛こんにゃく家の家族を踏み台にしようとしたからな。
母親同士が親友でも、弟嫁その二自身にとっては、思い入れがない相手。
弟嫁その二は、自分自身が豊かになるための利用価値を見出して、愛こんにゃく家の家族と一緒にいた。
愛こんにゃく家の、弟嫁その二を除く家族は、ケレメイン大公国へ移住する。
オレは、愛こんにゃく家の家族をオレの部下に組み入れたい。
愛こんにゃく家の家族は、情に厚くて温かい。
このまま、いつまでも見ていたい気持ちになる。
オレは、愛こんにゃく家の家族の平穏を誰かに壊されたくない。
為政者として、ではなく、オレのエゴだけどさ。
オレは、愛こんにゃく家の家族を利用した弟嫁その二に、愛こんにゃく家と愛こんにゃく家の家族とは関わってほしくない。
だから、オレは、弟嫁その二をオレ達に関わらせないようにする。
「ケレメイン大公国の大公妃殿下としての決定事項を伝える。
今から、弟嫁その二に関しては、愛こんにゃく家の家族として扱わない。
マウンテン王国の偉い人も来ているから、弟と弟嫁その二は離縁の手続きをして、マウンテン王国へ引き渡す。
愛こんにゃく家の弟嫁その二を除く家族は、移住手続きをするぞ。」
「ありがとうございます。よろしくお願いします。」
愛こんにゃく家のお父さんとお母さん、弟その一と弟嫁その一は、深々と頭を下げた。
愛こんにゃく家のお父さんは、頭を落として沈んでいた弟その二の肩を引っ張りあげて、お礼が先だ、と言った。
「ありがとうございます。よろしくお願いします。」
と弟その二。
顔をあげた弟その二は、弟嫁その二を見たけれど、弟嫁その二は、弟を見なかった。
弟その二は、弟嫁その二に声をかけた。
「結婚生活には、楽しいこともあった。」
「私の欲しかった生活を何も気にせずに手にしていれば、結婚してもしなくても楽しいですよ。」
と弟嫁その二は、素っ気ない。
「そこからして合っていなかったんだ。」
と弟その二は、ほろ苦く笑った。
「何がですか?」
と弟嫁その二は、つっけんどん。
「今より豊かな暮らしになるなら、二人で共に、と考えていたよ。」
と弟その二。
「あなたは、夫として、私に豊かさを味わせることがなかったのに、何を言いたいのですか。」
と弟嫁その二は、呆れていた。
弟その二は、木で鼻をくくったような弟嫁その二の返事に騒がない。
「夫婦になる前も、なってからも。
羨ましがられているとは思わなかった。
今日、色々知るまでは、大好きだった。
一緒に暮らすのが楽しかった。
今まで、ありがとう。
俺は幸せにできなかったけど、幸せな未来を願っている。」
話し終えた弟その二は、弟嫁その二に頭を下げた。
「結婚は、してみて良かったとは思いませんでしたけど、悪くないところもありました。」
と弟嫁その二。
91
あなたにおすすめの小説
異世界転移してΩになった俺(アラフォーリーマン)、庇護欲高めα騎士に身も心も溶かされる
ヨドミ
BL
もし生まれ変わったら、俺は思う存分甘やかされたい――。
アラフォーリーマン(社畜)である福沢裕介は、通勤途中、事故により異世界へ転移してしまう。
異世界ローリア王国皇太子の花嫁として召喚されたが、転移して早々、【災厄のΩ】と告げられ殺されそうになる。
【災厄のΩ】、それは複数のαを番にすることができるΩのことだった――。
αがハーレムを築くのが常識とされる異世界では、【災厄のΩ】は忌むべき存在。
負の烙印を押された裕介は、間一髪、銀髪のα騎士ジェイドに助けられ、彼の庇護のもと、騎士団施設で居候することに。
「αがΩを守るのは当然だ」とジェイドは裕介の世話を焼くようになって――。
庇護欲高め騎士(α)と甘やかされたいけどプライドが邪魔をして素直になれない中年リーマン(Ω)のすれ違いラブファンタジー。
※Rシーンには♡マークをつけます。
氷の騎士団長様の悪妻とかイヤなので離婚しようと思います
黄金
BL
目が覚めたら、ここは読んでたBL漫画の世界。冷静冷淡な氷の騎士団長様の妻になっていた。しかもその役は名前も出ない悪妻!
だったら離婚したい!
ユンネの野望は離婚、漫画の主人公を見たい、という二つの事。
お供に老侍従ソマルデを伴って、主人公がいる王宮に向かうのだった。
本編61話まで
番外編 なんか長くなってます。お付き合い下されば幸いです。
※細目キャラが好きなので書いてます。
多くの方に読んでいただき嬉しいです。
コメント、お気に入り、しおり、イイねを沢山有難うございます。
【完結】伯爵家当主になりますので、お飾りの婚約者の僕は早く捨てて下さいね?
MEIKO
BL
【完結】伯爵家次男のマリンは、公爵家嫡男のミシェルの婚約者として一緒に過ごしているが実際はお飾りの存在だ。そんなマリンは池に落ちたショックで前世は日本人の男子で今この世界が小説の中なんだと気付いた。マズい!このままだとミシェルから婚約破棄されて路頭に迷う未来しか見えない!
僕はそこから前世の特技を活かしてお金を貯め、ミシェルに愛する人が現れるその日に備えだす。2年後、万全の備えと新たな朗報を得た僕は、もう婚約破棄してもらっていいんですけど?ってミシェルに告げる。なのに対象外のはずの僕に未練たらたらなのどうして?
※R対象話には『*』マーク付けます。
【完】ラスボス(予定)に転生しましたが、家を出て幸せになります
ナナメ
BL
8歳の頃ここが『光の勇者と救世の御子』の小説、もしくはそれに類似した世界であるという記憶が甦ったウル。
家族に疎まれながら育った自分は囮で偽物の王太子の婚約者である事、同い年の義弟ハガルが本物の婚約者である事、真実を告げられた日に全てを失い絶望して魔王になってしまう事ーーそれを、思い出した。
思い出したからには思いどおりになるものか、そして小説のちょい役である推しの元で幸せになってみせる!と10年かけて下地を築いた卒業パーティーの日ーー
ーーさあ、早く来い!僕の10年の努力の成果よ今ここに!
魔王になりたくないラスボス(予定)と、本来超脇役のおっさんとの物語。
※体調次第で書いておりますのでかなりの鈍足更新になっております。ご了承頂ければ幸いです。
※表紙はAI作成です
転生したら嫌われ者No.01のザコキャラだった 〜引き篭もりニートは落ちぶれ王族に転生しました〜
隍沸喰(隍沸かゆ)
BL
引き篭もりニートの俺は大人にも子供にも人気の話題のゲーム『WoRLD oF SHiSUTo』の次回作を遂に手に入れたが、その直後に死亡してしまった。
目覚めたらその世界で最も嫌われ、前世でも嫌われ続けていたあの落ちぶれた元王族《ヴァントリア・オルテイル》になっていた。
同じ檻に入っていた子供を看病したのに殺されかけ、王である兄には冷たくされ…………それでもめげずに頑張ります!
俺を襲ったことで連れて行かれた子供を助けるために、まずは脱獄からだ!
重複投稿:小説家になろう(ムーンライトノベルズ)
注意:
残酷な描写あり
表紙は力不足な自作イラスト
誤字脱字が多いです!
お気に入り・感想ありがとうございます。
皆さんありがとうございました!
BLランキング1位(2021/8/1 20:02)
HOTランキング15位(2021/8/1 20:02)
他サイト日間BLランキング2位(2019/2/21 20:00)
ツンデレ、執着キャラ、おバカ主人公、魔法、主人公嫌われ→愛されです。
いらないと思いますが感想・ファンアート?などのSNSタグは #嫌01 です。私も宣伝や時々描くイラストに使っています。利用していただいて構いません!
【本編完結】異世界で政略結婚したオレ?!
カヨワイさつき
BL
美少女の中身は32歳の元オトコ。
魔法と剣、そして魔物がいる世界で
年の差12歳の政略結婚?!
ある日突然目を覚ましたら前世の記憶が……。
冷酷非道と噂される王子との婚約、そして結婚。
人形のような美少女?になったオレの物語。
オレは何のために生まれたのだろうか?
もう一人のとある人物は……。
2022年3月9日の夕方、本編完結
番外編追加完結。
【完結】気が付いたらマッチョなblゲーの主人公になっていた件
白井のわ
BL
雄っぱいが大好きな俺は、気が付いたら大好きなblゲーの主人公になっていた。
最初から好感度MAXのマッチョな攻略対象達に迫られて正直心臓がもちそうもない。
いつも俺を第一に考えてくれる幼なじみ、優しいイケオジの先生、憧れの先輩、皆とのイチャイチャハーレムエンドを目指す俺の学園生活が今始まる。
令嬢に転生したと思ったけどちょっと違った
しそみょうが
BL
前世男子大学生だったが今世では公爵令嬢に転生したアシュリー8歳は、王城の廊下で4歳年下の第2王子イーライに一目惚れされて婚約者になる。なんやかんやで両想いだった2人だが、イーライの留学中にアシュリーに成長期が訪れ立派な青年に成長してしまう。アシュリーが転生したのは女性ではなくカントボーイだったのだ。泣く泣く婚約者を辞するアシュリーは名前を変えて王城の近衛騎士となる。婚約者にフラれて隣国でグレたと噂の殿下が5年ぶりに帰国してーー?
という、婚約者大好き年下王子☓元令嬢のカントボーイ騎士のお話です。前半3話目までは子ども時代で、成長した後半にR18がちょこっとあります♡
短編コメディです
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる